ワシントン広場の夜はふけて

ワシントン広場の夜はふけて」(ワシントンひろばのよはふけて、"Washington Square")は、1963年に発売されたヴィレッジ・ストンパーズのインストゥルメンタル曲。作曲はボブ・ゴールドステインとデヴィッド・シャイア。最高位全米2位[1]。世界的な大ヒットを記録して、多くのカバー・バージョンが生まれた。

ワシントン広場の夜はふけて
ヴィレッジ・ストンパーズシングル
初出アルバム『Washington Square』
B面 Turkish Delight(ウィーンの夜はふけて)
リリース
ジャンル ディキシーランド・ジャズ
レーベル エピックレコード
作詞・作曲 ボブ・ゴールドステイン英語版
デヴィッド・シャイア
チャート最高順位
  • ビルボード2位
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ワシントン広場の夜は更けて
ダニー飯田とパラダイスキングシングル
B面 ロリーポップ・リップス
リリース
レーベル 東芝レコード
作詞・作曲 ボブ・ゴールドステイン
デヴィッド・シャイア
漣健児(訳詞)
A面メインボーカルは佐野修・増田多夢、B面メインボーカルは九重佑三子
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解説 編集

題名のワシントン広場はニューヨークグリニッジ・ヴィレッジにあるワシントン・スクエア公園による[2]

ゴールドシュテインが高校時代に作った「India(インディア)」という曲を、シャイアと共に改作した[3]。発売後に歌詞がつけられて、エイムス・ブラザースらがカバーした[3]。日本でもヴィレッジ・ストンパーズ盤が60万枚以上を売り上げる大ヒットになり[4]また、漣健児の詞によるダニー飯田とパラダイスキングの歌がヒットした。

ディキシーランド・ジャズに当時流行していたフォークソングの要素を取り入れた曲調は、「フォーク・ディキシー」と呼ばれた[3]

B面の「Turkish Delight(ターキッシュ・ディライト)」の原曲は、モーツァルトの「トルコ行進曲[3]。ターキッシュ・ディライトとは、トルコの菓子ロクムのことである。

主なカバー 編集

日本のテレビCMでの使用 編集

脚注 編集

  1. ^ The Village Stompers Washington Square Chart Historybillboard
  2. ^ Hyatt, Wesley (1999). The Billboard Book of #1 Adult Contemporary Hits (Billboard Publications)
  3. ^ a b c d ワシントン広場の夜はふけて - 二木紘三のうた物語 2012年11月13日
  4. ^ スイングジャーナル』1964年5月号、122頁。NDLJP:2300015/67
  5. ^ 湖池屋 コイケヤ【公式】 [@koikeya_cp] (2024年2月20日). "皆さまから多数お問い合わせいただく楽曲についてご紹介". X(旧Twitter)より2024年2月21日閲覧
先代
ボビー・ヴィントン
ブルー・ヴェルヴェット
Billboard Middle-Road Singles 1位
1963年11月2日 - 11月16日(3週)
次代
デール・アンド・グレイス
「さよならデート」