ケビン・クロン

アメリカの野球選手 (1993 - )

ケビン・スコット・クロンKevin Scott Cron1993年2月17日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州オレンジ郡プラセンティア出身のプロ野球選手一塁手)。右投右打。MLBオークランド・アスレチックス傘下所属。

ケビン・クロン
Kevin Cron
オークランド・アスレチックス(マイナー)
アリゾナ・ダイヤモンドバックス時代
(2019年6月14日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州オレンジ郡プラセンティア
生年月日 (1993-02-17) 1993年2月17日(31歳)
身長
体重
6' 5" =約195.6 cm
250 lb =約113.4 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 一塁手
プロ入り 2014年 MLBドラフト14巡目
初出場 MLB / 2019年5月24日
NPB / 2021年3月26日
KBO / 2022年4月2日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

経歴 編集

プロ入り前 編集

2011年MLBドラフト3巡目(全体92位)でシアトル・マリナーズから指名されたが、この時は契約せずにテキサスクリスチャン大学へ進学した。

プロ入りとダイヤモンドバックス時代 編集

2014年MLBドラフト14巡目(全体420位)でアリゾナ・ダイヤモンドバックスから指名され、プロ入り。契約後、傘下のパイオニアリーグのルーキー級ミズーラ・オスプレイ英語版でプロデビュー。A-級ヒルズボロ・ホップス英語版でもプレーし、2球団合計で64試合に出場して打率.291、12本塁打、45打点を記録した。

2015年はA+級バイセイリア・ローハイドでプレーし、127試合に出場して打率.272、27本塁打、97打点を記録した。

2016年はAA級モービル・ベイベアーズでプレーし、127試合に出場して打率.222、26本塁打、88打点、3盗塁を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、ソルトリバー・ラフターズ英語版に所属した。

2017年はAA級ジャクソン・ジェネラルズ(2017年よりダイヤモンドバックス傘下)でプレーし、138試合に出場して打率.283、28本塁打、91打点、1盗塁を記録した。この年はサザンリーグMVP英語版に選ばれている。

2018年はAAA級リノ・エーシズでプレーし、104試合に出場して打率.309、22本塁打、97打点、1盗塁を記録した。オフの11月20日にはルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[1]

2019年は開幕をAAA級リノで迎えた。5月24日にメジャー初昇格を果たした[2]。同日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦でメジャーデビュー[3]。この年メジャーでは39試合に出場して打率.211、6本塁打、16打点を記録した。3Aでは、打率.331、38本塁打、105打点を記録した[4][5]

2020年は、20打席で無安打だった。10月31日に自由契約となった[6]

広島時代 編集

2020年11月16日、NPB広島東洋カープと契約したことが発表された[7]。契約金30万ドル、年俸80万ドル+出来高払い(金額は推定)[4]。背番号は10[8]

2021年は、長打力を期待され開幕戦からスタメン起用されるも42試合で打率.231、6本塁打、16打点と結果を残せないまま6月14日に二軍降格、その後は一軍昇格できずに10月16日、アメリカに帰国[9]。11月1日にクロンの退団が発表された[10]

SSG時代 編集

2021年12月4日、KBOリーグSSGランダースと契約したことが発表された。背番号は同年まで同じくNPB経験者のジェイミー・ロマックが背負っていた27[11]

しかし、移籍したSSGでも打率.222、11本塁打、35打点と成績が奮わず2022年7月8日付でウェーバー公示され[12]、7月15日に自由契約選手となった。

家族 編集

父親のクリス・クロンカリフォルニア・エンゼルスなどに所属した元メジャーリーガー(内野手)であり、兄のC.J.クロンも同じくメジャーリーガー(一塁手)である。なお、ケビンがダイヤモンドバックス傘下のAAA級リノに在籍していた2019年には父のクリスが監督を務めていた[13]

親戚にミルウォーキー・ブルワーズなどでプレーした元メジャーリーガー(捕手)のチャド・モーラー英語版がいる。

詳細情報 編集

年度別打撃成績 編集

















































O
P
S
2019 ARI 39 78 71 12 15 4 0 6 37 16 0 1 0 1 4 0 2 28 2 .211 .269 .521 .790
2020 8 20 17 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 2 7 0 .000 .150 .000 .150
2021 広島 42 137 130 10 30 8 0 6 56 16 0 0 0 0 6 0 1 47 2 .231 .270 .431 .701
MLB:2年 47 98 88 12 15 4 0 6 37 16 0 1 0 1 5 0 4 35 2 .170 .245 .420 .665
NPB:1年 42 137 130 10 30 8 0 6 56 16 0 0 0 0 6 0 1 47 2 .231 .270 .431 .701
  • 2021年度シーズン終了時

年度別守備成績 編集



一塁(1B) 三塁(3B)
























2019 ARI 12 56 3 1 7 .983 1 0 0 0 0 ----
2020 1 1 0 0 0 1.000 -
2021 広島 36 253 20 3 17 .989 -
MLB 13 57 3 1 7 .984 1 0 0 0 0 ----
NPB 36 253 20 3 17 .989 -
  • 2021年度シーズン終了時

表彰 編集

MiLB

記録 編集

NPB 編集

初記録

背番号 編集

  • 32(2019年 - 2020年)
  • 10(2021年)
  • 27(2022年)

脚注 編集

  1. ^ Nick Piecoro (2018年11月20日). “Diamondbacks’ moves protect against another Rule 5 loss” (英語). AZ Central.com. 2019年9月22日閲覧。
  2. ^ Steve Adams (2019年5月24日). “Diamondbacks To Promote Kevin Cron” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年9月22日閲覧。
  3. ^ Arizona Diamondbacks at San Francisco Giants Box Score, May 24, 2019” (英語). Baseball-Reference.com. 2019年9月22日閲覧。
  4. ^ a b “広島、マイナー通算151発のクロンとリトアニア出身のネヴァラウスカスの獲得を発表”. サンケイスポーツ. (2020年11月16日). https://www.sanspo.com/article/20201116-4EBMGGNY2VMNXB6INVC2LN7RGQ/ 2021年2月10日閲覧。 
  5. ^ 広島、昨季3A本塁打王クロン&リトアニア人右腕ネヴァラウスカスの獲得を発表”. Full-Count (2020年11月16日). 2021年11月10日閲覧。
  6. ^ Diamondbacks Release Kevin Cron” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年11月1日閲覧。
  7. ^ “佐々岡監督も期待 新戦力はルイス&エルドの再来?”. 日刊スポーツ. (2020年11月16日). https://www.nikkansports.com/m/baseball/news/202011160000637_m.html 2022年2月15日閲覧。 
  8. ^ 広島新外国人クロン「10」バード「42」背番発表”. 日刊スポーツ (2021年1月8日). 2021年11月7日閲覧。
  9. ^ 広島クロンが帰国 去就は未定 6月2軍降格後昇格できず”. 日刊スポーツ (2021年10月15日). 2021年11月10日閲覧。
  10. ^ 広島クロンら外国人3選手が今季限り退団 フランスア&コルニエル契約更新”. 日刊スポーツ (2021年11月2日). 2021年11月7日閲覧。
  11. ^ 広島・クロンが韓国SSG入り “大化け”の先輩、元DeNAロマックの背番号「27」継ぐ”. full-count (2021年12月4日). 2023年12月26日閲覧。
  12. ^ Full-Count (2022年7月8日). “【MLB】大谷翔平の同僚・ラガレスが韓国SSG入り 球団発表、元広島・クロンは退団”. full-count. 2023年12月26日閲覧。
  13. ^ Jim Krajewski (2019年4月2日). “Game of Crons: Aces manager to coach his own son to start the season” (英語). Reno Gazette-Journal. 2021年6月24日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集