バラコマ飛行場(バラコマひこうじょう、英語: Barakoma Airfield)は、ニュージョージア諸島ベララベラ島に存在する飛行場第二次世界大戦中にはアメリカ軍の飛行場として利用された。

バラコマ飛行場
Barakoma Airfield
ベララベラ島
1943年12月撮影
座標南緯07度54分46.8秒 東経156度42分21.6秒 / 南緯7.913000度 東経156.706000度 / -7.913000; 156.706000
種類軍用飛行場
施設情報
管理者 アメリカ海兵隊
現況放棄
歴史
建設1943年
建設者第58海軍建設大隊
使用期間1943年-1944年
建築資材サンゴ
使用戦争ブーゲンビル島の戦い
カートホイール作戦

歴史 編集

1943年8月15日、アメリカ陸軍第35歩兵連隊英語版ベララベラ島に上陸した英語版。陸軍部隊と共に上陸を果たしたシービーの第58海軍建設大隊は、8月中に島の調査と飛行場建設のための開拓作業を実施し、表面がサンゴ、規模が1,200 m×61 m(4,000 ft×200 ft)の滑走路の建設に着手した。日本軍の空襲を頻繁に受けながらも工事は続行され、信号塔、作戦室、航空ガソリン用タンク、人員用の宿舎などの飛行場施設は9月中に完成、同月24日に最初の着陸が行われた。11月までに、海中パイプライン及び航空燃料用貯油施設(1,000バレル×6基)が稼働を開始していた[1]

1944年6月15日に飛行場は放棄され、搬出可能な物資はすべて7月12日までに解体・撤去された[1]:267

部隊 編集

 
バラコマ飛行場に駐機するTBF「アヴェンジャー」雷撃機

海軍 編集

海兵隊 編集

関連項目 編集

脚注 編集

  1. ^ a b Building the Navy's Bases in World War II History of the Bureau of Yards and Docks and the Civil Engineer Corps 1940-1946. US Government Printing Office. (1947). p. 266 

外部リンク 編集