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スター・ウォーズ登場人物一覧

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セイシー・ティンから転送)

スター・ウォーズ登場人物一覧(スター・ウォーズとうじょうじんぶついちらん)は、『スター・ウォーズシリーズ』に登場する人物の一覧である。

目次

主要キャラクター編集

アナキン・スカイウォーカー
ダース・ベイダー
R2-D2
チューバッカ
レイとBB-8
アナキン・スカイウォーカー / ダース・ベイダー (Anakin Skywalker / Darth Vader)
「プリクエル・トリロジー」の主人公。タトゥイーンで暮らす奴隷の少年だったが、フォースの資質をクワイ=ガンに見出されてジェダイに迎えられる。成長し、最強のジェダイの一角を担うまでになったものの、ダース・シディアスによってダークサイドに堕ち、シスの暗黒卿「ダース・ベイダー」となる。
ルーク・スカイウォーカー (Luke Skywalker)
「オリジナル・トリロジー」の主人公。アナキンの息子として生まれるが、シディアスのジェダイ狩りから逃れるため父の故郷タトゥイーンで育てられる。成長後、オビ=ワンとの出会いをきっかけに帝国軍との戦いに参加する。
レイ (Rey)
「シークエル・トリロジー」の主人公。ジャクーで暮らす少女。BB-8やフィンとの出会いをきっかけにレジスタンスとファースト・オーダーとの戦いに関わるようになる。
レイア・オーガナ (Leia Organa)
反乱同盟軍のメンバー。アナキンの娘として生まれるが、シディアスから逃れるためにオルデランで育てられ、成長後に銀河帝国との戦いに参加する。
ハン・ソロ (Han Solo)
密輸業に関わるならず者だったが、ルークとの出会いをきっかけに反乱同盟軍に参加するようになり、レイアと愛し合うようになる。
C-3PO (See-Threepio)
アナキンが作ったプロトコル・ドロイド。アナキンとパドメが結婚した後はパドメに仕えるが、彼女の死後は子供たちの存在を隠すため記憶を消去され、成長したレイアに仕えるようになる。
R2-D2 (Artoo-Detoo)
ナブー王室機に備え付けられたアストロメク・ドロイド。パドメやアナキンに仕え、後に成長したレイアに仕えるようになる。
チューバッカ (Chewbacca)
ハン・ソロの相棒。
パドメ・アミダラ (Padme Amidala)
ナブーの女王、銀河元老院議員。アナキンと結婚するが、彼がダークサイドに堕ちた後にルークとレイアを出産し、直後に死去する。
オビ=ワン・ケノービ (Obi-Wan Kenobi)
アナキンとルークの師。ダークサイドに堕ちたアナキンを倒してパドメを保護し、銀河帝国成立後はタトゥイーンに隠遁してルークを影ながら見守っていた。
ヨーダ (Yoda)
ジェダイ・マスター。シディアスから逃れるためにダゴバに隠遁していたが、彼の元を訪れたルークをジェダイとして導く。
フィン英語版(FN-2187) (Finn)
ファースト・オーダーのストームトルーパー。ファースト・オーダーを脱走してレイと出会い、レジスタンスに加わる。
ポー・ダメロン英語版 (Poe Dameron)
レジスタンスのパイロット。
BB-8 (Beebee-Ate)
シーヴ・パルパティーン / ダース・シディアス (Sheev Palpatine / Darth Sidious)
シスの暗黒卿。シスでありながら表向きは元老院議員として振る舞い、銀河共和国の元老院最高議長となる。アナキンを誘惑してダークサイドに転向させ、ジェダイを滅ぼし、銀河帝国の皇帝となる。
ベン・ソロ / カイロ・レン (Ben Solo / Kylo Ren)
ソロとレイアの息子。ルークに鍛えられるが、スノークに誘惑されダークサイドに転向する。

プリクエル・トリロジー編集

ジェダイ編集

メイス・ウィンドゥ (Mace Windu)
クワイ=ガン・ジン (Qui-Gon Jinn)
シャク・ティ (Shaak Ti)
アソーカ・タノ (Ahsoka tano)
アイラ・セキュラ(Aayla Secura)
アナキンと同年代のジェダイ。クインラン・ヴォスの弟子として成長したアイラは、ジオノーシスの戦いに参加した。クローン大戦の最中、巨大ドロイド工場を制圧するために派遣された惑星ハイポリでは、独立星系連合の奇襲とグリーヴァス将軍の参戦でアイラたちは全滅寸前まで追い込まれ、彼女自身も重傷を負った。その後、仲間のジェダイ救出のために向かった惑星フェルーシアで独立星系連合と対峙していた頃、パルパティーンによってオーダー66が発令され、クローン・トルーパーに射殺される。コミックではアイラを主人公としたサイドストーリーが描かれており、ここでは、オーダー66で瀕死の重傷を負ったものの一命を取り留めたとされている。
『スター・ウォーズ』スピンオフ作品から「逆輸入」されたキャラクター(設定)である[1]
アイラを演じたエイミー・アレンは映画の視覚効果を担当したILMの社員であり、『クローンの攻撃』製作にも参加していた。本職が俳優ではないためか、映像化されたアイラには台詞がなく、アニメ『スター・ウォーズ クローン大戦』でも、他のマイナーキャラクターの多くが台詞を話しているにも関わらず、アイラは歓声だけである。
アディ・ガリア (Adi Gallia)
ガリアの家系はフォースが強く、同じくジェダイのスタス・アリーは彼女の従姉妹にあたる。弟子はシーリー・タチ。イーヴン・ピールがラニックでの戦闘でガリアの両親を救ったことから、ピールを尊敬していた。ガリアはライトセーバーを非正統的な逆手で使用する。
クローン大戦ではベイル・オーガナ議員の救出や、グリーヴァス将軍に捕らわれたイース・コスの救出などに成功している。その後、ガリアはオビ=ワンと共に、復活したダース・モールとその兄弟サヴァージ・オプレスの追跡任務に就いた。やがてガリアはフローラムにある海賊ホンドー・オナカーの本拠地でモール、サヴァージと戦うが殺されてしまう。
エージェン・コーラー (Agen Kolar)
ザブラクという種族のジェダイ・マスターであり、ダース・モールとは同族である(ダース・モールと違い、黒っぽい体色で頭部に毛髪が生えている)。ジェダイ・マスターとなり評議会の一員となったのはジオノーシスの戦いの後であり、この戦いでパダワンのタン・ユースターを失っている。
クローン大戦の終了間際に行われたグリーヴァス将軍によるコルサント襲撃の際は、サシー・ティンやパブロ=ジルと共に宇宙空間での戦闘に加わった。後にメイス・ウィンドゥらと共にパルパティーンを拘束しようとするが、彼に殺される。
バリス・オフィー (Barriss Offee)
鼻の辺りにタトゥーをしている。絶大な信頼関係をもつ師のルミナーラ・アンドゥリィとは同じミリアランの種族。ミリアランのタトゥーは種族の死生観を象徴している[2]。『クローンの攻撃』ではルミナーラと共にジオノーシスの戦いに参戦した。第2次ジオノーシスの戦いにも参加し、一足先にナイトに昇格していたアナキンの弟子であるアソーカと親しくなっている。大戦後期、ジェダイがダークサイドの手先となって戦争を促進していると考えるようになり、ジェダイ聖堂で大規模な爆破テロを起こすに至った。一時はアソーカを犯人に仕立てあげ、賞金稼ぎに身をやつしていたアサージ・ヴェントレスからライトセーバーを奪うなど暗躍するものの、結局アナキンに真相を暴かれ逮捕された。
『クローンの攻撃』ではオビ=ワンとアナキンが惑星アンシオンでの調停任務に派遣されていたことが語られているが、小説『崩壊の序曲』ではバリスとルミナーラの師弟も派遣され、オビ=ワンらと協力して任務に当たっている。その際、アナキンの行動に戸惑い危険性を感じるが、任務を終えたあとには少しばかり彼を理解して友情を結び、「オビ=ワンにも相談できないことで悩んだら、私に相談してほしい」との言葉を掛けた。イラムの襲撃ではジェダイ・ナイトに昇格を果たした。その後、惑星ドロンガーの野戦病院に派遣されて持ち前の治癒能力を発揮したが、ここで戦争の現実と凄惨さを目の当たりにする。上記の聖堂爆破テロの犯人とされる以前の設定では、大戦末期にアイラ・セキュラと共に惑星フェルーシアの任務に就き、そのままルミナーラとは再会を果たすこともできず、オーダー66の犠牲者になったとされていた。また、ゾンダーという名前のパダワンを得ていた。
シン・ドローリグ (Cin Drallig)
トロール出身[3]。成人してから、ジェダイとなりマスターとなった男[4]。また、アニメ「クローン・ウォーズ」では、彼がジェダイ聖堂を守護することに特化した訓練を積んだジェダイ・テンプル・ガードの指揮者となっている。クローン・トルーパー第501大隊の襲撃によって壊滅したジェダイ聖堂で、この襲撃の指揮官を突き止めるため警備記録を再生したオビ=ワンは、自身の弟子であったはずのアナキンがシン・ドローリグを含む数名のジェダイを瞬時に斬り捨てる光景を目の当たりにし、驚愕することになる。映画におけるシンの登場シーンはこのワンカットのみとなる。
小説版ではジェダイ聖堂内の千の泉の間で、オビ=ワンとヨーダはブラスターで焦げた子供たちの死体と、その近くで死体となったシン・ドローリグを発見する。ヨーダがシンにライトセーバーの作り方を教え、シンはオビ=ワンにライトセーバーの作り方を教えた[5]
ゲーム版では、ステージ12のボスキャラとして登場する。ベイダーはジェダイ聖堂に侵攻した際にフォースでシンの気配を感じ取り、クローン・トルーパーにビーコンの護衛を任せ、シンの相手を直接自分がすることを選んだ。ジェダイ聖堂の深部では弟子のセラ・ケトと共にクローン・トルーパー戦っていたが、セラ・ケトはベイダーに殺され、シンはベイダーとのフォース合戦に競り勝ちベイダーを外に吹き飛ばした。シンはベイダーを追い詰めるが、ベイダーが放ったライトセーバーで胴を貫かれ死亡した。
映画ではエピソード1-3の「スタントコーディネーター/ソードマスター」を担当しているニック・ジラードが演じており、シン・ドローリグの名前もニック・ジラードの苗字と名前をそれぞれ逆から読んだものである。
コールマン・トレバー (Coleman Trebor)
『クローンの攻撃』に登場。水の惑星センブラ出身。水陸両生のバークという種族のジェダイ・マスターであり、評議会メンバーである[6]
ジオノーシスの戦いに参加した際に、ドゥークー伯爵に勝負を挑もうとするが、不意をついたジャンゴ・フェットに、フォースによるライトセーバーの予測防御が追い付かぬほどのブラスターの早撃ちで射殺された。
デパ・ビラバ (Depa Billaba)
『ファントム・メナス』と『クローンの攻撃』のジェダイ評議会の場面に登場していたジェダイ・マスターで、メイス・ウィンドゥの弟子。ライトセーバーの第三の型に拘った他、『スター・ウォーズ 反乱者たち』のケイナン・ジャラスを弟子に持ち、オーダー66で彼を庇って殺害された。
『ファントム・メナス』の際には、ジェダイ評議会の中では新参メンバーであった。彼女は、惑星キャラクタ出身の人間に似たエイリアン種族キャラクタンである。彼女は生後6か月で移民中の家族を宇宙海賊に虐殺されるが、メイス・ウィンドウに救出された。メイスは即座に彼女とフォースとの強いつながりを感じ、修行をさせるためにコルサントに連れて帰った[7]。『クローンの攻撃』の際には、ほかのジェダイがジオノーシスに向かった時、コルサントに残りパダワンの監督にあたった[8]
非正史(レジェンズ)では師であるメイス・ウィンドゥが編み出した究極のライトセーバーフォームの一つであるヴァーパッド(ジュヨーの応用形)を習得している。小説『スター・ウォーズ 破砕点』では、ヴァーパッドの特性であるダークサイドに非常に近い戦い方に心を呑まれ、後にダークサイドに転落しダーク・ジェダイとなっている。
イース・コス (Eeth Koth)
ザブラク(種族名)のジェダイであり、ジェダイ評議会の一人。ハットが支配する「密輸業者の月」と呼ばれるナー・シャダーの不潔なスラム街で生まれた(ザブラク本来の出身惑星はイリドニア)[9]。ジオノーシスの戦いの最中、ドロイド軍に搭乗機を撃墜されて戦死したと設定されていたが、アニメ『クローン・ウォーズ』ではジオノーシスの戦いを生き延びたという設定に変更されており、片腕を負傷しながらグリーヴァスと対決した。
イースは4歳になるまでフォースとの共感を見出されなかったので、修行を始めるには歳をとりすぎていると思われ、一旦は入門を断れた。しかし、ザブラク特有の思考制御能力が大きな利点となって修行を認められる。このような過去から、自分と似たような境遇のアナキンに同情し、彼を気遣うようになる。また、心身の鍛練で名声を得ており、発達した自制力によって激しい物理的苦痛にも耐えることができる。メイス・ウィンドゥとは、信頼の証として互いのライトセーバーを交換していたこともある。また、タスケン・レイダーのシャラド・ヘットをパダワンとし、英雄とされるほど優れたジェダイへと鍛えあげた。
メイス・ウィンドゥがパルパティーンを捕えようとするシーンで瞬殺されたエージェン・コーラーとよく混同されるが、エージェンはイースの後任のジェダイ評議員である。
イーヴン・ピール (Even Piell)
ジェダイ評議会のメンバーの一人であり、ラニックという種族に属する。ヨーダやヤドルほどではないが非常に小柄であり、ナブーの戦い後のパレードのシーンに登場している。かつて自身の出身惑星でもある惑星ラニックでの戦闘の際に、ジェダイ・マスターのアディ・ガリアの両親を救ったという過去を持つ。そのため、アディ・ガリアはピールを尊敬していた。
クローン大戦中、ピールは惑星ローラ・セイユーで分離主義者のオシ・ソベックにより脱獄不可能の刑務所シタデルにウィルハフ・ターキンやその他のクローンとともに幽閉されていた。やがてアナキン、オビ=ワン、さらにアソーカの率いるクローン小隊に救出されるが、ドロイド軍によりシャトルを破壊され、ローラ・セイユーからの脱出が不可能になった。ドロイド軍に包囲されたピールは最期まで戦うが、オシ・ソベックの放ったクリーチャー「アヌーバ」に噛まれ戦死してしまう。その後、遺体はアソーカによって運ばれ、アナキンとオビワンによりローラ・セイユーの溶岩に流され、炎となって消えていった。
ピールの左目には大きな傷があるが、これは故郷で7人のテロリストと闘った際、片手で勝利したが、その代償として失ったものであり、また、義眼を入れることを頑なに拒否しているためでもある(扶桑社『スター・ウォーズ完全基礎講座 エピソード1篇』による)。
ジョカスタ・ヌー (Jocasta Nu)
コルサントのジェダイ公文書館の司書を務めていた老女で、ジェダイ・マスターである。以前はジェダイ評議会で10年間評議員を務めていた。オビ=ワンがパドメの暗殺者の手掛りを得るために調査していた惑星「カミーノ」の情報が、公文書館のチャートにはないことを確認した時には、チャートにはないという理由のみで「存在しない」と断定するなど、自ら管理する公文書館の情報には絶対の自信を持っていた。クローン大戦終結時、パルパティーンによってオーダー66が発令された時、ジョカスタは聖堂内の子供たちを外部に避難させたが、多くの子供たちがダース・ベイダーに殺された。その後ジョカスタはコルサントを脱出し、公文書館から持ち出した資料の隠匿を試みたが、次世代のジェダイ候補としてフォース=センシティブの子供たちのリストを記録したカイバー・メモリー・クリスタルを奪還するためにジェダイ聖堂への侵入を試みた際、大尋問官やベイダーとの戦闘で殺害された。
レジェンズ(非正史)ではベイダーが第501大隊を率いてジェダイ聖堂を襲撃し、ジョカスタが子供たちを避難させようとした際に、彼女自身もベイダーに殺害されている。
キ=アディ=ムンディ (Ki-Adi-Mundi)
惑星スリアのスリアンというエイリアン種族出身で、縦長の頭と二つの脳を持ったジェダイ評議員。二つの脳を持っているため、フォースのダークサイドに対する独自の洞察を行うことができ、ジェダイ評議会のメンバーの中では非常に重要な地位にある。『ファントム・メナス』の際には、ジェダイ評議会の中では新参メンバーであると共に、唯一のジェダイ・ナイトであった[10]。10年後には、パダワンを取りジェダイ・マスターとなっている。彼の出身種族であるスリアンは男性の出生率が大変低く、彼の母星の男性そのものが慢性的に不足しているため、ジェダイとしては例外的に結婚を認められており、数人の妻子がいる(デアゴスディーニ発行の『スター・ウォーズファクトファイル』によると、男性の産まれる割合は12人に1人)。
ジオノーシスの戦いで、プロ・クーンと共に独立星系連合の司令船の攻撃を試み、その船内にあるバトル・ドロイドの主電源を切ったが、その直後にバトル・ドロイドはバックアップシステムによって再び動き出したため、2人は捕らえられた(映画ではカットされている)。クローン大戦の勃発後には数々の惑星へと派遣され、ハイポリの戦いではグリーヴァス将軍と1対1で対峙して生還している。パルパティーンがオーダー66を発令したため、同行していたクローン・コマンダーのバカラと、部下のクローン・トルーパー特殊部隊ギャラクティック・マリーンらによって、惑星マイギートーでの戦闘中に殺害された。
扶桑社『スター・ウォーズ完全基礎講座 エピソード1篇』によると、彼はナブーの戦いの56年前にジェダイ・マスターのダーク・ウーマンに見出だされ、パダワン時代にはヨーダの下で修行を行っていた。ナブーの戦いの直前、故郷の政治紛争に巻き込まれた彼はタトゥイーンに墜落し、そこでジャバ・ザ・ハットの一味との抗争になり、行方不明だった娘の一人を救出することに成功する。また、タトゥイーンでは通商連合が軍事力を増強していることを知り、戦争の兆候をつかむことになる。
ムンディは老オビ=ワンと鯨を掛け合わせたエイリアンにしたいというルーカスの要望によってデザインが創作された。演じたサイラス・カーソンは、「ジェダイ評議会の賢者を演じるのは楽しかったよ。彼には親戚のおじさんのような親しみが感じられるだろう?それは、彼が善良で、やさしく、賢く、頼りがいのあるジェダイ・マスターだからなんだ」と答えている[11]
 
キット・フィストー
キット・フィストー (Kit Fisto)
黄緑色の肌をした水陸両生のノートランと呼ばれるエイリアン種族のジェダイ・マスター。同じジェダイのアイラ・セキュラとは、もしジェダイでなければより深い関係になっていたとも言われるほど親密な友情を結んでいた。
クローン大戦のきっかけとなったジオノーシスの戦いで、バトル・ドロイドの体と一体化したC-3POに対して、フォースを使い転倒させた。その後、モン・カラマリの戦いではクローンSCUBAトルーパーを率いて惑星カラマリに出動し、民族抗争の鎮圧に成功した。この戦闘では自身もライトセーバーを手に水中戦を制している。彼のライトセーバーは、二つのクリスタルを備えているため、エネルギーを二方向に分けて周期的な点火振動をおこすことができ、水の中で使用することも可能である。クローン大戦末期、シスの暗黒卿ダース・シディアスの正体が元老院最高議長パルパティーンだと判明した際には、メイス・ウィンドゥの招集に応じてサシー・ティン、エージェン・コーラーと共に逮捕に向かったが、エージェンやサシーと共に返り討ちに逢い死亡する。
フィストーのデザインは、元々『クローンの攻撃』に登場するシスの暗黒卿の初期案だったものである[12]
ルミナーラ・アンドゥリィ (Luminara Unduli)
ミリアランの女性ヒューマノイドで、顎にタトゥーをしているジェダイ・マスターである。共和国、評議会からも信頼も厚く有能な予言者であった。クローン大戦では弟子バリス・オフィーの修行を完成させるべく、惑星イラムへ向かいライトセーバーの原料となるアデガンクリスタルを採取しに行ったが、そこでドロイドの襲撃に遭う(イラムの襲撃)。二人は生き残ることはできたものの、アデガンクリスタルの採掘場はドロイドが仕掛けた時限爆弾によって破壊され、洞窟内部にいた二人は周りを完全に岩で囲まれるが、イラムの危機を察知したヨーダが駆けつけ危機を回避した。その後、ルミナーラはキャッシークへ派遣されバリスはフェルーシアに任務に就き、それぞれオーダー66を受けたクローン・トルーパーに殺される。
反乱者たち』では表向きはクローン戦争を生き残り行方不明、その後帝国側に幽閉されているとされていたが、実際は死体をジェダイ・ハンターである尋問官が回収し、ジェダイを誘き寄せるために利用していた。
オポー・ランシシス (Oppo Rancisis)
惑星シスピアス出身。評議会メンバーの一人。顔全体が白髪と白髭に覆われている人物で、軍事戦略の達人[6]。名前や出身惑星については「オポー・ランシセス」、「惑星ズィスピアーズ出身」とも表記される[9]
プロ・クーン (Plo Koon)
惑星ドーリン出身のケル・ドアというエイリアン種族。故郷である惑星ドーリンの空気成分は他の惑星とは全く異なっているため、常に特殊なゴーグルと対酸素マスクを装着している。彼はジェダイを何人も輩出した家門の出であり、ジオノーシスの戦いではキ=アディ=ムンディと共に独立星系連合の司令船へ攻撃を仕掛け、その内部にあるバトル・ドロイドの主電源を破壊することに成功するが、直後にバトル・ドロイドはバックアップシステムによって再び動き出したため、2人は捕らえられてしまった(以上のシーンは映画ではカットされた)。クローン大戦が勃発すると、惑星ケイト・ニモーディアに派遣され、長らくそこでの任務に従事した。しかし、パルパティーンがオーダー66を発令したため、同行していたクローン・トルーパーによって搭乗機ジェダイ・スターファイターは撃墜され死亡した。
クワイ=ガンとは同志の間柄であったため、クワイ=ガンがジェダイ評議会のメンバー入りを誰よりも望んでいた。また、3Dアニメ『クローンウォーズ』に登場するアナキンの弟子アソーカを最初に見出した人物でもあり、彼女からはアナキンと並んで深く尊敬されている。
クインラン・ヴォス (Quinlan Vos)
インナー・リムの惑星キフュ出身のキファーである。幼いころ、両親をアンザーティの盗賊団の手によって失っている。通常のジェダイ候補生とは違い、ジェダイ聖堂ではなく故郷のキフュで修業を積んだ。クインランが精神力によって無生物上に残された微かな精神の痕跡から、近い過去の出来事を読み取ることができたためである。そのためジェダイ聖堂へクインランを渡すことはキフュの氏族にとって受け入れ難く、シェイフのカーリン・ヴォスはジェダイに対し、ジェダイ・マスターの派遣を要請した。ジェダイはこの妥協案を受け入れ、マスター・ソルムがクインランの師として派遣された。その後、クインランはジェダイ・ナイトの称号を受け、ナー・シャダーで密輸業者ポル・セキュラの姪であるアイラ・セキュラを見出し、パダワンとする。しかしポルによって投薬され記憶を失ったことをきっかけにダークサイドへ近づいて行くようになる。記憶を取り戻した後はヴィルマー・グラークと何度か行動を共にしたが、ダークサイドにとりつかれている部分は変わらなかった。
ドゥークー伯爵による分離主義運動が起こった際、クインランはソルムの助けを借りて分離主義運動内部にスパイ網を構築した。しかしこのスパイ網はジオノーシスの罠を察知できず、クインランはこれを恥じてクローン大戦の際には将軍とならずに裏方に徹する。そしてコート・ヴォスという偽名で活動するようになり、独立星系連合がカミーノを攻撃するという確かな情報を手に入れる。これによってジェダイは十分な時間を稼ぐことができ、クローン製造工場のあるカミーノの防衛に成功した。しかし数ヶ月のスパイ活動ののち、クインランはジェダイ聖堂との接触に失敗。銀河共和国を裏切ったとされ、エージェン・コーラーがクインランを連れ戻すために派遣される。だが共和国とハット・スペースとの外交交渉が緊張状態を迎えるとコーラーはクインランの追跡を断念、そしてクインランは連合軍の領域へ逃走して行ったとされる。だが実際にはクインランは共和国を完全に裏切った訳ではなく、二重スパイとして共和国と独立星系連合の間を行きつ戻りつしていた。彼はドゥークー伯爵配下のダーク・ジェダイの一人としてジェダイの活動を妨害する一方、時には彼等を手助けした。
戦争末期にようやく正式にジェダイ・オーダーへの復帰を許されたクインランは、激戦地となっていたサルーカマイへ派遣され、裏切り者のダーク・ジェダイであるソーラ・バルクを倒して共和国を勝利へ導いている。その後今度はキャッシークへ派遣されたが、そこでの戦闘の最中にオーダー66が発令される。しかし彼はクローン・トルーパーの攻撃から生き延びることに成功している。その後ヴォスは妻のカリーン・ヘンツと共に暮らし、コート・ヴォスという息子を授かっている。
サシー・ティン (Saesee Tiin)
イクトッチィという種族で、惑星イクトッチヨンを回る衛星イクトッチの出身。頭部から二本の角が下向きに突き出ており、凶眼。強靭な皮膚を持つ。孤独を愛するジェダイであり、1人の弟子も持ったことはない。
パイロットとしての技術はジェダイの中でも1、2を争うと言われている。自身と同様に優秀なパイロットで、メカニックにも精通しているアナキンの才能を高く評価している。また、フォースと種族特有のテレパシー能力を駆使して、航法コンピュータのナビゲーションなしに、自由にハイパースペースを飛ぶことができる。アニメ『クローン・ウォーズ』でもパイロットとしての腕前を活かし、宇宙戦や近接航空支援により大きな戦果を挙げている。メイス・ウィンドゥがパルパティーンを逮捕しに行くシーンにキット・フィストー、エージェン・コーラーとともに同行するも斬り殺された。
サイフォ=ディアス (Sifo-Dyas)
『クローンの攻撃』の中で、10年前にクローン技術に長けている共和国辺境の惑星カミーノに120万人のクローン・トルーパーを発注したジェダイ・マスターとして語られる。『ファントム・メナス』で描かれたナブーの戦いの後に、惑星フェルーシアの和平交渉に派遣され殺害された。具体的な描写はされていないが、非正史(レジェンズ)ではジョージ・ルーカス監修の元に執筆されたブリッジノベル『悪の迷宮』(ソニーマガジンズ刊)、正史(カノン)ではアニメ『クローン・ウォーズ』シーズン6等の作品において断片的に描かれた。
彼はシスの脅威に備えるため、極秘で銀河一のクローン製造技術を持つカミーノ人にクローン兵団を注文した。銀河元老院最高議長パルパティーンにのみ計画を打ち明けたが、その後ドゥークー伯爵にシスの暗黒卿となるための証明を兼ねて殺害されてしまう[13]
スタス・アリー (Stass Allie)
ジェダイ評議会の一員であるスタス・アリーは、同じくジェダイ評議員であったアディ・ガリアの従姉妹で、180cmという長身のジェダイ・マスターである。クローン大戦勃発時のマスターとなり、その後評議員に昇格した。
スタスは陥落させたサルーカマイでクローン部隊とスピーダーバイクでパトロールをしていたその時、ダース・シディアスによるオーダー66が発令され、コマンダー・ネイオはスタスの乗るスピーダーバイクに発砲し、制御の効かなくなったスピーダーバイクは方向を変え柱に激突し、スタスは死亡した。
ヤドル (Yaddle)
477歳。『ファントム・メナス』でジェダイ評議会の一員として登場したジェダイ・マスターの1人で、ヨーダと同じ種族の女性ジェダイであるが、2人の出自については謎が多い。ヨーダと同じく瞑想を好み、討論の場でも物静かに他者の主張に耳をかたむけている。また、ヨーダの知識と平静さを強く尊敬している[14]
『ファントム・メナス』の約200年程前、当時まだパダワンであったヤドルは、師と共に任務で惑星コーバへと向かっていたが、その最中に師を殺害され、自身も約1世紀以上もの永い間、地下牢に幽閉されてしまうが、フォースを集中させることで大規模な地殻変動を起こし、地下からの脱出に成功した。この時ヤドルは、自分を幽閉した人々の子孫には報復せず、地殻変動からの復興を手助けしたばかりか、さらに独裁者を倒して彼らを解放している。ジェダイ評議会はこの出来事に対し、まだパダワンであったヤドルをジェダイ・マスター、ジェダイ評議員に任命している。
内戦で混乱している惑星モワンの治安維持を支援する任務の際に、犯罪王グランタ・オメガの放った巨大なガス爆弾からこの惑星の住民達を守るために、自らフォースで爆弾を吸収して死亡する。評議会における後任は、ジェダイ・マスターのシャク・ティが務めることとなった。
ヨーダのデザイン画の1つをベースにNG版パペットを流用して制作されたため、髪色や髪型以外の点でも外見はヨーダと非常によく似ている[15]
ヤレアル・プーフ (Yarael Poof)
『ファントム・メナス』のジェダイ評議会のシーンに登場したジェダイ・マスターの一人。首が非常に長く、青白い肌は非常に薄く、骨格が浮き出ている。瞳は濁った赤色をしており、『クローンの攻撃』に登場したトーン・ウィやラマ・スーらカミーノ人に近い容姿をしているが、彼はカミーノ人ではなく、無脊椎種族のクワーミアン(ケルミアン)である。扶桑社発行『スター・ウォーズ完全基礎講座 エピソード1篇』によると、彼の種族は4本の腕と、胸に第二の脳を持ち、嗅覚器官は腕にある。伝説的なマインド・トリックの使い手として知られており、戦闘の際、幻影術を使って自分の姿を巨大な猛獣として映し出すことによって、敵対するものを恐怖させ、戦意を喪失させる。

シス編集

ドゥークー伯爵 / ダース・ティラナス (Count Dooku / Darth Tyranus)
 
ダース・モール
ダース・モール (Darth Maul)
ダース・シディアスの弟子で、全身が赤と黒のシスの刺青で覆われている。髪のない頭部に十本程の短い角を持つエイリアン種族のザブラク出身であり、ダソミアのナイトブラザーと呼ばれる氏族の出身。同族に、ジェダイ・マスターのイース・コスやエージェン・コーラー、実弟で後にドゥークー伯爵の弟子となるサヴァージ・オプレスがいる。ダソミアのナイトシスターの酋長マザー・タルジンの息子であったが、幼少期にその素質に目を付けたダース・シディアスに拉致され、シスとなるための過酷な修行を課せられた。
シディアスの命令で通商連合が惑星ナブーに侵攻した際、封鎖線を突破して逃亡したパドメを捜索する任務を与えられるが、彼女を警護していたクワイ=ガンによって妨害され失敗する。その後、パドメが惑星コルサントからナブーへと帰国すると再度ナブーへと向かい、再びクワイ=ガンとオビ=ワンと戦い、クワイ=ガンを倒す。その後、オビ=ワンも追い詰めるが、クワイ=ガンのライトセーバーを用いたオビ=ワンの攻撃に対応できず、胴を両断され、溶解炉に落ちて消えた。
モールは死亡したと思われていたが、実は生き延びていたことが『クローン・ウォーズ』シーズン3で明かされている。シーズン4でサヴァージによって発見された時には、失った下半身の代わりにドロイドを改造した蜘蛛を思わせる大型の歩行機械と一体化し、完全に正気を失っていた。ダソミアの魔女マザー・タルジンによって正気を取り戻した彼は、ドロイドのパーツから新造した下半身に収まると、サヴァージを弟子にして二人でオビ=ワンへの復讐に乗り出す。その動きをシディアスに察知され、3人以上のシスの存在を容認しないシス・オーダーの掟に従いサヴァージを殺され、モール自身も拷問を受ける。
スター・ウォーズ 反乱者たち』の時代でも生き残っているが、「ダース」の称号を捨て、モールと名乗っていた。シディアスに使い捨てにされた恨みから銀河帝国の転覆を企んでおり、追われる身となっている。反乱軍と共闘することはあっても、エズラ・ブリッジャーを「我が弟子」と呼び暗黒面に引き込もうとするなど一時的なものにしかなっていない。ジェダイ・ホロクロンとシス・ホロクロンを融合させて得た情報からオビ=ワンの居所を突き止め、戦いを挑むが返り討ちに遭う。最期にオビ=ワンが「選ばれし者」を守っていることを知り、シディアスへの復讐を代わりに果たしてくれることを願いながら息を引き取った。
当初のデザインでは、モールの頭部にはトーテムを参考にした羽が付けられていた。しかし、クリーチャー・エフェクト・チームのニック・ダドマンは羽を角だと解釈し、モールの顔を悪魔的なデザインに修正した[16]。また、ライトセイバーを使った戦闘シーンでは機敏なアクションが求められたため、ボディスーツやローブもアクションに適したデザインに変更された[17]。「オリジナル・トリロジー」のシスの暗黒卿ダース・ベイダーが仮面を付けていたため、モールは差別化のため刺青をした顔にデザインされた。元々はダース・シディアスに採用される予定だったものが、後にモールのデザインとして変更された[17]。この刺青のデザインは、歌舞伎の化粧法のひとつである隈取を参考にしている[18]
モール役には、アクション俳優のレイ・パークが起用された[19]。パークは元々スタントマンとして作品に参加していたが、カメラテストのためにダース・モールに扮した彼を見た監督ジョージ・ルーカスらが、その動きと存在感を買って正式にダース・モール役に起用したというエピソードがある。劇中のアクションシーンは全てパーク自身が演じているが、声はピーター・セラフィノイス英語版が吹き替えた。
ダース・モールが主役となるスピンオフ小説『ダース・モール 闇の狩人』(マイケル・リーヴス著、ソニー・マガジンズ刊)は、『スター・ウォーズシリーズ』中では珍しく悪役を主人公にした物語である。
 
アサージ・ヴェントレス
アサージ・ヴェントレス (Asajj Ventress)
二刀流で戦う白肌のスキンヘッドの女性剣士。共和国辺境の惑星ダソミアで誕生するが、彼女の部族がある犯罪者から保護を受けるための条件として引き渡され、その後は何らかの目的でラタータックへ里子に出される。戦乱の絶えないラタータックでの生活は悲惨で、その上ごく幼い頃に両親を殺害されて天涯孤独の身となったが、ラタータックを訪れた元ジェダイのカイ・ナレックと出会い、フォースの片鱗を見せていた彼女はナレックからジェダイの技を伝授される。しかし、ナレックはジェダイの精神を授ける前に盗賊に襲撃され殺害される。ラタータックの情勢を省みない共和国や師匠を追放したジェダイ評議会を恨みつつ、アサージはダーク・ジェダイとなり、シスの存在を知った後は、自らがシスの精神を継ぐ者と意識して黒衣に身を包みシス卿を名乗った。
ドゥークー伯爵がラタータックの闘技場を訪れたことを知ったアサージは、自分を売り込む機会だと考え闘技大会に参加。圧倒的なフォースの力とライトセーバーの腕を披露し、ドゥークー伯爵の知見を得た。しかし、自分が「シス」と名乗って誇っていた力は本当のシス卿であるドゥークー伯爵に対して全く歯が立たないことを知り、ドゥークーとその師匠であるダース・シディアスに忠誠を誓う。ドゥークーはアサージの忠誠に対する証として、かつて自分の弟子だったコマリ・ヴォサが所持していた二本のシス・ライトセーバーを授けた。しかし、シスは一度に「師匠=弟子」の二人しか存在してはならない掟のため、彼女が本当のシスの修行を受けシス卿と認められることはなかった。
クローン大戦ではオビ=ワンが指揮するクローン軍との戦闘に多く参戦し、オビ=ワンを捕虜として捕らえることにも成功した(その後、脱走されている)。戦いを有利にするため共和国軍を指揮するジェダイを切り崩す戦略を進め、オビ=ワンを味方に引き入れようと誘惑したほか、多くのジェダイ騎士の首に賞金を掛けてダージを始めとする共和国中の賞金稼ぎの力を利用した。惑星ヤヴィンの衛星「ヤヴィン4」でアナキンと対決、一時は優位に立ったがダークサイドの力を解放したアナキンに敗北し、瀕死のところをドゥークー伯爵に助け出された。
スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』でも登場し、劇場版ではクローン大戦の帰趨を担うハット・スペースの航行権を狙った陰謀達成のためにアナキンやアソーカの前に立ちふさがる。トイダリアンの君主であるカトゥーンコを独立星系連合に迎え入れるために交渉にきたヨーダを襲撃している。シーズン3では、アサージの急激な成長が自分自身の驚異になると憂慮したダース・シディアスの命令を受けたドゥークーに殺されかける。辛うじて生き残るとドゥークーへの復讐を胸に故郷のダソミアのナイトシスターの氏族に援助を求める。
アサージが属する氏族の指導者であるマスター・タルジンは、ドゥークーへの復讐を支援するために二人のナイトシスターをアサージに同行させ、アサージとその仲間のナイトシスターはジェダイの仕業に見せかけながらドゥークーを襲撃するものの失敗し、逃走する。この際、ドゥークーがジェダイの犯行と考えたために協力関係にあったタルジンに新しい弟子の補充を要請する。アサージは、自分自身で選び抜いたダース・モールの弟サヴァージ・オプレスを選びマスター・タルジンの魔法によって肉体や精神を強化し洗脳を施したうえでドゥークーの元へと送り込み、彼とともにドゥークーを襲撃するつもりだった。しかし、洗脳に対してサヴァージ・オプレスがアサージに見限られたことが元で、ドゥークーとアサージの二人を殺そうとしたために失敗し、二人は逃走する。その後は賞金稼ぎとなり、ボバ・フェットのチームに参加して戦ったり、サヴァージ・オプレスに掛けられた賞金を狙ってオビ=ワンとも共闘した。
『クローン大戦』では、アサージは大戦末期のボズ・ピティの戦いにおいてドゥークー伯爵に捕らえられていたオビ=ワンとアナキンに再会して決闘に臨むが、既にドゥークーは彼女を見限っており、逃走するドゥークー伯爵とグリーヴァス将軍の盾にされて味方に銃撃された。アサージの過去を知り、自分を助けようとしているオビ=ワンを前にしてジェダイに対する長年の恨みも消え、「コルサントを守りなさい」と言い残し息を引き取った。オビ=ワンは彼女をコルサントでジェダイの作法に則り火葬するよう申し出たが、彼女の遺体を載せた宇宙船は行方不明となった。後の調査でアサージは死なずに仮死状態に陥っただけで、復活したアサージは宇宙船を奪い何処かへ消えたことが分かった。
アサージのデザインは、元々『クローンの攻撃』に登場するシスの暗黒卿としてデザインされたものだったが、クリストファー・リーが起用されたため没になったものを流用している[12]。また、アサージの名前は『蜘蛛巣城』に登場する鷲津浅茅に由来している[20]。『スター・ウォーズ クローン大戦』では、日本語吹き替え版の製作に際してアメリカ側からオリジナル(グレイ・デライルニカ・フッターマン)に似せたシビアなボイスマッチが要求されアサージも20代女性での配役が要望されていたが、日本では同年代でオリジナルに似たしゃがれた声を出せる声優がおらず磯辺万沙子がキャスティングされた[21]。音響監督の佐藤敏夫はアメリカ側を納得させるのに苦労したと述べている[21]
ダース・プレイガス (Darth Plagueis)
共和国末期に暗躍したシスの暗黒卿。シス卿ダース・ベインがヤヴィンの戦いの約1000年前に、一子相伝制を主体とする徹底した秘密主義を確立してから、表舞台に一切姿を現さなかった最後のシス卿。人間ではなくムウンというエイリアン種族出身である。
ダース・シディアスをアプレンティス(弟子)としていたが、彼に寝込みを襲われ殺害される。シディアスが生涯、自身の師について黙秘したため、プレイガスに関する情報は存在しない。なお謀殺したとはいえ、シディアスは師のプレイガスを「賢人(the Wise)」と評しており、自身のマスターとして、またシス卿としてその実力を認めていた様である。小説『ダースプレイガス』より

銀河共和国編集

銀河元老院編集

ベイル・オーガナ (Bail Organa)
オルデラン王室出身の元老院議員で、レイアの養父。妻は元オルデラン教育大臣・難民解放活動議長でオルデラン女王のブレハ・オーガナ。レジェンズではベイル・プレスター・オーガナというフルネームが設定されている。ヴァローラムも友人であったが、パルパティーンが新しい元老院議長に就任すると彼の顧問の一人となる。クローン大戦時はその交渉術を買われ、ロイヤリスト・コミッティ(議長忠誠派)と呼ばれる対独立星系連合交渉助勢会議のメンバーとなり、またオビ=ワンともクローン大戦中に親睦を深めた。
オーダー66が発動され、ジェダイ聖堂がクローン・トルーパーに攻撃されているのを見て異変を察知し、ヨーダとオビ=ワンを救出することに成功する。そしてパルパティーンが皇帝を名乗るようになるとすぐにオルデランの総督の位に戻り、長老議会という会議を創設し自ら初代議長につき、表向きは銀河帝国の支持者という立場を取りながらも警戒を強めた。クローン大戦中後を問わず、クローン・トルーパー(後にストームトルーパー)のオルデラン駐留を認めず、平和を守るためオルデランにあった武器を全て宇宙船に載せ、完全非武装化を断行した。
やがて帝国元老院で最年少の議員となったレイアや共和国時代からの同僚であるモン・モスマ、ジェダイ粛清の僅かな生き残りの一人であるアソーカ・タノといった同盟者らと共に銀河系各地に点在していた帝国への反乱組織を密かに支援。共和国再建同盟を結び反乱同盟軍を組織した。しかし、オルデランが本格的に防御を固め正式に同盟軍に参加する直前、オルデランはデス・スターによって破壊され、オーガナも死亡する。
レジェンズでは、オーガナは若い頃に王位継承を巡る闘争に巻き込まれる。この争いは最終的に銀河共和国が派遣したジョラス・シボースの介入によって調停され、オーガナは王になると共に惑星の実質的統治者である総督の位にもついた。その後、元老院議員選に出馬するため両方の位を他人に譲っている。ヤヴィンの戦いの2年前、ベイルはモン・モスマ、ガーム・ベル・イブリスと共にコレリアン協定を締結しており、これが正式な反乱同盟軍の結成とされている。反乱同盟軍創設者の1人であるベイルの死は、モン・モスマへの権力の集中を招き、この流れに強い危機感を覚えたガーム・ベル・イブリスが脱退するなど、その後の反乱同盟軍の体制に甚大な影響をもたらした。
フィニーズ・ヴァローラム (Finis Valorum)
1000年にわたって多くの有力政治家を輩出した名家の出身。旧銀河共和国の末期、2期8年にわたって最高議長職を務めたヴァローラムは、数少ない良心的な政治家であったが、ダース・シディアスの策略により根拠のない汚職の嫌疑をかけられてしまう。それでもなお、腐敗した共和国を改革すべく必死の努力を続けていたが、正規の規則に縛られカリスマ性に欠けていたため、なかなか実績を上げられなかった。通商連合によるナブー封鎖に際し、元老院が不毛な議論を繰り返すのに辟易した彼は、密かに2人のジェダイの騎士クワイ=ガンとオビ=ワンを、特使として通商連合総督ヌート・ガンレイのもとへと派遣した。その後、2人の手引きでナブーを脱出した女王パドメを迎えて緊急議会を招集したが、その場で不信任案を提出され可決。元老院最高議長の座を退くこととなった。
非正史(レジェンズ)の設定ではその後も政界に留まりつつ、難民救済事業に奔走していた。ジオノーシスの戦いの16ヵ月後、オーガナに「パルパティーンに逆らった議員が次々と消えている」と警告を残し、直後に公式発表では独立星系連合の手によるものとされる破壊工作によって乗船を爆破され他の乗組員と共に死亡した。その後、彼の治績を称えて元老院議事堂ホールに記念碑が建立されたが、この事件をきっかけにパルパティーンは大幅な法改正を行い、強力な警察権を手に入れた。

ナブー編集

ジャミリア女王 (Queen Jamillia)
パドメの次代のナブー女王。
アペイラーナ女王 (Queen Apailana)
『シスの復讐』に登場するナブー女王。死去したパドメの国葬を執り行い、銀河帝国成立後はジェダイを匿っていたが、事実を知った帝国軍に殺害される。
パナカ (Panaka)
ナブー王室警備隊長。ナブー王室に絶対の忠誠を誓い、歴代の王(女王)に仕えた。前国王ヴェルーナの没後、ナブー王室警備隊長に任命され、通商連合の侵略が始まると、王室の警備やアミダラ女王護衛の陣頭指揮を執った。ナブーの戦いの混乱の中でヌート・ガンレイ総督を捕えた。アミダラの退位後も引き続き、新女王ジャミリアの警護任務に就いた。
彼は極めて保守的な思想の持主であり、長らくグンガン人差別主義者でもあった。また、パドメとアナキンとの婚姻を聖職者の証言を通じて、パルパティーン議長に報告した。帝政期以降も、故郷を同じくする皇帝パルパティーンを熱狂的に支持し、最終的には高級将校「モフ」に任命された。
グレガー・タイフォ (Gregar Typho)
ナブーでの戦いで活躍したパナカの甥。ナブーの戦いでは通商連合との戦闘に加わり左目を失ったが、その後もナブー王室に仕え、新たにナブー選出議員となったパドメの護衛を務めていた。クローン大戦の直前に発生したパドメ暗殺未遂事件の場にも居合わせており、その後もパドメを護衛を務めた。
シオ・ビブル (Sio Bibble)
ナブーの首相。パドメを政治面で補佐し、彼女の退任後も首相としてジャミリア女王に仕え、パドメの国葬にも参列している。
コーデ (Cordé)
パドメの影武者。彼女がコルサントに行く際に同行するが、コルサントに到着した際にザム・ウェセルのしかけた爆弾により死亡する。
ボス・ナス (Boss Rugor Nass)
ナブーの原住民であるグンガン族の長であり、また同時にグンガンの自衛組織で、主に民兵から成る「聖なる軍隊」の最高司令官でもある。通商連合との戦いに備えてパドメと同盟を結び、終盤では通商連合を撃退した後の祝賀パレードに参加し、「平和を」とナブー国民の前で自ら宣言した。『シスの復讐』のラストのパドメの国葬のシーンでは、ジャー・ジャー・ビンクスと共に正装して葬列に加わっている。
ジャー・ジャー・ビンクス (Jar Jar Binks)

タトゥイーン編集

シミ・スカイウォーカー (Shmi Skywalker)
アナキンの母親であり、ルークの祖母。アナキンの父親は存在しない(処女懐胎)。タトゥイーンで部品屋を営んでいるワトーの奴隷であったが、息子のアナキンは9歳の時、クワイ=ガンに解放される。後に自身も水分農場を営むクリーグ・ラーズに解放され、彼と結婚した。
アナキンがタトゥイーンを離れて10年後、水分凝結機にできるキノコを取ろうと朝方に家を出た時、原住民のタスケン・レイダーにさらわれる。クリーグらが助けに行ったが失敗し、アナキンが助けにきた時にはタスケン・レイダーによる拷問を受け、衰弱し切っており、助けに来たアナキンに抱かれたまま絶命する。
クリーグ・ラーズ (Cliegg Lars)
アナキンの継父であり、オーウェン・ラーズの父親。タトゥイーンのモイスチャーファームで、ワトーからシミを受け取り、彼女を奴隷から解放して結婚した。数年後、シミがタスケン・レイダーたちにさらわれ、仲間を募って救出に向かうも多くの死傷者を出し、彼自身も片足を失ってしまい、ドロイドのようにはなりたくないとオーウェン手製の車椅子を愛用するようになった。後にシミの死を知り悲しみにくれ、家の近くに埋葬し、アナキンと共に墓標に黙祷した。
 
ワトーのイラスト
ワトー (Watto)
惑星タトゥイーンで宇宙船中古部品を売る商人で、身長は137cm、小さな羽を忙しなく動かし、飛ぶことが出来る。惑星トイダリア原住のトイダリアンという種族の出身で、種族的な性質からフォースによる心理操作は通用しない。アナキンとシミが奴隷だった時の所有者だった。
基本的には計算高いながらも正直な商人である彼だが、ギャンブルに目がないという悪徳のために、後に財産をほとんど失うという不運に見舞われた。彼自身は種族的なフォース耐性のため心理操作こそ受け付けはしなかったものの、クワイ=ガンがフォースを使ったダイス賭博のイカサマトリックを見抜けずポッド・レースの賭けに乗る羽目になって負け、子供だったアナキンを譲り渡し、その後にシミもクリーグ・ラーズに売っている。アナキンが青年となるころには店も零落しており、店舗も手放し、露店で小さなジャンクを売るのみとなっていた。
口が悪く若干偽悪趣味的なところがあり、奴隷であった頃のアナキンとシミは彼の所有物であったため、悪態や暴言を吐くことはあるものの、幼いアナキンに対する彼の態度は、無理な労働を強いるようなこともせず、掃除など彼に与えた仕事が片付けば早く切り上げさせ自由に遊ばせたり、彼を「アニー」と愛称で呼んで可愛がり、また、ポッドレースへの出場も許していたなど、親類と同等の態度で接していた。
ギャンブルに目がないギャンブラーとして悪びれる様子もなく、商品に悪戯をしてしまったアナキンを罵ったりもしているが、青年となったアナキンと再会した時には、「アニーじゃないか」と素直に再会を喜んでいた(喜びつつもアナキンに借金取立てを頼もうとしたが、話を逸らされ断念した)。また、母を売ったことに関して聞かれると開口一番に謝罪している。
ベン・クワディナロス (Ben Quadinaros)
ポッドレース(ブーンタ・クラシック)に出場したレーサーの1人。マシンは、ポッドレースのマシンとしては珍しい4つのエンジンを搭載している。スタート時にエンジントラブルが起き、最後にはエンジンが4つ全部が吹っ飛んでしまう。ライバルのセブルバの妨害によって同様にエンジントラブルが起こっていたアナキンが的確に対処して走り出したのとは対照的に、彼は計器を乱暴に叩くだけでアナキンに比べて緊急事態への対処能力が低い様を見せた。
NINTENDO64の『スターウォーズ エピソードIレーサー』にも登場する。
ラッツ・タイレル(Ratts Tyerell)
ポッドレース(ブーンタ・クラシック)に出場したレーサーの1人で惑星アリーン出身。正々堂々としたレース展開を好み、人気も高い。そのため、ラフプレイでのし上がるセブルバを快く思っていない。レース中の洞窟コース内で鍾乳洞に激突し死亡した。
エピソード1のDVDに収録されたカットシーンの映像では、この時のレースに際してタイレルの妻子が応援に駆け付けていたが、一家の父親の死を目の当たりにする悲惨な結果になった様子が描かれている。レジェンズ(非正史)では息子のデランドがこの時の経験から、後にポッドレースの規制を訴える団体を設立する事になる。
ボールズ・ロア(Boles Roor)
ポッドレース(ブーンタ・クラシック)に出場したレーサーの1人。過去に2回の優勝経験をもつ。最終的に6位と振るわなかったものの、難コースやタスケン・レイダーの妨害などをすりぬけ完走した。
マホーニック(Mawhonic)
ポッドレース(ブーンタ・クラシック)に出場したレーサーの1人。セブルバに並ぶ優勝候補とされていたが、レース開始早々にセブルバによってコース外に押し出され、障害物に接触、大破リタイヤした。
ティーント・パガリス(Teemto Pagalies)
ポッドレース(ブーンタ・クラシック)に出場したレーサーの1人。惑星ムーナス・マンデル出身。その風貌は「直立二足歩行するワニ」を想起させる。レース中盤までは順調だったものの、峡谷コースでタスケン・レイダーに狙撃され、ポッドは大破、リタイヤした。
装備はかなりの旧式だったらしく、日本語吹き替えでは「あんなオンボロエンジン積んで、よくぞレースに参加したよ」と酷評された。(字幕では、「どこの惑星の人間でもあれは痛い」と訳されている)
フォード&ビード (Fode & Beed)
1つの体に4つの腕、2つの頭(人格)をもつトロイグという社交的な種族の出身である。フォードとビードは2人合わせてフォードシンビードとも呼ばれ故郷で最も有名な人物の1人(2人)であり、フォードは赤い肌、ビードは緑色の肌をしている。彼らはスポーツ放送のアナウンサーとして成功を収めており、アナキンが参加する惑星タトゥイーンのモス・エスパ競技場で行われたブーンタ・イブ・ポッドレースではフォードが共通語(ベイシック)で、片割れのビードがハット語でアナウンスやレースの実況解説を行う。
ガーデュラ・ザ・ハット (Gardulla the Hutt)
タトゥイーンを本拠とするハット族の一員。ワトーとの賭けに負け、スカイウォーカー親子をワトーに譲り渡した。同族のジャバ・ザ・ハットとはライバル関係にあるが、『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』ではハット族全体を統治するハット大評議会においてジャバの代理人を務めていた。『クローン・ウォーズ』以前に製作されたゲーム『ジャンゴ・フェット』など、一部レジェンズの設定ではジャンゴ・フェットと対立し、彼に殺害されている。
ガスガノ (Gasgano)
6本の腕に24本の指を持つゼクスト人のレーサー。セブルバと並ぶ人気レーサーでもあり、ブーンタ・イブ・クラシック本命のレーサーの1人でもある[22]
オディ・マンドレル (Ody mandrell)
ポッドレース(ブーンタ・イブ・クラシック)に出場したレーサーの1人である。パイロットとしての技量はそれほどでもないらしく、下馬評では大穴扱いされていた。整備員を雇う余裕もないらしく、整備用ドロイドをピットクルーとして使役していた。ピットイン時エンジンのインテークにドロイドを吸い込んでしまい大破、リタイヤする。
セブルバ (Sebulba)
ポッドレースの人気レーサー。腕で歩行し、脚を腕の様に使う独特の生態を持ち、レースの際は手足全てを使って操作を行う。操縦技術も優秀ながら、相手ポッドをコース外に押し出したり爆発物を相手ポッドのインテークに放り込むなど、妨害技術はそれ以上。短気で喧嘩っ早く、ちょっとしたトラブルからジャー・ジャー・ビンクスを殺そうとするがアナキンに止められた。ポッドレース最大のイベントである「ブーンタ・イブ」ではV字型の吸気口をもつ巨大なエンジンのポッドを駆って参戦、アナキンのポッドと最後まで競るものの敗北しポッドは大破。パンフレットでは、クワイ=ガン・ジンからアナキンのポッドを買い取り、レーサーを続けたとされる。

独立星系連合編集

グリーヴァス将軍 (General Grievous)
ヌート・ガンレイ (Nute Gunray)
通商連合総督(最高権力者)。ライバルと権力争いをしているころに、助力と引き替えに協力するように接触してきた、ダース・シディアスと手を組み、シディアスから得た秘密情報をもとにライバルを蹴落とし、総督の地位を得た。
ダース・シディアスの命を受けて通商連合の偽装貨物船(武装した貨物船)の艦隊を率いてナブーを封鎖し、最高議長から派遣された特使クワイ=ガンとオビ=ワンも撃退したが、ナブー占領を合法化するために必要なアミダラ女王の署名が得られないまま、アミダラと合流したジェダイに逃げられる。ガンレイはパドメと協力関係を結んだグンガン軍の撃破に主力軍を投入したが、手薄になったナブー王宮を直接奇襲される。それでもガンレイは采配を取ってパドメ・アミダラを捕らえることに成功したが、そこにパドメの影武者が到着し、影武者としか会ったことのなかった彼は本物のパドメを捨てて影武者を捕らえるよう命じてしまい、その隙に本物のパドメがガンレイのブラスターを奪って反攻に転じ、ガンレイは捕らえられた。以降、目の敵とも言うべきパドメに対して殺意を抱くようになる。この失敗で、通商連合の私設軍は大きな打撃を受け、ガンレイも逮捕されたが、有力者に賄賂を掴ませたおかげで、裁判で有罪の判決を受けながらも総督の地位を守った。また、大幅な縮小を命じられた私設軍も密かに再建した。
ドゥークー伯爵率いる分離主義運動に呼応して10年前に苦汁を舐めさせられたパドメ暗殺を条件に、経済面・軍事面で独立星系連合(分離主義勢力)を支えることを約束。以後、分離主義評議会の幹部としてクローン大戦で共和国と敵対した。グリーヴァス将軍とは二人が初めて会った時に、ガンレイがグリーヴァスをドロイドだと間違えたため不仲だった。クローン大戦中は、共和国側の惑星を分離主義勢力側に取り込む切り崩し工作などを行っていた。その最中、アミダラの活躍により惑星ローディアで共和国勢力に身柄を拘束されるも、ガンレイが共和国に口を割ることを恐れたドゥークーは、腹心のアサージ・ヴェントレスを送り込み、ガンレイは彼女の協力を得て脱出した。しかし、銀河帝国皇帝となり、ガンレイたちに利用価値がなくなったシディアスは、ムスタファーに弟子のダース・ベイダーを送り込み、ガンレイは他の分離主義者と共に殺される。映画では容赦なく殺害されるが、ガンレイの「戦争は終わった。シディアス卿は我々にピース(peace=平和)を約束した!」という疑問に対するシディアスの答えは、小説版でアナキンの「誤解があったようだな。シディアス卿はピース(piece=切れ端)にすると約束したのさ」という台詞として明かされる。
ガンレイは金の亡者であり、また日本人が話すようなたどたどしい英語を話すため、アメリカの一部の市民団体から人種差別だと抗議を受けたことがある。しかし、声を担当したサイラス・カーソンは「彼らには見たところ鼻がない。だから鼻が無いような発音をするイメージのあるタイ人の英語をまねてセリフを話した」と語っている。
ガンレイをはじめニモイディアンがみな高い帽子を被っているのは、その中に顔の表情を動かす機械が入っているため(設定上は自分たちの地位、権力、富を誇示するためのもの)。『ファントム・メナス』の頃は瞬きと口を開閉する程度だったが、『クローンの攻撃』ではコンピュータ・プログラムによるリップシンク、『シスの復讐』では顔全体の筋肉の動きの再現などその技術は飛躍的に進んでいた。なお初期のデザイン画では彼らが使役するバトル・ドロイド同様の細長い頭部となっており、その名残としてバトル・ドロイドは彼らニモイディアンの骨格を模して造られたとされている。
ルーン・ハーコ (Rune Haako)
法律顧問としてガンレイの補佐官を務めた。ナブーの戦いの際、多くのニモイディアンと同じく臆病なハーコは、ダース・シディアスの命令がナブーの封鎖から侵略へと次第にエスカレートしていくことにガンレイと共に不安を募らせていたが、シディアスには反抗出来ないでいた。ナブーの戦いの終結後にガンレイ共々、パドメたちに捕らえられてしまう。『クローンの攻撃』での登場はなかった(同作でガンレイの傍らにいたのは総督補佐のギラモス・リブカス)が、『シスの復讐』で再びガンレイの補佐官として登場。惑星ムスタファーにおいてダース・ベイダーに殺された。
ポグル・ザ・レッサー (Poggle the Lesser)
惑星ジオノーシスを支配する大公であり、またジオノーシス工業社の代表でもある。銀河系の公用語であるベーシックを話さず、母星の原語であるジオノーシアン語でしか話さない。
下層階級の出身だったポグルは、ジオノーシアンの伝統的な階級制度に反発していた。やがて彼は強い権力欲に囚われ、スタルガシンの巣群落を支配しているハーディス・ザ・ヴォールテッドから大公位を簒奪しようと画策し、自身への共感者たちを集めて革命を目論むが、企みが事前に露見して失敗する。1年後、ポグルはダース・シディアスから支援を得て大公位を奪い、ハーディスを処刑する。ポグルが常に持っている杖は、この時処刑したハーディスの骨でできている。ジオノーシアンの大公となったポグルは反逆者を捕らえて粛清し、自らの体制を固める一方で、ジオノーシス工業社代表の立場を活かして、テクノ・ユニオンの下請けとして大量のバトル・ドロイドや各種兵器を製造して銀河中の大企業や有力者に納入した。
ダース・シディアスに借りのあるポグルは、シディアスの弟子であるドゥークー伯爵たち分離主義者のために、自身の工場で製造した大量のバトル・ドロイドを提供した。さらにシス卿たちからの依頼を受けて、ベヴェル・レメリスクやテクノ・ユニオンの技術者たちと共に超兵器(デス・スター)の設計に着手したり、宇宙船の爆発事故で重傷を負った爬虫類種族・カリーシュのある男(後のグリーヴァス)をサイボーグに改造したりした。
『クローンの攻撃』において、ポグルはドゥークーやガンレイたちを招き、ジオノーシスで会合を開催。そこに潜入していたジェダイのオビ=ワンやアナキン、パドメを捕らえて処刑しようとし、さらにオビ=ワン救出に駆けつけたジェダイたちの殲滅を企むが、救援に駆けつけたクローン・トルーパーの大軍により阻まれる。戦況が不利になったためドロイド軍を地下基地に撤退させ、ドゥークーに秘密兵器の設計図を手渡した。
スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』において、ポグルは通商連合のロット・ドッド元老院議員や分離主義運動に加担するインターギャラクティック銀行グループと関係の深いラッシュ・クロヴィス議員と、惑星ケイト・ニモーディアで極秘に会合を行い、新たにジオノーシスで大規模なドロイド製造工場を建設しようとした。しかし、アミダラとアナキンの活躍やクロヴィスの裏切りによって共和国側に計画が露見し、工場内に侵入したアソーカとバリスによって工場は爆破されてしまう。その後、ポグルはジオノーシアンの女王カリーナ・ザ・グレートの元へと逃亡し、さらに追跡してきたルミナーラを捕らえることに成功するが、彼女の救出に現れたオビ=ワンとアナキンによってカリーナは倒され、自身も拘束されてしまう。
『シスの復讐』では、ジオノーシスを追われたポグルは、他の分離主義評議会のメンバーたちと共に惑星ウータパウ、次いで惑星ムスタファーへ潜伏するが、シディアスは彼らを始末するためにベイダーを派遣し、ポグルは他の分離主義勢力の要人共々殺される。
ジャンゴ・フェット (Jango Fett)
賞金稼ぎ。クローントルーパー製造のために遺伝子情報を提供した。ドゥークー伯爵に雇われパドメを暗殺しようとする。

その他編集

ラマ・スー (Lama Su)
惑星カミーノの首相。賞金稼ぎの追跡調査で惑星を訪れたオビ=ワンを歓迎する。ケノービをクローン兵発注主であるサイフォ=ディアスの代理人だと思い、クローン兵士のことを報告した。
トーン・ウィ (Taun We)
カミーノでサイフォ=ディアスが発注したクローン・トルーパーの育成に携わっている女性で、オリジナルであるジャンゴの息子ボバやクローン兵士たちの母親代わりを務めることもあった。
 
ザム・ウェセル
ザム・ウェセル (Zam Wesell)
「クローダイト」と呼ばれるエイリアンの一種で賞金稼ぎを生業としている。人間の女性に擬態し、ジャンゴ・フェットと手を組み、元老院議員パドメの暗殺を企てたが、一度目は彼女の影武者であった侍女コーデが身代わりとなり失敗。二度目は護衛役のジェダイであるアナキンの活躍で失敗に終わった上、潜伏先のバーでオビ=ワンを襲おうとしたが返り討ちにあい、腕を切り落とされて戦意を喪失する。アナキンに詰め寄られ首謀者の名を言おうとした瞬間、ジャンゴに毒性のあるセイバーダートを喉に受けて絶命した。
デクスター・ジェッスター (Dexter Jettster)
鳥類から進化した惑星オジョム原住のベサリスクという種族の出身で、その種族特有の四本の腕を生やしている。彼はクローン大戦が始まる直前に惑星コルサントの商業エリア、ココ・タウン地区にあるデックス・ダイナという軽食屋のオーナー兼料理人を務めていた。デクスターは人生経験が豊富で昔は裏の世界で生きていた時もあったが、今は料理人として安定した生活を楽しんでいる。ココ・タウンの住人も、彼の事を非常に話題が豊富で正確な情報をもたらしてくれること以外は親切で腕の早いただの料理人だと思っている。
オビ=ワンはパドメを襲った暗殺者の口封じに使われた凶器の出所がわからず悩んでいた。その時、昔辺境の採鉱惑星オード・シガットで知り合ったデクスターのことを思い出し彼を尋ねた。デクスターはその凶器が惑星カミーノで造られたカミーノ・セイバーダートだとすぐに見抜いた。そして、オビ=ワンにカミーノの住人は腕の立つ気難しいクローン職人で外界人を嫌っているが、大金をつかませれば親しくなれると助言した。

オリジナル・トリロジー編集

反乱同盟軍編集

ギアル・アクバー (Gial Ackbar)
反乱同盟軍の艦隊総司令官。エンドアの戦いではデス・スター攻撃の指揮を執った。
ランド・カルリジアン (Lando Calrissian)
クラウド・シティ執政官。ソロの悪友。
モン・モスマ (Mon Mothma)
共和国及び帝国時代の元老院議員。同じく元老院議員であったパドメやオーガナらと協力した。パルパティーンが銀河帝国を建国すると、各地で散発的に展開されていた帝国への反抗活動をオーガナらと共に密かに支援したが、ヤヴィンの戦いの数年前に帝国軍が行ったゴーマンの虐殺に際し、これを公然と批判する演説を行ったことから指名手配された。やがて反乱組織を反乱同盟軍として統合し、オーガナの死後は最高指導者として帝国軍との戦争を指揮する[23]。エンドアの戦いではアクバー提督が指揮を執る艦隊に従軍した。銀河帝国の崩壊後は、再建された新共和国の初代元老院議長に就任して改革に努め、投票で選ばれた惑星にその都度共和国の首都機能を移転するという新制度を採用する際にも力を発揮した[24]
非正史(レジェンズ)ではヤヴィンの戦いの2年前、オーガナやイブリスと共にコレリアン協定を締結しており、これが反乱同盟軍の正式な発足とされている。その詳細な様子はゲーム『フォース・アンリーシュド』で描かれた。
ウェッジ・アンティリーズ (Wedge Antilles)
反乱同盟軍のパイロット。メインキャラクター以外で旧3部作全てに登場した唯一のキャラクターである。『スター・ウォーズ 反乱者たち』シーズン3で、銀河帝国アカデミーのパイロット候補生として登場。元は貨物船パイロットであったが誘いを受け帝国軍入りをする。しかし帝国の実態を知ると疑問を抱き反乱軍にコンタクトし、脱走する。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』においては、反乱同盟軍がスカリフへ出撃する際のアナウンスを担当している。ヤヴィンの戦いでは、デス・スター攻撃時にレッド2のコールサインを持ち、TIEファイターに捕捉されたルークを援護している。トレンチ攻撃ではベイダーのTIEアドヴァンスドx1の攻撃によって自機のエンジンに被弾し、戦線を離脱している。ホスの戦いではスノースピーダーを駆り、砲手のダク・ラルターを失ったルークに代わって、ウェス・ジャンソンと共にAT-ATの歩行装置にトゥ・ケーブルを絡ませ、転倒させて破壊するという活躍を見せる。エンドアの戦いでは、レッド・リーダーとしてXウイングに乗り込み第2デス・スター攻撃に参加。カルリジアンの駆るミレニアム・ファルコンと共にデス・スター中枢部へと突入。出力調整弁を破壊し、第2デス・スターの破壊に貢献した。
レジェンズではエンドアの戦いの後、Aウィングに乗り込んで共に出撃したタイコ・ソークーらと新生ローグ中隊を創設する。バクタの一連の戦いで、帝国軍情報部長官のイセイン・アイサードが指揮していた、スーパー級スターデストロイヤー<ルサンキア>を拿捕。常に前線でXウィングを操縦することを好み、過去二度に亘って昇格を拒否していたが、スローン大提督の敗北の凡そ1年前には将軍の地位を受け入れ、スーパー級スター・デストロイヤー<ルサンキア>を旗艦とする艦隊の指揮官に任命される。のちに新共和国軍の将軍となり数々の戦役で活躍する。ユージャン・ヴォングとの戦いでは既に退役して一線を退いていたものの、激化する戦況を見て再び軍へと戻る。コルサント陥落後、将軍に復帰してスターデストロイヤー<モン・モスマ>に乗艦。ボーレイアスの戦い等で活躍し、新共和国に代わって発足した銀河同盟軍の反撃の糸口を作った。
スター・ウォーズ 出撃! ローグ中隊』では、惑星カイル2での任務中に撃墜され帝国軍の捕虜となるが、惑星ケッセルにおいてルークらに救助されている。続編である『スター・ウォーズ ローグ スコードロン II』と『スター・ウォーズ ローグ スコードロン III』にも登場しており、この2作品の英語版の声優はデニス・ローソン本人が担当している。
スピンオフ作品ではシャル・アンティリーズという名前の妹がおり、後に銀河帝国のエース・パイロットのスーンター・フェルと結婚。息子で後のフェル帝国初代皇帝ジャグド・フェルを出産する。
ナイン・ナン英語版 (Nien Nunb)
反乱同盟軍のパイロットでミレニアム・ファルコン号の副操縦士。エンドアの戦いでランド・カルリジアンと共にファルコン号に搭乗した、スラスト人。なお、作戦会議のシーンには、同じ種族でBウイング・スターファイターのパイロット、テン・ナンも登場している。
アーヴェル・クライニッド (Arvel Crynyd)
反乱同盟軍のパイロット。エンドアの戦いでAウイング・スターファイターに乗り、グリーン・リーダーとして参加した。カルリジアン率いるゴールド中隊とレッド中隊が、シールドの消失した第2デス・スターの主反応炉に向けて突入した時、時間稼ぎのためにクライニッド率いるグリーン中隊は、帝国軍艦隊旗艦でピエット提督が指揮を執るスーパー級スター・デストロイヤー<エグゼキューター>のコマンド・ブリッジのシールド・ジェネレーターを破壊した。その直後にクライニッド機は被弾し、ほぼ操縦不能に陥りながらも、激しくスピンをしながら自機ごとコマンド・ブリッジへと突入した。これにより<エグゼキューター>は制御を失い、第2デス・スター表面に墜落した。
ビッグス・ダークライター (Biggs Darklighter)
反乱同盟軍のパイロット。ルークと同じタトゥイーン出身で、ルークの昔からの友人であった。ヤヴィンの反乱同盟軍基地の格納庫で、デス・スター攻撃のため出撃する旧友ルークと再会し、レッド・リーダーから後を託されたルークやウェッジ・アンティリーズらと共にデス・スターの廃熱ダクトを狙ってトレンチに侵入したたが、ダース・ベイダーに背後から撃墜され戦死した。
ビッグスは、映画の製作段階では大きな役割を持っていたが、主にデス・スターへの攻撃シーンに重点を置いたため、彼のシーンはほとんどカットされた。そのシーンは、別れを告げるために故郷タトゥイーンの仲間たちの元を訪れ、さらに、反乱同盟軍に入隊したい気持ちがあることをルークに打ち明けるシーンであった。
非正史(レジェンズ)でのその後を描いたスピンオフ小説等では、ビッグスの従兄弟であるギャヴィン・ダークライターがXウイングのパイロットとして活躍する。
ジェク・ポーキンズ (Jek Porkins)
ベスティン4で生まれた反乱同盟軍の一員。彼はレイアの聞き入れにより反乱同盟軍に加入したが、子供のころからの帝国への強い憎しみがあり、いずれ帝国に復讐しようという気持ちを抱いていた。彼は若いころからスカイ・ホッパーの有段者であり故郷では度々レースに参加し優勝を果たしていた。反乱軍に入ってXウィングに搭乗しても彼の実力は変わらなかった。40時間のうちに16機という敵機を撃墜しすぐに反乱軍としての一員を果たした。彼の体格は大きくその天性から彼を「太ったランナー」というようにもなったという。ヤヴィンの戦いではレッド6として出撃し、レッド3のビッグスと共にデス・スター上空に突撃したが、敵のレーザー砲によって機体が危なくなりビッグスの脱出しろとの忠告も聞かず、ヤヴィンの戦いでは最初に撃墜され死亡した。
ロボット (Lobot)
惑星ベスピンのクラウド・シティで、街の執政であるランド・カルリジアンの主任補佐官を務めている。元宇宙海賊で、以前逮捕された際に長期刑に服す代わりにベスピンでの補佐官職を勧められ、それ以来この職務に従事している。職務の都合上、特別なサイボーグ手術を受け、頭部にアクセス用のヘッドギアを装着している。このお陰で、都市全体を網羅するあらゆるコンピューターに素早く接続できる。しかし、その代償として、コミュニケーション能力が失われてしまい、口数がとても少ない。

銀河帝国編集

 
『スター・ウォーズ』のイベントに参加するジュリアン・グローヴァー(ヴィアーズ役)、ケネス・コリー(ピエット役)、リチャード・ルパルメンティエ(モッティ役)
ウィルハフ・ターキン (Willhuf Tarkin)
グランド・モフ。帝国においてパルパティーンに次ぐ実力者。
ファーマス・ピエット (Firmus Piett)
帝国軍大佐でスーパー・スター・デストロイヤー「エグゼキューター」の艦長。失態を演じた上官オゼルがダース・ベイダーにより処刑されたため、ベイダーの独断により後任の提督に昇進し、帝国艦隊の司令官となる。エンドアの戦いの際にはエグゼキューターに乗艦して最前線で指揮を執ったが、反乱同盟軍の果敢な攻撃を受けて戦闘中に艦の指令ブリッジを防衛するシールドが消失。そこに制御不能となった反乱同盟軍の戦闘機Aウィングが突入してピエットは死亡し、「エグゼキューター」も第2デス・スターに墜落した。
ベイダーに処刑されず、帝国軍将校の中では「長命」だったことから次第にファンからの人気を集め[25]、シリーズで最も著名な帝国軍将校として知られるようになった[26]。ピエット役のケネス・コリー英語版によると、元々『ジェダイの帰還』にピエットが登場する予定はなかったが、再登場を望むファンからの「山のような手紙」を受け取ったルーカスの判断で再登場が決まったという[27]
マキシミリアン・ヴィアーズ (Maximillian Veers)
ダース・ベイダー直属の部下で、ホスの戦いで大きく名声を上げた。帝国の軍事アカデミーを優秀な成績で卒業し、虚偽や賄賂に頼らず実力で昇格を重ねて大佐となったが、スローン大提督の推薦によりダース・ベイダーの艦隊の地上軍司令官という地位を与えられた。彼は能力を発揮して遂には少将となり、妻と息子共々、帝国軍がプロパガンダで推奨する理想的且つ模範的な、帝国市民及び帝国軍人として、銀河帝国のポスターボーイとされた。
ホスの戦いで彼はAT-AT「ブリザード1」に搭乗して自ら指揮を執り、反乱同盟軍の頑強な抵抗を退けて、エコー基地を防衛するシールド発生装置を破壊した。しかし、乗機のブリザード1は戦闘中に破壊され両足を失ってしまう。ヴィアーズは義足を嫌ったためにリパルサーリフトより浮遊移動する椅子の上での生活を余儀なくされた。
エンドアの戦いの後、マキシミリアンはスローンの創設した新たなクローン・トルーパーへの遺伝子提供者の1人となっていた。後にパルパティーンがクローンとして再び復活すると皇帝に忠実な派閥に属して新共和国軍と戦った。しかし、反逆者であるベイダーとの関係を皇帝に咎められて大尉に降格。そしてヤヴィンの戦いの10年後に、バルモーラの戦いで軍事エグゼキューターセドリス・QLの無謀な突入命令により戦死した。ヴィアーズは帝国軍の理念に陶酔していたが、妻には先立たれ、帝国軍のエリート部隊、コンプフォースに所属していた、長男のゼヴュロン=ヴィアーズは、銀河帝国の理念に疑問を感じ、ホスの戦いの最中に反乱同盟軍側に寝返っている。このことはヴィアーズの名声に著しく泥を塗った。
『帝国の逆襲』の初期段階の脚本ではヴィアーズがホスの戦いの終盤でスノースピーダーに乗った反乱軍兵士の特攻によって戦死するという案もあり、小説版で採用されている。
カシオ・タッグ (Cassio Tagge)
デス・スターの防衛司令官として、最高司令官ターキン総督の副官を務めていた軍人。反乱軍の危険性を正確に認識している有能な軍人で、その先見性には皇帝も一目置いている。軍政・政治いずれでも慎重派であり、デス・スターの設計図が反乱同盟軍の手に渡ったことに強い危惧を抱き、警鐘を鳴らしていた。また、独自にデス・スターの致命的弱点を発見し、パルパティーン皇帝が元老院を無期限に解散したことにも疑問の声を上げるなどの活動を行っていた。
ヤヴィンの戦いでターキンがレイアから聞き出した嘘の情報に基づき、反乱軍基地の捜索に赴いていたためデス・スターを離れていた。そのため、デス・スターの指揮官の中で唯一の生存者となった。パルパティーンはベイダーに特権を与え帝国軍の陣頭指揮を執らせたが、ベイダーはサイムーン1でも反乱軍を取り逃がすという重大な失態を犯した。パルパティーンはベイダーに深く失望し、かねてよりデス・スターの脆弱性を進言していたタッグを大将軍(帝国軍最高司令官)に任命し、ベイダーをその指揮下へと降格させた。
非正史(レジェンズ)では、デス・スターで死亡したことになっている。指揮官としては余り有能ではなかったらしく、ヤヴィンの戦いではデス・スターの砲手をアルファベット順に配置して不統一な砲撃をさせ、敗戦の一因を作ってしまった。
ティアン・ジャジャーロッド (Tiaan Jerjerrod)
ティネル出身の銀河帝国の総督。劇中では「コマンダー」とのみ呼ばれている。パルパティーンは初代デス・スター司令官のターキン総督がデス・スターの力を背景に反乱を企図したことから、第2デス・スターの司令官として、有能だが独立性に欠けるクァンタ・セクターの総督ジャジャーロッドを任命した。エンドアの戦いでも完全に皇帝の言いなりとして行動し、第2デス・スターの消滅により死亡した。
カットされたシーンでは、ベイダーからロイヤル・ガードたちに皇帝への謁見を取り次ぐように命令されるが、ガードたちは皇帝から「誰も入れるな」と命令されていたため要求を拒否され、ベイダーにその旨を報告したが、ベイダーの怒りにふれてフォースグリップで首を絞められ、皇帝の命令であることを伝えてなんとか放してもらえるという描写がある。
『帝国の逆襲』のDVD版でダース・ベイダーがクラウドシティから<エグゼキューター>に戻るシーンが追加された時、元々エピソード6の第二デス・スターでのシーンとして撮影された映像を流用していたためジャジャーロッドの姿が描かれている。
ケンダル・オゼル (Kendal Ozzel)
帝国アカデミーが置かれている惑星カリダの出身。父は惑星の採鉱権を組織化して巨富を得ていたが、オゼルは次男であったために相続権がなく、やむなく家名を使って有名大学を卒業した後、帝国軍人となった。帝国はヤヴィンの戦いでのデス・スターの破壊によって多くの有能な指揮官を失ったため、オゼルも提督に昇進した。帝国軍はルークと反乱同盟軍の所在地の捜索に明け暮れており、オゼルもその任務を負っていたが、彼のやり方に反対する者も多く、加えて彼の執る作戦には稚拙ものが多かった。
惑星ホスに送られた探査ドロイドからの報告により反乱軍基地と思しき情報を得たものの、オゼルは懐疑的でベイダーと意見が対立していた。その後、ホスへの攻撃命令が下された際にオゼルは奇襲を計画するが、ハイパースペース航法のまま艦隊を惑星に接近させたため、ハイパースペースの乱れから艦隊の接近に気付いた反乱軍はシールドを展開し、帝国艦隊は軌道上からの艦砲射撃による反乱軍一掃が不可能になってしまう。ヴィアーズから報告を受けたベイダーはオゼルを見限り、モニター越しにフォース・グリップを用いて彼を絞殺する。
非正史(レジェンズ)の小説『忠誠』では、オゼルがダース・ベイダー配下の艦隊司令官に任命されるまでの経緯が描かれている。ヤヴィンの戦いから数か月後、帝国保安局のヴァク・ソリモル大佐との共同任務に就いた際、オゼル配下のストームトルーパーが帝国保安局の少佐を射殺して逃亡する不祥事が発生し、直後に「皇帝の手」の一人であるマラ・ジェイドが、ブラッドスカーという海賊を追跡する過程で偶然<リプライザル>を訪れた。事態が上層部に露呈することを恐れたオゼルとソリモルは、少佐の死体を発見した技師と検死医を殺害し、死亡者や脱走兵については極秘任務の記録を捏造することで隠蔽した。その後脱走者の発覚に繋がる可能性のある記録をマラが偶然目にしたことから、ブラッドスカーのアジトに潜入したマラを施設ごと爆撃して口封じを図った。爆撃から生き残ったマラは、オゼルらが兵士の脱走を隠蔽するため自分を殺害しようとしたことを知るが、この爆撃も対海賊掃討作戦として処理されていたために告発することは出来なかった。しかし、彼女はベイダーに対してオゼルを監視下に置く必要があると訴えた。ベイダーはマラの訴えを聞き入れ、オゼルを自身の配下に置いて監視できるようにした。
上記のようにオゼルは無能な帝国軍人として描かれているが、一方で、「皇帝パルパティーンの勅命の下、将来有望な若手将校を見出だし、自分の下に引きつけて皇帝に報告するという意外な才能があった」とする資料もある[28]
コナン・アントニオ・モッティ (Conan Antonio Motti)
デス・スターの司令官の一人で、ターキン総督の副官。デス・スターのスーパーレーザー砲を始めとする帝国の軍事力を妄信しており、同盟軍の力を過小評価している。また、物理的能力しか信じない彼はフォースなどの神秘的・超自然的力を冒涜しており、デス・スターの会議室でもフォースの力を説くダース・ベイダーを公然と侮辱して彼の怒りを買い、結果フォース・グリップによって首を締め上げられ、命を落とし掛けたところをターキンが止めに入ったために助かった。モッティはパルパティーン皇帝への忠誠心さえも欠けていたようで、ターキンに対し皇帝への謀反を唆してもいた。最終的には、反乱同盟軍によるデス・スターの破壊でターキン共々死亡した。
ロース・ニーダ (Lorth Needa)
ベイダー率いる「死の小艦隊(デス・スコードロン)」の一翼を担うスター・デストロイヤー<アヴェンジャー>の艦長。ホスでの反乱軍と帝国軍の地上戦の後、ホスから脱出し小惑星帯に逃げ込んだミレニアム・ファルコンの捜索を行っていた。ファルコン号追跡の先発として小惑星帯に突入したアヴェンジャーは、その巨体故に砲手が進路を確保すべく飛来する隕石の破壊に手一杯となった。結果、ファルコン号が再び姿を現した時には艦の拿捕準備が整っておらず、一瞬の隙を突かれてファルコン号を取り逃がしてしまう。ニーダは何とか許しを得ようとスーパー・スター・デストロイヤー<エグゼキューター>のダース・ベイダーの下を訪れるが、ベイダーのフォースグリップによって処罰を受けた。
小説版『シスの復讐』には、コルサントの戦いでグリーヴァスと停戦交渉を行い、ヨーダと連絡を取る共和国軍将校ニーダ少佐が登場する。

犯罪組織・賞金稼ぎ編集

ジャバ・ザ・ハット
ビブ・フォーチュナ
ボバ・フェットと賞金稼ぎ
ジャバ・ザ・ハット (Jabba the Hutt)
犯罪組織ハット・カルテルの首領。
ボバ・フェット (Boba Fett)
賞金稼ぎ。ジャンゴのクローン。ソロを捕えるためにベイダーに雇われた後、ジャバの用心棒となる。
ビブ・フォーチュナ (Bib Fortuna)
ジャバ・ザ・ハットの執事。ルークのフォースに操られてしまい、宮殿への侵入を許したので、ジャバに大目玉を食らった。彼へのプレゼントとしてやって来たドロイドの中でも、R2-D2を気に入っていた。ジャバがカークーンの大穴でソロやルークの処刑を試みた際に起きた戦いで死亡した。
非正史(レジェンズ)では、カークーンの戦いから生還するも脳の摘出手術をされてしまい、その脳をクモ型ウォーカーに繋がれ、宮殿内を彷徨い続けた。
グリード (Greedo)
賞金稼ぎ。惑星ローディア出身。クローン大戦の折、分離主義者に雇われて衛星パントラの書記長の娘を誘拐するなど犯罪者としても広く行動していた。ジャバに雇われており、彼から賞金首にされたハン・ソロを追っていた。酒場にいたソロを発見し、ハットの元へ連行しようとしたが、ソロを撃ち殺そうとしたところを返り討ちにされた。
グリードの最期については、「ハンが先に撃った」という論争が存在する。
IG-88
ドロイドでありながら、賞金稼ぎを生業とする殺人ドロイド。内装火器を複数装備し、当初は戦闘用ドロイドとして開発されたとされる。クラウド・シティにてC-3POが処分されかける場面で、集積されたスクラップの中に、カラーリングの異なる同型ドロイドが登場する。
スター・ウォーズ 帝国の影』ではボスとして登場。カーボン冷凍されたハン・ソロを横取りすべくボバ・フェットを追う途中で、ハン・ソロを救おうと同様にボバを追っていたダッシュ・レンダーと惑星オード・マンテルにおいて遭遇して敗れる。
映画ではほとんど出番はないが、非正史(レジェンズ)のスピンオフ作品では、同一自我の同型ドロイドが計4体存在する。オリジナルモデルのIG-88Aは自我を持っており、自身を開発した研究者達を抹殺し、まだ人格プログラムをインストールされていなかった残りの3体の同型ドロイドに、自身の人格プログラムを同期させる。自身の維持のため、そして後述する目的の隠蔽のために賞金稼ぎとして活動している。
上記のクラウド・シティの残骸はIG-88Bで、スピンオフ作品の設定では、ボバの手柄を横取りしようとして返り討ちにあったとされる。しかし小説中では残された3体がドロイドによる反乱を企て、そのうちの1体(IG-88A)がとある工業惑星を手中に収め、第2デス・スターのメインコンピューターと入れ替わるなど、様々な活動が描写されている。
4-LOM
昆虫のような頭をもったドロイドの賞金稼ぎ。以前は豪華客船の客室乗務員として働いていたが、プログラムのトラブルで乗客から物を盗むようになってしまった。その後、ジャバがより危険な改造をしている。ハットのために働いている間はザッカスとチームを組んでいた。
ザッカス (Zuckuss)
昆虫のような目をした賞金稼ぎ。ミレニアム・ファルコン号を探し出すためにベイダーが雇った。惑星ガンド生まれのザッカスは獲物のイメージを念じるというガンド人の伝統的なやり方で探そうとした。ジャバの下で働いていたときは、4-LOMとチームを組んでいた。
ボスク (Bossk)
バウンティハンター・ギルドのリーダーであったラドラスクの息子として惑星トランドーシャで生まれる。ヤヴィンの戦いの後、ダース・ベイダーと犯罪組織ブラックサンの首領プリンス・シゾールとの間で起こったバウンティハンター戦争で、シゾールに雇われたボバ・フェットの策略でラドラスクのことを憎み、食い殺してしまった。やがて彼は反乱同盟軍のお尋ね者ハン・ソロとミレニアム・ファルコンを捕らえるためにダース・ベイダーに雇われたが、ボバ・フェットに先手を越され、捕まえることは出来なかった。その後、賞金稼ぎのザッカスと組んでフェットを陥れようとしたが、いずれも裏をかかれて失敗した。また、種族間対立の激しいウーキーを憎んでおり、非正史(レジェンズ)ではユージャン・ヴォングの侵略によりチューバッカが死んだ際にひどく喜んだ。

ルークの家族編集

オーウェン・ラーズ (Owen Lars)
水分抽出農場を営むクリーグ・ラーズと、彼の亡くなった先妻との間に生まれた息子。クリーグがシミと再婚したため、彼とアナキンは義兄弟になった。ベル・ホワイトスンと結婚し、農場を引き継ぐ。その後、アナキンがフォースの暗黒面に墜ちダース・ベイダーとなり、パドメが出産した双子の子供のことを隠さなければならなくなった時、オビ=ワンから出生直後のルークを預かり、養子として育てることになる。
オビ=ワンはルークが成長したら自身のもとで修行させジェダイにする予定であったが、オーウェンはルークを失うことを懸念してオビ=ワンを遠ざけ、ルークにアナキンがかつて使っていたライトセーバーを渡すのも禁じ、様々な口実でルークの帝国アカデミーへの進学を思い留まらせていた。しかし、ルークの友人が次々とタトゥーインを離れていったことや、妻のベルから説得を受けたこともあり、オーウェン自身も引止めには限界を感じていた。そんな最中、農場用のドロイドを必要としていてR2-D2を買い取ったため、オーウェンはベル共々帝国軍に殺される。
レジェンズのスピンオフ小説『ダース・ヴェイダー 光と影』の設定では、この一件はラーズ夫妻をかつて出会った人物と認識した上で、ダース・ベイダーが下した命令によるものだったとされている(敵対勢力の力が著しく強かったとはいえ、かつて母シミを助けることを簡単に諦めた、として恨んでいたため)。
元々はオビ=ワンの弟という設定であったが、新三部作において変更された。
ベル・ホワイトスン (Beru Whitesun)
オーウェン・ラーズの妻。隠遁するオビ=ワンから生まれて間もないルークを託され、夫オーウェンと共にルークを育てることとなる。ベルは、成長して外の世界で生きることを夢見るルークに対して一定の理解を示していたが、オーウェンがC-3POとR2-D2を農業用ドロイドとして買い取ったことで、ドロイドを追ってきた帝国軍に夫と共に殺される。
レジェンズではスピンオフ小説『タトゥイーン・ゴースト』で彼女の妹が登場する。

シークエル・トリロジー編集

新共和国・レジスタンス編集

アミリン・ホルド (Amilyn Holdo)
レジスタンスの中将。惑星ディカーからの撤退中、ファースト・オーダーの攻撃で司令部が壊滅してレイアが意識不明になった後、艦隊の指揮権を引き継ぐ[29]。ファースト・オーダー艦隊に対して消極策をとり、ポーと対立する。モン・カラマリ・スタークルーザー「ラダス」を囮にして輸送船で乗員を脱出させようとするが、ファースト・オーダーに情報が漏れていたため、輸送船を守るため「ラダス」に残りハイパー・スペース・ジャンプを行いファースト・オーダー艦隊に衝突[29]させ、戦死する。
ケイデル・コー・コニックス (Kaydel Ko Connix)
レジスタンスの中尉。惑星タコダナに降り立つレジスタンス隊員の一人として登場。惑星ディカーでは、スターキラー基地攻撃隊を支援する管制官を務め、ディカーからの脱出時にはポーと共に「ラダス」占拠に加担する。クレイトの戦いを生き延び、レイア、ポーたちと共にレイと合流し、ミレニアム・ファルコンで脱出する。
レイ役の女優を探している際に連絡を取ったビリー・ラードのために、『フォースの覚醒』の監督J・J・エイブラムスが用意したキャラクターである[30][31]
ロー・サン・テッカ (Lor San Tekka)
探検家。ジェダイを信奉する宗教組織フォースの教会の信徒でもある。行方不明となったルークの居場所を示す地図をダメロンに渡すが、直後にレンに捕まり殺される。
ラネヴァー・ヴィルチャム (Lanever Villecham)
新共和国の議長。ファースト・オーダーの存在を脅威とは考えていなかったが、スターキラー基地からの攻撃により、首都ホズニアン・プライムと共に消滅した。
元老院でファースト・オーダーの脅威について議論するシーンが撮影されていたが、『フォースの覚醒』ではカットされている[32]。名前はネヴィル・チェンバレンから取られている[32]

ファースト・オーダー編集

カイロ・レン
キャプテン・ファズマ
スノーク (Snoke)
ファースト・オーダーの最高指導者。カイロ・レンの素質を見抜き、ダーク・サイドに引き込んだ人物。
キャプテン・ファズマ (Captain Phasma)
ファースト・オーダーのストームトルーパー司令官。
アーミテイジ・ハックス (Armitage Hux)[33]
ファースト・オーダーの指揮官。主導権を巡りカイロ・レンと争っている[34]
惑星アケニスにある帝国アカデミーの司令官ブレンドル・ハックスと家事労働者の息子として生まれたとされる。エンドアの戦い後、アケニスの陥落直前に父と共に帝国軍に救出され、銀河協定締結後に帝国軍残党の一員に加わりアンノウン・リージョンに向かう[35]。ハックスは父がアケニスで実施していた訓練プログラムを復活させ、ファースト・オーダーを冷酷な軍隊に作り上げた。
指揮官となったハックスはルークの居場所を示す地図を奪うため、レンと共にジャクーに派遣される。しかし、地図がレジスタンスの手に渡るとスターキラー基地を作動させ、レジスタンスを支援する新共和国の首都星系を破壊する。新共和国の支援がなくなったレジスタンスを殲滅するためディカーのレジスタンス基地に向かうが、レジスタンスの奇襲によってスターキラー基地が破壊されたため脱出する。基地脱出後は艦隊を率いてディカーを強襲し、逃走するレジスタンス艦隊を追撃する。追撃戦の最中にスノークがレンに殺され、彼が最高指導者に就任することに反抗するが、フォースグリップで締め上げられ、彼の指揮下に入る。
ハックスについて、ガーディアンのヘンリー・バーンズは「金切り声を挙げる偽ナチ将校」と表現している[36]ワシントン・フリー・ビーコン英語版のデヴィッド・ルッツは、ハックスが有能な将軍であり、「ファースト・オーダーの目標を果たすための献身的な兵士」として描写された悪役であると批評している[37]
モーデン・キャナディ (Moden Canady)
ファースト・オーダー艦隊の「フルミナトリックス」艦長。銀河帝国時代はスター・デストロイヤーに乗艦していた[38]。ディカーから撤退するレジスタンス艦隊の追撃に参加するが、スターフォートレス爆撃隊の攻撃で「フルミナトリックス」が撃沈され、戦死する。

無法者編集

マズ・カナタ英語版 (Maz Kanata)
惑星タコダナで酒場を営む宇宙海賊。ソロの友人。
DJ
欲しい物のためには手段を選ばない泥棒で、通称は「Don't Join」に由来する[39]。惑星カントニカで出会ったフィンとローズに、金と引き換えにファースト・オーダー艦隊の暗号解読を引き受けるが、2人を裏切りレジスタンスの脱出計画を密告する。

アンソロジー・シリーズ編集

 
『ローグ・ワン』ジャパンプレミアに出席するディエゴ・ルナ(キャシアン役)、フェリシティ・ジョーンズ(ジン役)、ギャレス・エドワーズ(監督)
ジン・アーソ (Jyn Erso)
ローグ・ワン』の主人公。デス・スターの設計図奪還を図る反乱同盟軍「ローグ・ワン」のメンバー。
K-2SO英語版
キャシアン・アンドー (Cassian Andor)
反乱同盟軍の大尉で、情報部の将校として潜入任務に就いていた。デス・スターの設計図の入手と、設計者ゲイレン・アーソの暗殺を命じられており、彼の娘ジンと行動を共にする。同盟市民政府がデス・スターの設計図の奪取に消極的な姿勢を示すと、ジンたちと共に惑星スカリフの帝国安全管理施設に潜入し、設計図をラダス艦隊に送信するが、クレニックに撃たれ負傷する。ジンを殺そうとするクレニックを撃って彼女を救うが、デス・スターの攻撃により彼女と共に死亡する。
『ローグ・ワン』の原案を担当したジョン・ノールと脚本家のゲイリー・ウィッタ英語版によって創造された[40][41]。2人はローグ・ワンのメンバー全員が死亡する結末を用意したが、ディズニーに脚本を拒否されることを危惧してジンとキャシアンだけは生き延び、レイアに設計図を渡した後、ベイダーの追撃から生き残る内容に変更した。最終的にはキャスリーン・ケネディの承認を得て、当初の予定通り全員が死亡する内容で映画が製作された[40][41]。『ローグ・ワン』の監督ギャレス・エドワーズは、キャシアンが「典型的な禁欲主義の気味の悪い英雄」ではなく「暖かみがあり好かれるキャラクター」であることを望み、ディエゴ・ルナをキャスティングした[42]
ロサンゼルス・タイムズのジャスティン・チャンは、キャシアンを「冷酷なカリスマ」と述べ[43]ワシントン・ポストのアン・ホーナディは「ソフトな声で話すディエゴ・ルナは、小粋な冒険男を演じる俳優として相応しくない」と批評した[44]エンターテインメント・ウィークリーのクリス・ナシャワティはジン役のフェリシティ・ジョーンズを絶賛する一方、「彼女にマッチするために、ディエゴ・ルナにはもう少しハン・ソロのような個性があれば良かったと思います」と批評した[45]
ソウ・ゲレラ (Saw Gerrera)
惑星ジェダを拠点とする反乱同盟軍の過激派分子「パルチザン」を率いるリーダー。ゲイレンがクレニックに連れ去られた際、彼の娘ジンを保護して育ての親となった。ゲイレンからデス・スターの情報を託されたボーディーを拘束したため、情報を手に入れようとするキャシアンと共に現れたジンと数年振りに再会する。クレニックがジェダでデス・スターの試射を行ったため、ジンたちをアジトから逃がすが、義足だったゲレラは脱出を諦め死亡する。
『クローン・ウォーズ』では、妹スティーラと共に惑星オンダロンの反乱軍を率いて独立星系連合のドロイド軍と戦っていた。ゲレラたちはコルサントから派遣されたオビ=ワン、アナキン、アソーカ、レックスから教練を受けてドロイド軍に勝利するが、妹スティーラを戦闘で失ってしまう[46]。『反乱者たち』にも登場しており[47]、帝国軍に壊滅させられたジオノーシスの調査を行う。
初登場は『クローン・ウォーズ』だが、パブロ・ヒダルゴ英語版によると、ゲレラは企画止まりに終わった実写テレビシリーズに登場するキャラクターとしてルーカスが設定していたという[48]。『クローン・ウォーズ』の総監督デイブ・フィローニ英語版は、「惑星オンダロンでは兄妹のデュオが欲しいと思っていました。グレラはジョージが作ったキャラクターで、そのキャラクターについて話を作りたいと思いました。そこで、私たちはアソーカ・タノの引き立て役になる彼の妹として、スティーラというキャラクターを作りました」と語っている[49]
名前はチェ・ゲバラから取られている[50]
ラダス (Raddus)
反乱同盟軍の提督。モン・カラマリ族の男性。反対論が多い中、デス・スター設計図の奪取作戦を支持し、ジンたちがスカリフで設計図奪取を図り戦闘状態に入ったことを知ると、艦隊を引き連れて帝国軍との戦闘に参加した[51]。『最後のジェダイ』でレイアが乗艦するモン・カラマリ・スタークルーザー「ラダス」は、彼の名前から取られている[51]
キャラクターのモデルはウィンストン・チャーチル[52]
オーソン・クレニック (Orson Krennic)
銀河帝国先進兵器研究部門の長官。デス・スター開発の責任者であり、優秀な科学者だったゲイレン・アーソに開発を強要した。デス・スター開発の功績を出世のために利用しようとするが、手柄の横取りを企むターキンから情報漏洩の責任を追及されてしまう。失態を挽回するため、ゲイレンたちがいる惑星イードゥーの研究施設に向かい科学者たちを皆殺しに、ゲイレンも巻き添えとなり死亡する。スカリフでは設計図を奪おうとするキャシアンを撃ち、ジンを殺そうとするが、彼に撃たれて負傷し、デス・スターの攻撃に巻き込まれて死亡する。
『ローグ・ワン』以前を描いた小説『カタリスト』にも登場している。銀河共和国時代は超兵器開発部門に所属し、分離主義者に拉致されたゲイレンの救出を指揮した。銀河帝国の成立後はデス・スター開発に参加し、ゲイレンを利用しようとする。また、デス・スターの設計をポグル・ザ・レッサーから聞き出した経緯についても描写されている[53]
ジョン・ノールの原案では、クレニックはローグ・ワンと行動を共にする帝国保安局の二重スパイという設定だったが、ウィッタが脚本に加わった際に変更された[54]。また、クレニックの最期は「スカリフを脱出後、デス・スターの設計図を奪われた罪でベイダーに処刑される」というものだったが、彼がデス・スターの攻撃を生き延びる合理的な理由を考え付けなかったため、スカリフで死亡する最期に変更された[55]
クレニック役のベン・メンデルソーンによると、『BLOODLINE ブラッドライン』の撮影中に夕食を共にしたエドワーズからオファーを受けたという[56]。彼はクレニックについて、「彼は生まれながらの幹部でもない限り、基本的にアウトサイダーです。彼は苦労して幹部に出世した人物で、他の多くの幹部たちを価値のない人間だと思っています」と述べている[57]

レジェンズ編集

スローン大提督 (Grand Admiral Thrawn)
スターキラー (Star Killer)
ベン・スカイウォーカー (Ben Skywalker)
ルークとマラとの間に生まれた長男。ルークの師であるオビ=ワンの隠棲時代の名前をもらった。胎内にいる頃から強いフォースを持っていることが分かっており、ジェダイとなることが期待されていた。しかし、ユージャン・ヴォングとの戦いの中で若いジェダイ、特にアナキン・ソロが死んでいくのを感じた影響から、フォースと関わることを避けようとしており、8歳の時点では訓練を全く受けていない。ジェダイ・アカデミーでは訓練は各自の自主性を尊重する方針のため、本人の気が変わることをルークは待っていた。その後、従兄弟であるジェイセン・ソロの前でならフォースを使うようになったことから彼をマスターとして修行を始めている。
ジェイセン・ソロ (Jacen Solo)
レイアとソロとの間に生まれた長男。動物や昆虫と共感する能力をもち、ユージャン・ヴォングとの戦いの中で捕虜となった時は、この能力のおかげで切り抜けることができた。帰還後にジェダイ・ナイトとなったが、銀河の平和と安定よりも自分がやりたいこと(フォースに対する理解を深める)を優先させるにある。ユージャン・ヴォングとの戦争が終わってからは、ダソミアの魔女などフォースに別のアプローチをする一派の元でさらなる修行を積み、ルークの息子ベンを弟子に持つようになる。ヘイピーズのクイーン・マザーにしてジェダイ・ナイトでもあるテネル・カーとの間に娘アラナ・ソロが生まれている。しかし、後にキリックとの戦争が起こり、その時にフォースを通してキリックの拡張が銀河を滅ぼす戦争に突入するというビジョンを見る。その災厄から娘を守るという祖父アナキンと同様の理由でダークサイドに堕ち、シスの暗黒卿ダース・カイダスとなり伯母であったマラを殺害して銀河同盟大戦を引き起こすが、ジェイナに倒される。
設定の一部はカイロ・レンのキャラクターに影響を与えたという指摘がある[58]
ジェイナ・ソロ (Jaina Solo)
レイアとハン・ソロとの間に生まれた長女。双子の弟ジェイセンと2歳下の弟アナキンがいる。作品によってはジェイナが妹、ジェイセンが兄とするものがある。父親譲りのパイロットの資質と機械いじりの才能を持ち、十代の終わり頃には新共和国軍にスカウトされ、ローグ中隊の一員となった。幼い頃からジェダイの訓練を受けており、ユージャン・ヴォングとの戦いの中でナイトとなった。
アナキン・ソロ (Anakin Solo)
ルークの創設した新生ジェダイ・アカデミーにおけるジェダイの一人であり、レイアとソロの間に生まれた子供。アナキンと同等、もしくはそれ以上のフォースを持って生まれてきた新たなる選ばれし者である。末子で一番よくジェダイの教えを受けており、数々の機転でジェダイ・アカデミーを守ったと言われている。ユージャン・ヴォングとの戦いで死亡した。
マラ・ジェイド (Mara Jade)
人間の女性で、かつては帝国の公式記録には残せない極秘の諜報活動や秘密工作などを行なった「皇帝の手」としてパルパティーンに仕えていた。その中でもマラ・ジェイドは特に有能で、皇帝から一目置かれていた[59]。ダース・ベイダーとも面識があったが、お互いあまり良い感情は持っておらず、幾度か衝突したこともある[59]。それでも共通の目的について情報交換をしたり、助言を与えたり便宜を図ったりするなど、共闘したこともあった。
ルークらがソロ救出のためにジャバ・ザ・ハットの宮殿に向かい、ルーク暗殺のためにアリカという踊り子に変装してジャバ宮殿に潜入していた。しかし、ジャバが捕らえたルークを処刑するため、彼らをサーラックの巣へと連れて行く際には同行を許されず、その上ルークが脱出したため任務は失敗に終わった。
パルパティーンの死後は密輸業者タロン・カードの手下となっていたが、タロンが新共和国との関係を深めるようになると、マラも次第にルークと接触するようになる[59]。かつての敵であるルークへの復讐を誓っていた彼女は、深いジレンマに陥った(『スローン3部作』)。しかし、強いフォースを持っていた彼女は、やがてルークからジェダイの訓練を受け、味方として共に戦っていく中で徐々に憎しみを和らげていき、ルークからのプロポーズを受け入れ、彼と結婚する(『ハンド・オブ・スローン2部作』)[59]。ルークとの間に1男ベン・スカイウォーカーをもうける(『復活』)。自身が「スカイウォーカー」となった今でも、夫ルークを「スカイウォーカー」と呼ぶことがある。
その後もルークと共にジェダイ・マスターとして弟子たちの指導にあたっている。のちにソロとレイアの長女ジェイナ・ソロがマラの弟子となり、やがて一人前のジェダイ・ナイトとして独立した(『運命の道』)。後にシスの暗黒卿ダース・カイダスとなったジェイセン・ソロに殺害される。
ルウク・スカイウォーカー (Luuke Skywalker)
ジョルース・シボースが作り出したルークのクローン。『帝国の逆襲』ではルークがクラウド・シティでダース・ベイダーと対決し、右手を切り落とされる描写があり、小説では切断された右手を帝国軍が密かに回収し、そこから採取された遺伝子データ「サンプルB-2332-54」を元に、ルウク・スカイウォーカーが作り出されたという設定になっている。ルウクは、エンドアの戦いの5年後、スローン大提督が残存帝国軍を再編した時、スローンの出会ったジョルースの「ジェダイの弟子が欲しい」との要求から秘密裏に造られた。ルウクは、惑星ウェイランドのタンティス山にあるシボースの居城の玉座の間でルーク本人とライトセーバーで対決し、ルークは殺されそうになったが、ルークの妻となるマラ・ジェイドの助太刀で倒した。これにより、マラは「スカイウォーカーを殺せ」という、亡き皇帝の厳命を遂行したこととなり、これ以上その責任に苛まれることがなくなった。
ダース・ベイン (Darth Bane)
古代共和国時代のシスの暗黒卿。ヤヴィンの戦いより1000年前、ジェダイとシスの戦い(レジェンズの設定ではルーサンの戦い)における唯一のシスの暗黒卿の生き残り。後に「ダース・ベインの教え」あるいは「二人の掟」と呼ばれることになる「弟子は師匠の死を以て独立して自らが師となり、たった一人だけの弟子に伝授する」というシスの教義を打ち立てた。これは先の内部崩壊の反省から、シスの能力や教義はただ一人の弟子にのみ伝承すべきとの結論に達したからで、シスの「師匠」から「弟子」への一子相伝的システムを確立させた。
正史(カノン)に属するアニメ『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』では、自らが眠る墓所のある惑星モラバンドを訪れたヨーダの前に古びた甲冑を身にまとった姿で出現し、自らが打ち立てた一子相伝のシスの掟について語った後、ヨーダを自身の弟子にすべく誘惑を試みた。しかし、ヨーダにダース・ベインは既に死んでいると指摘され、自分の目の前にいるのは何の力もないただの幻影に過ぎないと看破されると、怨嗟の呻きを上げながら消え去った。
ダージ (Durge)
『クローン大戦』に登場。驚異的な生命力を誇り4,000年生きた者も存在すると言われる長命種族ジェンダイの1人であり、ダージ自身もクローン大戦時には2,000歳と言われていた。見上げるほどの巨漢で、外見は人間に似ているが、傷だらけの耐衝撃アーマーで常に全身を武装しているため、その素顔を見た者は存在しない。
ダージは非常に好戦的で暴力を好んでおり、何人もの著名な賞金稼ぎに弟子入りしナブーの戦いやクローン大戦よりもはるか昔から、銀河を股にかける賞金稼ぎとして活躍した。シスの滅亡をもたらした1,000年前のジェダイとシスの戦争(ルーサンの戦い)にもシス側の傭兵として参加していた。戦後はジェダイからの報復を避けるため、別名で賞金稼ぎを続けて巨万の富を築いた。しかし、クローン大戦の100年前、ジャンゴ・フェットの先祖たち(マンダロリアン)との戦いで重傷を負い、傷を癒すため1世紀に渡って冬眠を余儀なくされる。クローン大戦中に目覚めた彼は、アサージ・ヴェントレスと共にドゥークー伯爵の右腕として、ジェダイの率いるクローン・トルーパーと戦った。シスとジェダイの戦争に参加した経験から、対ジェダイの戦闘術を身に付けていた彼は、ヴェントレスやグリーヴァス将軍らと共に、クローン大戦におけるジェダイキラーの1人となった。
数々の武器(2丁の長距離戦用ブラスター・ピストル、鎖のついた格闘戦用の刺付き棍棒、エネルギー・ボールの様な投擲武器、ダーツ・マシンガン、前腕部分に組み込まれた短時間ではあるがブラスターやライトセーバーによる攻撃を防ぐ事のできるエネルギー・シールド発生装置、火炎放射器)と空を飛べるロケット・パックを装備しており、怪力の持ち主でもある。肉体の耐久性、回復力は驚異的なもので、ライトセーバーで貫いたり、胴体を切断する程度では彼を倒すことは出来ず、軍用ブラスター・ライフルの集中射撃や小型ミサイルの攻撃をまともに受けても再生可能である。一説によれば、ジェンダイは5体をバラバラにされても生存可能と言われている。この不死身の肉体のおかげで、何度も死んだと思われては、その度に蘇っている。ムーニリンストの戦いでは、集中攻撃によって剥き出しになった筋肉細胞でオビ=ワンを包み込んだが、内部から破裂させられ死亡したかに見えた。だがダージは肉片の状態になっても動き続け、傷を癒すために冬眠したのか後に再び戦場に姿を現している最後はアウター・リム包囲作戦の最中、宇宙船内でアナキン・スカイウォーカーと激闘を演じた末、脱出ポッドに閉じ込められ、そのまま恒星にたたき落とされた。
エグザ・キューン (Exar Kun)
優れたジェダイの騎士であったが、師であるヴォド・シオスク=バスに反目し、自らの強い好奇心から失われた古代のシスの遺産を求めて、その教義を深く探求する余りに暗黒面に堕ちてしまった。シス大戦を勃発させ、当時のジェダイ・オーダーの根拠地であった惑星オッサスを焼き払った人物でもある。激戦の末、共和国とジェダイの側は辛うじて勝利し、エグザ・キューンは配下のマサッシの戦士を全滅させ、自ら魂をヤヴィン第4衛星の遺跡中に封印した。その後、彼の創設したシス・オーダーは壊滅した。
『ジェダイ・アカデミー3部作』では、4,000年もの時を超えて再び霊体として復活を果たした。ルークの弟子キップ・デュロンをダークサイドへと誘惑し、一時はルークを仮死状態にまで追いやった。しかし、ルークの甥であるジェイセン・ソロや姪のジェイナ・ソロ、そして弟子、更には霊体として復活したヴォド・シオスク=バスらの結束の前に追い詰められ、最後はその魂も完全に消滅させられた。
フェラス・オリン (Ferus Olin)
ジェダイ・コード(ジェダイの掟)に忠実に従う優等生的なパダワンで、コードから逸脱しがちなアナキンとは対照的な存在だった。アナキンは内心「いけ好かないヤツ」として快く思っていなかった。アナキンの中の危険な傾向を早くから見抜きオビ=ワンに警告したが、聞き入れられなかった。ジェダイの騎士となる直前に起きたある事件をきっかけにジェダイを去り、オーダー66から逃れる結果となる。
元ジェダイであることから帝国軍から追われる身となっていたが、フェラスが生きていることを知ったオビ=ワンによって助けられる。この際、パダワン時代と比べてかなり砕けた性格となっていることにオビ=ワンを驚かせる。以後、幼いルークを守るためにタトゥイーンを離れられないオビ=ワンに代わって抵抗運動を開始する。一度ソレスという生き残りのジェダイと共に聖堂へ侵入するが、その行動を予想していたマローラムに捕らわれる。脱走に成功するが、皇帝に人質をとられ帝国のためにやむを得ず働くことになる。パルパティーンは、フェラスを反逆者として処刑せず、重傷を負い力に制限が生じているダース・ベイダーに替わる新たな弟子とする、あるいはヴェイダーに対する当て馬として活用すべくその動向を注目する。
キップ・デュロン (Kyp Durron)
ルークの弟子であり、フォースとの調和がとても強かった。活発な政治家の家に生まれたが、家族の政治活動は帝国に対する反逆と見なされるようになる。デュロンの家は帝国軍のストームトルーパーの襲撃を受け、家族全員が逮捕されてしまった。デュロン家は囚人の身となり、両親は牢獄で亡くなっている。奴隷だったキップは惑星ケッセルの鉱山で奴隷として扱われていた。
カズダン・パラトゥス (Kazdan Paratus)
背中に細い手足のようなバックパックを背負っており、移動のほとんどをこのバックパックがこなす。パラトゥスはまだ幼いパダワンの頃からテクノロジーの天才であったが、同時にパダワンたちの中でもジェダイになるための修行を特に嫌っていた。性格はジェダイ聖堂から追放されてもおかしくないものであったが、パラトゥスは自身の知恵を巧みに用いてジェダイの試練を合格した。銀河系屈指のエンジニアであったパラトゥスはその知恵でジェダイ・マスターすらも欺き、多くのパダワンが失敗を繰り返すような試練にも一度で合格した。パラトゥスは試練の際に非常に強力なコンバット・ドロイドを作成し、自身のフォースでそれを援護しながら試練を乗り越えた。ジェダイ評議会はパラトゥスの知恵に感服し、彼にはジェダイ・ナイトの称号が与えられ、同時にパダワンたちの教授に任命された。パラトゥスはその後何年間にもわたってコルサントで精密ドロイドを作り続けた。
クローン大戦が始まると、独立星系連合のドロイドの観察を行った。移動用に用いるバックパックを開発したのもこの頃である。このバックパックによりパラトゥスの動きは俊敏になり、パラトゥス特製のパイク型ライトセーバーを用いて戦場では多くのドロイド部隊を壊滅させた。クローン大戦が終わりに近づいた頃、パラトゥスは任務を終えてジェダイ聖堂に戻っていた。しかし、ダース・ベイダーがジェダイ聖堂を襲撃するとパニックに陥り、多くのジェダイがベイダーと応戦する中、自分の工具とドロイドと共に逃亡した。
ジェダイ聖堂からの逃亡には成功するも、その後のパラトゥスは自分自身の臆病さに酷く悩まされることになる。その結果、自分自身をコルサントから遠く離れたアウター・リムにある廃墟の星ラクサス・プライムに追放した。パラトゥスはそこでダース・ベイダーとパルパティーンを倒すためのドロイド軍の作成を試みた。しかし、月日が経つに連れて臆病さゆえの苦悩から精神のバランスは崩壊し、偏執と妄想にとらわれてしまう。精神が崩壊してもなおジェダイへの強い忠誠心を持っていたパラトゥスは、ラクサス・プライムのジャンクを用いてジェダイ聖堂のレプリカを作り上げる。その後ジェダイ評議会までもジャンクで再現し、ジャンクで組み上げたドロイドを操ってそのレプリカの警護にあたらせた。クローン大戦の数年後、帝国にパラトゥスの存在が発覚すると、ダース・ベイダーは自身の弟子であるスターキラーにパラトゥス殺害の任を与えラクサス・プライムに送り込む。パラトゥスのドロイド兵団はスターキラーの進入を執拗に拒んだが、最後にはジェダイ聖堂のレプリカの中でスターキラーに殺害された。
ガーム・ベル・イブリス (Garm Bel Iblis)
コレリア選出の銀河元老院議員。分離主義運動が広がりを見せて共和国内部で軍隊創設の声が高まり始めた頃、大規模な戦乱の兆候を見て取ったイブリスは故郷コレリアを守るために共和国からの脱退を宣言。共和国からも独立星系連合からも一定の距離を置いて孤立した立場を取る。その後パルパティーンが銀河帝国設立を宣言するとイブリスは反対派の立場を取り、パルパティーンによって反逆者として一族もろとも死刑を宣告される。妻子を殺害された後、逃げ延びたイブリスはクラウド・シティに逃げ込むが、帝国によって指名手配されたイブリスは賞金稼ぎに狙われることになる。クラウド・シティが襲撃されると一度は捕らえられるが、ラーム・コタの指示で交渉を求めて訪れたスターキラーに救出され、彼の反乱同盟軍に軍備の提供者として協力することになり、ラーム・コタやベイル・オーガナらと同じく反乱同盟軍の基礎を築き上げた人物の一人となる。しかし、その後彼は反乱同盟軍の指導者であるモン・モスマがパルパティーンと同様に独裁者の座につこうとしているという誤解から彼女と対立して同盟軍から脱退。その後新共和国の時代になってようやくモスマへの誤解を解いた彼は新共和国に協力するようになった。
ジョラス・シボース (Jorus C'baoth)
ティモシイ・ザーンによる『スローン3部作』『外宇宙航行計画』などに登場する人間の男性。シボースは、共和国末期に活躍した自称「ジェダイ・マスター」であり、惑星ボートラス出身。共和国の数々の外交任務や、皇帝即位以前のパルパティーンの私的顧問を務めたこともある高名なジェダイである。自らの提唱した、共和国の国境を越えた外宇宙の探査を行うアウトバウンド・フライト計画(外宇宙航行計画)への参加を最後に消息が途絶えている。後に、彼らの船団はスローン大提督率いるチス艦隊に攻撃され、探査チームは全滅していたことが判明。ジョラス・シボースを含むジェダイもその際に命を落としたものと思われる。
ジョルース・シボース (Joruus C'baoth)
ジョラス・シボースのクローンだが、クローン製造の経緯は不明となっている。ジョルースは急速に成長させられたことによる副作用で、その精神状態は極めて不安定であった(この時用いられたスパーティ・クローニング・シリンダーを使用したクローン製造技術は、急速に成長させると、精神に異常をきたす副作用があった。クローン・トルーパー製造の際には別の技術が用いられた)。感情の起伏が激しく、自分の名前を「ジョラス(Jorus)」ではなく、「ジョルース(Joruus)」と発音するなど記憶も混乱している。
ジョルースが歴史の表舞台に登場するのは、エンドアの戦いから5年後、スローン大提督による銀河帝国軍の反撃が開始された時である。クローン大戦からすでに数十年、この間ジョルースがどのように過ごしていたのか定かではないが、スローンは惑星ウェイランドのタンティス山で、周辺の村落を治めるジョルースを発見した。この山にはパルパティーンの秘密倉庫があり、恐らくパルパティーンが制御困難なジョルースを、ダーク・ジェダイとして部下にする代わりに、この倉庫の番人として派遣したのだと考えられる。
スローンは、かつてパルパティーンがフォースを通じて帝国艦隊の士気を調整していたことを承知しており、その役目をジョルースに求めるため協力を要請した。ジョルースは、最初はスローンの要請を歯牙にもかけなかったが、ルークを始めとする新世代のジェダイを弟子として提供しようという申し出に心を動かされ、帝国艦隊に手を貸すことになった。しかし、最初の内はスローンの要請に従い帝国艦隊の士気調整を引き受けていたジョルースであるが、元々精神が不安定な上、新しい弟子を提供しようという約束をスローンが果たさないため、次第に苛立ちを募らせていった。さらにはジョマーク星で一度は手中に収めたはずのルークが、ジョルースの狂気を見抜いて逃亡したこともあり、スローンとジョルースの間には決定的な亀裂が生じてしまう。スローンの方ではパルパティーンの秘密倉庫からクローン製造技術を入手したことで、すでにジョルース自身は用済みとなっていた。一方、ジョルースの精神状態はさらに狂気の度合いを増し、ジェダイ騎士団を再興し、自ら銀河の支配者になろうとする。そのためには優れた弟子を求めた彼は、ルークやマラ・ジェイド、レイア、さらにはレイアの子供たちも手中に収め、自らの弟子とすることを目論んでいた。
タンティス山のクローン製造工場を破壊するために乗り込んできたルークとマラ・ジェイドは、そこで待ち構えていたジョルースとの最後の対決に臨む。ルークはジョルースの狂気を癒そうと説得を試みるが、ジョルースはルークとマラを力で圧倒し、さらにルーク自身のクローン「ルウク・スカイウォーカー」を差し向けるが、最終的にルウクはマラの手で倒される。ジョルースは完全に自制心を失って暴走しフォースを周囲に解き放ったが、一瞬の隙を突かれてマラの手で倒された。
ジュノ・エクリプス (Juno Eclipse}
テレビゲーム『スター・ウォーズ フォース・アンリーシュド』に登場。惑星コルラーン出身の女性。ジュノは父親と別居し、母親と二人暮らしであったが、コルラーン内の反乱軍と帝国軍との戦いに巻き込まれて母親が死亡すると父親に引き取られた。ジュノの父親は帝国支持派であり、帝国がいかに善良であるかを娘に教え込んだが、次第に父親と距離を感じるようになる。父親がコルラーグの帝国アカデミーの入校者を尊敬していたことを知ると、すぐに帝国アカデミーに入校して模範生となったが父の態度は変わらなかった。14歳の若さでアカデミーを最年少で合格したジュノは、機械の修理・操縦の方法やドロイドの整備、武器の使い方などを学んでいった。しかし父の態度は変わらず、ジュノの卒業式にすら姿を現さなかった。失望したジュノは帝国軍に入隊すると、家には二度と戻らないと決心した。
アカデミー卒業後はアウター・リムなどでいくつかの任務をこなし、常に成功を収めた。これによりジュノは勲章と共に尊敬を集めるようになり、ダース・ベイダーの目に留まり、アウター・リムの惑星カロスの爆撃作戦に参加した。その最中、ジュノは猛攻を受ける惑星カロスの人々が何の抵抗力も持たないことに気づき困惑するが、最終的には指示通りに惑星のプラネリー・リアクターを破壊した。この功績を受け、ベイダーによりジュノは彼の弟子スターキラーの船「ローグ・シャドウ」のパイロットに任命される。その後、スターキラーと共にベイダーの指示を受けていくつかの作戦行動を取るも、スターキラーがベイダーに裏切られると同時に捕らえられ、反逆者の烙印を押される。帝国に失望したジュノは生き延びたスターキラーと共に反乱同盟軍の設立のために奔走する。行動を共にするうちにスターキラーに対して恋愛感情を抱くようになり、デス・スターでの反乱同盟軍救出作戦の直前に、彼に思いを伝える。その後、スターキラーがパルパティーンから反乱同盟軍の指導者を守るために自らを犠牲にして大爆発を起こした際に、彼らを連れてローグ・シャドウでデス・スターから脱出する。
ダークサイド・エンディングではスターキラーたちを脱出させるために現れたところで皇帝によって操縦していたローグ・シャドウをフォースで捕まれ、スターキラーの頭上に墜落させられてしまう。ジュノはこの時に死亡したか、捕らえられて処刑されたと見られる。
ラーム・コタ (Rahm Kota)
『スター・ウォーズ フォース・アンリーシュド』に登場。クローン大戦では将軍として活躍し、オーダー66を逃れた数少ないジェダイの一人。ジェダイになる以前は故郷の惑星で自由のために戦う戦士で、10歳になる前から戦争に参加していた。18歳になった時、その惑星での戦争の仲介役として訪れたメイス・ウィンドゥに出会い、才能を見出される。任務を終えたメイスはコタを連れ帰り、ヨーダと共にコタを鍛えた。コタはジェダイ評議会にも頻繁に反対意見を出しており、犯罪者の取締りの強化を訴え続けていた。クローン大戦が始まると、コタはすぐに指揮官としての才能を発揮し将軍の任に着くが、コタはクローンの部隊を信用せず、周辺の惑星から義勇軍を募り自分の部隊に加えた。このことが、後のオーダー66発令時にコタの命を救うことに繋がり、コタは自分の部隊と共にアウター・リムへ逃げ込んだ。公式にはクローン大戦で死亡したとされていたが、その後再び姿を現したコタは銀河中の帝国の施設を次々と攻撃・壊滅させ、ダース・ベイダーを誘き出そうとした。
その後、ダース・ベイダーの弟子であるスターキラーに殺されたと思われていたが、近隣の惑星ナー・シャドーに身を隠していた。スターキラーとの戦いで両目を失明し、顔に布を巻いて酒に溺れるという堕落した生活を送っていたが、再びコタの前に現れたスターキラーの呼びかけに応じ、ベイル・オーガナ、モン・モスマと共に後の反乱同盟軍の骨子を作る一人となる。反乱同盟軍の誓約の場を帝国軍に襲撃されて捕らえられ、デス・スターに連行されると最後まで抵抗したが、パルパティーンによってフォース・ライトニングを浴びせられる。しかし、スターキラーが自らを犠牲にして時間を稼ぎ、その隙にコタは元老院議員と共に脱出し、反乱同盟軍の正式な発足に立ち会うことになる。ダークサイド・エンディングでは直接的な描写はないものの、皇帝によって殺害されたことが示唆されている。
ダッシュ・レンダー (Dash Rendar)
スティーヴ・ペリーによる小説『帝国の影』及びそのゲーム化版であるニンテンドウ64のゲーム『スター・ウォーズ 帝国の影』に登場する。惑星コレリア出身であり、彼の一家はコルサントなどの銀河系中心部において運送業を営んでいた。同郷のハン・ソロと同じように帝国アカデミーに所属し、優秀な成績を残していた。しかし、コルサントでダッシュの兄が貨物の積み卸し作業をしていた際に起きた事故で死亡し、この事故に皇帝パルパティーンが所有していた博物館が巻き込まれてしまうという事態が発生する。博物館に収蔵されていたシスやジェダイの貴重な工芸品が数多く失われたことに激怒したパルパティーンはダッシュの一家が経営していた輸送会社を解体し、その資産を商売敵であるプリンス・シゾールが経営する会社のものとした。この出来事によりダッシュは帝国への強い憎しみを抱くようになる。
密輸業者になったダッシュは「アウトライダー」という専用の宇宙船と、相棒のドロイド「リーボ」を所有し、ハン・ソロやカルリジアンとも密輸を通し、その腕を認め合う仲となった。反乱同盟軍のエコー基地に物資を輸送した直後に帝国軍の攻撃が始まってしまったが、無人だったスノースピーダーに乗り込み、敵のAT-ATウォーカーを数体撃破。そのため同基地に足止めを食らってしまったが何とか生還する。ソロが帝国軍に捕まった直後に反乱軍と合流し、レイアの依頼で独自にハン・ソロを捜索する。その過程で、暗殺ドロイドのIG-88や、賞金稼ぎボバ・フェットと死闘を繰り広げ、帝国軍の貨物船「スプローサ」に潜入し、第2デス・スターの機密情報を掴む。
その後もルークやカルリジアンたちを援助し、プリンス・シゾールのコルサントにある宮殿に潜入。その直後も反乱軍と共に、シゾールらブラック・サンとの戦いに参加し、シゾールがいたスカイフックの爆破に大きく貢献したが、崩壊するスカイフックから脱出する際に爆発に巻き込まれ姿を消した。死亡したと思われているダッシュだが、ゲーム『スター・ウォーズ 帝国の影』ではハードモード以上でクリアすると通常とは異なるエンディングを見ることができ、ダッシュが迎えた「真の結末」を知ることができる。
プリンス・シゾール (Plince Xizor)
スティーヴ・ペリーによる小説『帝国の影』及びゲーム作品『スター・ウォーズ 帝国の影』に登場するエイリアン。「帝国の影」として勢力を拡大する犯罪組織ブラック・サンの首領で、ダース・ベイダーの政敵。
シゾールが率いる犯罪組織ブラック・サンは「帝国の影」として勢力を拡大し、銀河広域に勢力を持つ犯罪組織である。シゾールは、銀河帝国皇帝パルパティーンとの謁見を許可されているほどである。シゾール自身、ベイダーに次ぐ財力を持つと言われており(犯罪王と言われたギャングのジャバ・ザ・ハットですら、逆らえない形でシゾールにはベーシック言語を用いて、かつ、敬語で接する)、才覚や残忍さはもちろん、その格闘能力やブラスターの射撃技術、またパイロットとしての腕も一流である。精巧に美しい人間の女性の外見を模しつつも、ジェダイの騎士とも互角に渡り合えるほどの戦闘能力を持ったドロイドの「グリ」(製作に900万クレジットを費やした)を側近に従えている。また、人間より寿命が長く、爬虫類のような外見をした、感情を表に出さない種族「ファリーン」の王子でもある。ファリーンは強力なフェロモンを放出することで人間型種族の異性を籠絡する能力を持っており、シゾールはこの能力に強い自信を持っていた。シゾールは時折この能力で手籠めにした女性と交際することがあったが、関係を長続きさせることは考えておらず、一定の期間が経つと高価なプレゼントを手切れ金として与えて関係の終了を通告していた。それでも通告を無視して関係の継続を求める女性を殺害していた。
共和国時代に惑星ファリーンの小国家の王族として生まれた。英才教育を受けた彼は他の惑星に留学し、また輸送会社シゾール輸送システムを設立し、その才能を発揮していた。しかし、ダース・モールに前の首領や幹部を殺害された犯罪シンジケート「ブラック・サン」に加入し、パルパティーンが帝国を樹立した頃には組織のボスとなる。同時に、故郷のファリーンで生物兵器実験を行っていたダース・ベイダーが病原菌を蔓延させたため、惑星全土への「浄化」と称して首都を砲撃し、シゾールの家族及び一族を皆殺しにした。シゾールはベイダーへの恨みを募らせ、復讐の機会を狙っていた。
数年後、シゾールはパルパティーンに謁見している最中、ダース・ベイダーから皇帝に対する報告を耳にし、その中でルークの名を知る。シゾールはベイダーがジェダイの騎士だった頃の名「アナキン・スカイウォーカー」や、その師オビ=ワン・ケノービの存在も知っていた。二人の会話から、ルークがベイダーの息子であることを知る。さらに、ベイダーがルークを我がものにし、皇帝を倒させて親子で銀河の覇者となろうと考えていることも悟り、シゾールはベイダーがルークを皇帝に献上する前に殺害し、ベイダーの忠誠心が偽りであったことを示し、彼に代わって帝国のナンバー2になろうと計画する。
シゾールはルークを暗殺するため、ハン・ソロをボバ・フェットの手から救出しようとするルークに対し、反乱軍のメカニックを買収してウェッジ・アンティリーズのXウィング スターファイターのR2ドロイドを暴走させるが、ルークのフォースにより窮地を脱せられ、メカニックもウェッジに返り討ちに遭った。タトゥイーンに戻ったルークをバイカーにより襲撃する計画も、ルークのテクニックとダッシュ・レンダーの援護により阻止された。この間、シゾールはベイダーを遠ざけておくため、皇帝に反乱軍の基地の情報を提供し、皇帝の信頼を得てベイダーに屈辱を与え、しかもブラック・サンに反発する軍事産業に打撃を与えるという計画を取っていた。そして、反乱軍の中心人物であり、女性としても魅力的なレイアを自分のものにするため、皇帝に進言してデス・スターの設計図をわざとルークに入手させる。一方で、ルーク暗殺の情報を得ようとするレイアの元へ、グリを使者として送る。惑星ボサンにて、ルークはベイダーの雇った賞金稼ぎに捕えられそうになるが、ルーク自身のフォースによる実力と、カルリジアンが操縦するミレニアム・ファルコンにより逃れる。ここでベイダーは、賞金稼ぎにブラック・サンからルークを殺害するように金が支払われていた事実を知り、シゾールに「ルークに手を出したならば報復措置を取る」と告げる。
その頃、コルサントに賞金稼ぎ「ブーシ」に変装したレイアとチューバッカが到着していた。シゾールはファリーン特有の能力であるフェロモンを用いてレイアを籠落させようとしたが、チューバッカの機転とレイアの強い意志の前に計画は失敗し、シゾールはレイアを監禁する。レイアはグリの隙をついて脱出し、ルークたちと落ち合ったところでシゾールと対決する。ルークのフォースによる戦闘力と、カルリジアンが用意した熱爆弾(サーマル・デトネーター)で形勢が逆転し、グリもルークとの決闘に敗れ、シゾールのアジト及びブラック・サンの軸となるデータは消滅した。ルークたちはC-3POとR2-D2が操縦するファルコンで、シゾールは専用のスターバイパー「ヴィラーゴ」に乗って脱出した。怒り狂ったシゾールは、「ファリーン・フィスト」と名付けた空中宮殿(スカイフック)へ逃げ込み、ブラック・サンの艦隊を用いてファルコンを破壊しようとするが、逃げ込む前のスカイフックへの通信をベイダーに傍受される。シゾールが自らを陥れることを画策していた証拠を得たベイダーは、スーパー・スター・デストロイヤー「エグゼクター」でシゾールの空中宮殿と艦隊を砲撃し、シゾールは死亡した。シゾールが死に、グリが行方不明となったブラック・サンは弱体化し、10年後にダーガ・ザ・ハットによって再編されるまで表舞台には出なくなった。
レンガ・ジクストン (Wrenga Jixton)
スピンオフコミック『スター・ウォーズ シャドウズ・オブ・ジ・エンパイア 帝国の影』に登場。ダース・ベイダー直属のスパイ又はトラブルシューター(処理人)。惑星コレリアの出身で帝国アカデミーに所属し、卒業後は帝国宇宙軍に入り、仲間からはジックスの愛称で親しまれていた。彼は有能だったため、順調に昇進を重ね、すぐに1等軍曹となった。惑星ファリーンでベイダーが設立した細菌研究の施設が事故を起こし病原菌が広まると、ベイダーは研究施設の破壊と周辺に住むファリーンの住民抹殺を命じ、20万人以上が殺害された(プリンス・シゾールの家族も殺されている)。ジックスはこの事件の罪を擦り付けられたて軍法会議にかけられ、惑星ケッセルのスパイス鉱山に送られたが脱出した。
その後、お尋ね者となったジックスだが砂漠の惑星アリダスに隠れ住みながら傭兵となって働いていた。アリダスには反乱同盟軍の武器を蓄える基地があり、その事を知ったベイダーはルークをアリダスに誘き寄せるため、俳優を雇いアリダスでオビ=ワンのふりをして生活させた。オビ=ワンを探すルークをアリダスに誘うことには成功したが、ベイダーの略策は裏目に出て失敗し、ベイダーは逆に意識不明の重傷を負ってしまう。ジックスはベイダーを発見し助けるが、以後ジックスはベイダーの個人的なスパイとして働く。最初の仕事は惑星コルラグのトーロック総督が帝国を裏切っている疑いがあるため、トーロック総督を暗殺せよという仕事だった。その後は惑星タトゥイーンでルークの命を狙うジャバを妨害する。ジックスはジャバがルーク抹殺のため雇った、スウープ・ギャングのメンバーとなるため、ギャングのボスであるビッグ・ギズとスウープ・バイクで一対一の対抗レースに勝ち、ギャングのメンバーとして認められ、潜入することに成功した。そして、ジックスはビッグ・ギズと共にルーク抹殺のためのジャバの傭兵になり(ジックスは振り)、ビッグ・ギズの仲間の振りをしながらベガーズ・キャニオンでルークを追跡し、ビッグ・ギズのギャングを裏切り、ルーク護衛のため妨害することに成功した。

出典編集

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