セーラー万年筆
セーラー万年筆株式会社(セーラーまんねんひつ、英: The Sailor Pen Co.,Ltd.[2])は、文房具を中心とした製造メーカー。東京証券取引所スタンダード市場上場。
種類 | 株式会社 |
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機関設計 | 監査等委員会設置会社 |
市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒105-0001 東京都港区虎ノ門四丁目1番28号 虎ノ門タワーズオフィス10階 北緯35度39分57.5秒 東経139度44分37.4秒 / 北緯35.665972度 東経139.743722度座標: 北緯35度39分57.5秒 東経139度44分37.4秒 / 北緯35.665972度 東経139.743722度 |
本店所在地 |
〒737-0883 広島県呉市天応西条二丁目1番63号 北緯34度17分19.8秒 東経132度30分59.8秒 / 北緯34.288833度 東経132.516611度 |
設立 | 1932年8月14日 |
業種 | その他製品 |
法人番号 | 9010601024727 |
事業内容 |
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代表者 | 代表取締役社長 町克哉 |
資本金 |
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発行済株式総数 |
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売上高 |
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営業利益 |
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経常利益 |
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純利益 |
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純資産 |
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総資産 |
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従業員数 |
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決算期 | 12月31日 |
会計監査人 | 監査法人日本橋事務所[1] |
主要株主 | |
主要子会社 | THE SAILOR(THAILAND) CO.,LTD. 100.0% |
関係する人物 | 阪田久五郎(創業者) |
外部リンク | https://www.sailor.co.jp/ |
概要
編集1911年(明治44年)2月に阪田久五郎が広島県呉市に「阪田製作所」を創業。1932年(昭和7年)8月に株式会社化され「株式会社セーラー万年筆阪田製作所」を設立する。その後、幾度の社名変更を経て現在に至る。
当社とパイロットコーポレーションが、「セーラー(水夫、水兵)」、「パイロット(水先案内人、操舵手)」と非常に似かよったイメージを持つブランド名を使っているが、由来は異なる(パイロットコーポレーション#商標の由来も参照)。
日本初のボールペン製造や、カートリッジ式万年筆の特許取得など、日本の筆記用具業界をリードしてきた老舗である。今日では文具製品だけでなく、同名ブランドで産業用ロボット生産も行っている。売り上げ構成はロボット機器がおよそ28%、文具類が72%である[要検証 ]。
なお、1952年(昭和27年)には本社を呉から東京に移転したが、2021年(令和3年)4月、登記上の本店を69年ぶりに創業地である呉に戻した[3]。
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天応工場
沿革
編集- 1911年(明治44年)2月 - 阪田久五郎が広島県呉市稲荷町にて初の国産万年筆の製造を始める。
- 1932年(昭和7年)8月 - 株式会社セーラー万年筆阪田製作所を設立。
- 1941年(昭和16年)4月 - 株式会社阪田製作所に商号変更。
- 1948年(昭和23年)2月 - 国産初のボールペン「セーラー・ボール・ポイント・ペン」発売[4]。
- 1949年(昭和24年)
- 1952年(昭和27年)5月 - 株式会社セーラー万年筆阪田製作所に商号変更。
- 1960年(昭和35年)5月 - セーラー万年筆株式会社に商号変更。
- 1961年(昭和36年)10月 - 東京証券取引所市場第二部に上場。
- 1969年(昭和44年)5月 - ロボットマシンの製造を開始。
- 1972年(昭和47年) 国産初筆ペン開発、販売。
- 1978年(昭和53年)4月 - 本社を東京都台東区に移転。
- 1997年(平成9年)4月 - 本社を東京都江東区に移転。
- 2017年(平成29年)3月 - 本社を東京都墨田区に移転。
- 2018年(平成30年)7月 - 文具・事務用品大手のプラス株式会社と資本・業務提携を締結[5]。
- 2020年(令和2年)7月 - 大手文具メーカーのぺんてるとのロボット事業における業務提携を発表[6]。
- 2021年(令和3年)
- 2022年(令和4年)
商標の由来
編集軍港都市・呉にあり、将来は自らの製品を船によって輸出し、海外に覇を唱えたいという念願があった。また、ひとりの提督より多くの「水兵(セーラー)」が大切だという民主主義的思想を盛り込んで、商標を「セーラー」と命名した。ロゴマークは、錨(いかり)を用いた図柄を作った[8]。
主要取扱品目
編集歴代社長
編集脚注
編集- ^ a b c d e f g h i j k セーラー万年筆株式会社『第111期(自 2023年1月1日 - 至 2023年12月31日)有価証券報告書』(レポート)2024年3月28日。
- ^ セーラー万年筆株式会社 定款 第1章第1条
- ^ 69年ぶり呉に「帰港」 セーラー万年筆の世界戦略 産経新聞 2021年5月21日配信・閲覧
- ^ “セーラー万年筆の歴史”. セーラー万年筆. 2023年11月30日閲覧。
- ^ “プラスがセーラー万年筆の57.78%を保有 7月の大量保有報告書”. M&A Online. 2021年8月10日閲覧。
- ^ “ロボット機器事業についての業務提携基本合意に関するお知らせ”. ぺんてる. 2022年4月15日閲覧。
- ^ 日本放送協会. “セーラー万年筆の広島工場 大幅な建て替えで記念式典|NHK 広島のニュース”. NHK NEWS WEB. 2022年10月4日閲覧。
- ^ “セーラー万年筆の歴史”. セーラー万年筆. 2023年5月7日閲覧。