グランド・セフト・オート・ザ・バラッド・オブ・ゲイ・トニー

『グランド・セフト・オート・ザ・バラッド・オブ・ゲイ・トニー』(英 : Grand Theft Auto : The Ballad of Gay Tony、以下GTA:TBoGTと表記する)は、アメリカロックスター・ゲームス社(開発元はロックスター・ノース)から、『グランド・セフト・オートIV・ザ・ロスト・アンド・ダムド』(以下GTA:TLaD)に続くXbox 360用ダウンロードコンテンツ第2弾として、2009年10月29日[1]Xbox Liveによる配信が行われたオープンワールドクライムアクションゲームである。

グランド・セフト・オート・ザ・バラッド・オブ・ゲイ・トニー
Grand Theft Auto:The Ballad of Gay Tony
ジャンル クライムアクション
オープンワールド
アクションアドベンチャーゲーム
対応機種 PlayStation 3
Xbox 360
PC
開発元 ロックスター・ノース
運営元 アメリカ合衆国の旗 ロックスター・ゲームス
販売元 テイクツー・インタラクティブ
プロデューサー レスリー・ベンジーズ
ディレクター レスリー・ベンジーズ
プログラマー アダム・ファウラー
アーロン・ガットー
音楽 ダン・ハウザー
シリーズ グランド・セフト・オートシリーズ
人数 ストーリーモード:1人
マルチモード:2人-16人
メディア PS3
PlayStation®Storeでのダウンロード
Xbox 360
Xbox Live Marketplaceでのダウンロード
運営開始日 Xbox 360
アメリカ合衆国の旗 2009年10月29日
PlayStation 3Windowsアメリカ合衆国の旗 2010年4月13日
日本の旗 2010年6月10日
使用ブロック数 多数
利用料金 有料DLC
対象年齢 ESRBM(17歳以上)
PEGI18
CEROZ(18才以上のみ対象)
BBFC:+18
USK18(18歳未満提供禁止)
OFLC(オーストラリア):MA15+
OFLC(ニュージランド):R18
コンテンツ
アイコン
暴力・犯罪
ダウンロード
コンテンツ
本作品がDLC
デバイス なし
エンジン ロックスター・アドバンスド・ゲーム・エンジン(略称:RAGE)
アスペクト比 変更可能
解像度 720p-1080p
サウンド 当該項目を参照
その他 GTAIVの一部である。
テンプレートを表示

本作の物語の位置づけとしては、『グランド・セフト・オートIV』(以下、GTAIV)の番外編的続編に当たる。

なお『GTAIV:TLaD』と『GTA:TBoGT』の2つのダウンロードコンテンツをまとめ、『グランド・セフト・オート・エピソード・フロム・リバティーシティ』(英 : Grand Theft Auto:Episodes from Liberty City)という名の単独ソフトとして(プレイする時に 『GTAIV』本編のディスクは不要。)、発売された。[2][3]PS3版とWindows版は、2010年4月13日、日本語版は2010年6月10日にそれぞれ発売された。

ゲームは、ノースウッド・ドミニカン・ドラッグ・ディーラーズ(The Northwood Dominican Drug Dealers)のメンバーの一人であり、アントニー・プリンス(通称:ゲイ・トニー)のビジネスパートナーでもあるルイス・フェルナンド・ロペス(Luis Fernando Lopez)を主人公として展開していく。製作元のロックスター社のプレスリリースでもあったように、今作は武器と派手さと腐敗にまみれたリバティーシティを押し出しており、金で人が動き誰が正しく誰がウソをついているのかわからない世界や、まわりの家族や友人に対する正直さとプレイヤーは向きあうことになる[4]

概要編集

『GTA:TBoGT』では新たなゲームシステムが追加されている。ミッションに関してはヒットマンシリーズや、マンハントのように、一度プレイしたスコアが出るミッションをもう一度スコアを上げるためにプレイするという機能が付加された。この機能は以前にもグランド・セフト・オート・チャイナタウンウォーズで採用されている。またゲームの追加要素としては、7種類の新しい武器、以前のシリーズでも登場した自動車・バイク、小型攻撃ヘリコプターも登場。さらにグランド・セフト・オート・サンアンドレアスで登場したパラシュートが再び使えるようにもなっている。ラジオ局や追加サウンドトラックもいくつか追加され、エピソード・フロム・リバティーシティでのみの追加コンテンツとして、『バイスシティFM(Vice City FM)』という80年代の洋楽を取り入れたラジオ局他2局が追加される[5]

グラフィックは『IV』に比べて色調が明るめになり、細かなテクスチャの画質改善が施されている。これらの改善によってゲーム機またはパソコンにかかる負荷が大きくなり、特にコンシューマ機では平均フレームレートがIVに対して低くなっている。

他にも多数のミニゲーム的要素が追加された。ゴルフ練習場での打ちっぱなし、ダンスクラブに入って、その中でダンスを踊ったり、飲酒することができる他、クラブの警備員として働くこともできる。地下闘技場では格闘試合のトーナメントに参加したり、観客として賭けに参加したりすることができる。今回はレースがトライアスロンとなり、パラシュート・ボート・車となり、車にはニトロが搭載されている。

マルチプレイモードでは、フリーモード、デスマッチ、チームデスマッチ、レース、GTAレースの各モードが新しくなり、フリーモードではベースジャンプの競技が追加されている。[6]

舞台編集

マルチモード編集

●対戦人数は最大で16人(2~16人)

●基本的な操作やシステムは通常版と同じ(各種プレイモードを参照)

●プレイヤーモデルが通常版とは異なり、ファッション系やストリート系となっている

●新たな乗り物はそれぞれのゲームモードで乗車可能

●フリーモードで乗車できる車種の増加

●新たな武器が使用可能(追加武器)

●パラシュートはヘリに乗れば自動装着

●新たな建物やマップなどに出入り可能

●グラフィックの強化

●オブジェクト制限OFF

●攻撃ヘリコプター(BUZZARD)や、軍事車両(APC)などに乗車可能

※マルチプレイで稼いだ金は、セーブしなければ保存されないので注意。

サウンドトラック編集

ストーリー編集

ニコ・ベリックたちの銀行強盗に巻き込まれた主人公:ルイス、無事に解放された後、仕事での上司…というより相棒であるゲイ・トニーの家に寄る。

そこでルイスはゲイ・トニーと彼の借金相手ロッコとヴィンスのペロッシ一家に会う。ゲイ・トニーは名の知れたクラブオーナーであるが、同時にそのクラブを維持・管理していくためにいろんな人から借金をしているのだ。

その借金のいわば肩代わりとしてルイスは借金相手の言う事を聞いて、仕事をこなしていくことになる。そしてその中で、GTAIVシリーズで災難を呼んできた”呪いのダイヤモンド”に関わっていくことになり、ルイスも例外なく災難に巻き込まれていく。

登場人物編集

追加内容編集

ルイス・ロペスを主人公とした新たなストーリー
ダンスクラブ
今作では街中にメゾネット・9、ヘラクレス、バハマ・ママズの3店のナイトクラブがある。中心的な遊びはダンスであり、2人1組でのダンスとグループダンスを楽しめる。主要人物のトニーが経営するメゾネット・9(元ネタはBungalow 8)は最も規模の大きいクラブであり、クラブ・マネージメント(クラブ警備員)のミッションをすることができる。
また、混同を避けるため、『GTAIV』でダンスクラブと表記されていた「ホンカーズ」は「ストリップ・クラブ」へと表記変換された。
ベースジャンプ
リバティーシティのそこかしこに15ヶ所のベースジャンプ・スポットがあり、今作新たに追加されたパラシュート機能を使用して、建物の屋上から指定されたポイントにパラシュートで着地する。
トライアスロン
パラシュート、ボート、車の順で計4人で競うレース。レース用に指定された車は、ニトロが搭載されている。
自動車(11台)、バイク(3台)、ヘリコプター(2機)が追加。

全武器一覧編集

新たな武器が追加
  • 44口径ピストル
モデルはオートマグ。1発の威力が高く、旧作におけるデザートイーグルコルト・パイソンと同じ位置づけにある。
  • アサルト・サブマシンガン
モデルはFN P90サプレッサーを装備しているが、『GTA:SA』の消音ピストルなどとは違い消音効果はない。また、ドライブバイはできない。
  • ゴールド・サブマシンガン
金色に塗装されたウージー。物語後半に入手できるが、連射力が高く、ドライブバイも可能といった優れた逸品。
  • オート・ショットガン
モデルはAA-12。従来の散弾と爆発性のある榴弾の2つの弾薬を使用できる。特に榴弾はヘリコプターを数発で撃墜できるなど、使いどころが多い。
  • 改良型マシンガン
モデルはミニミ軽機関銃アサルトライフルなどとは比べものにならない連射力を誇る反面、命中率は低いため、よく狙って撃つ必要がある。
  • 改良型スナイパーライフル
モデルはDSR-1。従来の狙撃銃よりも望遠性能を始め、様々な改良が加えられたスナイパーライフル。
  • 粘着爆弾
その名の通り様々な物体に貼り付けることができる爆弾。作中ではこれを用いて様々な破壊工作を行うこととなる。

国内版の海外版との相違点編集

CEROの審査に基づき、一部の不適切なシーンのカットが行われている

  • 劇中でキャラクターが性器を露出させるシーンがあるが、国内版ではこのシーンはカットされている。
  • トニーの喋る台詞は国内版は字幕が女性詞、いわゆるおかま口調になっている。

関連項目編集

成人向けゲーム

残酷ゲーム

脚注・出典編集

  1. ^ Take-Two Interactive Software, Inc. Reports Second Quarter Fiscal 2009 Financial Results”. Take Two (2009年5月26日). 2009年5月27日閲覧。
  2. ^ Griffin McElroy (2009年5月26日). “Rockstar announces GTA: The Ballad of Gay Tony, coming to Xbox Live and retail compilation”. Joystiq. 2009年5月26日閲覧。
  3. ^ Stewart, Kemuel (2008年5月26日). “GTA: The Ballad of Gay Tony’ DLC Annouced”. GamerCenterOnline. 2009年5月26日閲覧。
  4. ^ "Grand Theft Auto: The Ballad of Gay Tony" press release”. Take-Two Interactive. 2009年5月26日閲覧。
  5. ^ Exclusive Features: Soundtrack
  6. ^ Exclusive Features: Multiplayer

外部リンク編集