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ビデオ・アシスタント・レフェリー

審議中に使用されるロゴ

ビデオ・アシスタント・レフェリー (Video Assistant Referee、略称VAR) とは、サッカーにおけるビデオ判定を主に担当する審判員を指す名称[1]、またVARシステムの呼称でもある[2][3]。本記事ではVARと彼らの役割・運用(VARシステム)について説明する。VAR制度の特徴としては常にチェックが行われる点であり、選手や監督からの異議申し立てで行われるものではない[3]

概要編集

VARは主審をアシストする審判員であり、判定自体は主審が下す。また主審は基本的には自身が判定を下す前にVARの助言を待つ事はできず、あくまで主審の判定がまずありきである。VARの介入を受け入れるかどうかも主審に決定権があり[1]、自身の判定後に疑問が生じた場合はVARに助言を求めることもできる[4]

VARは試合を常にチェックしていて後述のような助言すべき事があった場合に主審に助言をする。しかし判定を決定するのは主審でありVARに決定権はない[5]。そしてVARシステムによって既存のルールが制約を受けることはない。これらの点が他のスポーツにおけるビデオチャレンジと大きく異なる点である。

いくつかの大会での試験的な導入を経て、2018年より国際サッカー評議会 (International Football Association Board、略称IFAB) が定めるサッカー競技規則記載の公式ルールとなり、IFABの認可を受けた組織だけが採用できる[6]

2018 FIFAワールドカップで使用され、過去と比べてファウルなどが有意に減り、PKが増える、選手の抗議が減るなどの効果があった[7]。本大会ではVARの補助として「バーチャル・オフサイドライン・システム」という新技術も採用していた[8]

日本では準備や教育、金銭面という懸念から導入には至っていなかったが[9]、2019年1月には一部の試合で試験運用することが発表されている[10]。同年5月には2021年度のJ1リーグへの導入を目指していることを発表している。

そして同年9月に公式発表で2020年にJ1リーグ戦を始めVARの導入が1年前倒しで導入されることが決まった。 [11]

VARシステム対象のプレー編集

VARシステムは以下の4つのケースのみ使用が認められる[1][3][12]

  • 得点の有無(ラインを割っていたか否かのみではなく、それまでの一連のプレーも対象)
  • ペナルティーキックの有無
  • 一発レッドカードに相当する行為かどうか(2度目の警告を含めたイエローカード相当の行為は対象外)
  • 間違った選手に対しての退場処分、警告処分であったかどうか

であり、なおかつ「確実かつ明白な誤審」もしくは「重大な見逃し」の疑いがある場合だけである[13]

手順編集

問題となったプレーの検証はビデオ・オペレーション・ルーム(Video Operation Room, VOR)において即座に行われる。VAR制度でのビデオ判定は

  • 対象となるシーンで自動的に行われるチェック(VARが行う)
  • 『明確で一目瞭然の誤審』の疑いがあるシーンで必要に応じて行われるビデオ・レビュー。(VARが行う)
  • レビューを受けて必要に応じて行われるオン・フィールド・レビュー。(On-Field Review。主審が行う)

の3段階に分かれる。試合を止めないチェックのみではなく、試合を止める必要のあるレビューも必要となった場合の実施のタイミングは、アウトオブプレーとなった時、もしくはインプレーでも中立的になった時点で主審が判断をする。VARと連絡をする間、主審は耳に手を当てるジェスチャーを行う。

レビュー以上の場合編集

主審はレビューの確認を開始する際と、判断を決めた際(以下1,3)にはそれぞれ、モニターを描くジェスチャー(TVシグナル)が必要[14]。映像確認のため試合が中断すること・その後の判定の確定を示す。

レビューを行ったVARから助言を受けた主審は以下の選択をする。

  1. VARの助言により判定を変更する。
  2. VARが明確な誤審と助言しない、または元の判定に自信があり、VARが明確な誤審と助言した場合にもその判断が間違っていると確信できる場合、そのままオン・フィールド・レビューを実施せず判定を変えない。
  3. 自らも映像を確認し、改めて判定を行う(オン・フィールド・レビュー、OFR)。これを行う場合は上記ジェスチャーを行い、レフェリー・レビュー・エリアと呼ばれるサイドラインの指定された場所に向かう。

歴史編集

VAR導入以前の有名な誤審編集

サッカーの歴史では決定的な誤審も数多くあった。例えばマラドーナの「神の手」事件、担当したアリ・ビン・ナセル主審は、「未だにあの誤審を、多くの人たちに言われ続けている」と苦悩し続けている。[5]

さらにW杯2010欧州予選プレーオフにて、ティエリ・アンリ選手のハンドを見逃したマルティン・ハンソン主審は「あの誤審は人生最大の過ちだ。時計の針をあの時に戻せるなら、今すぐにでも戻したい」と嘆いた。

導入までの歴史編集

ビデオ審判制度の具体的な動きは2010年代にオランダサッカー協会(KNVB)によって進められた[15]。このシステムは2012–13シーズンのオランダ国内の試合において仮想的にテストされ、ビデオ審判の判断がどれだけの時間をかけるかの実証実験と言うべきものであり「得点、レッドカード、PKに限れば試合への影響は最小限に留められる」とIFABを説得することができた。2014年、KNVBはIFABにビデオ審判制度導入に向けたルール改正の嘆願書を提出した。IFABは2016年の総会においてVARの試験的な導入を決定した[15][16]

VARの試験的な運用は2016年8月より北米3部のUSLプロフェッショナルリーグで実施された[17]。ビデオ・レビューは9月に開催されたイタリア代表とフランス代表との親善試合で代表戦で初めて用いられ[18]、ピッチサイドモニターは12月に開催されたFIFAクラブワールドカップ2016で公式戦で初めて導入された[19]。2017-18シーズンからはブンデスリーガセリエAで正式な運用が始まった[20]

2018 FIFAワールドカップ編集

国際サッカー評議会(IFAB)は2018年3月3日、年次総会でビデオ・アシスタントレフェリー(VAR)制度の正式導入を決定[21][22]2018 FIFAワールドカップはワールドカップとしてはVARを全試合・全会場で使用する初めてのケースとなった[23]

全試合でVAR1人とAVAR3人がモスクワのビデオ・オペレーション・ルームからリプレイ・オペレーター4人のサポートのもとでビデオ判定を行い、スタジアムに設置されるスーパー・スローモーションとウルトラ・スローモーション8台を含む放送局33台のカメラの他、VARチームだけがアクセスできるオフサイド確認用のカメラも2台設置されると発表した[24][25]。4月30日には既に発表されていたワールドカップ担当審判員に加え、VAR専門審判員としてVARテストに参加しているオランダドイツイタリアポーランドカタールブラジルの他、CONMEBOLの大会でテストに加わっているボリビアアルゼンチンから計13名のビデオ・マッチ・オフィシャルを発表した[26]

また、この大会ではVARのレビューとOFRの際に実際にVAR(と主審)がレビューしている映像がTVに流れ、OFRの際にはゴール、PK、レッドカードの何に対しての情報かも示され、スタジアムのスクリーンにも主審の判定後にレビュー映像と文字情報が示されるなど、情報の公開とレビュー・プロセスの透明化が試みられた。

大会前にドイツ・メディアを中心に「世界中からVAR制度の経験を欠く審判団が集まるワールドカップでは混乱が起きるのでは」と危惧されていた。しかしVARが非常に迅速なチェックを行い、「明確な誤審以外には介入しない」という原則で運用されたことで大きな問題は起こらず[27]、FIFA審判委員会会長 ピエールルイジ・コッリーナは48試合で19回の介入があったグループステージ終了後に「重大なシーンでの判定精度はVARによって95%から99.3%に上昇した」[28]と運用の成功を主張。ブラジル - コスタリカ戦でのネイマールへのファールで与えられたPKを取り消しに始まり、ドイツ - 韓国戦での試合終盤の韓国の先制ゴールがオフサイドと判定されたのをゴールに修正、さらにセネガル - ポーランド戦でのセネガルに与えられたPKを取り消し、グループステージの結果に大きな影響を与えた[29]

FIFA会長ジャンニ・インファンティーノは7月13日の大会総括会見で「VARはフットボールを変えることなくフットボールを綺麗にし、主審が正しい判定をするのを助けている。ここまでの62試合でチェックは440回(1試合平均7回)、レビューは19回で3.5試合に1回。全てのチェックですでに95%が正しかったが、VAR制度によってその正しさは99.32%まで上がっている。少なくともVAR制度があればフットボールにおいてオフサイド・ゴールは過去のものだ」と運用の成功を語った。合計335回の事態がグループステージの間にVARによってチェックされ、このうち14のケースにおいて判定が変更または無効にされた。

VARの助言による判定修正第1号はグループステージのフランスvsオーストラリア戦でのPK。主審は一度プレーを流したがVARのアドバイスによりフランスにPKを与えた[30][31][32][33]。最後の適用例は決勝戦のクロアチアの守備時のハンドリングでありフランスにPKが与えられ2-1とリードし、その後4-2でフランスが優勝した。

VARの導入は2018年ワールドカップを1986年以降のものとして一番クリーンなものとなり初戦から11試合レッドカードが出ず、決勝トーナメントでも退場者が4選手のみと1978年以降一番少数となった。全169ゴールのうち22ゴールがPKからであり(与えられたのは29回)この劇的なPKの増加は今までなら罰せられていなかったものであり、それまでの記録である1998年ワールドカップのPKによる17得点を更新した。 国際フットボール評議会IFABのディレクターDavid Ellerayは「どの選手もVARの存在を無視することはできない」と発言した。

ワールドカップ2018での批判編集

2017年FIFAコンフェデレーションカップに於いてのVARの使用は批判もあり、「明らかになることによる混乱」と批難された。(VARにより、誤審や流された状況などが従来では不可能なほど明らかになるため、VARのアドバイスによりそれが明らかになり判定を覆すという混乱・事態が起きる。)


更にサポーターの旗がVARカメラを妨害してしまったり[34][35][36]、VARシステムのソフトが故障して機能しなかったということもあった。FIFAは2018年のワールドカップでのVAR導入を成功だったとしたが、それにもかかわらずVARは批判された。ほとんどの判定が正しくともいくつかに問題があり、また問題ある判定を見逃したからだ。ガーディアン紙はVARはオフサイドや選手誤認のような客観的な事には効果的だが、PKや非紳士的行為のような主観的な要素があるものでは効果的でなく、明快さの欠けるものや一貫性が必要なものに関しては弱点があると結論づけた。一貫性の問題ではワールドカップに於いて似たような状況でも違う判定になったりと不透明さを明らかにした。グループステージのポルトガルvsイラン戦ではハンドでポルトガルにPKが与えられたのに、ナイジェリアvsアルゼンチンでのロホのハンドがナイジェリアのPKにならなかったりである。一方で「似たような状況」でもあらゆる状況はそれぞれルール上のテクニカルな面で異なっており、こうした批判は安易という反論もある[37]


他の批判点としてはVARの現実的な有効性であり、ナショナル・ポストScott Stinsonの意見は、VARは他のビデオシステムのように人間のミスを訂正できず審判の判断が必要なため、代わりに論争を生むだけだとしている。透明性の欠如は論点であり,VARによって何が検討されているかがチームには知るすべがない事である。実際にはVARシステムを利用している最中や判定の後に主審が選手に説明することもあるが、選手がVARシステムの最中に何を検討しているかを聞く権利は規定されておらず、審判にも説明する義務はない。ルール上はチームには知るすべがなく、判定を待つのみである。また音声のみでVARとの交信をしている最中に抗議することは妨害にもなる。

グループステージ後の記者会見でFIFA審判委員会委員長のピエールルイジ・コッリーナはVARと主審との会話音声による決定プロセスを公開した。 「ラグビークリケットのように一般に向け公開できるか?」と聞かれた委員長は「まだ早いかもしれない」と回答した。

他の批判はVARはゲームを長くしてしまうのではないかという恐れだったが、VARの平均所要時間が80秒ということでこれには当たらなかった。

インデペンデント紙のJonathan Liewは、この状況をクリケットでのデシジョンレビューシステムの導入と同じく起きた変化であると綴った。

大会後にFIFA副事務総長であるズボニミール・ボバンは大会を振り返り、「フットボールとそのルールが幅広く議論になったのは素晴らしいことだが、競技規則とVARについての完全な理解があって初めてその議論に信頼性が生まれる」とコメントしている[38]。実際にすでにブンデスリーガでVAR制度を1シーズン導入していたドイツでは多くのメディアがワールドカップ2018でのVARシステムの円滑な運用を高く評価し、「ドイツも見習うべき」との論調だった[39]

ビデオ・アシスタント・レフェリー制度のルール編集

2018年3月3日のIFAB年次総会によって可決されたVARハンドブック(プロコトル、原則、運用法、必要要件などを記したガイドライン)、競技規則(2018-2019)による。

プロトコルと原則編集

  • VAR制度の目的は全ての判定に100%の精確性を実現する事では無い。それは試合の流れとフットボールの感情を破壊することであり、最小限の介入で最大限の効果がVAR制度の哲学である。
  • VAR制度を使用する大会はオフラインテストやトレーニングによって審判団、VAR、AVAR、リプレイ・オペレーターが十分に教育されたとIFABに認められなければならない。VAR制度を機能させるために「レビューを行う判断の正確さ」、「レビューの数とそれにかかる時間を最小限に抑えること」、「レビューが試合の流れと感情に与える影響を最小限に抑えること」の3つが特に重要視される。
  • VARsは試合映像に自主的にアクセスできる審判員であり、審判団(match officials)に含まれ、その助言はピッチ上の副審と同じように扱われる。リアルタイムでのVARの円滑な状況確認を助けるためにアシスタント・ビデオ・アシスタント・レフェリー(AVAR)を置くことができる。(VARsはVARとAVARの「ビデオ審判員」(Video Match Officials)全体を指す。VARを複数人置くことも可能だが、その場合も実際はVAR2がAVARの役割を負うのが一般的)
  • VARは数ヶ月間の必要な訓練を受けたトップレベルの主審または元主審が務めなければならない。VARに対するそれ以上の条件要求は各大会の判断。
  • VARsは専用設備の整ったビデオ・オペレーション・ルーム(VOR)から審判団のヘッドセット・コミュニケーション・システムに加わる。主審からのチェックとレビューの要請に即座に応じることができ、VARからもオン・オフ・ボタンによって主審へ連絡することができる。VORはスタジアムの中か側、またはマッチセンターに置くことができる。
  • 審判員は疑いを持って重大な判定を行うべきでは無いため、得点など重大なシーンで「本当の疑い」を持つなら、審判員はプレーを流してVARのチェック・レビューに任せることが推奨される。また、非常に例外的ケースを除き、主審はイエローカードかレッドカードかを提示する前にVARと相談することはできない。
  • VARテクノロジーの不調や、VARを含む誤審、対象ケースを映像で見返さないとの判断があったとしても、試合には影響されない。
  • ビデオ・レビュー映像をスタジアムのスクリーンに映すことは各大会の判断に委ねられる。

ビデオ・レビューのプロセス編集

  • OFRにおいて主審が見るビデオ素材はVARが提供するが、主審は別アングルなど自分から要求できる。
  • 透明性を確保するため、OFRは可能な限り周囲から見える位置で行わなければならない。
  • 映像判定の際、スローモーション映像は接触があったかどうか、ボールが手に当たったか、接触した位置やボールの位置の確認にのみ使うことができ、接触の程度、ボールに当たった手が意図的かどうかの判定には通常スピードの映像を用いなければならない。
  • 選手やチームスタッフは主審を取り囲んでOFRを行う判断、レビューの過程、最終判定に影響を与えようとしてはならない。レビュー・サインを過度に使用した選手は警告(イエローカード)を受ける。チームオフィシャルも同様の行為に対して警告を受ける。
  • ペナルティキック(PK戦を含む)においてもVARは『ゴールに関わる明確な競技規則の違反』(キックの不正、GKがゴールラインから離れたなど)があった場合には主審に連絡しなければならない。選手のペナルティエリア内への侵入に関しては、プレーが継続された場合に侵入した攻撃側の選手がゴールを決めたか、侵入した守備側の選手がゴール可能な状況を防いだかなど、直接的関与があった場合にレビューを行うことができる。
  • 通常リスタートされた場合にその前のプレーでの判定を修正することはできないが、選手誤認の修正、『乱暴な行為、非常に攻撃的な、侮辱的なまたは下品な発言や身振り』のケースに対しての直接レッドカードは、レビューで明らかな場合にリスタート後も修正することができる。

ビデオ・アシスタント・レフェリー制度への批判や課題など編集

明確な誤審の基準編集

  • IFABの第2回ワークショップで「常に鍵になる疑問点は『主審の判定の何が明確なミスか?』ということを」と強調されたとおり、VARの運用には『VARによる明確な誤審の判断基準』が大きなポイントになる。2016年のクラブ・ワールドカップでのテストでOFRが実施されたことを受け、IFABのテクニカル・ディレクター David Ellerayは「我々は世界中の選手や監督から主審が最終決定権を持ち続けて欲しいという明確なメッセージを受け取っており、だからこそ審判が直接映像を見に行く選択肢は常にある」と説明している[40]
  • 「明らかな誤審」の定義が曖昧なため、VARが「明確で一目瞭然な誤審」と判断しなかったグレー・エリアの判定を主審が確認する目的でも使用されている現状がある。「明確な誤審にだけ集中することが行われていない」と2017年6月にIFABのテクニカル・ディレクター David Ellerayもテストの現状について理想的な現状では無いことを認めており、特に2017-2018シーズンにトップリーグ全試合でのテストが始まったドイツとイタリアでは介入の多さに多くの批判が起きている。
  • ドイツの元トップ主審マルクス・メルクはブンデスリーガでのテスト序盤(2017年9月末)に「怖れていたことだがVARの存在が主審の振る舞いを変えている。ビデオ・アシスタントがいるからと主審たちが笛を吹くのを控えているように感じる。それが人間だ。主審が、自分がピッチの第一かつ唯一の裁判官だという態度をとり続けるのが重要」[41]と審判団への心理的影響の大きさを指摘している。一方で主審が確信を持てないシーンでの笛を避ける傾向により、結果的に純粋なプレー時間が増えるというデータもある[42][43]

問題点編集

  • 主審がオフサイドの笛を吹いた後でVARが誤審と判断してもすでにプレーが止まっているため判定には影響できない。
  • IFABの運用プロトコルではペナルティキック判定でVARは助言ができるが、コーナーキックやフリーキック判定ではできないため、間接的な誤審からゴールが生まれる可能性も依然として残る。
  • リアルタイムでの運用にはピッチ上の審判団とのコミュニケーション能力、映像スタッフも含めた関係者全員の慣れと経験が必要なため、GLTのように既存のシステムを即導入できるものではなく、運用のための準備とトレーニングを積んでおく必要がある。
  • VARが即座に『明確な誤審』と判断しても、プレーが止まるか、ニュートラルな状態になるまでプレーを止めることができないため、一方のゴール前から反対側のゴールまでプレーが進んだり、時間的にも1分近くプレーが行われてからの巻き戻しが行われる場合がある。

脚注編集

[ヘルプ]
  1. ^ a b c W杯で初導入の『ビデオ判定』…VARってどんな仕組み? 誤審がなくなる? 問題は起きないの? を一気に解説! | ゲキサカ” (日本語). ゲキサカ. 2018年9月29日閲覧。
  2. ^ co.,Ltd, FromOne. “VARってどんなシステム? W杯で導入される新ルールをおさらい | サッカーキング” (日本語). サッカーキング. https://www.soccer-king.jp/news/world/wc/20180613/773191.html 2018年10月25日閲覧。 
  3. ^ a b c “エラレイ氏「VARとは自動的にチェックされるものであり、選手や監督からの異議申し立てで行うものではない。」 | サッカーキング” (日本語). サッカーキング. https://www.soccer-king.jp/news/japan/japan_other/20180326/733922.html 2018年10月19日閲覧。 
  4. ^ VARがなかったら、16強は違っていた? GLではポジティブに作用、反則の抑止にも - スポーツナビ” (日本語). スポーツナビ. 2018年11月4日閲覧。
  5. ^ a b Sportie. “賛否両論。サッカーのビデオ判定「VAR」とは - Sportie [スポーティ]” (日本語). sportie.com. 2018年10月19日閲覧。
  6. ^ “Historic step for greater fairness in football”. International Football Association Board. (2018年3月3日). http://www.theifab.com/news/historic-step-for-greater-fairness-in-football 2018年3月3日閲覧。 
  7. ^ スペイン、ドイツ、ブラジルはなぜ敗れ去ったのか? 決勝カードが必然だった理由【西部の目/ロシアW杯】」『フットボールチャンネル』。2018年9月29日閲覧。
  8. ^ 世界を驚かせた日本の“秘技”…その陰には最新テクノロジーの存在も | ゲキサカ” (日本語). ゲキサカ. 2018年10月23日閲覧。
  9. ^ co.,Ltd, FromOne. “VAR、W杯での導入決定! でも実際どんなもの? 担当者のプレゼンをまとめてみた 日本での導入は?| サッカーキング” (日本語). サッカーキング. https://www.soccer-king.jp/news/japan/japan_other/20180326/733922.html 2018年10月26日閲覧。 
  10. ^ co.,Ltd, FromOne. “Jリーグ、一部試合でVARの導入を決定…ルヴァン杯決勝Tなど計14戦” (日本語). サッカーキング. 2019年1月31日閲覧。
  11. ^ J1でのVAR導入目標は21年度から 17日には浦和-湘南で誤審も/デイリースポーツ online” (日本語). デイリースポーツ online. デイリースポーツ (2019年5月23日). 2019年6月4日閲覧。
  12. ^ Video Assistant Referees (VARs) Experiment – Protocol (Summary) (PDF)”. International Football Association Board (2017年4月26日). 2017年4月26日閲覧。
  13. ^ co.,Ltd, FromOne. “エラレイ氏(「誰が見ても明らか」の「誰が見ても」はどのくらいの範囲を示すかの質問については、)「100%全員の同意はフットボールでは得られない。何度もリプレイを見る、何度もディスカッションするようなプレーにおいては、全員の合意を得ることにはならない」 | サッカーキング” (日本語). サッカーキング. https://www.soccer-king.jp/news/japan/japan_other/20180326/733922.html 2018年11月4日閲覧。 
  14. ^ co.,Ltd, FromOne. “VARの確認を開始する際と判断を決めた際にはそれぞれ、モニターを描くジェスチャーをするアクションが必要となる。 | サッカーキング” (日本語). サッカーキング. https://www.soccer-king.jp/news/japan/japan_other/20180326/733922.html 2018年10月25日閲覧。 
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  17. ^ Alvarez, Liana (2016年8月19日). “MLS makes soccer history with debut of video assistant referees”. Sports Illustrated. https://www.si.com/tech-media/2016/08/19/mls-virtual-assistant-referees-debut 2016年12月19日閲覧。 
  18. ^ Rumsby, Ben (2016年9月2日). “Video replays used for first time during France's 3–1 friendly win over Italy as 'football history' made”. The Daily Telegraph. https://www.telegraph.co.uk/football/2016/09/02/video-replays-used-for-first-time-during-frances-3-1-friendly-wi/ 2016年12月19日閲覧。 
  19. ^ “Video replays: Referees to use pitch-side monitors at Fifa's Club World Cup”. BBC Sport. (2016年12月7日). https://www.bbc.com/sport/football/38245174 2016年12月19日閲覧。 
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  25. ^ “ワールドカップを陰で支える「ビデオ副審」--モスクワから全試合リアルタイム確認” (日本語). CNET Japan. (2018年6月26日). https://japan.cnet.com/article/35121395/ 2018年10月19日閲覧。 
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  39. ^ https://www.deutschlandfunknova.de/beitrag/alex-feuerherdt-ueber-deutschlandmexiko-faghani-war-insgesamt-sehr-grosszuegig
  40. ^ http://www.fifa.com/clubworldcup/news/y=2016/m=12/news=video-review-used-for-penalty-decision-in-fifa-club-world-cup-japan-20-2860247.html
  41. ^ http://www.stern.de/sport/fussball/markus-merk-ueber-videobeweis---die-schiedsrichter-pfeifen--wie-es-zu-befuerchten-war--7641898.html
  42. ^ http://www.reviersport.de/362130---bundesliga-chef-videobeweis-bleibt.html
  43. ^ http://sportie.com/2017/11/calcio_var

関連項目編集

外部リンク編集