プチ・ビスケット

フランスのDJ、音楽プロデューサー (1999 - )

プチ・ビスケット (Petit Biscuit) は、フランスDJ音楽プロデューサー作曲家1999年11月10日生まれ。本名はメディ・ベンジョルン[1] (Mehdi Benjelloun) 。

プチ・ビスケット
Petit Biscuit
出生名 Mehdi Benjelloun
生誕 (1999-11-10) 1999年11月10日(24歳)
出身地 フランスの旗フランス ルーアン
ジャンル エレクトロニック
職業 DJ音楽プロデューサー作曲家
活動期間 2015年 -
レーベル Écurie、Petit Biscuit Music
公式サイト https://petitbiscuit.fr/

生い立ち 編集

プチ・ビスケットの出身はフランス・ルーアンで、モロッコ人の父親とフランス人の母親の間に生まれた。「プチ・ビスケット」という名前は、彼の祖母が作ったビスケットが好きだったことに由来する。彼の祖母は、ビスケットを食べさせながら愛情を込めて「私の小さなビスケットちゃん」と呼んでいたという[1]

音楽を始めたのは5歳のころ。ストリートミュージシャンチェロの演奏を見て母親に「僕もチェロを演奏してみたい」と言ったのがきっかけで音楽教室に通うことになる。その後、ギターピアノもマスターし、さらにオーケストラで演奏をするなど、クラシック音楽の道を進んでいたが、ある時、インターネットでDTMの映像を見たことでDTMに興味を抱く[2]

2017年7月、フランスの芸術系高等教育機関であるコンセルヴァトワールを卒業[2]

経歴 編集

プチ・ビスケットが16歳のころ、SoundCloudへの作品の投稿を始め、2015年にデビューシングル『Alone』、2016年にファーストEP『Petit Biscuit』をリリース。同EPの収録曲である「Sunset Lover」はストリーミング総数5億回以上となった[2]

2017年11月10日、ファーストアルバム『Presence』をリリース。同アルバム内でリドバイポーラ・サンシャイン英語版コーシャス・クレイ英語版らと共演[3]。同アルバムは第33回ヴィクトワール・ドゥ・ラ・ムジーク賞フランス語版にノミネートされた[4]

2018年4月15日コーチェラ・フェスティバルで初演奏。その後、アメリカイギリスオランダメキシコカナダなどでライブツアーを開催。8月には初来日し、サマーソニックに出演した[2]

2019年には、シングル『Wide Awake』『We Were Young featuring JP Cooper』をリリース。翌2020年10月30日には自身のレーベル「Écurie」からセカンドアルバム『Parachute』をリリースした[5]

脚注 編集

出典 編集

外部リンク 編集