前川 誠太(まえかわ せいた、2003年4月4日 - )は、京都府京都市右京区出身のプロ野球選手内野手育成選手)。右投右打。広島東洋カープ所属。

前川 誠太
広島東洋カープ #127
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 京都府京都市右京区
生年月日 (2003-04-04) 2003年4月4日(21歳)
身長
体重
176 cm
74 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 内野手
プロ入り 2021年 育成選手ドラフト2位
年俸 350万円(2024年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

経歴

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プロ入り前

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京都市立嵯峨野小学校時代に野球を始め、京都市立蜂ヶ岡中学校時代は父がコーチを務めるボーイズリーグの京都嵐山ボーイズに所属した[2]

高校は福井県敦賀気比高等学校に進学。入学直後から控えメンバー入りし、1年夏に第101回全国高等学校野球選手権大会に出場[2]。2年春と及び2年夏(2020年)は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で全国大会が中止となったが、代わりに行われた夏の福井県独自大会は3番打者としてチームを県大会3連覇に導いた。3年時は連続で甲子園出場。夏は全3試合で5番に座り、10打数4安打3打点の成績を残したが[3]、準々決勝で京都国際にサヨナラで敗れた[4]

2021年10月11日に開催されたNPBドラフト会議において広島東洋カープから育成選手ドラフト2位で指名を受け、11月10日に支度金319万円、年俸250万円(金額は推定)で仮契約を結んだ[5]。背番号は127

広島時代

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2022年は、高卒育成枠新人ながら夏場以降はウエスタン・リーグ公式戦の出場を増やし、50試合に出場して打率.198、0本塁打、11打点、2盗塁の成績を残した[6]

2023年、4月30日のウエスタン・リーグ対中日ドラゴンズ戦でプロ初本塁打を放った[7]。この年はウエスタン・リーグ公式戦56試合に出場、打率.185、23安打1本塁打6打点3盗塁の成績を収めた[8]

2024年は、ウエスタン・リーグ公式戦64試合に出場、打率.277、41安打3本塁打13打点3盗塁の成績を収めた[9]。長打率の向上(.405)など好材料を見せたものの[10]、10月29日に球団より戦力外通告を受けた[11]

選手としての特徴・人物

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父は京都府立北嵯峨高等学校の2年生エースとして京都大会から1人で投げ抜き第69回全国高等学校野球選手権大会に出場。ベスト8入りを果たしている[2][4]

詳細情報

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背番号

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  • 127(2022年 - )

脚注

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  1. ^ 広島 - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2023年11月11日閲覧。
  2. ^ a b c 柳川迅 (2021年8月27日). “8強の父超えたい 敦賀気比5番、甲子園で全試合安打”. 朝日新聞デジタル. 2023年3月26日閲覧。
  3. ^ 前川誠太内野手を広島が育成2位指名 敦賀気比高校、プロ野球ドラフト会議”. 福井新聞 (2021年10月11日). 2023年3月26日閲覧。
  4. ^ a b 敦賀気比・前川はプロ志望 描くのは父の姿「これから野球選手として超えられるよう」”. デイリースポーツ (2021年8月26日). 2023年3月26日閲覧。
  5. ^ 敦賀気比高校の前川誠太がプロ野球広島と仮契約 「日本を代表する選手になる」と抱負”. 福井新聞 (2021年11月10日). 2023年3月26日閲覧。
  6. ^ 広島の近年の育成では4名が支配下登録、今年指名の3名も注目”. 高校野球ドットコム (2022年12月28日). 2023年3月26日閲覧。
  7. ^ 育成の前川、プロ初本塁打「完璧」<ウエスタン>4月30日中日戦」『中国新聞デジタル』2023年4月30日。2024年10月22日閲覧
  8. ^ 2023年度 広島東洋カープ 広島東洋カープ 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2024年10月22日閲覧。
  9. ^ 2024年度 広島東洋カープ 広島東洋カープ 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2024年10月22日閲覧。
  10. ^ 広島21歳は「かなりの逸材」 チーム“最高”の.442&.805…注目の1枠へ「GOサインでるか」」『Full-Count』2024年7月31日。2024年10月22日閲覧
  11. ^ 広島が内間拓馬、小林樹斗、前川誠太に戦力外通告…一次発表と合わせ計9人」『BASEBALL KING』2024年10月29日。2024年11月3日閲覧

関連項目

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外部リンク

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