スタイルパッチアメリカ合衆国生産、日本調教の競走馬繁殖牝馬。日本の牝系のひとつ「スタイルパッチ系」の祖である。

スタイルパッチ
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 1950年4月2日
死没 1970年6月(20歳・旧21歳没)
Dog Patch
Style Leader
生国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
競走成績
生涯成績 41戦9勝
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1952年、太平洋戦争を経て国営競馬復活後の馬資源不足解消のために、アメリカ・オーストラリアなどから輸入された競走馬群のうちの一頭。同年に輸入された馬にはリンボー、その翌年に輸入された馬にはカバーラップ二世などがいる。輸入直後に競走馬としてデビューし、短距離ハンデキャップなど9勝を挙げオープン馬となっている。

5歳をもって競走馬を引退し繁殖牝馬となると、直仔こそ大きな活躍を見せなかったが、孫世代以降から二冠馬カブラヤオーエリザベス女王杯優勝馬ミスカブラヤ兄妹や、重賞2勝を挙げたサルノキングといった中央競馬の活躍馬を輩出。とくに第一仔の牝駒ミスナンバイチバンから広がった系統からは、前述カブラヤ兄妹をはじめ、マイルチャンピオンシップ2勝を挙げたダイタクヘリオスといった活躍馬が続出した。輸入から半世紀を経た2000年代以降も安定して活躍馬を輩出し、スタイルパッチ系は日本の名牝系のひとつに数えられている。

系図編集

太字はGI級競走優勝馬、#印は重賞優勝馬。「f」はfilly(牝馬)の略、「c」はcolt(牡馬)の略。

スタイルパッチ 1950 f
ミスナンバイチバン 1959 f
||カブラヤ 1965 f
|||カブラヤオー 1972 c(皐月賞東京優駿など重賞5勝)
|||ミスカブラヤ 1976 f(エリザベス女王杯)
||ネヴァーイチバン 1971 f
|||ダイタクヘリオス 1987 c(マイルチャンピオンシップ2回など重賞7勝)
|||ダイタクイチバン 1990 f
||||ダイタクプルクラ 1997 f
|||||チャンストウライ# 2003 c(佐賀記念
|||スプリングネヴァー 1992 f
||||ダイタクリーヴァ# 1997 c(スプリングステークス京都金杯2回、鳴尾記念シンザン記念
||||ダイタクバートラム# 1998 c(阪神大賞典ステイヤーズステークス北九州記念
||スタイルリバー 1977 f
|||ダイタクテイオー# 1992 c(毎日杯
|シギサン 1962 f
||サルノキング# 1979 c(東京4歳ステークス弥生賞
||ハローシギサン 1982 f
|||フジタカナイス 1986 f
||||グランドシンザン# 1994 c(愛知杯

ほかネヴァーイチバンの娘に北九州短距離ステークスの優勝馬スイートラブ、その産駒に中央競馬のオープン特別戦を2勝したダイタクサージャンがいる。

血統表編集

スタイルパッチ血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 テディ系

Dog Patch 1939
鹿毛 アメリカ
父の父
Bull Dog 1927
黒鹿毛 フランス
Teddy Ajax
Rondeau
Plucky Liege Spearmint
Conceltina
父の母
Rose Leaves 1916
鹿毛 アメリカ
Ballot Voter
Cerito
Colonial Trenton
Thankful Blossom

Style Leader 1933
青鹿毛 アメリカ
Cyclops 1920
アメリカ
Heno Henry Young
Quiver
Daphne Ballot
Graziosa
母の母
Minuet 1916
鹿毛 アメリカ
Olambala Ornus
Blue and White
Fantasque Disguise
Editha F-No.8-g
母系(F-No.) 8号族(FN:8-g) [§ 2]
5代内の近親交配 Ballot 3×4=18.75% [§ 3]
出典
  1. ^ [1]
  2. ^ [1]
  3. ^ [1]

父はアメリカの名種牡馬ブルリー (Bull Lea) の全弟。祖母の従兄に1915年のアメリカ最優秀 2 歳牡馬ドミナント (Dominant) がいる以外は、母系近親に目立った活躍馬はいない。

脚注編集

  1. ^ a b c スタイルパツチ(USA) 血統情報:5代血統表”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2019年9月12日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集