トップ14

フランスのラグビーユニオンの競技会(1部リーグ)

ラグビーユニオンフランス選手権フランス語: Le championnat de France de rugby à XV)、通称トップ14(Top 14、トップカトルズ (フランス語発音: [tɔp katɔʀz]))は、フランスにおける最上位カテゴリーのラグビーユニオンプロリーグである。1892年に創設された歴史のある大会で、プレミアシップユナイテッド・ラグビー・チャンピオンシップと並び、欧州におけるラグビーユニオンの最高峰リーグの1つ。

トップ14
Top 14
Le championnat de France de rugby à XV
今シーズン・大会:
現在進行のスポーツイベント 2024-25 トップ14
優勝チームに贈られるブレニスの盾 (2022年6月)
前身トップ16
競技ラグビーユニオン
創立1892年 (133年前) (1892)
開始年1892年
参加チーム14
リーグレベル1部
下位大会プロD2
フランスの旗 フランス
連盟フランスラグビー連盟
前回優勝スタッド・トゥールーザン (23回目)
最多優勝スタッド・トゥールーザン (23回)
関連大会ヨーロピアンラグビー・チャンピオンズカップ
EPCRチャレンジカップ
公式サイトwww.lnr.fr/rugby-top-14

直近の大会は「2024-25 トップ14」を参照。

概要

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ホーム・アンド・アウェー方式の総当たり戦を行い、上位6チームがノックアウト方式のプレーオフに進む。準々決勝は3-6位のチームだけで戦い(3位が6位と、4位が5位と対戦)、1-2位のチームは準決勝に自動的に進出。下位2チームはプロD2(2部リーグ)に降格する。

上位8チームは翌年のヨーロピアンラグビーチャンピオンズカップの出場権を得る。下位8チームは翌年のEPCRチャレンジカップに出場する。

2024年までの最多優勝は、トゥールーズことスタッド・トゥールーザン(23回)。

ブレニスの盾

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優勝トロフィーとして、「ブレニスの盾(Bouclier de Brennus)」が贈られる。

盾の名称は、フランスにおけるラグビーユニオンの元統括団体である、フランス・スポーツ競技社団連合(USFSA)のラグビー委員会で、1900年から19年にわたり会長を務めたシャルル・ブレニス(Charles Brennus)にちなむ[1][2]

ピエール・ド・クーベルタン男爵のデザインにより1892年に作成され、大会第1回から使われている[3][4]

ラグビー大会のトロフィーとしては巨大で、高さ1メートル、幅75センチ、厚さ2.5センチ、重さ約20キロ。真鍮製の盾とプレートが、トネリコ材でできた板状の台座に固定されている[4]

関連大会

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関連大会 一覧
ヨーロッパ6か国 および 南アフリカ共和国 ほか
       
上位大会 ヨーロピアンラグビー・チャンピオンズカップ
下位大会 EPCRチャレンジカップ
フランス
 
イングランド
 
アイルランド・スコットランド・ウェールズ・イタリア・南アフリカ共和国
     
1部大会 トップ14 プレミアシップ ユナイテッド・ラグビー・チャンピオンシップ
2部大会 プロD2 チャンプ・ラグビー
(旧RFUチャンピオンシップ)
各 国内リーグ  オールアイルランド・リーグ
 Scottish Premiership、 スーパーラグビー・カムリ
 セリエAエリート カリーカップ
3部大会 シャンピオナ・フェデラル・ナシオナル ナショナルリーグ1
4部大会 シャンピオナ・フェデラル・ナシオナル2 ナショナルリーグ2 各国
下位リーグ
5/6/7部大会 フェデラル 1/2/3
8部大会 プリ・フェデラル
9/10/11部大会 レジオナル 1/2/3

歴史

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1892年3月20日、ラシン・クラブ・ド・フランス(現ラシン92)とスタッド・フランセが対戦したのがフランスラグビー選手権(Le championnat de France de rugby à XV)の始まりとされる。試合はラシン・クラブ・ド・フランスが4対3で勝利した[5][6]

第一次世界大戦第二次世界大戦新型コロナによるシーズン打ち切りの影響を受けて中止された、1914-15~1918-19シーズン、1939-40~1941-42シーズン、2019-20シーズンを除き毎シーズン開催され、フランス国内のトップクラブを決める大会として確立されていった。

1900-1901シーズンの決勝戦は、スタッド・フランセスタッド・ボルドゥレが対戦し、ボルドゥレが勝利。しかし、ボルドゥレは決勝戦の直前にボルドーUCと合併。決勝戦には、ボルドーUCのライセンスを持つ3選手も出場したため、決勝戦およびその勝利は無効となった。スタッド・ボルドゥレは決勝戦の再戦に応じなかったため、再戦前に準優勝だったスタッド・フランセが 優勝となった[7]

1914年に勃発した第一次世界大戦により、選手たちは戦場に出た。戦時中は、代わりに少年大会「Coupe de l'Espérance(クープ・ド・レスペランス)」が4回(2016, 2017, 2018, 2019)開催された[8]

1995-96シーズンからラグビーユニオンがプロ化され、以降13年間にわたり、優勝したのはスタッド・フランセ・パリ(5回)、スタッド・トゥールーザン(5回)、ビアリッツ・オランピック(3回)と、3チームによる寡占状態となった[5](後述「歴代優勝チーム」を参照)。

リーグ参加は徐々にプロチームに絞られていき、1995年の40チームから、2001年には16チームに減少。2001-02シーズンから、大会名がトップ16(Top 16、トップセーズ)となる[9]

2005-06シーズンには、リーグの質と競争力を高めるためチーム数が削減され、大会名がトップ14(Top 14、トップカトルズ)となる[10][11]

日本選手の所属

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以下のように日本代表選手が所属。

参加チーム

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チーム名 創設年 地域圏 都市 スタジアム 収容人数
スタッド・トゥールーザン 1907 オクシタニー地域圏 オート=ガロンヌ県 トゥールーズ スタッド・エルネスト=ワロンフランス語版 19,500
スタッド・フランセ・パリ 1883 イル=ド=フランス地域圏 パリ県 パリ スタッド・ジャン=ブーアン 20,000
ユニオン・ボルドー・ベグル 2006[注 1] ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏 ジロンド県 ボルドー スタッド・シャバン=デルマス 34,462
RCトゥーロン 1908 プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏 ヴァール県 トゥーロン スタッド・マイヨールフランス語版 17,500
スタッド・ロシュレ 1898 ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏 シャラント=マリティーム県 ラ・ロシェル スタッド・マルセル=ドフランドルフランス語版 16,700
ラシン92 1890 イル=ド=フランス地域圏 オー=ド=セーヌ県 ナンテール パリ・ラ・デファンス・アレナ 30,680
カストル・オランピック 1906 オクシタニー地域圏 タルヌ県 カストル スタッド・ピエール=ファーブルフランス語版 12,300
ASMクレルモン・オーヴェルニュ 1911 オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏 ピュイ=ド=ドーム県 クレルモン=フェラン スタッド・マルセル=ミシュランフランス語版 19,357
セクシオン・パロワーズ 1902 ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏 ピレネー=アトランティック県 ポー スタッド・デュ・アモー 14,588
USAペルピニャン 1933[注 2] オクシタニー地域圏 ピレネー=オリアンタル県 ペルピニャン スタッド・エメ=ジラルフランス語版 14,593
リヨンOU 1896 オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏 メトロポール・ド・リヨン リヨン スタッド・ドゥ・ジェルラン 35,000
アヴィロン・バイヨネ 1904 ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏 ピレネー=アトランティック県 バイヨンヌ スタッド・ジャン=ドージェ 14,370
モンペリエ・エロー・ラグビー 1986 オクシタニー地域圏 エロー県 モンペリエ GGLスタジアムフランス語版 15,697
CAブリーヴ 1910 ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏 コレーズ県 ブリーヴ=ラ=ガイヤルド スタッド・アメデ=ドメネク 14,759

歴代優勝チーム

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出典:[5]

シーズン 優勝 スコア 準優勝 備考
1892 ラシン・クラブ・ド・フランス 4-3 スタッド・フランセ [5][6]
1892-93 スタッド・フランセ 7-3 ラシン・クラブ・ド・フランス
1893-94 スタッド・フランセ 18-0 アンテルナシオナルACフランス語版
1894-95 スタッド・フランセ 16-0 オランピック (ラグビー)フランス語版
1895-96 オランピック (ラグビー)フランス語版 12-0 スタッド・フランセ
1896-97 スタッド・フランセ オランピック (ラグビー)フランス語版 参加チームによる総当たり戦で順位決定[23]
1897-98 スタッド・フランセ ラシン・クラブ・ド・フランス 参加チームによる総当たり戦で順位決定[24]
1898-99 スタッド・ボルドゥレ 5-3 スタッド・フランセ
1899-1900 ラシン・クラブ・ド・フランス 37-3 スタッド・ボルドゥレ
1900-01 スタッド・フランセ 0-3 スタッド・ボルドゥレ 決勝戦およびその再戦をめぐるトラブルにより、最終決定された[7]
1901-02 ラシン・クラブ・ド・フランス 6-0 スタッド・ボルドゥレ
1902-03 スタッド・フランセ 16-8 SOEトゥールーズ
1903-04 スタッド・ボルドゥレ 3-0 スタッド・フランセ
1904-05 スタッド・ボルドゥレ 12-3 スタッド・フランセ
1905-06 スタッド・ボルドゥレ 9-0 スタッド・フランセ
1906-07 スタッド・ボルドゥレ 14-3 スタッド・フランセ
1907-08 スタッド・フランセ 16-3 スタッド・ボルドゥレ
1908-09 スタッド・ボルドゥレ 17-0 スタッド・トゥールーザン
1909-10 FCリヨンフランス語版 13-8 スタッド・ボルドゥレ
1910-11 スタッド・ボルドゥレ 14-0 SCUF
1911-12 スタッド・トゥールーザン 8-6 ラシン・クラブ・ド・フランス
1912-13 アヴィロン・バイヨネ 31-8 SCUF
1913-14 ASペルピニャン 8-7 Stadoceste Tarbaisフランス語版
1914-15
~ 1918-19
第一次世界大戦により、代わりに少年大会「クープ・ドゥ・レスペランスフランス語版」を4回(2016, 2017, 2018, 2019)開催した[8]
1919-20 Stadoceste Tarbaisフランス語版 8-3 ラシン・クラブ・ド・フランス
1920-21 USペルピニャン 5-0 スタッド・トゥールーザン
1921-22 スタッド・トゥールーザン 6-0 アヴィロン・バイヨネ
1922-23 スタッド・トゥールーザン 3-0 アヴィロン・バイヨネ
1923-24 スタッド・トゥールーザン 3-0 USペルピニャン
1924-25 USペルピニャン 0-0 (延長)
5-0
USカルカソンヌ 最初の対戦で引き分け、延長でも決着がつかず、2戦目で決着[25]
1925-26 スタッド・トゥールーザン 11-0 USペルピニャン
1926-27 スタッド・トゥールーザン 19-9 スタッド・フランセ
1927-28 セクシオン・パロワーズ 6-4 USキヤンフランス語版
1928-29 USキヤンフランス語版 11-8 FC Lézignan
1929-30 SUアジャン 4-0 (延長) USキヤンフランス語版 [26]
1930-31 RCトゥーロン 6-3 リヨンOU
1931-32 リヨンOU 9-3 RCナルボンヌ
1932-33 リヨンOU 10-3 RCナルボンヌ
1933-34 アヴィロン・バイヨネ 13-8 ビアリッツ・オランピック
1934-35 ビアリッツ・オランピック 3-0 USAペルピニャン
1935-36 RCナルボンヌ 6-3 ASモンフェラン
1936-37 CSヴィエンヌフランス語版 13-7 ASモンフェラン
1937-38 USAペルピニャン 11-6 ビアリッツ・オランピック
1938-39 ビアリッツ・オランピック 6-0 (延長) USAペルピニャン
1939-40
~ 1941-42
第二次世界大戦により大会中止
1942-43 アヴィロン・バイヨネ 3-0 SUアジャン
1943-44 USAペルピニャン 20-5 アヴィロン・バイヨネ
1944-45 SUアジャン 7-3 FCルルド
1945-46 セクシオン・パロワーズ 11-0 FCルルド
1946-47 スタッド・トゥールーザン 10-3 SUアジャン
1947-48 FCルルド 11-3 RCトゥーロン
1948-49 カストル・オランピック 3-3 (延長)
14-3
スタッド・モントワ 最初の対戦で引き分け、延長でも決着がつかず、2戦目で決着[27]
1949-50 カストル・オランピック 11-8 ラシン・クラブ・ド・フランス
1950-51 USカルモーフランス語版 14-12 (延長) Stadoceste Tarbaisフランス語版
1951-52 FCルルド 20-11 USAペルピニャン
1952-53 FCルルド 21-16 スタッド・モントワ
1953-54 FCグルノーブル 5-3 USコニャックフランス語版
1954-55 USAペルピニャン 11-6 FCルルド
1955-56 FCルルド 20-0 USダクス
1956-57 FCルルド 16-13 ラシン・クラブ・ド・フランス
1957-58 FCルルド 25-8 SCマザメフランス語版
1958-59 ラシン・クラブ・ド・フランス 8-3 スタッド・モントワ
1959-60 FCルルド 14-11 ASベジエ
1960-61 ASベジエ 6-3 USダクス
1961-62 SUアジャン 14-11 ASベジエ
1962-63 スタッド・モントワ 9-6 USダクス
1963-64 セクシオン・パロワーズ 14-0 ASベジエ
1964-65 SUアジャン 15-8 CAブリーヴ
1965-66 SUアジャン 9-8 USダクス
1966-67 USモントーバン 11-3 CAベグル
1967-68 FCルルド 9-9 (延長) RCトゥーロン 引き分け、延長でも決着がつかず、トライ数で決着した[28]
1968-69 CAベグル 11-9 スタッド・トゥールーザン
1969-70 La Voulte Sportif 3-0 ASモンフェラン
1970-71 ASベジエ 15-9 (延長) RCトゥーロン
1971-72 ASベジエ 9-0 CAブリーヴ
1972-73 Stadoceste Tarbaisフランス語版 18-12 USダクス
1973-74 ASベジエ 16-14 RCナルボンヌ
1974-75 ASベジエ 13-12 CAブリーヴ
1975-76 SUアジャン 13-10 (延長) ASベジエ
1976-77 ASベジエ 12-4 USAペルピニャン
1977-78 ASベジエ 31-9 ASモンフェラン
1978-79 RCナルボンヌ 10-0 スタッド・バニェレフランス語版
1979-80 ASベジエ 10-6 スタッド・トゥールーザン
1980-81 ASベジエ 22-13 スタッド・バニェレフランス語版
1981-82 SUアジャン 18-9 アヴィロン・バイヨネ
1982-83 ASベジエ 14-6 RRC Nice
1983-84 ASベジエ 21-21 (延長) SUアジャン 延長でも同点のため、ゴール数で決着した[29]
1984-85 スタッド・トゥールーザン 36-22 (延長) RCトゥーロン
1985-86 スタッド・トゥールーザン 16-6 SUアジャン
1986-87 RCトゥーロン 15-12 ラシン・クラブ・ド・フランス
1987-88 SUアジャン 9-3 Stadoceste Tarbaisフランス語版
1988-89 スタッド・トゥールーザン 18-12 RCトゥーロン
1989-90 ラシン・クラブ・ド・フランス 22-12 (延長) SUアジャン
1990-91 CAボルドー・ベグル・ジロンド 19-10 スタッド・トゥールーザン
1991-92 RCトゥーロン 19-14 ビアリッツ・オランピック
1992-93 カストル・オランピック 14-11 FCグルノーブル
1993-94 スタッド・トゥールーザン 22-16 ASモンフェラン
1994-95 スタッド・トゥールーザン 31-16 カストル・オランピック
1995-96 スタッド・トゥールーザン 20-13 CAブリーヴ ラグビーユニオンがプロ化
1996-97 スタッド・トゥールーザン 12-6 CSブルゴワン=ジャイユー
1997-98 スタッド・フランセ 34-7 USAペルピニャン
1998-99 スタッド・トゥールーザン 15-11 ASモンフェラン
1999-2000 スタッド・フランセ 28-23 USコロミエ
2000-01 スタッド・トゥールーザン 34-22 ASモンフェラン
2001-02 ビアリッツ・オランピック 25-22 (延長) SUアジャン トップ16に改称
2002-03 スタッド・フランセ 32-18 スタッド・トゥールーザン
2003-04 スタッド・フランセ 38-20 USAペルピニャン
2004-05 ビアリッツ・オランピック 37-34 (延長) スタッド・フランセ
2005-06 ビアリッツ・オランピック 40-13 スタッド・トゥールーザン トップ14に改称
2006-07 スタッド・フランセ 23-18 ASMクレルモン・オーヴェルニュ
2007-08 スタッド・トゥールーザン 26-20 ASMクレルモン・オーヴェルニュ
2008-09 USAペルピニャン 22-13 ASMクレルモン・オーヴェルニュ トゥールーザン、フランセ、オランピック3強寡占状態に終止符[30]
2009-10 ASMクレルモン・オーヴェルニュ 19-6 USAペルピニャン
2010-11 スタッド・トゥールーザン 15-10 モンペリエ・エロー・ラグビー
2011-12 スタッド・トゥールーザン 18-12 RCトゥーロン
2012-13 カストル・オランピック 19-14 RCトゥーロン
2013-14 RCトゥーロン 18-10 カストル・オランピック
2014-15 スタッド・フランセ 12-6 ASMクレルモン・オーヴェルニュ
2015-16 ラシン92 29-21 RCトゥーロン
2016-17 ASMクレルモン・オーヴェルニュ 22-16 RCトゥーロン
2017-18 カストル・オランピック 29-13 モンペリエ・エロー・ラグビー
2018-19 スタッド・トゥールーザン 24-18 ASMクレルモン・オーヴェルニュ
2019-20 COVID-19パンデミックの影響により第17節終了後にシーズン打ち切り 中断時点での1位はユニオン・ボルドー・ベグル[31]
2020-21 スタッド・トゥールーザン 18-8 スタッド・ロシュレ [32]
2021-22 モンペリエ・エロー・ラグビー 29-10 カストル・オランピック [33]
2022-23 スタッド・トゥールーザン 29-26 スタッド・ロシュレ [34]
2023-24 スタッド・トゥールーザン 59-3 ユニオン・ボルドー・ベグル 決勝戦で歴代最多点差となる[35]
2024-25 -

チーム別優勝回数

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  • 2023-24シーズン終了時点
チーム名 優勝 準優勝 優勝シーズン 準優勝シーズン
スタッド・トゥールーザン 23回 8回 1912, 1922, 1923, 1924, 1926, 1927, 1947, 1985, 1986, 1989, 1994, 1995, 1996, 1997, 1999, 2001, 2008, 2011, 2012, 2019, 2021, 2023, 2024 1903, 1909, 1921, 1969, 1980, 1991, 2003, 2006
スタッド・フランセ・パリ 14回 9回 1893, 1894, 1895, 1897, 1898, 1901, 1903, 1908, 1998, 2000, 2003, 2004, 2007, 2015 1892, 1896, 1899, 1904, 1905, 1906, 1907, 1927, 2005
ASベジエ・エロー 11回 4回 1961, 1971, 1972, 1974, 1975, 1977, 1978, 1980, 1981, 1983, 1984 1960, 1962, 1964, 1976
ユニオン・ボルドー・ベグル 9回 7回 1899[注 3], 1904[注 3], 1905[注 3], 1906[注 3], 1907[注 3], 1909[注 3], 1911[注 3], 1969[注 4], 1991[注 4] 1900[注 3], 1901[注 3], 1902[注 3], 1908[注 3], 1910[注 3], 1967[注 4], 2024
SUアジャン 8回 6回 1930, 1945, 1962, 1965, 1966, 1976, 1982, 1988 1943, 1947, 1984, 1986, 1990, 2002
FCルルド 8回 3回 1948, 1952, 1953, 1956, 1957, 1958, 1960, 1968 1945, 1946, 1955
USAペルピニャン 7回 9回 1914, 1921, 1925, 1938, 1944, 1955, 2009 1924, 1926, 1935, 1939, 1952, 1977, 1998, 2004, 2010
ラシン92 6回 7回 1892, 1900, 1902, 1959, 1990, 2016 1893, 1898, 1912, 1920, 1950, 1957, 1987
ビアリッツ・オランピック 5回 3回 1935, 1939, 2002, 2005, 2006 1934, 1938, 1992
カストル・オランピック 5回 3回 1949, 1950, 1993, 2013, 2018 1995, 2014, 2022
RCトゥーロン 4回 9回 1931, 1987, 1992, 2014 1948, 1968, 1971, 1985, 1989, 2012, 2013, 2016, 2017
アヴィロン・バイヨネ 3回 4回 1913, 1934, 1943 1922, 1923, 1944, 1982
セクシオン・パロワーズ 3回 - 1928, 1946, 1964 -
ASMクレルモン・オーヴェルニュ 2回 12回 2010, 2017 1936, 1937, 1970, 1978, 1994, 1999, 2001, 2007, 2008, 2009, 2015, 2019
スタド・タルブ・ピレネー・ラグビーフランス語版 2回 3回 1920, 1973 1914, 1951, 1988
RCナルボンヌ 2回 3回 1936, 1979 1932, 1933, 1974
リヨンOU 2回 1回 1932, 1933 1931
スタッド・モントワ 1回 3回 1963 1949, 1953, 1959
オランピック (ラグビー)フランス語版 1回 2回 1896 1895, 1897
USキヤンフランス語版 1回 2回 1929 1928, 1930
モンペリエ・エロー・ラグビー 1回 2回 2022 2011, 2018
FCグルノーブル 1回 1回 1954 1993
FCリヨンフランス語版 1回 - 1910 -
CSヴィエンヌフランス語版 1回 - 1937 -
USカルモーフランス語版 1回 - 1951 -
USモントーバン 1回 - 1967 -
La Voulte Sportif 1回 - 1970 -
USダクス - 5回 - 1956, 1961, 1963, 1966, 1973
CAブリーヴ - 4回 - 1965, 1972, 1975, 1996
SCUF - 2回 - 1911, 1913
スタッド・バニェレフランス語版 - 2回 - 1979, 1981
スタッド・ロシュレ - 2回 - 2021, 2023
アンテルナシオナルACフランス語版 - 1回 - 1894
USカルカソンヌ - 1回 - 1925
FC Lézignan - 1回 - 1929
USコニャックフランス語版 - 1回 - 1954
SCマザメフランス語版 - 1回 - 1958
RRC Nice - 1回 - 1983
CSブルゴワン=ジャイユー - 1回 - 1997
USコロミエ - 1回 - 2000

配信・放送

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主な地域

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2024-25シーズン[36]

  • フランス、フランス語圏アフリカ:CANAL+
  • イギリス・アイルランド:Viaplay
  • 南アフリカ共和国:SABC
  • アメリカ合衆国:FloRugby
  • ラテンアメリカ:ESPN Sur
  • 太平洋諸島:Digicel Pacific
  • オーストラリア:BeIN Sports
  • その他:TV5MONDE[36]

日本

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  • 2016-17シーズンから2018-19シーズンまで3季:日本ではWOWOWで放送。
  • 2019-20シーズンはテレ朝チャンネルで放送した[37]
  • 2021-22シーズンは再びテレ朝チャンネルで放送[注 5]
  • 2024-25シーズンでは、日本ではHuluJ:COMが「TV5MONDEチャンネル」を持ち[38]、トップ14の試合を放送することがある[39]。ほかに、日本国内からはYoutubeの「@top14 TOP 14 - Officiel」で、最新節に限り、各試合3~5分程度のダイジェスト(Résumé)動画で観ることができる。また、1分未満の好プレー動画も、Youtube「@top14」に多数投稿され、視聴できる。

脚注

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注釈

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  1. ^ 前身のスタッド・ボルドゥレは1889年創設、CAボルドー・ベグル・ジロンドは1907年創設。
  2. ^ 前身のASペルピニャンは1902年創設。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l 前身のスタッド・ボルドゥレとして。
  4. ^ a b c 前身のCAボルドー・ベグル・ジロンドとして。
  5. ^ 同シーズンはヒト・コミュニケーションズpresentsが頭につく。

出典

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  1. ^ Hospital, Jean (2011年5月10日). “Charles BRENNUS (1859 - 1943)” (フランス語). SCUF Rugby. 2025年4月19日閲覧。
  2. ^ Le Miroir des sports : publication hebdomadaire illustrée” (フランス語). Gallica (1921年2月24日). 2025年4月19日閲覧。
  3. ^ Histoire | Le Bouclier de Brennus” (フランス語). Lepetitbouclier. 2025年4月19日閲覧。
  4. ^ a b https://ligueoccitanie.ffr.fr/actualites/non-classe/lhistoire-du-bouclier-de-brennus” (フランス語). ligueoccitanie.ffr.fr. 2025年4月19日閲覧。
  5. ^ a b c d Top 14 : le palmarès par année depuis 1892 - Rugby” (フランス語). L'Équipe. 2025年4月19日閲覧。
  6. ^ a b Philip Diné, French rugby football : a cultural history,. Berg Publishers. (2001). p. 288. ISBN 978-1-85973-322-6 
  7. ^ a b Ligue Nationale de Rugby : le championnat.”. web.archive.org (2008年12月6日). 2025年4月19日閲覧。
  8. ^ a b Quand le rugby est sorti des tranchées | Top 14 - Site Officiel” (フランス語). Ligue Nationale de Rugby. 2025年4月19日閲覧。
  9. ^ French Rugby's Elite: Inside the Top 14 🇫🇷” (英語) (2024年4月13日). 2025年5月8日閲覧。
  10. ^ French Rugby's Elite: Inside the Top 14 🇫🇷” (英語) (2024年4月13日). 2025年5月8日閲覧。
  11. ^ New Top 14 Info: #1 French Rugby League Teams, History...” (英語). cxsports.io. 2025年5月8日閲覧。
  12. ^ “五郎丸歩、TOP14に挑戦。RCトゥーロンと1年契約結ぶ。”. WOWOW. http://www.wowow.co.jp/sports/rugby/top14/news20160815.html  2016年7月29日閲覧。
  13. ^ 「松島幸太朗「ASMクレルモン・オーヴェルニュ」への移籍のお知らせ!」 サントリーサンゴリアス公式サイト、2020年1月28日閲覧
  14. ^ テビタ・タタフが仏・ボルドーで初出場。ラシン92との強化試合で強さ見せる - ラグビーリパブリック” (2023年10月14日). 2023年12月5日閲覧。
  15. ^ 編集ラグリパ編集部 (2024年9月30日). “【TOP14】テビタ・タタフ所属のボルドーがトゥールーズに歴史的初勝利!齋藤直人は途中出場。 - ラグビーリパブリック”. 2025年5月12日閲覧。
  16. ^ 編集ラグリパ編集部 (2024年9月19日). “日本代表NO8テビタ・タタフ[ボルドー]、TOP14の2023-24シーズン最優秀選手にノミネート! - ラグビーリパブリック”. 2025年5月12日閲覧。
  17. ^ 編集ラグリパ編集部 (2024年7月10日). “日本代表の齋藤直人、フランスTOP14王者のトゥールーズ加入決定!デュポン、ンタマックらと同僚に。 - ラグビーリパブリック”. 2025年5月7日閲覧。
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  38. ^ undefined 番組表 | Hulu(フールー)”. Hulu. 2025年4月7日閲覧。
  39. ^ TV5MONDE Asie-Pacifique”. apac.tv5monde.com. 2025年5月19日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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