ベッツイ&クリス(Betsy & Chris)は、日本で活動していた女性フォークデュオ

ベッツイ&クリス
ジャンル フォークソング
活動期間 1969年 - 1973年
レーベル 日本コロムビア
MGMレコード
事務所 青山音楽事務所
メンバー ベッツイ (ボーカル
クリス (ボーカル、ギター

ハワイ州出身のベッツイとアイダホ州出身のクリスにより構成される。

ベッツイの末尾の「イ」は大きな「イ」で表記。

概要・来歴 編集

1969年サウンズ・オブ・ヤング・ハワイのメンバーとして来日した際にスカウトされ、デビュー。青山音楽事務所に所属していた。

デビュー当初は日本語で歌っていたが、後には「子供たちよ」「夕暮れのふたり」といった英語詞の曲も発売した。

かつて日本ブリタニカの英語教材『Second steps in English』における『バラエティブック』で、歌のコーナー"Let's sing a song."を担当していた。

メンバー 編集

  • ベッツイ (エリザベス・ヴァージニア・ワーグナー Elizabeth Virginia Wagner、のち Curtis)ボーカル 1952年9月4日(71歳)生まれ
  • クリス (クリスティーン・アン・ロルセス Christine Anne Rolseth、のち Mullen)ボーカル、ギター  (1952-06-25) 1952年6月25日、生まれ
    • 「ベッツイ&クリス」として活動した後、ハワイで音楽教師として勤務[3]
    • 2021年2月16日、死去[4][5]。68歳没。

作品 編集

シングル 編集

  1. 白い色は恋人の色 (1969年10月1日)オリコン2位  作詞: 北山修、作曲: 加藤和彦 
    (c/w) パピルスの船に乗って
  2. 花のように (1970年2月10日)オリコン9位  作詞: 北山修、作曲: 加藤和彦
    (c/w) すてきだったから
  3. 恋よさようなら (1970年3月25日)英語詞  作詞: ハル・デヴィッド、作曲: バート・バカラック
    (c/w) 傷心のジェット
  4. 夏よおまえは (1970年6月1日)オリコン18位  作詞: 麻生ひろし、作曲: 井上かつお
    (c/w) 灯影のふたり
  5. 娘は花をまとっていた (1970年7月25日)オリコン96位  作詞: 増永直子、作曲: 海野こうじ
    (c/w) 僕の中の君
  6. ホワイト・クリスマス (1970年11月)英語詞  作詞、作曲: アーヴィング・バーリン
    (c/w) きよしこの夜
  7. 美しいものたちよ(1970年11月25日)  作詞: 北山修、作曲: 加藤和彦
    (c/w) 北国の恋歌
  8. ふたりだけの島 (1971年3月25日)  作詞: 麻生ひろし、作曲: 海野こうじ
    (c/w) 春のコンチェルト
  9. 子供たちよ(1971年8月)  作詞: 片桐和子、作曲: 海野こうじ
    (c/w) 夕暮のふたり
  10. つばめ(1972年1月10日)作詞: 片桐和子、作曲: 海野こうじ
    (c/w) みち
  11. 今日からは想い出 (1972年7月10日)  作詞: 石津善之、作曲: 今井久
    (c/w) 恋する娘たち
  12. 美しい星 (1972年12月)  作詞: 山上路夫、作曲: 村井邦彦
    (c/w) 海に逢いたい
  13. 幸せを手のひらに (1973年5月)  作詞: 石津善之、作曲: 利根常昭
    (c/w) サヨナラを残して

アルバム 編集

  • フォーク・アルバム (1970年2月25日、CD: 2007年4月18日)
  • ベスト・オブ・ベッツイ&クリス (1970年)
  • ベッツィ&クリス・オン・ステージ (1970年)
  • フォーク・アルバム第2集 (1971年)
  • ワンダフル・ワールド・オブ・アロハ
  • 日本の詩
  • B&C
  • ゴールデン・ヒッツ(1973年、CD: 1995年9月1日)
  • リサイタル(1973年、CD: 2007年4月11日)
  • ベスト・オブ・ベッツイ & クリス (CD: 1994年5月21日、1970年アルバムと別内容)
  • GOLDEN☆BEST ベッツイ&クリス(CD: 2009年1月21日)

脚注 編集

  1. ^ a b About Betsy” (英語). 2018年4月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月13日閲覧。
  2. ^ Betsy & Emma” (英語). 2018年6月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月13日閲覧。
  3. ^ ハワイで直撃インタビュー第69回 天使の歌声を再び、ベッツィ・カーティスさん”. Myハワイ歩き方 (2014年2月28日). 2021年9月13日閲覧。
  4. ^ “Christine Anne Mullen Obituary” (英語). Honolulu Star-Advertiser. (2021年6月27日). https://obits.staradvertiser.com/2021/06/27/christine-anne-mullen-27062021/ 2021年9月13日閲覧。 
  5. ^ “C・A・マレンさんが死去 「白い色は恋人の色」”. 日本経済新聞社. 共同通信社. (2021年7月23日). https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE232N70T20C21A7000000/ 2021年9月13日閲覧。 

関連項目 編集

外部リンク 編集