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解説編集

ヴィレッジ・ピープルは、もともとゲイコンセプトにメンバーが集められた。なお「Y.M.C.A.」(Young Men's Christian Association)とは、キリスト教青年会による若者(主に男性)のための宿泊施設のことを指すが、ユースホステルのようなドミトリー(相部屋)の部屋もあるため「ゲイの巣窟」とされ、「Y.M.C.A.」はゲイを指すスラングでもある。この楽曲もゲイが題材となっており、歌詞の中には様々なキーワードが隠されている。

 
屋外ライブでヴィレッジ・ピープルのメンバーとともに振付を行う観客

しかしゲイをコンセプトとした曲ながら高い人気を獲得し、ビルボード(Billboard)誌では、1979年2月3日に週間ランキング最高位の第2位を獲得。ビルボード誌1979年年間ランキングは第2位。全世界でのシングル売上は1000万枚を超えた大ヒット曲で、ビルボード誌の集計では、ヴィレッジ・ピープル最大のヒット曲である。

日本でもオリコン洋楽チャートで1979年1月22日付から10週連続1位を獲得し[1]、公称50万枚、オリコンでは30万枚のセールスを記録した上に、1979年2月21日西城秀樹カヴァー曲『YOUNG MAN (Y.M.C.A.)』を発売し、公称140万枚、オリコンでは80万枚を超すセールスを記録した。また、同年4月5日放送の「ザ・ベストテン」では、同曲が9999点をマークして第1位を獲得している。

振付編集

 
「Y」「M」「C」「A」を全身で表現したときの図

元々発売時には核となる振り付けは存在せず、ヴィレッジ・ピープルは来日時に『夜のヒットスタジオ』等に出演した際には、一般的なディスコ・ダンス風の振り付けで唄っていた。

現在に至るまで様々な場所で使用されている両手で「Y」、「M」、「C」、「A」の4文字を表現する振付について、アメリカのテレビ司会者であるディック・クラークは自身が司会を担当する音楽番組「アメリカン・バンドスタンド」で初めて行われたと語っている。ヴィレッジ・ピープルがゲストだった1979年1月6日の同番組において、演奏中に観客の一部が行っているのがみられ、またリードボーカルのヴィクター・ウィリスもその振り付けを練習していた。[2]

現在ではライブでヴィレッジピープルのメンバーが観客に対して振付のレクチャーを行うことが恒例になっており、実際に殆どの観客がこの振付を行う。なお、ヴィレッジ・ピープルのメンバー自体は歌唱中にこの振付を行うことは稀で、例外的に2008年ニューヨーク旧ヤンキー・スタジアムで行われたMLBオールスターゲームでヴィレッジ・ピープルがゲストで招かれた時には、この年限りで取り壊される旧ヤンキー・スタジアムにて長らくYMCAのパフォーマンスが親しまれたことから、メンバーも振り付きで歌っている。

日本でのカヴァー編集

この曲が使用されるもの編集

 
ヤンキースタジアムでYMCAを踊るグラウンドキーパー

「Y.M.C.A.」はギネス記録「ウォーリーを探せ」で使われた曲でもある。

脚注編集

  1. ^ コンピレーション・アルバム『ナンバーワン70s ORICON ヒッツ』の裏ジャケットナンバーワン 70s 80s 90s オリコン・ヒッツも参照。
  2. ^ bronson494 (2015-08-02), Village People Live On American Bandstand VH1 Flashback Live, https://www.youtube.com/watch?v=h20PfXB0lDo&feature=youtu.be 2018年9月17日閲覧。 

関連項目編集