アキテーヌフランス語Aquitaine, D 650)は、フランス海軍が採用したFREMM計画アキテーヌ級駆逐艦1番艦。同級のなかでは対潜戦型として建造される。艦名はアキテーヌに由来する。

Aquitaine
基本情報
建造所 DCNS
ロリアン工廠
運用者  フランス海軍
艦種 駆逐艦
級名 アキテーヌ級駆逐艦FREMM計画
艦歴
起工 2007年3月16日
進水 2010年5月4日
就役 2012年11月23日
要目
排水量 基準 4,500トン
満載 5,800トン
全長 142.0m
最大幅 19.0m
吃水 4.2m
機関 スクリュープロペラ2軸推進
艦首スラスター
GE=アヴィオ LM2500 G4 × 1基(32MW
ディーゼル発電機 × 2基
速力 最大 27ノット
航続距離 6,000海里
乗員 108名(士官22名、下士官70名、兵16名)
兵装 76mm単装砲コンパクト × 1基
F2 20mm機関砲 × 2基
エグゾセ MM40艦対艦ミサイル4連装発射機 × 2基
PAAMSシステム(シルヴァー A70
アスター15対空ミサイル × 16発
SCALP巡航ミサイル × 16発
MU90短魚雷連装発射管 × 2基
搭載機 NH90 × 1機
C4ISTAR SENIT、SIC21
NA-25 XP射撃管制装置
レーダー ヘラクレス多目的レーダー
ソナー CL 4110艦首ソナー
CAPTAS戦術曳航ソナー
電子戦
対抗手段
ARBR 21センサー
ジャマー
NGDS 12連装囮発射機 × 2基
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艦歴

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「アキテーヌ」は、DCNSロリアン工廠で建造され、2007年3月16日に起工、2010年5月4日に進水[1]ニコラ・サルコジ大統領や国防相および海軍幹部他が臨席のもとで正式に命名され[2]、2012年11月23日に就役した。

2015年10月18日から25日までスコットランド沖にて「MTMDフォーラム(Maritime Theater Missile Defense)」参加国の艦艇8隻とともに「ASD-15」演習に参加する[3]

12月2日から「シャルル・ド・ゴール(R 91)」空母戦闘群が展開するペルシャ湾派遣への準備を始め[4]、2016年1月にはオマーン湾にて「GASWEX 2016(Gulf Anti Submarine Warfare Exercise)」に参加したのち、第50任務部隊と合流した[5]

脚注

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出典

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  1. ^ L'Aquitaine fait sa première sortie” (フランス語). Le Telegramme (2010年4月30日). 2024年6月25日閲覧。
  2. ^ Unveiling of the Multi-mission Frigate Aquitaine” (フランス語). Defense-Aerospace.com (2010年5月4日). 2021年5月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月25日閲覧。
  3. ^ La FREMM « Aquitaine » participe à l’entraînement de défense anti-missile balistique « ASD 2015 »” (フランス語). Journaux de bord (2015年10月26日). 2015年11月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月25日閲覧。
  4. ^ Admise au service actif, l’Aquitaine met le cap sur le golfe arabo-persique” (フランス語). Journaux de bord (2015年12月19日). 2016年4月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月26日閲覧。
  5. ^ Après GASWEX 2016, la FREMM “Aquitaine” rejoint le Golfe Arabo-Persique et la Task Force 50” (フランス語). Journaux de bord (2016年1月15日). 2016年4月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月26日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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