三崎 亜記(みさき あき、1970年8月[1] - )は日本小説家福岡県久留米市在住。熊本大学文学部史学科卒業。男性。

三崎 亜記
(みさき あき)
誕生 1970年8月
日本の旗 日本福岡県
職業 小説家
国籍 日本の旗 日本
活動期間 2004年 -
ジャンル 小説
代表作となり町戦争』(2004年)
主な受賞歴 小説すばる新人賞(2004年)
デビュー作 『となり町戦争』(2004年)
公式サイト 三崎亜記の世界
ウィキポータル 文学
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久留米市役所在職中(1998年)にパソコンを買ったことを切っ掛けに執筆した「となり町戦争」が[2]第17回小説すばる新人賞2004年に受賞し作家デビュー。第3作「失われた町」を2006年に刊行した後に市役所を辞し専業作家になる[2]。風刺的な不条理小説を叙情的なファンタジーとして描く手法を得意とする。

文学賞受賞・候補

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著書

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コロヨシ!!シリーズ

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  • コロヨシ!!(2010年2月 角川書店 / 2011年12月 角川文庫
  • 決起! コロヨシ!! 2(2012年1月 角川書店)
    • 【分冊・改題】決起! コロヨシ!! 2 / 終舞! コロヨシ!! 3(2015年2月 角川文庫)

その他の小説

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  • となり町戦争(2005年1月 集英社 / 2006年12月 集英社文庫
  • バスジャック(2005年11月 集英社 / 2008年11月 集英社文庫)
    • 収録作品:二階扉をつけてください / しあわせな光 / 二人の記憶 / バスジャック / 雨降る夜に / 動物園 / 送りの夏
  • 失われた町(2006年11月 集英社 / 2009年11月 集英社文庫)
  • 鼓笛隊の襲来(2008年3月 光文社 / 2011年2月 集英社文庫)
    • 収録作品:鼓笛隊の襲来 / 彼女の痕跡展 / 覆面社員 / 象さんすべり台のある街 / 突起型選択装置(ボタン)/ 「欠陥」住宅 / 遠距離・恋愛 / 校庭 / 同じ夜空を見上げて
  • 廃墟建築士(2009年1月 集英社 / 2012年9月 集英社文庫)
    • 収録作品:七階闘争 / 廃墟建築士 / 図書館 / 蔵守
  • 刻まれない明日(2009年7月 祥伝社 / 2013年3月 祥伝社文庫) - 『失われた町』の姉妹編
  • 海に沈んだ町(2011年1月 朝日新聞出版 / 2014年2月 朝日文庫
    • 収録作品:遊園地の幽霊 / 海に沈んだ町 / 団地船 / 四時八分 / 彼の影 / ペア / 橋 / 巣箱 / ニュータウン
  • 逆回りのお散歩(2012年11月 集英社 / 2015年11月 集英社文庫)
    • 収録作品 :逆回りのお散歩 / 戦争研修(となり町戦争のスピンオフ短編)
  • 玉磨き(2013年2月 幻冬舎 / 2016年6月 幻冬舎文庫
    • 収録作品:玉磨き / 只見通観株式会社 / 古川世代 / ガミ追い / 分業 / 新坂町商店街組合
  • ターミナルタウン(2014年1月 文藝春秋 / 2016年10月 文春文庫
  • 手のひらの幻獣(2015年3月 集英社 / 2018年3月 集英社文庫)
    • 収録作品:研究所 / 遊園地
  • ニセモノの妻(2016年4月 新潮社 / 2019年1月 新潮文庫)
    • 収録作品:終の筈の住処 / ニセモノの妻 / 坂 / 断層
  • メビウス・ファクトリー(2016年8月 集英社)
  • チェーン・ピープル(2017年4月 幻冬舎 / 2019年10月 幻冬舎文庫)
    • 収録作品:正義の味方 / 似叙伝 / チェーン・ピープル / ナナツコク / ぬまっチ / 応援
  • 30センチの冒険(2018年10月 文藝春秋 / 2021年9月 文春文庫)
  • 作りかけの明日(2018年12月 祥伝社) - 『刻まれない明日』の前日譚
  • 博多さっぱそうらん記(2021年11月 KADOKAWA
  • 名もなき本棚(2022年7月 集英社文庫)
    • 収録作品:日記帳 / 部品 / 待合室 / ライブカメラ / 確認済飛行物体 / きこえる / 闇 / スノードーム / 私 / 名もなき本棚 / 回収 / ゴール / 妻の一割 / 街の記憶 / 緊急自爆装置 / 流出 / 公園 / 管理人 / The Book Day

エッセイ

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  • ミサキア記のタダシガ記(2013年6月 角川書店)

アンソロジー

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「」内が三崎亜記の作品

  • 推理小説年鑑 ザ・ベストミステリーズ2006(2006年7月 講談社)「バスジャック」
    • 【分冊・改題】セブンミステリーズ(2009年4月 講談社文庫
  • 短篇ベストコレクション 現代の小説2006(2006年6月 徳間文庫)「戦争体験館」
  • 嘘つき。 やさしい嘘十話(2006年9月 MF文庫ダ・ヴィンチ)「あの空の向こうに」
  • 短篇ベストコレクション 現代の小説2007(2007年6月 徳間文庫)「「欠陥」住宅」
  • オトナの片思い(2007年8月 角川春樹事務所 / 2009年5月 ハルキ文庫)「Enak!」
  • 本からはじまる物語(2007年12月 メディアパル / 2022年3月 角川文庫)「The Book Day」
  • きみが見つける物語 不思議な話編(2010年1月 角川文庫)「動物園」
  • スタートライン 始まりをめぐる19の物語(2010年4月 幻冬舎文庫)「街の記憶」
  • 量子回廊 年刊日本SF傑作選(2010年7月 創元SF文庫)「確認済飛行物体」
  • 逃げゆく物語の話 ゼロ年代日本SFベスト集成〈F〉(2010年10月 創元SF文庫)「彼女の痕跡展」
  • 不思議の扉 ありえない恋(2011年2月 角川文庫)「スノードーム」
  • 短篇ベストコレクション 現代の小説2011(2011年6月 徳間文庫)「闇」
  • 短篇ベストコレクション 現代の小説2012(2012年6月 徳間文庫)「私」
  • 短篇ベストコレクション 現代の小説2013(2013年6月 徳間文庫)「妻の一割」
  • 折り紙衛星の伝説 年刊日本SF傑作選(2015年6月 創元SF文庫)「緊急自爆装置」
  • 短篇ベストコレクション 現代の小説2017(2017年6月 徳間文庫)「流出」
  • 短篇ベストコレクション 現代の小説2018(2018年6月 徳間文庫)「公園」

雑誌掲載

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  • 奇想 明日のシナリオ(祥伝社 小説NON 2014年3月号)

メディア・ミックス

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映画
舞台
ラジオ

脚注

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  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.465
  2. ^ a b 野性時代』(角川書店)2010年4月号「三崎亜記の異界探訪」ロングインタビューより

関連項目

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外部リンク

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