アルフォンス・アレオラ
アルフォンス・アレオラ(Alphonse Areola、1993年2月27日 - )は、フランス・パリ出身でフィリピン系フランス人[1]のサッカー選手。プレミアリーグ・ウェストハム・ユナイテッドFC所属。ポジションはゴールキーパー。フランス代表。
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パリ・サンジェルマンFCでのアレオラ(2019年) | ||||||
名前 | ||||||
ラテン文字 | Alphonse Areola | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 |
フランス フィリピン | |||||
生年月日 | 1993年2月27日(31歳) | |||||
出身地 | パリ | |||||
身長 | 195cm | |||||
体重 | 88kg | |||||
選手情報 | ||||||
在籍チーム | ウェストハム・ユナイテッドFC | |||||
ポジション | GK | |||||
背番号 | 23 | |||||
利き足 | 右足 | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2012-2022 | パリ・サンジェルマン | 75 | (0) | |||
2013-2014 | → ランス (loan) | 35 | (0) | |||
2014-2015 | → バスティア (loan) | 35 | (0) | |||
2015-2016 | → ビジャレアル (loan) | 31 | (0) | |||
2019-2020 | → レアル・マドリード (loan) | 4 | (0) | |||
2020-2021 | → フラムFC (loan) | 36 | (0) | |||
2021-2022 | → ウェストハム・ユナイテッド (loan) | 1 | (0) | |||
2022- | ウェストハム・ユナイテッド | 36 | (0) | |||
代表歴2 | ||||||
2008-2009 | U-16フランス | 14 | (0) | |||
2009-2010 | U-17フランス | 10 | (0) | |||
2010-2011 | U-18フランス | 4 | (0) | |||
2011-2012 | U-19フランス | 8 | (0) | |||
2012-2013 | U-20フランス | 16 | (0) | |||
2013-2014 | U-21フランス | 9 | (0) | |||
2018- | フランス | 5 | (0) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2024年5月20日現在。 2. 2024年7月10日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
経歴
編集クラブ
編集フィリピンで生まれ、生後まもなくフランスへ移住する。6歳の時にパリの7区でサッカーを始めるもすぐにゴールキーパーに転向した。13歳のときにパリ・サンジェルマンFCに加入しU-14のタイトルを獲得する。その2年後の2008-09シーズンにかけてクレールフォンテーヌ国立研究所で学んだ後に2009年7月3日にパリ・サンジェルマンFCと2年のプロ契約を結んだ[2]。
リザーブチームで2年プレーした後に2013年5月18日リーグ・アンのスタッド・ブレスト29戦で後半47分からプロデビュー。
リーグ・ドゥ所属のRCランスに1年間のレンタル移籍を果たした。
リーグ・アン所属のSCバスティアに1年間のレンタル移籍が決定した。
2015年6月17日、スペインのプリメーラ・ディビシオン所属のビジャレアルCFに1年間のレンタル移籍が決定した。
2016-17シーズンは保有権を持つパリ・サンジェルマンに復帰した。当初はCLでアレオラ、リーグ戦はケヴィン・トラップを起用する構想だったが、秋以降アレオラが完全にスタメン奪取。しかし凡庸なパフォーマンスに終始し、批判を浴び、控えに降格。
2018-19シーズンはジャンルイジ・ブッフォンが加入し、トラップを含め三つ巴の争いになるかと思われていたが、トラップがアイントラハト・フランクフルトに移籍したため実質一騎打ち状態になる。監督のトーマス・トゥヘルはアレオラを優先的に起用すると明言していたが[3]、結果的にブッフォンとポジションを分け合う形となりリーグ戦21試合の出場に終わった。
2019年9月2日、レアル・マドリードに2020年6月30日までのレンタル移籍で加入[4]。9月18日のチャンピオンズリーググループステージでは、古巣のPSG戦敗北後に元同僚たちと一緒に写真を撮ったことで炎上した[5]。9月25日のCAオサスナ戦でデビューした。2020年8月11日にローン契約が終了した[6]。レアルではベルギー代表ティボ・クルトゥワを前にリーグ戦の出場は4試合に留まった。
2020年9月9日、フラムFCに買い取りオプション付きのレンタルで移籍した[7]。フラムでは守護神として36試合に出場し、リーグ5位の116セーブに同7位のセーブ率73.1パーセントを記録する活躍を見せたが、チームは降格となった。
2021年7月29日、ウェストハム・ユナイテッドFCに買い取りオプション付きのレンタルで移籍した[8]。同年は、ウカシュ・ファビアンスキが正GKに君臨していたためリーグ戦の出場は1試合に限られたが、ヨーロッパリーグなどカップ戦では16試合に出場し、クラブのELベスト4進出へ大きく貢献。その後2022年6月27日に完全移籍することが発表された[9]。
代表
編集15歳の時から世代別の代表に選ばれている。2013年トルコで行われたFIFA U-20ワールドカップでは決勝戦で3本のPKを止め優勝に貢献した。
2015年10月にアルメニア代表とデンマーク代表との親善試合のため、ディディエ・デシャン監督により初招集されたが、出番はなかった。
2018年5月17日、2018 FIFAワールドカップのメンバーに選出された[10]。出場機会は無かったが、第3GKとしてチームの優勝に貢献した。
2018年9月6日、UEFAネーションズリーグのドイツ代表との試合で代表デビューを果たし、6つの枠内シュートセーブを記録。
その後は、第3GKの座を新たに台頭したマイク・メニャンと争っていたが、前述の所属のフラムでは活躍はしたものの、最終的には争いに敗れUEFA EURO 2020の出場は逃した。
2022年11月9日、2022 FIFAワールドカップのメンバーに選出された[11]。前回に引き続き第3GKであったため出場機会はなかった。
2022 FIFAワールドカップ後にウーゴ・ロリス、スティーヴ・マンダンダがフランス代表引退を表明したため、正GKに抜擢されたと思われたが、メニャンが正GKに抜擢され、UEFA EURO 2024は第2GKとして臨んだ。
タイトル
編集クラブ
編集- パリ・サンジェルマンFC
- リーグ・アン 2012-13, 2017-18, 2018-19
- クープ・ドゥ・フランス 2016-17, 2017-18
- クープ・ドゥ・ラ・リーグ 2016-17, 2017-18
- トロフェ・デ・シャンピオン 2016, 2017, 2018, 2019
- レアル・マドリード
- プリメーラ・ディビシオン 2019-20
代表
編集- FIFA U-20ワールドカップ(2013年)
- FIFAワールドカップ(2018年)
脚注
編集- ^ "ビジャレアル、3名の選手を一気に獲得 ほか". qoly.jp. 19 June 2015. 2015年6月20日閲覧。
- ^ "Premier contrat pro pour Areola". Paris Saint-Germain. 3 July 2009. 2013年6月28日閲覧。
- ^ PSGの正守護神は?トゥヘル「アレオラがポールポジションにいる」goal 2018年9月11日
- ^ Comunicado Oficial: Areola Real Madrid CF 2019年9月3日
- ^ レアルGKアレオラ大炎上!PSG戦の大敗後、投稿した写真がこれqoly 2019年9月20日
- ^ “公式声明:アレオラ選手について”. レアル・マドリード (2020年8月11日). 2020年8月12日閲覧。
- ^ “AREOLA JOINS ON LOAN”. Fulham FC (2020年9月9日). 2020年9月10日閲覧。
- ^ “アルフォンス・アレオラがウェストハム・ユナイテッドにレンタル移籍”. パリ・サンジェルマンFC (2021年7月30日). 2021年7月30日閲覧。
- ^ “ウェストハム、EL4強入りに貢献したGKアレオラを完全移籍で獲得「このクラブは第2の家族」”. サッカーキング. (2022年6月28日) 2022年6月28日閲覧。
- ^ サッカーキング編集部 (2018年5月17日). “予備選手も豪華…フランス代表、グリーズマンやポグバらW杯メンバー23名発表”. サッカーキング. 2024年5月6日閲覧。
- ^ サッカーキング編集部 (2022年11月10日). “史上3カ国目の大会連覇へ…フランス代表がカタールW杯のメンバー発表! ベンゼマやエンバペら選出”. サッカーキング. 2024年9月16日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- Alphonse Areola (@areolaofficiel) - X(旧Twitter)
- Alphonse Areola (@alphonseareola) - Instagram
- Fiche de Alphonse Areola