本屋大賞(ほんやたいしょう)とは2004年に設立された、NPO法人・本屋大賞実行委員会が運営する文学賞である。

本屋大賞
日本の旗 日本
主催NPO法人・本屋大賞実行委員会
初回2004年
公式サイト本屋大賞

一般に、日本国内の文学賞は、主催が出版社であったり、選考委員が作家や文学者であることが多いが、本屋大賞は、「新刊を扱う書店(オンライン書店含む)の書店員」の投票によってノミネート作品および受賞作が決定される。

特色 編集

出版不況と言われる中、本の売り上げが伸びず書店も数を減らしている一方で、出版される本の点数だけが増えていく状況が背景にあった[1]。実行委員会を立ち上げたメンバーの1人である杉江由次本の雑誌社・営業担当)は、そんな出版界の苦境のなかでも本を売る大きな機会であるはずの直木三十五賞(以下「直木賞」と略記)で、2003年の1月発表分で「受賞作なし」だったため、出版社の営業として自分が普段接する書店員の声を拾い上げるために本賞の設立を思いついたのだという[2]

この賞は「全国書店員が選んだ いちばん! 売りたい本」をキャッチコピーとして掲げており、主催する本屋大賞実行委員会は書店員こそが(商品と顧客という形で)本と読者を「最もよく知る立場」にあると位置づけ[1]、投票資格者を書店員主体にしていることの新しさを強調する[1]。書評や賞の選考委員などの仕事も多い翻訳家の大森望も、従来のように編集者が介することのないこの賞の可能性を指摘し[3]、一次投票の結果が最終投票に向けた対象のノミネート作品と直結しており、実行委員会等によるいわゆる「根回し」や「すりあわせ」がない点を特徴の一つに挙げている[3]。一方で突出した、異彩を放つような作品が受賞しておらず、ラインナップも含め平均化されているという声もある[4]

選考は年1回単位でおこなわれ、選考期間は年度終わりの5か月間である[1]。本屋大賞の実行委員会は書店員たちが集まって2003年に立ち上げられたものであり、文学賞の運営を行うような経験がある人間はいなかった[1]。しかし第1回第2回の受賞作が大きく部数を伸ばしてベストセラーになり、大賞の投票に参加する書店員も増えていった[1]。現在では、直木賞や芥川龍之介賞(以下「芥川賞」と略記)受賞した作品よりも、売上部数が伸びる賞として大きな注目を集めている。

また本屋大賞に参加している書店には実行委員会の発行するフリーペーパー『LOVE書店!』が配布されており2006年2月から年3回のペースで発行が続けられている[1]

部門 編集

本屋大賞には複数の部門があり、それぞれ対象作品・選出方法が異なる。受賞作品の作者には正賞としてクリスタルトロフィーが、副賞として10万円分の図書カードが授与される。

本屋大賞 編集

対象作品は過去1年間に刊行された日本の小説。1次投票で1人3作品を選び投票を行なった後、選出された上位10作品のうちから2次投票をおこない決定する。1次投票には制約はないが、2次投票はノミネートされた10作品を全て読んだ上で推薦理由を記載し投票しなければならない。2次投票は、3作品に順位をつけて投票し、順位に応じた点数をつけて集計される。各順位の得点は、1位=3点、2位=2点、3位=1.5点。ただし、第1回第2回のみ、1位=5点、2位=3点、3位=2点で集計された。

第18回までのノミネート作を作家別にみると、最多は伊坂幸太郎の12作[注 1]で、森見登美彦が6作、三浦しをんが5作、有川浩小川洋子辻村深月西加奈子百田尚樹万城目学が各4作、青山美智子凪良ゆう原田マハ東野圭吾吉田修一知念実希人横山秀夫小川糸深緑野分が各3作と続く。

発掘部門 編集

対象作品はジャンルを問わず、過去1年以上前に刊行された作品。本屋大賞の1次投票と同時に発掘部門として投票する。大賞などはなく、集計結果をリスト化したものが発表される。第13回より、その集計結果の中から特に共感した1冊を実行委員会が選出し、「超発掘本!」として発表することも行われている。

翻訳小説部門 編集

対象作品は、過去1年間に日本で刊行された翻訳小説(新訳も含む)。1人3作品まで選び、推薦理由を記載し投票する。その集計結果から大賞を決定する。第9回から行われている企画である。

ノンフィクション部門 編集

2018年から、小説だけではない本の魅力に触れてもらおうと「Yahoo!ニュース|本屋大賞・ノンフィクション本大賞」が創設され、全国の書店員およそ100人の投票によって10作品がノミネートされ、受賞者には取材支援費として賞金100万円が授与される。

運営体制の変更により、2023年は本部門の発表を行わないことを同年5月に発表した[5][6]

受賞・ノミネート作品 編集

第1位が大賞受賞作品。年は大賞発表年。第10回までの受賞作品は全て映像化・漫画化などのメディアミックスがなされており、ノミネート作品にも過去にメディアミックスがおこなわれたもの、あるいはその後なされたものが多い。『告白』や『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』などの大ヒット作品も多く、そういう点では芥川賞・直木賞より“稼げる”文学賞とも言われる。これについて映画評論家の垣井道弘は「書店員が売りたい本を選ぶ賞で読者に近い感覚で親しみやすい作品が選ばれるため娯楽性が保証されており、だからこそ映画にもなりやすい」と解説している[7]

2004年(第1回) 編集

2004年4月5日発表

順位 受賞作 著者 得点 出版社 備考・メディア展開
1
博士の愛した数式 小川洋子 202点 新潮社
  • 第55回読売文学賞受賞作
  • 2006年1月映画化
  • 2006年3月ラジオドラマ化
2
クライマーズ・ハイ 横山秀夫 148点 文藝春秋
3
アヒルと鴨のコインロッカー 伊坂幸太郎 111点 東京創元社
4
永遠の出口 森絵都 109点 集英社
5
重力ピエロ 伊坂幸太郎 99点 新潮社
  • 2009年5月映画化
6
4TEEN 石田衣良 76点
  • 第129回直木賞受賞作
  • 2004年漫画化
  • 2004年7月テレビドラマ化
7
デッドエンドの思い出 よしもとばなな 54点 文藝春秋
  • 2018年映画化
8
終戦のローレライ 福井晴敏 51点 講談社
  • 第24回吉川英治文学新人賞受賞作
  • 第21回日本冒険小説協会大賞日本軍大賞受賞作
  • 2005年3月漫画化
  • 2005年7月『ローレライ』として映画化
9
陰摩羅鬼の瑕 京極夏彦 38点
10
ららら科學の子 矢作俊彦 38点 文藝春秋

2005年(第2回) 編集

2005年4月5日発表

順位 受賞作 著者 得点 出版社 備考・メディア展開
1
夜のピクニック 恩田陸 374点 新潮社
  • 第26回吉川英治文学新人賞受賞作
  • 2006年9月映画化
2
明日の記憶 荻原浩 302点 光文社
3
家守綺譚 梨木香歩 274点 新潮社
  • 2005年2月ラジオドラマ化
4
袋小路の男 絲山秋子 185点 講談社
5
チルドレン 伊坂幸太郎 155点
  • 2006年5月テレビドラマ化
  • 2006年11月映画化
6
対岸の彼女 角田光代 153点 文藝春秋
  • 第132回直木賞受賞作
  • 2006年1月テレビドラマ化
7
犯人に告ぐ 雫井脩介 138点 双葉社
  • 第7回大藪春彦賞受賞作
  • 『週刊文春ミステリーベスト10』2004年版1位
  • 『週刊現代最高に面白い本』2004年版1位
  • 2007年10月映画化
8
黄金旅風 飯嶋和一 102点 小学館
9
私が語りはじめた彼は 三浦しをん 92点 新潮社
10
そのときは彼によろしく 市川拓司 74点 小学館
  • 2007年6月映画化

2006年(第3回) 編集

2006年4月5日発表

順位 受賞作 著者 得点 出版社 備考・メディア展開
1
東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜 リリー・フランキー 279点 扶桑社
  • 2006・2007年テレビドラマ化
  • 2007年映画化、舞台化
2
サウスバウンド 奥田英朗 196.5点 角川書店
  • 2007年10月映画化
3
死神の精度 伊坂幸太郎 190点 文藝春秋
  • 第57回日本推理作家協会賞短編部門受賞作
  • 2006年10月ラジオドラマ化
  • 2008年3月『Sweet Rain 死神の精度』として映画化
4
容疑者Xの献身 東野圭吾 184.5点
5
その日のまえに 重松清 179.5点
  • 2007年3月ラジオドラマ化
  • 2008年11月映画化
  • 2014年テレビドラマ化
  • 2016年朗読劇
6
ナラタージュ 島本理生 162点 角川書店
  • 2017年10月映画化
7
告白 町田康 152.5点 中央公論新社 第41回谷崎潤一郎賞受賞作
8
ベルカ、吠えないのか? 古川日出男 152点 文藝春秋
9
県庁の星 桂望実 141点 小学館
  • 2005年漫画化
  • 2006年2月映画化
10
さくら 西加奈子 135点
  • 2020年11月映画化
11
魔王 伊坂幸太郎 103点 講談社

2007年(第4回) 編集

2007年4月5日発表

順位 受賞作 著者 得点 出版社 備考・メディア展開
1
一瞬の風になれ 佐藤多佳子 475.5点 講談社
  • 第28回吉川英治文学新人賞受賞作
  • 2008年2月テレビドラマ化
  • 2007年7月漫画化
  • 2007年5月ラジオドラマ化
2
夜は短し歩けよ乙女 森見登美彦 455点 角川書店
  • 第20回山本周五郎賞受賞作
  • 2007年7月漫画化
  • 2009年4月舞台化
  • 2017年4月アニメ映画化
3
風が強く吹いている 三浦しをん 247点 新潮社
  • 週刊ヤングジャンプ』にて漫画化
  • 2009年10月映画化
  • 2009年1月舞台化
  • 2007年12月ラジオドラマ化
  • 2018年10月テレビアニメ化
4
終末のフール 伊坂幸太郎 228点 集英社
  • 2007年漫画化
  • 2010年2月ラジオドラマ化
5
図書館戦争 有川浩 176点 メディアワークス
  • 2007年11月漫画化
  • 2008年4月テレビアニメ化
  • 2012年6月アニメ映画化
  • 2013年4月、2015年10月実写映画化
6
鴨川ホルモー 万城目学 175点 産業編集センター
7
ミーナの行進 小川洋子 152.5点 中央公論新社
8
陰日向に咲く 劇団ひとり 139点 幻冬舎
  • 2008年1月映画化
9
失われた町 三崎亜記 127.5点 集英社
10
名もなき毒 宮部みゆき 89点 幻冬舎

2008年(第5回) 編集

2008年4月8日発表

順位 受賞作 著者 得点 出版社 備考・メディア展開
1
ゴールデンスランバー 伊坂幸太郎 509.5点 新潮社
  • 第21回山本周五郎賞受賞作品
  • 『このミステリーがすごい!』2009年版1位
  • 2010年1月映画化
  • 2016年11月舞台化
2
サクリファイス 近藤史恵 312点
  • 第10回大藪春彦賞受賞作
  • 2008年漫画化
3
有頂天家族 森見登美彦 280.5点 幻冬舎
  • 2008年11月ラジオドラマ化
  • 2013年6月漫画化
  • 2013年7月テレビアニメ化
  • 2014年1月舞台化
4
悪人 吉田修一 233.5点 朝日新聞社
5
映画篇 金城一紀 227.5点 集英社
6
八日目の蝉 角田光代 225点 中央公論新社
7
赤朽葉家の伝説 桜庭一樹 213.5点 東京創元社
  • 第60回日本推理作家協会賞受賞
8
鹿男あをによし 万城目学 196.5点 幻冬舎
  • 2008年1月テレビドラマ化
  • 2008年5月漫画化
9
私の男 桜庭一樹 129.5点 文藝春秋
  • 第138回直木賞受賞作
  • 2014年6月映画化
10
カシオペアの丘で 重松清 126点 講談社
  • 2008年8月ラジオドラマ化

2009年(第6回) 編集

2009年4月6日発表

順位 受賞作 著者 得点 出版社 備考・メディア展開
1
告白 湊かなえ 411点 双葉社
  • 『週刊文春ミステリーベスト10』2008年版1位
  • 2010年6月映画化
2
のぼうの城 和田竜 328点 小学館
  • 2012年11月映画化
3
ジョーカー・ゲーム 柳広司 243.5点 角川書店
  • 第30回吉川英治文学新人賞受賞
  • 第62回日本推理作家協会賞受賞
  • 2009年1月漫画化
  • 2015年1月映画化
  • 2016年4月テレビアニメ化
4
テンペスト 池上永一 228.5点
  • 2011年2月舞台化
  • 2011年7月テレビドラマ化
  • 2012年1月映画化
5
ボックス! 百田尚樹 214.5点 太田出版
  • 2010年5月映画化
6
新世界より 貴志祐介 207.5点 講談社
  • 第29回日本SF大賞受賞作
  • 2012年6月漫画化
  • 2012年10月テレビアニメ化
7
出星前夜 飯嶋和一 203.5点 小学館
  • 第35回大佛次郎賞受賞作
8
悼む人 天童荒太 203.5点 文藝春秋
  • 第140回直木賞受賞作
  • 2015年2月映画化
9
流星の絆 東野圭吾 139点 講談社
  • 2008年10月テレビドラマ化
10
モダンタイムス 伊坂幸太郎 135点

2010年(第7回) 編集

2010年4月20日発表

順位 受賞作 著者 得点 出版社 備考・メディア展開
1
天地明察 冲方丁 384.5点 角川書店
  • 第31回吉川英治文学新人賞受賞作
  • 第7回北東文芸賞受賞作
  • 第4回舟橋聖一文学賞受賞作
  • 第4回大学読書人大賞受賞作
  • 2011年6月漫画化
  • 2012年9月映画化
  • 2015年7月オーディオドラマ化
2
神様のカルテ 夏川草介 294.0点 小学館
3
横道世之介 吉田修一 270.0点 毎日新聞社
4
神去なあなあ日常 三浦しをん 256.0点 徳間書店
  • 2010年9月ラジオドラマ化
  • 2014年5月映画化
5
猫を抱いて象と泳ぐ 小川洋子 237.0点 文藝春秋
6
ヘヴン 川上未映子 220.0点 講談社
7
船に乗れ! 藤谷治 209.0点 ジャイブ
  • 2013年12月舞台化
8
植物図鑑 有川浩 182.5点 角川書店
  • 2016年6月映画化
9
新参者 東野圭吾 130.5点 講談社
  • 『このミステリーがすごい!』2010年版1位
  • 『週刊文春ミステリーベスト10』2010年版1位
  • 2010年4月テレビドラマ化
10
1Q84 村上春樹 091.5点 新潮社

2011年(第8回) 編集

2011年4月12日発表

順位 受賞作 著者 得点 出版社 備考・メディア展開
1
謎解きはディナーのあとで 東川篤哉 386.5点 小学館
  • 2011年10月テレビドラマ化
  • 2012年8月舞台化
  • 2013年8月映画化
2
ふがいない僕は空を見た 窪美澄 354.5点 新潮社
  • 第8回女による女のためのR-18文学賞大賞受賞作(第1章)
  • 第24回山本周五郎賞受賞作
  • 2012年11月映画化
3
ペンギン・ハイウェイ 森見登美彦 310.0点 角川書店
  • 第31回日本SF大賞受賞作
  • 2018年8月アニメ映画化
4
錨を上げよ 百田尚樹 307.5点 講談社
5
シューマンの指 奥泉光 270.5点
6
叫びと祈り 梓崎優 263.0点 東京創元社
7
悪の教典 貴志祐介 259.5点 文藝春秋
  • 第1回山田風太郎賞受賞作
  • 『このミステリーがすごい!』2011年版1位
  • 2012年3月漫画化
  • 2012年11月映画化
8
神様のカルテ2 夏川草介 259.0点 小学館
  • 2014年3月映画化
9
キケン 有川浩 241.0点 新潮社
10
ストーリー・セラー 202.0点

2012年(第9回) 編集

2012年4月10日発表

部門 順位 受賞作 著者 得点 出版社 備考・メディア展開
本屋大賞
1
舟を編む 三浦しをん 510.0点 光文社
  • 2013年4月映画化
  • 2016年10月テレビアニメ化
  • 2024年2月テレビドラマ化
2
ジェノサイド 高野和明 355.5点 角川書店
  • 第2回山田風太郎賞受賞作
  • 『週刊文春ミステリーベスト10』2011年版1位
  • 『このミステリーがすごい!』2012年版1位
3
ピエタ 大島真寿美 324.0点 ポプラ社
  • 2012年4月ラジオドラマ化
4
くちびるに歌を 中田永一 265.0点 小学館
  • 2013年4月漫画化
  • 2015年2月映画化
5
人質の朗読会 小川洋子 213.0点 中央公論新社
  • 2014年3月テレビドラマ化
6
ユリゴコロ 沼田まほかる 208.0点 双葉社
  • 2017年9月映画化
7
誰かが足りない 宮下奈都 173.5点
8
ビブリア古書堂の事件手帖
-栞子さんと奇妙な客人たち
三上延 153.0点 アスキー・メディアワークス
  • 文庫書き下ろし作品且つライトノベル系作品のノミネートは初
  • 2012年2月漫画化
  • 2012年7月漫画化
  • 2013年1月テレビドラマ化
  • 2018年11月映画化
  • アニメ映画化(予定)
9
偉大なる、しゅららぼん 万城目学 137.5点 角川書店
  • 2012年3月漫画化
  • 2014年3月映画化
10
プリズム 百田尚樹 72.0点 幻冬舎
翻訳小説部門
1
犯罪 フェルディナント・フォン・シーラッハ(著)
酒寄進一(訳)
  東京創元社
2
紙の民 サルバドール・プラセンシア英語版(著)
藤井光(訳)
白水社
3
メモリーウォール アンソニー・ドーア(著)
岩本正恵(訳)
新潮社
忘れられた花園 ケイト・モートン(著)
青木純子(訳)
東京創元社

2013年(第10回) 編集

2013年4月9日発表

部門 順位 受賞作 著者 得点 出版社 備考・メディア展開
本屋大賞
1
海賊とよばれた男 百田尚樹 278.0点 講談社
  • 2014年1月オーディオドラマ化
  • 2014年6月漫画化
  • 2016年12月映画化
2
64(ロクヨン) 横山秀夫 266.0点 文藝春秋
  • 『このミステリーがすごい!』2013年版1位
  • 2015年4月テレビドラマ化
  • 2016年5月、6月映画化
3
楽園のカンヴァス 原田マハ 238.5点 新潮社
  • 第25回山本周五郎賞受賞作
4
きみはいい子 中脇初枝 212.5点 ポプラ社
5
ふくわらい 西加奈子 182.0点 朝日新聞出版
6
晴天の迷いクジラ 窪美澄 167.0点 新潮社
  • 第3回山田風太郎賞受賞作
7
ソロモンの偽証 宮部みゆき 149.5点
  • 2015年3月、4月映画化
  • 2021年10月テレビドラマ化
8
世界から猫が消えたなら 川村元気 145.5点 マガジンハウス
  • 2013年7月ラジオドラマ化
  • 2016年5月映画化
9
百年法 山田宗樹 139.5点 角川書店
  • 第66回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門受賞作
10
屍者の帝国 伊藤計劃
円城塔
109.0点 河出書房新社
  • 第44回星雲賞日本長編部門受賞作
  • 第33回日本SF大賞特別賞受賞作
11
光圀伝 冲方丁 108.0点 角川書店
  • 第3回山田風太郎賞受賞作
翻訳小説部門
1
タイガーズ・ワイフ テア・オブレヒト(著)
藤井光(訳)
  新潮社
2
湿地 アーナルデュル・インドリダソン(著)
柳沢由実子(訳)
東京創元社
  • 2006年映画化
ルパン、最後の恋 モーリス・ルブラン(著)
平岡敦(訳)
早川書房
3
2666 ロベルト・ボラーニョ(著)
野谷文昭(訳)
内田兆史(訳)
久野量一(訳)
白水社
深い疵 ネレ・ノイハウス(著)
酒寄進一(訳)
東京創元社

2014年(第11回) 編集

2014年4月8日発表

部門 順位 受賞作 著者 得点 出版社 備考・メディア展開
本屋大賞
1
村上海賊の娘 和田竜 366.5点 新潮社
  • 第35回吉川英治文学新人賞受賞作
2
昨夜のカレー、明日のパン 木皿泉 332.0点 河出書房新社
  • 2014年10月テレビドラマ化
3
島はぼくらと 辻村深月 299.0点 講談社
4
さようなら、オレンジ 岩城けい 274.5点 筑摩書房
5
とっぴんぱらりの風太郎 万城目学 267.5点 文藝春秋
6
教場 長岡弘樹 243.0点 小学館
  • 『週刊文春ミステリーベスト10』2013年版1位
  • 2020年1月テレビドラマ化
7
ランチのアッコちゃん 柚木麻子 221.0点 双葉社
  • 2015年5月テレビドラマ化
8
想像ラジオ いとうせいこう 213.5点 河出書房新社
9
聖なる怠け者の冒険 森見登美彦 156.0点 朝日新聞出版
10
去年の冬、きみと別れ 中村文則 136.0点 幻冬舎
  • 2018年3月映画化
翻訳小説部門
1
HHhH プラハ、1942年 ローラン・ビネ(著)
高橋啓(訳)
  東京創元社
2
11/22/63 スティーヴン・キング(著)
白石朗(訳)
文藝春秋
  • 2016年ドラマ化
コリーニ事件 フェルディナント・フォン・シーラッハ(著)
酒寄進一(訳)
東京創元社
ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅 レイチェル・ジョイス英語版(著)
亀井よし子(訳)
講談社

2015年(第12回) 編集

2015年4月7日発表

部門 順位 受賞作 著者 得点 出版社 備考・メディア展開
本屋大賞
1
鹿の王 上橋菜穂子 383点 KADOKAWA
2
サラバ! 西加奈子 310.0点 小学館
  • 第152回直木賞受賞作
3
ハケンアニメ! 辻村深月 309.5点 マガジンハウス
  • 2019年舞台化
  • 2022年5月映画化
4
本屋さんのダイアナ 柚木麻子 239.0点 新潮社
5
土漠の花 月村了衛 236.5点 幻冬舎
6
怒り 吉田修一 231.0点 中央公論新社
  • 2016年9月映画化
7
満願 米澤穂信 185.5点 新潮社
  • 第27回山本周五郎賞受賞作
  • 『このミステリーがすごい!』2015年1位
  • 2018年8月テレビドラマ化
8
キャプテンサンダーボルト 阿部和重伊坂幸太郎 155.0点 文藝春秋
9
アイネクライネナハトムジーク 伊坂幸太郎 131.0点 幻冬舎
  • 2019年9月映画化
10
億男 川村元気 42.5点 マガジンハウス
  • 2018年10月映画化
翻訳小説部門
1
その女アレックス ピエール・ルメートル(著)
橘明美(訳)
  文藝春秋
2
ハリー・クバート事件 ジョエル・ディケール英語版(著)
橘明美(訳)
東京創元社
3
火星の人 アンディ・ウィアー(著)
小野田和子(訳)
早川書房
ペナンブラ氏の24時間書店 ロビン・スローン英語版(著)
島村浩子(訳)
東京創元社
窓から逃げた100歳老人 ヨナス・ヨナソン英語版(著)
柳瀬尚紀(訳)
西村書店
  • 2013年12月映画化

2016年(第13回) 編集

2016年4月12日発表

部門 順位 受賞作 著者 得点 出版社 備考・メディア展開
本屋大賞
1
羊と鋼の森 宮下奈都 372.0点 文藝春秋
  • 2018年6月映画化
2
君の膵臓をたべたい 住野よる 327.5点 双葉社
  • 2017年7月映画化
  • 2018年9月アニメ映画化
3
世界の果てのこどもたち 中脇初枝 274点 講談社
4
永い言い訳 西川美和 261.0点 文藝春秋
  • 2016年10月映画化
5
朝が来る 辻村深月 229.5点
  • 2016年6月テレビドラマ化
  • 2020年10月映画化
6
王とサーカス 米澤穂信 226.5点 東京創元社
7
戦場のコックたち 深緑野分 223.0点
8
東山彰良 99.0点 講談社
  • 第153回直木賞受賞作
9
教団X 中村文則 93.0点 集英社
10
火花 又吉直樹 46.0点 文藝春秋
  • 第153回芥川賞受賞作
  • 2016年オーディオドラマ化・ネットドラマ化
  • 2017年2月テレビドラマ化・11月映画化
翻訳小説部門
1
書店主フィクリーのものがたり ガブリエル・ゼヴィン(著)
小尾芙佐(訳)
  早川書房
2
紙の動物園 ケン・リュウ(著)
古沢嘉通(訳)
3
国を救った数学少女 ヨナス・ヨナソン(著)
中村久里子(訳)
西村書店
服従 ミシェル・ウェルベック(著)
大塚桃(訳)
河出書房新社
歩道橋の魔術師 呉明益(著)
天野健太郎(訳)
白水社
超発掘本! 八本脚の蝶 二階堂奥歯 ポプラ社

2017年(第14回) 編集

2017年4月11日発表

部門 順位 受賞作 著者 得点 出版社 備考・メディア展開
本屋大賞
1
蜜蜂と遠雷 恩田陸 378.5点 幻冬舎
  • 第156回直木賞受賞作
  • 2019年10月映画化
2
みかづき 森絵都 331点 集英社
  • 第12回中央公論文芸賞受賞作
3
罪の声 塩田武士 305点 講談社
  • 第7回山田風太郎賞受賞作
  • 『週刊文春ミステリーベスト10』2016年版1位
  • 2020年10月映画化
4
ツバキ文具店 小川糸 302.5点 幻冬舎
  • 2017年4月ラジオドラマ化・テレビドラマ化
5
桜風堂ものがたり 村山早紀 261点 PHP研究所
6
暗幕のゲルニカ 原田マハ 249.5点 新潮社
7
i 西加奈子 160点 ポプラ社
8
夜行 森見登美彦 122.5点 小学館
  • 第7回広島本大賞受賞作
9
コンビニ人間 村田沙耶香 70.5点 文藝春秋
  • 第155回芥川賞受賞作
10
コーヒーが冷めないうちに 川口俊和 68.5点 サンマーク出版
  • 2018年9月映画化
翻訳小説部門
1
ハリネズミの願い トーン・テレヘン(著)
長山さき(訳)
  新潮社
  • 2018年2月 ラジオドラマ化
2
すべての見えない光 アンソニー・ドーア(著)
藤井光(訳)
ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン ピーター・トライアス英語版(著)
中原尚哉(訳)
早川書房
3
熊と踊れ アンデシュ・ルースルンド(著)
ステファン・トゥンベリスウェーデン語版(著)
ヘレンハルメ美穂(訳)
羽根由(訳)
超発掘本! 錯覚の科学 クリストファー・チャブリス英語版(著)
ダニエル・シモンズ英語版(著)
木村博江(訳)
文春文庫

2018年(第15回) 編集

2018年4月10日発表

部門 順位 受賞作 著者 得点 出版社 備考・メディア展開
本屋大賞
1
かがみの孤城 辻村深月 651.0点 ポプラ社
  • 2019年漫画化
  • 2022年12月アニメ映画化
2
盤上の向日葵 柚月裕子 283.5点 中央公論新社
  • 2019年テレビドラマ化
3
屍人荘の殺人 今村昌弘 255.0点 東京創元社
4
たゆたえども沈まず 原田マハ 227.0点 幻冬舎
5
AX 伊坂幸太郎 221.5点 KADOKAWA
6
騙し絵の牙 塩田武士 214.0点
  • 2021年3月映画化
7
星の子 今村夏子 166.0点 朝日新聞出版
  • 2020年10月映画化
8
崩れる脳を抱きしめて 知念実希人 162.5点 実業之日本社
9
百貨の魔法 村山早紀 162.0点 ポプラ社
10
キラキラ共和国 小川糸 88.5点 幻冬舎
翻訳小説部門
1
カラヴァル 深紅色の少女 ステファニー・ガーバー(著)
西本かおる(訳)
  キノブックス
2
13.67 陳浩基(著)
天野健太郎(訳)
文藝春秋
3
その犬の歩むところ ボストン・テラン(著)
田口俊樹(訳)
超発掘本! 異人たちの館 折原一 文春文庫
ノンフィクション部門 極夜行 角幡唯介 文藝春秋

2019年(第16回) 編集

2019年4月9日発表

部門 順位 受賞作 著者 得点 出版社 備考・メディア展開
本屋大賞
1
そして、バトンは渡された 瀬尾まいこ 435点 文藝春秋
  • 2021年10月映画化
2
ひと 小野寺史宜 297.5点 祥伝社
3
ベルリンは晴れているか 深緑野分 282.5点 筑摩書房
4
熱帯 森見登美彦 250.5点 文藝春秋
5
ある男 平野啓一郎 242.5点
  • 2022年11月映画化
6
さざなみのよる 木皿泉 239.5点 河出書房新社
7
愛なき世界 三浦しをん 208.5点 中央公論新社
8
ひとつむぎの手 知念実希人 167.5点 新潮社
9
火のないところに煙は 芦沢央 151.5点
10
フーガはユーガ 伊坂幸太郎 136.5点 実業之日本社
翻訳小説部門
1
カササギ殺人事件 アンソニー・ホロヴィッツ(著)
山田蘭(訳)
  東京創元社
2
きげんのいいリス トーン・テヘレン(著)
長山さき(訳)
新潮社
元年春之祭 陸秋槎(著)
稲村文吾(訳)
早川書房
超発掘本! サスツルギの亡霊 神山裕右 講談社
ノンフィクション部門 ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー ブレイディみかこ 新潮社

2020年(第17回) 編集

2020年4月7日発表(ノンフィクション部門は2020年11月発表)

部門 順位 受賞作 著者 得点 出版社 備考・メディア展開
本屋大賞
1
流浪の月 凪良ゆう 432点 東京創元社
  • 2022年5月実写映画化
2
ライオンのおやつ 小川糸 380点 ポプラ社
  • 2021年6月テレビドラマ化
3
線は、僕を描く 砥上裕將 327点 講談社
4
ノースライト 横山秀夫 275.5点 新潮社
  • 『週刊文春ミステリーベスト10』2019年版1位
  • 2020年12月テレビドラマ化
5
熱源 川越宗一 214点 文藝春秋
6
medium 霊媒探偵城塚翡翠 相沢沙呼 198点 講談社
7
夏物語 川上未映子 156点 文藝春秋
8
ムゲンのi 知念実希人 147.5点 双葉社
9
店長がバカすぎて 早見和真 105.5点 角川春樹事務所
10
むかしむかしあるところに、死体がありました。 青柳碧人 91.5点 双葉社
翻訳小説部門
1
アーモンド ソン・ウォンピョン(Sohn Won-pyung)(著)
矢島暁子(訳)
  祥伝社
2
掃除婦のための手引き書 ルシア・ベルリン(著)
岸本佐知子(訳)
講談社
3
三体 劉慈欣(著)
大森望(訳)
光吉さくら(訳)
ワン・チャイ(訳)
早川書房
超発掘本! 無理難題が多すぎる 土屋賢二 文春文庫
ノンフィクション部門 エンド・オブ・ライフ 佐々涼子 集英社

2021年(第18回) 編集

2021年4月14日発表(ノンフィクション部門は2021年11月発表)

部門 順位 受賞作 著者 得点 出版社 備考・メディア展開
本屋大賞
1
52ヘルツのクジラたち 町田そのこ 365.5点 中央公論新社
  • 2024年3月実写映画化
2
お探し物は図書室まで 青山美智子 287.5点 ポプラ社
3
犬がいた季節 伊吹有喜 286.5点 双葉社
4
逆ソクラテス 伊坂幸太郎 248.0点 集英社
  • 第33回柴田錬三郎賞受賞
5
自転しながら公転する 山本文緒 227.5点[注 2] 新潮社
6
八月の銀の雪 伊与原新
7
滅びの前のシャングリラ 凪良ゆう 223.5点 中央公論新社
8
オルタネート 加藤シゲアキ 169.5点 新潮社
9
推し、燃ゆ 宇佐見りん 139.5点 河出書房新社
  • 第164回芥川賞受賞
10
この本を盗む者は 深緑野分 132.5点 KADOKAWA
翻訳小説部門
1
ザリガニの鳴くところ ディーリア・オーウェンズ(著)
友廣純(訳)
  早川書房
  • 2022年7月実写映画化
2
神さまの貨物 ジャン=クロード・グランベール(著)
河野万里子(訳)
ポプラ社
3
あの本は読まれているか ラーラ・プレスコット(著)
吉澤康子(訳)
東京創元社
超発掘本! 「ない仕事」の作り方 みうらじゅん 文春文庫
ノンフィクション部門 海をあげる 上間陽子 筑摩書房

2022年(第19回) 編集

2022年4月6日発表

部門 順位 受賞作 著者 得点 出版社 備考・メディア展開
本屋大賞
1
同志少女よ、敵を撃て 逢坂冬馬 463.5点 早川書房
2
赤と青とエスキース 青山美智子 341.5点 PHP研究所
3
スモールワールズ 一穂ミチ 315点 講談社
4
正欲 朝井リョウ 303.5点 新潮社
5
六人の嘘つきな大学生 浅倉秋成 252.5点 KADOKAWA
6
夜が明ける 西加奈子 211.5点 新潮社
7
残月記 小田雅久仁 190.5点 双葉社
  • 第43回吉川英治文学新人賞受賞
8
硝子の塔の殺人 知念実希人 177点 実業之日本社
9
黒牢城 米澤穂信 155.5点 KADOKAWA
10
星を掬う 町田そのこ 137.5点 中央公論新社
翻訳小説部門
1
三十の反撃 ソン・ウォンピョン(著)
矢島暁子(訳)
  祥伝社
2
自由研究には向かない殺人 ホリー・ジャクソン(著)
服部京子(訳)
東京創元社
3
クララとお日さま カズオ・イシグロ(著)
土屋政雄(訳)
早川書房
超発掘本! 破船 吉村昭 新潮文庫
ノンフィクション部門 目の見えない白鳥さんとアートを見にいく 川内有緒 集英社インターナショナル

2023年(第20回) 編集

2023年4月12日発表

部門 順位 受賞作 著者 得点 出版社 備考・メディア展開
本屋大賞
1
汝、星のごとく 凪良ゆう 443.5点 講談社
2
ラブカは静かに弓を持つ 安壇美緒 388点 集英社
3
光のとこにいてね 一穂ミチ 337点 文藝春秋
4
爆弾 呉勝浩 307.5点 講談社
5
月の立つ林で 青山美智子 254.5点 ポプラ社
6
君のクイズ 小川哲 244点 朝日新聞出版
7
方舟 夕木春央 232点 講談社
8
宙ごはん 町田そのこ 225.5点 小学館
9
川のほとりに立つ者は 寺地はるな 224.5点 双葉社
10
#真相をお話しします 結城真一郎 86.5点 新潮社
翻訳小説部門
1
われら闇より天を見る クリス・ウィタカー(著)
鈴木恵(訳)
  早川書房
2
プリズム ソン・ウォンピョン(著)
矢島暁子(訳)
祥伝社
3
グレイス・イヤー 少女たちの聖域 キム・リゲット(著)
堀江里美(訳)
早川書房
超発掘本! おちくぼ姫 田辺聖子 角川文庫

本の雑誌編集部編本屋大賞20XX 編集

関連項目 編集

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ うち1作は阿部和重との共著
  2. ^ 5位『自転しながら公転する』と6位『八月の銀の雪』は総得点が同じだったが、得点内訳にて1位票数の得票状況によりこの順位となった。

出典 編集

  1. ^ a b c d e f g NPO本屋大賞について”. NPO法人 本屋大賞実行委員会. 2012年4月11日閲覧。
  2. ^ 杉江由次さんインタビュー”. ブックサービス. 2012年11月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年4月11日閲覧。
  3. ^ a b 大森望; 豊崎由美 (2005年4月7日). “本屋大賞メッタ斬り06”. Exciteブックス. 2005年4月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年4月11日閲覧。
  4. ^ 大森望; 豊崎由美 (2005年4月7日). “本屋大賞メッタ斬り07”. Exciteブックス. 2005年4月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年4月11日閲覧。
  5. ^ 本屋大賞、ノンフィクション本大賞の実施中止 運営体制の変更により”. 日刊スポーツ (2023年5月19日). 2023年5月20日閲覧。
  6. ^ Yahoo!ニュース・本屋大賞の「ノンフィクション本大賞」、今年度の実施を中止”. 読売新聞 (2023年5月20日). 2023年5月20日閲覧。
  7. ^ “映画で稼ぐなら“本屋大賞”作品!「謎解き-」「告白」…ヒット作続々”. zakzak. (2013年8月7日). https://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20130807/enn1308071532014-n1.htm 2013年10月16日閲覧。 
  8. ^ 読者大賞 - 全国の読者たちが選ぶ「いちばん!伝えたい人・事・場」

外部リンク 編集