サークルチャート
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サークルチャート(朝: 써클차트、英: Circle Chart)は、韓国の音楽チャートである。旧名はガオンチャート (朝: 가온차트、英: Gaon Chart)
URL |
circlechart |
---|---|
言語 | 韓国語 |
タイプ | ヒットチャート |
前身 |
ガオンチャート (2010年–2022年) |
運営者 | 韓国音楽コンテンツ産業協会 |
営利性 | 有 |
登録 | 任意 |
開始 | 2010年2月23日 |
現在の状態 | 稼働中 |
概要
編集旧名称の由来は中心を意味するガウンデ(朝: 가운데)[1]。「韓国版ビルボード」を標榜する韓国初の大衆音楽チャートである[2]。大韓民国文化体育観光部の後援のもと1年間の準備期間を経て韓国音楽コンテンツ産業協会の運営により開始した[3]。デジタルとアルバム部門は週単位、総合部門は6ヶ月単位で発表される。各チャートは毎週金曜日に公開される[4]。審査基準としてゴールデンディスク賞に音源データを提供している[5]。
沿革
編集集計方法とチャート
編集音源、アルバム、オンラインダウンロード、ストリーミング、携帯電話端末向け着信音・呼び出し音などを集計した分野別チャートは勿論、これらを合算した総合チャートがある。アルバムセールスチャートではLOENエンターテインメント、SMエンタテインメント、ソニー・ミュージック・コリア、ワーナー・ミュージック・コリア、ユニバーサルミュージック、Mネット・メディアなどが協力している。モバイルチャートは着信音のダウンロード数の集計であり、オンラインチャートは音楽源とオンラインでのセールスを集計している。デジタルチャートはモバイルとオンラインの集計チャートである。BGMチャートは全チャートの総合ランキングである。全てのチャートは毎週・毎月、発表される[7]。主要レコード会社を介さず流通するアルバムは集計に入らない。例えばチャン・ギハと顔たちのアルバム『何事もなく暮らす』は4万枚を売り上げたにも関わらず、インディーズレーベルから発売されていた為、チャート入りしなかった[3]。この問題に対して、韓国音楽コンテンツ産業協会局長の崔光号は2010年2月23日に行われたガオンチャート出帆式のインタビューにおいて、「その問題点はよく分かっていたが、客観的資料なしに推定値だけでランキングに反映させるのは難しい。これから、この様な問題点をきちんと補っていく」と回答した。
チャート一覧
編集チャート名 | 集計対象 | 順位 | 備考 |
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グローバルK-POPチャート | ストリーミング数 | 200 |
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デジタル・チャート | ダウンロード + ストリーミング + BGM | 200 |
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ストリーミング・チャート | ストリーミング数 | 200 |
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ダウンロード・チャート | ダウンロード数 | 200 |
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BGM・チャート | BGM売上 | 200 |
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V Coloringチャート | 動画 | 100 |
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モバイル着信音・チャート | ringtones売上 | 100 |
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モバイルRBT・チャート | 呼び出し音売上 | 100 |
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アルバム・チャート | アルバム流通量 (出荷数-返品数) |
100 |
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リテール・アルバム・チャート | アルバム販売数 | 50 |
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ソーシャル・チャート | SNS指数 | 50 | |
カラオケ・チャート | カラオケでの歌唱回数 | 200 |
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Weibo・チャート | Weiboでの人気 | 30 |
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10 |
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記録
編集デジタルチャート年間1位
編集年 | 作品名 | 歌手名 |
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2010年 | Bad Girl Good Girl[8] | Miss A |
2011年 | Roly-Poly[9] | T-ARA |
2012年 | 江南スタイル[10] | PSY |
2013年 | ジェントルマン[11] | |
2014年 | SOME[12] | ソユ&チョンギゴ |
2015年 | BANG BANG BANG[13] | BIGBANG |
2016年 | CHEER UP[14] | TWICE |
2017年 | 初雪のように君に行く (I Will Go to You Like the First Snow)[15] | Ailee |
2018年 | 愛をした (LOVE SCENARIO)[16] | iKON |
2019年 | 2002[17] | アン・マリー |
2020年 | Any Song[18] | ZICO |
2021年 | Celebrity[19] | IU |
2022年 | LOVE DIVE[20] | IVE |
2023年 | Ditto[21] | NewJeans |
アルバムチャート年間1位
編集年 | 作品名 | 歌手名 | 流通枚数 |
---|---|---|---|
2010年 | Bonamana | SUPER JUNIOR | |
2011年 | The Boys | 少女時代 | 385,348[22] |
2012年 | Sexy, Free & Single | SUPER JUNIOR | 356,431[23] |
2013年 | XOXO (KISS&HUG) Repackage(Korean ver.) | EXO | 335,823[24] |
2014年 | Overdose | EXO-K | 385,047[25] |
2015年 | EXODUS (Korean Ver.) | EXO | 478,856[26] |
2016年 | WINGS | BTS(防弾少年団) | 751,301[27] |
2017年 | LOVE YOURSELF 承 “Her” | 1,493,443[28] | |
2018年 | LOVE YOURSELF 結 `Answer` | 2,197,808[29] | |
2019年 | MAP OF THE SOUL : PERSONA | 3,499,980[30] | |
2020年 | MAP OF THE SOUL : 7 | 4,376,975[31] | |
2021年 | Butter | 2,999,407[32] | |
2022年 | Proof | 3,482,598[33] | |
2023年 | FML | SEVENTEEN | 5,546,930[21] |
サークルチャートミュージックアワード
編集出典
編集- ^ “韓国型ビルボード「ガオン・チャート」 公式発表!” (日本語). 芸能ニュース. K-ENTER.TV (2010年2月23日). 2010年12月17日閲覧。
- ^ “【フォト】“韓国版ビルボード”ガオンチャート発刊” (日本語). K-POP. KNTV (2010年2月23日). 2010年12月17日閲覧。
- ^ a b c 대중음악 공인 ‘가온차트’ 출범 - 한겨레 신문
- ^ Seo, Jung-min (February 23, 2010). “대중 음악 공인 ‘가온 차트’ 출범” [Popular music chart 'Gaon Chart' launched] (朝鮮語). The Hankyoreh. The Hankyoreh. October 3, 2010閲覧。
- ^ “골든디스크” (朝鮮語). ILGANSPORTS & JTBC PLUS co.LTD. 2017年10月21日閲覧。
- ^ “BTS、TWICE、IVEがTOP5と集計!韓国ガオンチャートが「サークルチャート」に生まれ変わる|スポーツソウル日本版”. スポーツソウル. 2022年7月19日閲覧。
- ^ Han, Sang-hee (February 23, 2010). “Korea Launches First Official Music Charts Gaon”. The Korea Times. The Korea Times. October 3, 2010閲覧。
- ^ “2010年デジタルチャート” (朝鮮語). 2017年2月22日閲覧。
- ^ “2011年デジタルチャート” (朝鮮語). 2017年2月22日閲覧。
- ^ “2012年デジタルチャート” (朝鮮語). 2017年2月22日閲覧。
- ^ “2013年デジタルチャート” (朝鮮語). 2017年2月22日閲覧。
- ^ “2014年デジタルチャート” (朝鮮語). 2017年2月22日閲覧。
- ^ “2015年デジタルチャート” (朝鮮語). 2017年2月22日閲覧。
- ^ “2016年デジタルチャート” (朝鮮語). 2017年2月22日閲覧。
- ^ “2017年デジタルチャート” (朝鮮語). gaonchart.co.kr. 2019年9月15日閲覧。
- ^ “2018年デジタルチャート” (朝鮮語). gaonchart.co.kr. 2019年9月15日閲覧。
- ^ “2019年デジタルチャート” (朝鮮語). gaonchart.co.kr. 2019年9月15日閲覧。
- ^ “2020年デジタルチャート” (朝鮮語). gaonchart.co.kr. 2022年1月28日閲覧。
- ^ “2021年デジタルチャート” (朝鮮語). gaonchart.co.kr. 2022年1月28日閲覧。
- ^ “IVE「LOVE DIVE」がCIRCLE CHARTの年間ランキングで3冠を達成!圧倒的な人気”. Kstyle (2023年1月17日). 2024年1月12日閲覧。
- ^ a b “2023年を輝かせたK-POPスターは?NewJeansからSEVENTEENまで…CIRCLEチャートが年間ランキングを発表”. Kstyle (2024年1月12日). 2024年1月12日閲覧。
- ^ “2011年アルバムチャート” (朝鮮語). 2017年2月22日閲覧。
- ^ “2012年アルバムチャート” (朝鮮語). 2017年2月22日閲覧。
- ^ “2013年アルバムチャート” (朝鮮語). 2017年2月22日閲覧。
- ^ “2014年アルバムチャート” (朝鮮語). 2017年2月22日閲覧。
- ^ “2015年アルバムチャート” (朝鮮語). 2017年2月22日閲覧。
- ^ “2016年アルバムチャート” (朝鮮語). 2017年2月22日閲覧。
- ^ “2017年アルバムチャート” (朝鮮語). 2017年1月13日閲覧。
- ^ “2018年アルバムチャート” (朝鮮語). gaonchart.co.kr. 2019年9月15日閲覧。
- ^ “2019年アルバムチャート” (朝鮮語). gaonchart.co.kr. 2019年9月15日閲覧。
- ^ “2020年アルバムチャート” (朝鮮語). gaonchart.co.kr. 2022年1月28日閲覧。
- ^ “2021年アルバムチャート” (朝鮮語). gaonchart.co.kr. 2022年1月28日閲覧。
- ^ “써클차트 - CIRCLE CHART, 글로벌 케이팝(K-pop) 음악차트”. CIRCLE CHART. 2024年1月12日閲覧。
関連項目
編集- サークルチャートミュージックアワード - サークルチャートによる授賞式
- ゴールデンディスク賞 - 音源データ提供の授賞式