エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニス
エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニス(Estadi Olímpic Lluís Companys)は、スペインのバルセロナのムンジュイックの丘にある多目的スタジアムである。通称エスタディ・デ・モンジュイック(Estadi de Montjuïc)。1992年に行われたバルセロナオリンピックのメインスタジアム。
エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニス Estadi Olímpic Lluís Companys | |
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施設情報 | |
所在地 | Paseo Olímpico 17-19, 08038 Barcelona, Spain |
位置 | 北緯41度21分53秒 東経2度09分20秒 / 北緯41.36472度 東経2.15556度座標: 北緯41度21分53秒 東経2度09分20秒 / 北緯41.36472度 東経2.15556度 |
起工 | 1927年 |
開場 | 1929年 |
修繕 | 1992年 |
グラウンド | 芝 |
ピッチサイズ | 105 x 67 metres |
旧称 | |
Estadi Olímpic de Montjuïc | |
使用チーム、大会 | |
RCDエスパニョール (ラ・リーガ) (1997年9月-2009年5月) バルセロナ・ドラゴンズ | |
収容人員 | |
55,926人 |
歴史編集
1929年のバルセロナ万国博覧会のために建設し、1936年の人民オリンピック会場とされる予定であった。1992年に開催されたバルセロナオリンピックのために1989年に改修した。当時の名称はエスタディ・オリンピック・デ・モンジュイック(Estadi Olímpic de Montjuïc)で、所在地の名をとり単に「モンジュイック」と呼ばれることも多い。会場近くのモンジュイック城でフランコ政権時代に処刑された、ジャナラリター・デ・カタルーニャ元代表リュイス・クンパニィスを記念し2001年に改名された。
かつては、1969年から1975年の奇数年で開催されたF1スペイングランプリでは当競技場がパドックとして使われたが、1975年のスペインGPでは、ドライバーによってはボイコットされた。
収容人数は56,000人で、かつてはサッカー・リーガ・エスパニョーラ所属のRCDエスパニョール、アメリカンフットボール・NFLヨーロッパのバルセロナ・ドラゴンズの本拠地であった。2010年の欧州陸上選手権を契機にトラックが茶から青に変更された。なおFCバルセロナは2023-24シーズンにおいてカンプ・ノウ改修工事の影響で当スタジアムを借りて試合を行う予定[1]。
脚注編集
- ^ “Agreement on the transformation of Espai Barça and work on new Camp Nou to begin in June”. FC Barcelona. 2022年4月28日閲覧。