セルジュ・ベッツェン

フランスのラグビーユニオン選手

セルジュ・ベッツェン=チュア(Serge Betsen-Tchoua、1974年3月25日 - )はカメルーンクンバ出身のラグビー選手。フランカーとして、ロンドン・ワスプスでプレーしている。

セルジュ・ベッツェン
2015年のベッツェン
生年月日 (1974-03-25) 1974年3月25日(50歳)
出身地 カメルーンの旗 カメルーン
南西州クンバ
身長 1.83 m (6 ft 0 in)
体重 98 kg (15 st 6)
ラグビーユニオンでの経歴
ポジション フランカー
アマチュア経歴
チーム 出場 (得点)
1985–96 CSクリシー ()
更新日:  2014年7月5日
シニア経歴
チーム 出場 (得点)
1996–2008
2008–12
ビアリッツ・オランピック
ロンドン・ワスプス
172
79
(65)
(35)
更新日:  2014年7月5日
代表
チーム 出場 (得点)
1997–2007  フランス 63 (45)
更新日:  2014年7月5日
公式ウェブサイト
http://www.sergebetsen.net

プロフィール 編集

ベッツェンはビアリッツ・オランピックとフランス代表でフランカーとしてプレーしている。1997年3月22日のイタリア戦で代表にデビューしたが、その後、2000年のシックス・ネイションズまで招集されなかった。

フランスで「ラ・フォッシューズ(La Faucheuse, 鎌で刈り取る人、転じて死神)」と呼ばれるベッツェンは、多くのラグビーファンから世界で最高のタックルをする選手とみなされ、試合をする相手からは恐れられている(イギリスでは「ビアリッツの解体業者」と呼ばれている)。前代表監督ベルナール・ラポルトはベッツェンを「闘争心がある選手」と評した。

2002年の世界最優秀選手に選ばれ、同年、フランスのラグビー専門紙『ミディ・オランピック』により、フランス選手権最優秀選手に選ばれた。

2003年に自伝“Faire le soleil”を出版し、2005年にはジャック・コルティが女子ラグビーについて書いた“Des filles en Ovalie”に序文を寄せている。

2005年の終わりに、左顎顔面に重傷を負った。

キャリア 編集

クラブ 編集

  • 育成クラブ:CSクリシー(パリ南西郊外のクリシー・ラ・ガレンヌ)
  • 1992-2008 ビアリッツ・オランピック
  • 2008- ロンドン・ワスプス

フランス代表 編集

1997年3月22日のイタリア戦で初セレクション。

タイトル 編集

クラブ 編集

  • フランス選手権(現Top14)優勝:2002、2005、2006。
  • 2000年、フランスカップ優勝。

フランス代表 編集

  • 1997年より63セレクション。
  • 9トライ、45得点。
  • 年ごとのセレクション : 1(1997)、5(2000)、7(2001)、11(2002)、12(2003)、8(2004)、4(2005)、3(2006)、12(2007)。
  • シックス・ネイションズ

ワールドカップ 編集

個人受賞歴 編集

  • 2002年、ミディ・オランピック・オスカーの金賞。

関連作品 編集

  • Betsen, Serge; Hopquin, Benoît (2003) (フランス語). Faire le soleil : une vie de rugby. Paris: Stock. ISBN 2234056233 
  • Cortie, Jacques; Pinilla B, Yaneth (2005) (フランス語). Des filles en ovalie : 40 ans d'histoire. Serge Betsen. Anglet: Atlantica. ISBN 2843949041 

外部リンク 編集