ダイアクロンは、株式会社タカラ(現・タカラトミー)から1980年から1984年まで発売されていた変形合体ロボット玩具である。前シリーズから36年後の2016年に新シリーズを開始している。

概要編集

ミクロマンで重視された「可動人形とそれが乗り込む変形メカ」の路線を練り直し、3cmの隊員と複雑な変形合体ロボの取り合わせを基本として展開された玩具シリーズ。TV媒体に頼らない、タカラのオリジナルキャラクターのひとつで、1980年に誕生した[1]。ネーミングは「ダイヤのように固い友情、サイクロンのように力強い仲間たち」[1][2]から。

初期のSF風の未来型マシーンはスタジオぬえによる緻密なメカデザインで、当時の玩具では珍しい1/72の統一スケールであった。そのコンセプトはディオラマ作りにも一躍かっており、小型フィギュアとの組み合わせを重視した玩具やプラモデル(ゾイドなど)が増えるきっかけを作っている。

1982年になると、実際の乗り物を精巧にミニチュア化し、ロボットに変形する『カーロボット』をはじめとした「リアル&ロボット」シリーズが主体となっていく。児童の人気と玩具の売上こそ更に上がったものの、サイズの関係上1/72の統一スケールを放棄しなければならなくなり[3]、結果、隊員との連携が希薄になった。その一方で、パワードスーツを主軸としたプラモデルが日東科学から発売され、本来のターゲット年齢より上の層にもダイアクロンの名が広がることとなった。

1984年アメリカにてハズブロによるダイアクロンと『ニューミクロマン』の『ミクロチェンジシリーズ』そして他社の変形ロボットを混合し新たな設定を与えられた『トランスフォーマー』が大ヒットし、翌年に日本へ逆輸入されるとともにダイアクロンシリーズは発展的解消となった。その際にダイアクロン用に企画されたもの数種がトランスフォーマーに組み込まれている。

なお、同シリーズの『トランスフォーマーZ』は本シリーズ同様、基地とマイクロトランスフォーマーの変形が基本の遊び方となっている[4]。玩具のないバイオレンジャイガーもバッタ・カマキリ・ケラに分離する点からワルダロスを髣髴させる点や、続編の『トランスフォーマー リターン・オブ・コンボイ』のグランダスの通称も『ロボットベース』である事などTFでも度々ダイアクロンのオマージュが見られる。また、『カーロボット』の名称がトランスフォーマーシリーズの一つ(『トランスフォーマー カーロボット』)に採用されていることもオマージュの一つといえる。

2015年10月より「新生ダイアクロン」(以下2016年版)として35年ぶりのシリーズ復活を宣言、同時に玩具展開を発表した。その際に新商品「ダイアバトルスV2」が公開されている。翌年の5月にダイアバトルスV2が発売、それを皮切りに新型パワードスーツなどの製品展開がなされている。

あらすじ編集

  • 1980年版

1980年代、地球の核に未知のエネルギー「フリーゾンエネルギー」が発見された。後の1990年代、世界の5箇所に「マクロ・ゾーン」が設立され、そこに設置された「ゾーン・コンピューター」により管理される。そのゾーン・コンピューターは日本にある「ランド・マスター」に管理され人類には明るい未来を約束されていた。しかし、フリーゾンエネルギーを狙いワルダー軍団が侵略を開始した。ランド・マスターはワルダー軍団に対抗する為、巨大ロボによる「ダイアクロン隊」を結成、ダイアクロン隊とワルダー軍団の戦いが始まった。

  • 2016年版

エネルギー枯渇の限界に瀕したワルダー軍団は、地球のフリーゾンを吸い尽くすため最終作戦を下した。それを阻止するため、ダイアクロン隊はワルダー軍前線基地がある月面へ全戦力を注ぎ、戦いの末に勝利する。ワルダー星は壊滅し、平和が訪れた。しかし十数年後、各星に駐在していたワルダー残存軍が集結し、地球を襲う。武装解除したマシンではなすすべがなく、ついにランド・マスターがある日本エリアの侵入を許してしまう。月面基地で密かに開発した新型マシンによって難を逃れたものの、未だに脅威は去っていない。非常事態と判断したランド・マスターは「ネオアタックシステム」を発令、新生「ダイアクロン隊」を結成する。

商品群編集

ダイアクロンは前述のとおり小型のフィギュアとの連携を重視したシリーズであり、カーロボット中盤までは必ずといっていいほどフィギュアの搭乗スペースが存在していた。カーロボット登場時に統一スケールが廃止された頃から次第にフィギュアとの連携が重視されなくなり、末期には搭乗スペースが存在しない(最初から想定していない)アイテムも発売している。

隊員は基地遊びのできるギリギリの大きさ(磁石を含めて約2.8センチ)にまで縮小されており、なおかつ肩と股間が軸可動するためプレイバリューが高い。開発部ではそのサイズから「インチマン」とも呼ばれていた。隊員の足裏には磁石が内蔵されており、[5]ロボットなどに埋め込まれている鉄板に立たせることができた[6]。発売時期により隊員の仕様が異なり、ボディのダイカスト比率も異なっている。2016年版隊員もダイカストを使用していないことを除けば基本的に同じ仕様だが、肘・膝・腰の可動が追加され、足の磁石もネオジム磁石となり体内に埋め込まれている。

合体アイテムは一部を除いてセット販売と単品販売が存在する。また、パワードスーツなどの一部商品をプラモデルリメイクしたアイテムも発売していた(※が付いているアイテム。ガンプラブームに応じて発売されたリアルカラーも存在する)。組み立て式の隊員フィギュアも付属するが、磁石が無い分全高が低くなっている。

2016年版からロボットと隊員フィギュアとの連携が復活、以降はそれを重視したアイテムが発売されている。

初期シリーズ編集

ロボットベース
ダイアクロンの記念すべき第1弾商品。移動基地に変形する。
シリーズ第1弾がロボットに変形する基地ということから、基地遊び前提をうかがえるアイテムといえる。
プラモデルでもロボットベースの発売が企画されていた。
ダイアバトルス※
  • バトルス1(頭部、胸部、スーパーカーに変形)
  • バトルス2(腕部、戦闘機に変形)
  • バトルス3(脚部、戦闘機に変形)
3機の小型メカが合体する巨大ロボット。
コズモローラー
装甲車から基地に変形する。偵察、哨戒を任務とする設定。
ダイアトレイン
列車形態から「ダイアファイター」と呼ばれる戦闘機に変形。
ダイアアタッカー※
爆撃機に変形する巨大ロボット。
海外版では説明書に爆撃機とロボット形態のほかにも基地形態への変形も記されていた。
ガッツブロッカー
  • ブロッカー1(頭部、胸部)
  • ブロッカー2(腰部)
  • ブロッカー3(肩部)
  • ブロッカー4(腕部)
  • ブロッカー5(拳部)
  • ブロッカー6(太股)
  • ブロッカー7(脚部)
  • ブロッカー8(足首)
14機の小型メカ(ブロッカー3以降は同型メカが2機ずつ存在し、ブロッカー1・2と合わせて計14機となる)が合体する巨大ロボット。小型メカはそれぞれ戦闘機に変形するが、ブロッカー5のみ戦車に変形。小型メカを射出できるカタパルトが付属(単品販売ではブロッカー2に付属)。ブロッカー3から8まではジョイントパーツを使用することで連結することが出来る。
隊員が搭乗できるフックトイ版の塩ビ製ガッツブロッカーも発売されていた。玩具版同様の分離・合体が可能で、プロポーションも変更されている。塩ビ製モデルは、カーロボット展開時にも発売されている。
ダッシャー
  • スカイダッシャー
  • ドリルダッシャー
  • F1ダッシャー
ブルバックギアによる走行ギミックが内装されたロボット。それぞれ戦闘機ドリル戦車F1から変形する。
パワードスーツ※
  • Aタイプ
  • Bタイプ
  • Cタイプ
対歩兵用に作られた装甲強化服。A、B、Cの3タイプがあり、それぞれ用途別のミサイル砲を装備する。
プラモデル版は玩具版よりサイズが一回り大きく各関節が可動する仕様で、本家よりも多くのバリエーションが販売されている。また、パワードスーツ専用の拡張オプションも企画されていた。
ビッグパワード※
  • マッハパワード(頭部、胸部、腕部、爆撃機に変形)
  • ランドパワード(腰部、戦車に変形)
  • アースパワード(脚部、潜水艦に変形)
ダイアバトルスと同じく3体合体の巨大ロボ。隊員はパワードスーツに搭乗した状態で内部に格納される。プラモデル版は収納スペースの関係上、玩具版のパワードスーツも収納可能。
バトルバッファロー※
  • バトルヘッダー(頭部、偵察機に変形)
  • バトルブレスター(胸部、腕部、爆撃機に変形)
  • バトルレッガー(脚部、戦闘機に変形)
3体合体の巨大ロボで宇宙戦用に作られたという設定。同シリーズの従来のロボットとは異なり、目鼻や口がなく顔全体がコクピットのキャノピーとなっており、異色なイメージがある。バトルヘッダーのみプルバック・モーターで走行する(プラモデル版ではオミット)。
ロボット要塞X
ロボットベースの後継機。アストロベースと呼ばれる要塞基地形態に変形できる他、ロボットベース同様の多彩なギミックが魅力。
なお、一部の雑誌にはロボット要塞Xのデザインはスタジオぬえではなく大河原邦男のものと記されているが、実際には河森正治のデザインである[7]
ダブルソルジャー
「スカイソルジャー」と「エースソルジャー」、二つのロボット形態を持つ。中間形態であるダブルファイターにも変形可能。
ツインコンバット
ダブルソルジャー同様、「レッドコンバット」と「ブルーコンバット」の二つのロボット形態に変形出来る。中間形態であるツインジェットにも変形可能。
スカイベース
巨大飛行機から「バードベース」と呼ばれる基地に変形する。付属の「スカイマシーン」と呼ばれるヘッドスカイ、ブレストスカイ、レッグスカイの3機の小型メカは「スカイロボ」に合体する。
爆転アタックロボ
ビークルモードでプルバック式ゼンマイで走行させると、その名の通りバック転のように回転してロボットに変形して立ち上がる。

リアル&ロボット編集

前述までのSFメカとは異なり、実在する自動車や飛行機などが変形してロボットとなる。後期の主力商品となったが、この頃から隊員との連携が希薄になっていく。

カーロボット編集

自動車が変形してロボットとなる。スケールは約1/48。隊員を搭乗できるスペースがある。
トレーラーに変形する、カーロボットの中で基地形態を持つ数少ないアイテム。牽引コンテナが変形して移動基地になる。内部にある指令ルームに隊員を搭乗させることが出来るなど、フィギュアとの連携も初期シリーズほどではないものの重視されていた。
  • パワードコンボイ
キャリーカー部分が強化パーツに変形・合体する。バトルコンボイ同様、移動基地にも変形するが、隊員との連携よりもロボットとの連携を重視している。キャブ部分はバトルコンボイのカラーバリエーション。組み換え変形できる「パワードバギー」が付属し、キャリーに載せることができる。

その他のリアル&ロボット編集

チェンジアタッカー
通常は自動車の姿だが、プルバック式ゼンマイを内蔵しており、走らせると自動的に戦闘メカに変形する。
ダブルチェンジャー
カーロボット同様、自動車からロボットに変形する他。中間形態として戦闘マシンにも変形できる。隊員は搭乗できないが、内部に隊員の造形がなされているものもあった。カーロボットの廉価版的ともいわれる。
ジェット機ロボ

F15ロボとも呼ばれる。F-15イーグル戦闘機が変形してロボットとなる。2種のカラーバリエーション(銀色)がある。コックピットに隊員が搭乗できる。

  • 超高速戦闘タイプ
  • アクロバットタイプ
トレインロボ
6体の電車がそれぞれロボットに変形、さらに6体合体して巨大ロボットになる。変形・合体すると隊員が搭乗できなくなるメカがある。腕と足は左右対称に造られているので左右を入れ替えても問題なく合体できる。武器と合体時に使用するパーツ以外にディスプレイ用の線路、他のトレインロボと連結するためのジョイントパーツがセットされていた。
  • マッハライナー
東海道新幹線0系)6体合体時は胸に変形。電車形態時のみ隊員搭乗可。
  • ナイトライナー
ブルートレインEF65形1000番台)右足に変形。
  • スノーライナー
東北新幹線200系)左足に変形。
  • ブレインライナー
エル特急485系)右腕(先頭部は腰)に変形。電車形態時のみ隊員搭乗可。いわゆるロケットパンチギミックを内蔵(合体後に使用)。
  • ストームライナー
東海道線(153系)左腕(先頭部は腰)に変形。電車形態時のみ隊員搭乗可。ロケットパンチギミックを内蔵しているのはブレインライナー同様。
  • パワーライナー
ディーゼル機関車DE10形)先頭部は頭、本体は腰・足の付け根に変形。

トレインロボは、後に6台セットや限定版の色替えタイプも発売された。金型自体は流用のため実車と形態は一致しない、いわゆる鉄道模型で言うところの「タイプ」ものといえる。

  • シルバーライナー
東海道新幹線・オール銀メッキ版(0系
  • バトルライナー
特急用機関車(ED76形、EF65形1000番台の金型を流用)
  • イエローライナー
ドクターイエロー(922形、200系の金型を流用)
  • サンダーライナー
寝台特急電車(583系、485系の金型を流用)
  • ミラクルライナー
横須賀線(113系、153系の金型を流用)
  • クリスタルライナー
ディーゼル機関車・クリアパーツ版(DE10形
建設車ロボ・ビルド六体合体

6体の建設工作用車両がそれぞれロボットに変形、さらに6体合体して巨大ロボットとなる。単体はミニカーほどの大きさのため、隊員の搭乗はできない。後期型は合体ジョイントが改良されている。トレインロボ同様、カラーバリエーションが存在する。

恐竜ロボ
メカ恐竜からロボットに変形する。プテラノドンのみ無人操縦という設定のため、隊員が搭乗するスペースがない。
変身戦隊トリプルチェンジャー
1980年版ダイアクロン最後の商品。それぞれ3形態の変形が出来る。小型商品のため、隊員は搭乗できない。
  • ジェットタイプ
ジェット機、戦車、ロボットに変形。
  • ヘリタイプ
ヘリコプター、ジェット機、ロボットに変形。

ワルダー軍団編集

ワルダー合体・ワルダロス※
ワルダー軍団の3体合体ロボ。3体の昆虫型メカが合体し、巨大ロボとなる。
  • モスキーダー:蚊型メカ。頭部を構成。
  • アリンダー:蟻型メカ。胸部と両腕を構成。
  • サソランダー:サソリ型メカ。腰部と両脚を構成。
ウォークインセクター※
歩行ギミックを持つ昆虫型歩行メカで2タイプある。搭乗員は、パワードスーツのワルダー版とも言えるワルダースーツに入った状態で搭乗する。
ワルダースーツはプラモデルでは単品版も発売されており、その中には玩具版では発売を見送られたデザインも存在する。
  • ウォークインセクター1
  • ウォークインセクター2
  • ワルダースーツ(XX・YY・ZZ・OOの4種。プラモデル版のみ)
昆虫ロボ(インセクターロボ)
それぞれ昆虫に変形するロボット。セット版にはワルダー隊員は付属しない。
改造怪獣マシンドラゴン
首や四肢を磁石ジョイントで別パーツに交換できるサイボーグ恐竜。過去にテレビマガジンで漫画連載し、玩具化もされた「マシンザウラー」の流用。ダイアクロン・シリーズで唯一、他シリーズからの流用商品となった。

2016年版ダイアクロン編集

2015年に「新生(リブート)ダイアクロン」として商品展開を発表した。デザインは初期のアイテムを継承したものとなっており、隊員フィギュアとの連携も復活している。世界観も旧作を継承しており、ブックレットやオフィシャルサイトにも旧作の結末が描かれている。ストーリーは旧作の最終決戦から十年以上経過しており、旧マシンは平和利用のため武装解除した設定となっている。なお、カーロボット以降のマシンは登場していない。

ダイアバトルスV2(一般カラー)
2016年5月発売。旧バトルス同様3機のマシンが合体して完成する。今作では組み換えで様々な形態を再現出来るようになっている。初回生産版はダイアクロン隊員が4体同梱されていた(月面生産仕様は3体のみ)。そのほかにロードヴァイパー(バイク)が1台付属[8]
オリジナル同様のカラーリングのほかに、グレー配色の月面生産仕様が2016年7月にタカラトミーモール限定で発売された。
2017年8月には、可動部や一部ペイントを変更したALPHA plus ver.が発売された。ダイアクロン隊員は3体付属。
  • バトルス01:万能戦闘機
  • バトルス02:高速戦闘機
  • バトルス03:特殊車両
ダイアバトルスV2 宇宙機動タイプ
2017年3月発売。バトルス02を新規造形のコスモバトルス02に変更、頭部も新規造形となっている。配色もホワイトを基調とする仕様となった。
各ジョイントも改良され、新規ジョイントパーツも追加されている。ダイアクロン隊員は3体付属。
  • バトルス01:万能戦闘機。頭部は新規造形。
  • コスモバトルス02:宇宙用高速戦闘機
  • バトルス03:特殊車両
コスモバトルス02(一般カラー)
タカラトミーモール限定で2017年4月発売。
ダイアバトルスV2一般カラーを宇宙機動タイプに換装するためのアイテム。付属するダイアクロン隊員は2体。カラーリング以外は宇宙機動タイプ同様の仕様。
バトルス01に変化はないため頭部は通常と変わらないが、限定発売された一般カラーの宇宙機動タイプ頭部と交換することで色違いの宇宙機動タイプ仕様にすることができる。
パワードスーツ
旧パワードスーツの流れを汲む機体。より各マシンとの連携を重視した仕様となっており、オプションパーツを装着するためのジョイントが設置されている。バトルス02(コスモバトルス02)との合体にも対応。
手足を畳んで付属のレイドチェンバー(コンテナ)[9]に武器ごと収納できる。レイドチェンバーはバトルスV2に懸架できるジョイントがあり、パワードスーツの輸送シーンを再現できる。ダイアクロン隊員は各1体ずつ付属。
  • TYPE.A(2017年1月発売)
  • TYPE.B(同上)
  • TYPE.C(2017年7月発売)
  • TYPE.D(同上)
  • TYPE.E(2018年3月発売。ビッグパワードGVに付属しているタイプと同仕様のものに武器を追加)
※宇宙海兵隊カラーはABセットが2017年2月、CDセットが8月にタカラトミーモール限定で発売。ソリッドスキャンVer(TYPE.Cのクリア仕様)も限定で発売。
パワードシステム・マニューバ
従来のパワードスーツより一回り大型化したタイプ。ジョイントの増築によりマシンの連携や拡張が強化されている[10]。地上運搬用のレイドチェンバーと、本体の拡張やチェンバーに使えるジョイントが付属。隊員は各1体ずつ付属。
  • マニューバ ・アルファタイプ(2018年7月発売)
  • マニューバ ・ベータタイプ(同上)
※アルファタイプのプロトタイプVer.とベータタイプの宇宙海兵隊Ver.が2018年8月にタカラトミーモール限定で発売。
※アルファタイプは白を基調にした『スパルタン』が2019年6月に発売、下記のスカイジャケット「ストームセイバーズ」との連携を重視した仕様となる。
  • マニューバ ・ガンマタイプ(2018年10月発売)
  • マニューバ ・デルタタイプ(2018年11月発売)
※ガンマタイプ宇宙海兵隊Ver.とデルタタイプ空中戦術部隊Ver.が2018年12月にタカラトミーモール限定で発売。
  • マニューバ ・イプシロンタイプ(2019年9月発売予定)
パワードシステム
パワードスーツを拡張するオプションパーツ。一部彩色済みの組み立てキット。ダイアクロン隊員は各1体ずつ付属。 スカイジャケット以外はレイドチェンバーに差し替え無しで収納可能。軸径変換アダプタも数種付属。
なお、パワードスーツの拡張オプションは旧シリーズでも企画されていたが、製造段階で中止されている。
  • ジャイロセプター(2017年10月発売)
  • ダートローダー(同上)
※宇宙海兵隊Ver.はタカラトミーモール限定で2017年12月に発売。
  • マニューバ スカイジャケット (2019年3月発売予定)
※スカイジャケットの仕様変更である「ストームセイバーズ」タイプが2019年6月に発売。
ビッグパワードGV
2017年11月発売。旧ビッグパワードのコンセプトを受け継ぐ機体だが、大型ビークルと前線基地の機能が追加されている。ダイアクロン隊員は3体付属。
パワードスーツとの連携も強化され、遊びの幅が広まっている。パワードスーツTYPE.Eが付属(単品版の武器とレイドチェンバーは付属しない)。別売りのロードヴァイパーの収納も可能。
  • パワード01:重機動戦車
  • パワード02:重戦闘機
  • パワード03:重機型マシン
  • パワード04:トレーラー
  • パワード05:同上
※パワード04と05は同型。
※独立遊撃隊仕様がタカラトミーモール限定で2018年2月発売。カラーと手首を変更した仕様となっている。
※パワード04と05と01の指揮車両を組み合わせた戦闘トレーラーも2018年3月に発売。ビッグパワードGV付属のものと一部仕様が異なる。付属する隊員は2体。
※ビッグパワードGVデストロイヤーも2019年3月に発売、一部パーツとカラーリング変更がなされる。隊員は5体に増え、全員ゴーグルの閉じた造形に変更される。
バトルバッファローMk-Ⅳストライカー
2018年12月発売。初代バトルバッファローから数えて4代目となる機体という設定。3機のマシンが合体するギミックはそのままに、パワードスーツとの連携を重視した構造となっている。バッファローの特徴だった頭部も初代を踏襲したキャノピー状のデザインとなっており、付属のジョイントを用いてヘッダーの代わりにパワードスーツを合体させることも可能。ブレスターとレッガーのコックピットは並列になるように移動ギミックが搭載されている。付属する隊員は3体だが、ゴーグルの閉じた造形に変更されている。
  • ストライクヘッダー:多機能型マシン
  • ストライクブレスター:重機動攻撃機
  • ストライクレッガー:輸送トレーラー
※白を基調にした月面部隊仕様である「ムーンアサルター」がタカラトミーモール限定で2019年8月に発売、隊員は女性隊員が3体付属。
ダイアクロン隊員セット
色違いの隊員が8体セットでタカラトミーモール限定で発売されている。1は青系、2はグレー系、3は赤と青系でまとめている。1は2017年1月、2は6月、3は12月に発売。
ビッグパワードGV対応の隊員セットも2017年11月に一般発売、数は5体に減少したが、その代わりにロードヴァイパーが2台付属する。独立遊撃隊カラー仕様もタカラトミーモール限定で2018年2月に発売。
ワルダースーツ
リブート初のワルダー軍団側アイテム。本体はコックピットのコアモジュールポッドと外装であるラルヴァユニットで構成され、分解することが可能。複数そろえて組み合わせることで様々な形態を作ることが出来る。ワルダロイドというダイアクロン隊員同様の仕様のフィギュアが1体付属(それぞれ仕様が異なる)、ポッドに搭乗できる。
  • フリンガー(2018年8月発売予定):諜報・収奪戦略タイプワルダロイドが付属。
  • スタング(同上):格闘特化タイプワルダロイドが付属。
※彩色を暗色系にした「ダークカソードタイプ」もモール限定で2018年9月に発売。
  • ラプトヘッド(2019年2月発売):ワルダロイドが2体付属。
※暗色系に変更した「ダークカソードタイプ」もモール限定で2019年3月に発売。
ワルダロイドセット
2018年7月発売。ダイアクロンEXPO2018限定商品。後にタカラトミーモール限定で発売。
ワルダロイド単品の9体セット。フィギュアの仕様はワルダースーツのものと変わりないが、カラーリングが異なる。セットの内容は諜報・収奪戦略タイプが4体、格闘特化タイプが5体となっている。

用語編集

ダイアクロン隊
ワルダー軍団からフリーゾンエネルギーを守るために「ランド・マスター」が組織した巨大ロボット部隊。名称の由来は「ダイアモンド(DIAMOND)」「サイクロン(CYCLONE)」の掛け合わせで、「ダイアのように固い友情のもと、サイクロンのように激しく戦う」ことを意味する。
カーロボット隊
都市部の何処に出現するか予測出来ない「タイムホール」を警戒する為、普通乗用車に偽装したダイアクロンのロボット部隊。1/72の統一スケールを廃した「ダイアクロン」商品の新機軸。
ワルダー軍団
フリーゾンエネルギー奪取を目的に地球を侵略する異星人。封入ブックレットの挿絵で、その直立した昆虫の様な姿が確認できた。彼らが使用するマシンも昆虫をモチーフとしたデザインである。
インガム将軍
昆虫軍団を率いるワルダー軍団の将軍。ダイアクロン隊の思わぬ抵抗により、作戦の失敗、敗戦が続き更迭される。
ブルースター将軍
インガム将軍に代わり地球攻撃の任務に就いた。アンドロメダ方面で戦果を上げていた若き知将。「タイムホール」を使ったゲリラ攻撃によりダイアクロン隊を翻弄する。
タイムホール作戦
新将軍ブルースターが敢行した新たな地球攻撃作戦。都市部に突然「次元の穴(ワームホール)」を開き恐竜軍団を操ってゲリラ攻撃を行う。これによりダイアクロン隊は従来の巨大ロボットを中心とした部隊から、迅速に対応できるカーロボット隊に部隊編成の見直しを迫られる。実際の商品展開も「ミニフィギュアと基地ロボット」という物からミニフィギュアに拘らない「変形ロボット」中心の展開に路線変更している。
フリーゾンエネルギー
惑星の中核にある未知のエネルギー。僅かな量で一国の電力をまかなえるほど膨大かつ強力なエネルギー源だが、惑星の命の源でもあるため、採取しすぎると惑星の寿命を縮める危険性も孕んでいる。ワルダー星はフリーゾンの乱用により崩壊寸前となり、新たなエネルギー源を求めて他惑星の侵略を展開していた。

漫画版編集

1980年3月号から1982年2月号まで連載。玩具発売より前に連載が開始されており、設定や物語展開が大きく異なっている。
1983年3月号から8月号まで連載。『チェンジ戦隊カーロボット』というタイトルで、ダイアクロンの名称は劇中に登場しない。その名の通り、カーロボットの活躍を中心とした物語展開が行われていた。

DIACLONE ESSAY編集

「DIACLONE ESSAY」は1980年代前半に、タカラが発行していたホビー雑誌『デュアルマガジン』のNo.11からNo.12で掲載されたダイアクロンの特集記事。中原れい幡池裕行によるイメージイラストや設定に関する緻密な考証が話題を呼んだ。

トランスフォーマーでの転用編集

本シリーズの玩具は1984年から展開されたハズブロの『トランスフォーマー』シリーズに転用された。日本でも1985年より『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』のタイトルでアニメ放送および玩具展開が行われた。

玩具はダイアクロン版から隊員が削除され、カラーリングが変更されている商品も多い。

脚注編集

[脚注の使い方]
  1. ^ a b ダイアクロンとは”. ダイアクロン オフィシャルサイト. タカラトミー. 2020年4月1日閲覧。
  2. ^ 徳間書店出版『ビクトリー伝説』より。
  3. ^ カーロボットのスケールは約1/48。
  4. ^ グランダスやロケットベースなどの基地タイプ内部に設置してあるモニターやコンソール等のサイズがダイアクロン隊員とほぼ同じスケールとなっているため、隊員を絡ませて遊ぶことも出来た。
  5. ^ フェライト磁石を極限まで小型化したものを足に取り付けている。このような仕様になっているのは、当時の技術では足に内蔵できるほど小型で強力な磁石が存在しなかったためである(ネオジム磁石はシリーズ開始から4年後の1984年に発明されている)。
  6. ^ 企画段階では背中にも磁石を埋め込む予定だった。
  7. ^ この頃のデザインには、スタジオぬえ以外からもデザインが提出されていたため、大河原デザインと誤認されたものと思われる。
  8. ^ バトルスシリーズには必ずロードヴァイパーが1台同梱されている。
  9. ^ TYPE.Eには付属しない。
  10. ^ ただしジョイント位置の関係状、そのままではパワードシステムが取り付けられないパーツがある(拡張ジョイントを使用すればある程度解消できる)。

関連項目編集

外部リンク編集