マルクス・アイゼンビヒラー

マルクス・アイゼンビヒラー (Markus Eisenbichler、1991年4月3日 - ) は、ドイツバイエルン州ジークスドルフ出身のスキージャンプ選手である。2022年北京オリンピック男子団体銅メダリスト、ノルディックスキー世界選手権およびスキーフライング世界選手権メダリスト。

マルクス・アイゼンビヒラー
基本情報
フルネーム Markus Eisenbichler
誕生日 (1991-04-03) 1991年4月3日(33歳)
出身地 ドイツの旗 ドイツ
ドイツバイエルン州ジークスドルフ
身長 175cm
選手情報
クラブ TSV Siegsdorf
ワールドカップ
シーズン 2011年 -
優勝回数 3
他の表彰台 25
表彰台獲得数 28
獲得メダル
男子 スキージャンプ
オリンピック
2022 北京 団体
ノルディックスキー世界選手権
2017 ラハティ 混合団体
2017 ラハティ 個人NH
2019 ゼーフェルト 男子LH
2019 ゼーフェルト 男子団体
2019 ゼーフェルト 混合団体
2021 オーベルストドルフ 男子団体
2021 オーベルストドルフ 混合団体
スキーフライング世界選手権
2020 プラニツァ 団体
2020 プラニツァ 個人
2022 ヴィケルスン 団体
スキージャンプ・ワールドカップ
2020/21 総合成績
スキーフライング・ワールドカップ
2018/19 総合成績
2020/21 総合成績
最終更新日:2024年5月11日
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経歴

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コンチネンタルカップのデビューは、2008/09シーズンのエンゲルベルク大会(  スイス)で、1日目56位、2日目20位でポイントを獲得した。ワールドカップのデビューは2009/10シーズンのクリンゲンタール大会(  ドイツ)で、予選を通過できなかった。サマーグランプリのデビューは2011シーズンのアルマトイ大会(  カザフスタン)で、19位でポイントを獲得した。2011/12シーズンのスキージャンプ週間オーベルストドルフ大会(  ドイツ)で30位に入り、初めてワールドカップポイントを獲得した。

2012年8月、練習中に転倒し胸椎骨折の重傷を負ったが[1]、2013年の冬にはコンチネンタルカップに復帰した。

2013/14シーズンは主にコンチネンタルカップに参戦し、札幌大会(  日本)で2勝(うちSTV杯も優勝)し、直後のワールドカップ札幌大会では2日とも8位と、初のトップ10入りを果たした。この年のスキーフライング世界選手権ハラコフ大会(  チェコ)は38位であった。

2014/15シーズンはワールドカップにフル参戦し、トップ10に8回入り、総合15位で終えた。世界選手権ファールン大会  スウェーデン)は個人ラージヒル10位、男子団体5位であった。

2015/16シーズンはコンチネンタルカップとワールドカップを行き来し、コンチネンタルカップでは優勝2回、ワールドカップでは最高15位で、総合39位であった。

2016/17シーズンは夏のコンチネンタルカップで5回の優勝を挙げ、ワールドカップではリレハンメル大会(  ノルウェー)2日目で3位に入り初の表彰台を獲得した。この年はオスロ大会(  ノルウェー)およびプラニツァ大会(  スロベニア)でも3位で、総合8位であった。世界選手権ラハティ大会  フィンランド)では、個人ノーマルヒル2位、混合団体優勝のメンバーとなった。

2017/18シーズンはワールドカップにフル参戦し、ラハティ大会(  フィンランド)で2位に入るなどし総合10位であった。平昌オリンピック(  韓国)では個人2戦に出場した。スキーフライング世界選手権オーベルストドルフ大会(  ドイツ)は個人11位、団体4位のメンバーとなった。

2018/19シーズンは、ワールドカップで小林陵侑と表彰台を争い、プラニツァ大会(  スロベニア)1日目に初優勝し、2位4回、3位2回で総合7位であった。世界選手権ゼーフェルト大会  オーストリア)では、個人ラージヒル、男子団体、混合団体で3つの金メダルを獲得した。

2019/20シーズンはやや不調に陥り、ワールドカップ前半は2回目に進めないことも多かった。リレハンメル大会(  ノルウェー)の2位が最高で、総合23位でシーズンを終えた。

2020/21シーズンはワールドカップ開幕戦のヴィスワ大会(  ポーランド)、第2戦のルカ大会(  フィンランド)と連勝し、2位4回、3位3回と安定した成績で総合2位で終えた。前シーズン末に行われる予定であったがコロナ禍で今シーズンに順延されたスキーフライング世界選手権プラニツァ大会(  スロベニア)は個人3位、団体2位のメンバーとなり、シーズン終盤に行われた世界選手権オーベルストドルフ大会  ドイツ)では、個人戦は2戦とも17位であったが、男子団体、混合団体で金メダルのメンバーとなった。

2021/22シーズンは、ワールドカップで2位2回、3位4回であったが、2本目に進めない試合もあり総合6位で終えた。北京オリンピック(  中国)は個人ノーマルヒルは31位で2本目に進めず、個人ラージヒルは5位、男子団体では銅メダルのメンバーとなった。フライング世界選手権ヴィケルスン大会(  ノルウェー)は団体戦で2位のメンバーとなった。

主な競技成績

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冬季オリンピック

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世界選手権

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フライング世界選手権

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ワールドカップ

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  • 通算 優勝3回、2位12回、3位13回 (2023/24シーズンまで)
シーズン 順位 ポイント
2011/12 71. 1
2013/14 44. 99
2014/15 15. 529
2015/16 39. 61
2016/17 8. 807
2017/18 10. 597
2018/19 7. 937
2019/20 23. 304
2020/21 2. 1190
2021/22 6. 950
2022/23 15. 607

サマーグランプリ

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  • 最高順位4位 (2023シーズンまで)
シーズン 順位 ポイント
2011 69. 12
2013 55. 37
2014 38. 60
2015 50. 49
2016 41. 65
2017 54. 26
2018 47. 35
2019 29. 81
2021 25. 81
2023 . 0

コンチネンタルカップ

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  • 通算 優勝11回、2位6回、3位4回 (2023/24シーズンまで)
シーズン 順位 ポイント
2008/09 91. 70
2009/10 143. 11
2010/11 44. 242
2011/12 24. 375
2012/13 99. 69
2013/14 5. 714
2014/15 46. 215
2015/16 11. 597
2016/17 15. 618
2017/18 88. 58
2023/24 . 555

脚注

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外部リンク

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