落合秀市

日本の野球選手

落合 秀市(おちあい しゅういち、2001年7月10日 - )は、和歌山県和歌山市出身[2]プロ野球選手投手)。右投左打。

落合 秀市
高知ファイティングドッグス #48
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 和歌山県和歌山市
生年月日 (2001-07-10) 2001年7月10日(23歳)[1]
身長
体重
186 cm
88 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 投手
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

来歴

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プロ入り前

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和歌山市立紀之川中学校時代は「和歌山ビクトリーズ」に所属。和歌山県立和歌山東高校進学後は2年夏に背番号11でベンチ入りし、同秋から背番号1を背負いエースとなる[3]。3年夏は和歌山大会3回戦で敗退し、甲子園大会への出場はなかったものの、日米のプロ野球スカウトが注目する選手であった[2][4]プロ志望届を提出するが[5]NPBドラフト会議では指名漏れとなった[6]

KDL時代

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一時は野球を辞め、一般企業に就職するとしたが周囲の引き止めなどもあり、関西独立リーグ兵庫ブルーサンダーズにてプレーを継続することとなった[7]。2019年11月23日の入団会見を欠席するなど[8]紆余曲折を経ながら、翌年2月の入団会見には出席して入団が合意された[9]。その年のオフに自由契約となり退団するも、NPB挑戦の意向を持っており、現役続行を表明した[10]

2021年1月に同リーグ球団である06BULLSへの入団が発表されたが[11]、4月に3試合登板したのみで、6月30日までに退団した[12]

KDL球団退団後

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06退団時は野球に対して完全に気持ちが切れており、現役を引退した。建設業を経て、中古車販売会社に勤務[13]。勤務先の男性から野球再開を勧められ、高校時代の恩師である米原寿秀に相談すると、グラウンドに誘われ、野球の練習を再開した[14]

四国IL・高知時代

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06退団から2年半を経た2024年1月15日、四国アイランドリーグplus高知ファイティングドッグスへ特別合格選手として入団することが発表された[15][16]。野球再開時に相談をした米原が橋渡しをし、入団に至ったものである[14]。ブランクもあり、入団後の体力テストでチーム内での差を感じるも、チームメイトのラファエル・ドリスに心酔し、トレーニング方法を請うた[14]。トレーナーやドリスのアドバイスもあり、入団時は最速141km/hだった球速も149km/hまで上昇した。しかしながら、投球に安定感を欠いている[17]

詳細情報

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独立リーグでの投手成績

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W
H
I
P
2020 兵庫 9 - 0 0 - 0 3 0 - .000 107 20.0 26 0 18 - 3 18 2 - 26 14 6.30 2.20
2021 06 3 0 0 0 0 0 0 0 0 .000 15 3.0 2 1 5 - 1 6 1 0 2 2 6.00 2.33
2024 高知 23 2 0 0 0 0 3 1 7 .000 133 26.1 29 1 21 - 4 18 2 1 25 22 7.52 1.90
KDL:2年 15 - 0 0 - 0 3 0 - .000 122 23.0 28 1 23 - 4 24 2 - 28 16 6.26 2.22
IL:1年 23 2 0 0 0 0 3 1 7 .000 133 26.1 29 1 21 - 4 18 2 1 25 22 7.52 1.90
  • 2024年シーズン終了時点。

背番号

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  • 23 (2020年)
  • 31 (2021年 - 同年途中)
  • 48 (2024年 - )

脚注

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  1. ^ 落合秀市”. 週刊ベースボールONLINE. 2021年8月11日閲覧。
  2. ^ a b 和歌山東・落合 148キロ右腕、四天王級に覚醒」『日刊スポーツ』2019年7月3日。2021年8月11日閲覧
  3. ^ 沢井史「落合秀市(和歌山東高/投手) 「BIG4」に迫る急成長遂げた148キロ右腕 「好きな野球で、お金を稼げるようになれたらいい」」『週刊ベースボールONLINE』2019年9月18日。2021年8月11日閲覧
  4. ^ 和歌山東の剛腕・落合 日米スカウトの前で自己最速タイ147キロマーク!」『スポーツニッポン』2019年4月21日。2021年8月11日閲覧
  5. ^ 和歌山東・落合秀市投手ら3人がプロ志望届提出」『日刊スポーツ』2019年9月6日。2021年8月11日閲覧
  6. ^ 早大・加藤、近江・林ら/主な指名漏れ選手一覧」『日刊スポーツ』2019年10月17日。2021年8月11日閲覧
  7. ^ 「野球はもういい事件」のドラフト候補の今。恩師は信じて待つ」『Sportiva』2020年8月24日。2021年8月11日閲覧
  8. ^ 和歌山東・落合秀市 独立L兵庫の入団会見現れず」『日刊スポーツ』2019年11月24日。2021年8月11日閲覧
  9. ^ 落合秀市が独立L兵庫入団「人として成長したい」」『日刊スポーツ』2020年2月4日。2021年8月11日閲覧
  10. ^ 兵庫自由契約の落合秀市はNPB目指し現役続行意向」『日刊スポーツ』2020年12月4日。2021年8月11日閲覧
  11. ^ 2021シーズン新入団選手のお知らせ”. 06BULLS (2021年1月24日). 2021年8月11日閲覧。
  12. ^ 新入団選手・退団選手のお知らせ_5月~6月”. 06BULLS (2021年7月1日). 2021年8月11日閲覧。
  13. ^ 菊地高弘「ドラフト指名漏れ→独立リーグ→現役引退→中古車販売→NPBへ最後の挑戦 落合秀市「人生で一番野球漬け」」『web Sportiva』2024年7月3日、2頁。2024年8月16日閲覧
  14. ^ a b c 菊地高弘「ドラフト指名漏れ→独立リーグ→現役引退→中古車販売→NPBへ最後の挑戦 落合秀市「人生で一番野球漬け」」『web Sportiva』2024年7月3日、3頁。2024年8月16日閲覧
  15. ^ 特別合格選手のお知らせ”. 高知ファイティングドッグス公式サイト (2024年1月15日). 2024年1月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月15日閲覧。
  16. ^ 「紀州の剛腕」落合秀市が四国IL・高知入り 和歌山東時代、日米13球団視察「朗希、奥川に匹敵」の剛腕」『Sponichi Annex』2024年1月15日。2024年1月22日閲覧
  17. ^ 菊地高弘「ドラフト指名漏れ→独立リーグ→現役引退→中古車販売→NPBへ最後の挑戦 落合秀市「人生で一番野球漬け」」『web Sportiva』2024年7月3日、4頁。2024年8月16日閲覧

関連項目

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