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UPS航空英語UPS Airlines)は、アメリカ合衆国の貨物運送会社であるユナイテッド ・パーセル・サービスの子会社(航空部門)で、同国のケンタッキー州ルイビルハブとする貨物航空会社である[1]。ただし、単にこのUPS航空を指して「ユナイテッド ・パーセル・サービス」と呼称する場合もある[2]

UPS航空
UPS Airlines
UPS Logo Shield 2017.svg
IATA
5X
ICAO
UPS
コールサイン
UPS
設立 1988年
ハブ空港 ルイビル国際空港
焦点空港 フィラデルフィア国際空港
ダラス・フォートワース国際空港
オンタリオ国際空港
シカゴ・ロックフォード国際空港
Columbia Metropolitan Airport
ブラッドレー国際空港
マイアミ国際空港
ハミルトン・ジョン・C・マンロ国際空港
台湾桃園国際空港
香港国際空港
深圳宝安国際空港
シンガポール・チャンギ国際空港
ケルン・ボン空港
保有機材数 255機
就航地 727都市
親会社 ユナイテッド ・パーセル・サービス
本拠地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ケンタッキー州 ルイビル
外部リンク https://www.ups.com/aircargo/
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貨物航空会社としては、輸送量の面で世界第3位の規模を誇り、本社があるアメリカ国内の空港はもちろんのこと、アジアヨーロッパなど世界各地の空港を焦点としていることも特徴の1つである[3]。ルイビル国際空港は同社が「ワールドポート(Worldport)」として敷地を拡張しており、専用の貨物ターミナルや荷捌き場、貨物便の管理センターなどが集結している。

主な歴史編集

  • 1929年に初めて空輸による貨物輸送を行うが、世界恐慌を受けて一旦運休となる[4]
  • 1953年には、北米内の路線に限られたものの、再び航空便で貨物を運ぶようになる[4]
  • 1981年、貨物輸送用の航空機を初めて購入する[5]
  • 1985年からはヨーロッパなどへの路線も開設し、成長が進む[5]
  • 1988年にようやく正式な貨物航空会社として認められ[5]、以降、アメリカを代表する貨物航空会社として活躍を続けている。
  • 1990年、アジアへの定期便運航がスタートする[5]

運航路線編集

現在、UPS航空はアメリカ国内だけで381の都市、アメリカ以外も含めれば合計727の都市に就航している。それぞれの地域における拠点は、アメリカではもちろんルイビルだが、ヨーロッパではドイツケルン、アジアではフィリピンクラークとなっている[2]日本では成田国際空港関西国際空港に乗り入れているが[2]、過去には中部国際空港に飛来していたこともある[6][7]

保有機材編集

マクドネル・ダグラスMD-11Fの着陸・離陸の様子

同社が発注したボーイングの貨物機におけるカスタマーコードは4Aである。

UPS航空 機材リスト
機種 運航機数 備考
ボーイング747-400F 11機
ボーイング747-400BCF

(旅客型を改装)

2機
ボーイング747-8F 13機 あと15機を発注中
ボーイング757-200PF 75機 同社がローンチカスタマーとなった機種である。
ボーイング767-300ERF 62機
ボーイング767-300ER/BCF 3機
エアバスA300-600RF 52機
マクドネル・ダグラスMD-11F 37機 日本航空が旅客型として使用していた機体を受け継いだものもある。

退役機材編集

事件・事故編集

脚注編集

  1. ^ Press Releases”. www.pressroom.ups.com. 2019年9月29日閲覧。
  2. ^ a b c 日本発着国際線 旅客機アルバム(2018-2019). イカロス出版. p. 296. 
  3. ^ 三大インテグレーターの航空輸送ネットワークとアジア展開”. 2019年9月30日閲覧。
  4. ^ a b 1930 - 1980: UPS - 日本”. www.ups.com. 2019年9月30日閲覧。
  5. ^ a b c d 1981 - 1990: UPS - 日本”. www.ups.com. 2019年9月30日閲覧。
  6. ^ 物流ウィークリー. “中部国際空港 UPSも運休、貨物便半減へ|物流ニュース|物流ウィークリー” (日本語). 物流ウィークリー. 2019年10月2日閲覧。
  7. ^ U P S”. 2019年10月2日閲覧。