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マービン・バグリー3世

アメリカのバスケットボール選手 (1999 - )

マービン・バグリー3世 （Marvin Bagley III, 1999年3月14日 - ）は、アメリカ合衆国・アリゾナ州テンペ出身のプロバスケットボール選手。NBAのデトロイト・ピストンズに所属している。ポジションはパワーフォワード。

マービン・バグリー3世
Marvin Bagley III
Marvin Bagley III (cropped).jpg
デトロイト・ピストンズでのバグリー
(2022年)
デトロイト・ピストンズ  No.35
ポジション PF/C
所属リーグ NBA
シュート 左
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1999-03-14) 1999年3月14日（24歳）
出身地 アリゾナ州の旗 アリゾナ州テンピ
身長 211cm (6 ft 11 in)
体重 107kg (236 lb)
キャリア情報
高校 シエラ・キャニオン・スクール
大学 デューク大学
NBAドラフト 2018年 / 1巡目 / 全体2位[2]
プロ選手期間 2018–現在
経歴
2018-2022サクラメント・キングス
2022-デトロイト・ピストンズ
受賞歴
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

来歴編集

カレッジ編集

デューク大学に1年間所属し、2018年のNBAドラフトにアーリーエントリーを表明。ディアンドレ・エイトンに次ぐ全体2位という高評価を受けサクラメント・キングスから指名された[1]。

サクラメント・キングス編集

2018-19シーズン、2018年10月17日、開幕戦のユタ・ジャズ戦でデビューし、12分の出場で6得点、5リバウンドを記録した。2日後ニューオーリンズ・ペリカンズ戦では149対129で敗れたが、19得点、8リバウンド、3アシスト、3ブロックを記録した。2019年2月10日のフェニックス・サンズで自身初の30得点以上となる32得点を記録した[2]。このシーズンはネマニャ・ビエリツァの控えとして62試合(4先発)に平均25.3分の出場で、14.9得点・7.6リバウンド・1.0ブロックなどを記録し、NBAオールルーキーチーム(1st)を受賞した（新人王はルカ・ドンチッチ）。

2019-20シーズンは開幕戦で右手親指を骨折し[3]、6週間欠場した。2019年12月26日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦で左足の捻挫により途中退場し、その後多くの試合を欠場した[4]。シーズン中断で練習中の2020年7月19日に右足を捻挫した[5]ことにより、バブル（英語版）でのシーディングゲームには出場できなかった。このシーズンは13試合(6先発)に平均25.7分の出場で、14.2得点・7.5リバウンド・0.9ブロックなどを記録した。

2020-21シーズン、2021年3月15日のシャーロット・ホーネッツ戦で第4中手骨（英語版）を骨折して途中退場し[6]、6週間欠場した。2021年5月9日のオクラホマシティ・サンダー戦で右股関節を痛め、シーズン最後の4試合を欠場した[7]。このシーズンは43試合(42先発)に平均25.9分の出場で、14.1得点・7.4リバウンド・0.5ブロックなどを記録した。

2021-22シーズンは開幕からローテーションを外され、ヘッドコーチのルーク・ウォルトンとの確執も表面化。ベンチからの出場を拒否するなどチームとの関係も悪化し、フェニックス・サンズやデトロイト・ピストンズなどへのトレードの噂が浮上した[8][9]。その後、11月23日にウォルトンが解任されてからは再びローテーションに入り、積極的に起用されるようになった[10]が、チーム状況は好転せず、12月にはバディ・ヒールドと共に再びトレードの噂が浮上した[11]。

デトロイト・ピストンズ編集

2022年2月10日に4チーム間のトレードでデトロイト・ピストンズに移籍した[12]。

個人成績編集

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド数  APG  平均アシスト数  SPG  平均スティール数
 BPG  平均ブロック数   TO  平均ターンオーバー数  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ  *  リーグリーダー  †  優勝シーズン

レギュラーシーズン編集

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2018–19 SAC 62 4 25.3 .504 .313 .691 7.6 1.0 .5 1.0 14.9
2019–20 13 6 25.7 .467 .182 .806 7.5 .8 .5 .9 14.2
2020–21 43 42 25.9 .504 .343 .575 7.4 1.0 .5 .5 14.1
通算：3年 118 52 25.5 .500 .314 .663 7.5 1.0 .5 .8 14.5

大学編集

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2017–18 デューク 33 32 33.9 .614 .397 .627 11.1 1.5 .8 .9 21.0

脚注編集

[脚注の使い方]
  1. ^ [1]
  2. ^ “昨年のドラフト2位指名のマービン・バグリー三世が3試合連続21得点以上と絶好調！”. バスケットボールキング (2019年3月23日). 2021年7月17日閲覧。
  3. ^ “Marvin Bagley III sidelined 4-6 weeks with fractured right thumb”. NBA.com (2019年10月25日). 2021年7月17日閲覧。
  4. ^ “Kings' Marvin Bagley (foot) out at least 3 more weeks”. ESPN (2020年2月21日). 2021年7月17日閲覧。
  5. ^ “Kings' Marvin Bagley III has right foot sprain, out for season”. ESPN (2020年7月22日). 2021年7月17日閲覧。
  6. ^ “Sacramento Kings' Marvin Bagley III fractures left hand during game vs. Charlotte Hornets”. ESPN (2021年3月16日). 2021年7月17日閲覧。
  7. ^ “Kings' Marvin Bagley: Downplays groin injury”. CBSスポーツ (2021年5月17日). 2021年7月17日閲覧。
  8. ^ “サンズがトレードを模索、ターゲットはキングスのマービン・バグリー3世か” (2021年10月27日). 2021年11月18日閲覧。
  9. ^ “キングスのマービン・バグリー三世がプレーを拒否、ブレイクできない2018年のドラフト2位選手の獲得に動くのはピストンズ？”. バスケットカウント (2021年10月27日). 2021年11月18日閲覧。
  10. ^ “Marvin Bagley III and Damian Jones spark Kings to 125-121 victory over Trail Blazers” (英語). www.sactownroyalty.com. 2021年11月27日閲覧。
  11. ^ “Kings making available Marvin Bagley, Buddy Hield in trade talks”. Sportando (2021年12月14日). 2021年12月15日閲覧。
  12. ^ “DETROIT PISTONS ACQUIRE MARVIN BAGLEY III FROM SACRAMENTO KINGS”. Detroit Pistons (2022年2月10日). 2022年2月11日閲覧。

外部リンク編集

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