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三重県道12号伊勢南勢線

日本の三重県の道路

三重県道12号伊勢南勢線(みえけんどう12ごう いせなんせいせん)は三重県伊勢市楠部町と同県度会郡南伊勢町五ヶ所浦を結ぶ県道主要地方道)である。別名は五ヶ所街道[1]

主要地方道
Japanese Route Sign Number 1.svgJapanese Route Sign Number 2.svg
三重県道12号標識
三重県道12号 伊勢南勢線
主要地方道 伊勢南勢線
五ヶ所街道[1]
(別称)
地図
Mie Prefectural route 12 Ise-Nansei Line.png
路線延長 24.4952km[2]
陸上区間 24.4952 km[2]
制定年 1972年(昭和47年)[2]
開通年 1890年(明治23年)
起点 伊勢市[2]地図
終点 度会郡南伊勢町(旧南勢町[2])【地図
接続する
主な道路
記法
Japanese Route Sign Number 3.svgJapanese Route Sign Number 7.svg
都道府県道37号標識
三重県道37号鳥羽松阪線
Japanese National Route Sign 0023.svg 国道23号
Japanese Route Sign Number 7.svgJapanese Route Sign Number 1.svgJapanese Route Sign Number 5.svg
都道府県道715号標識
三重県道715号館町通線
Japanese Route Sign Number 7.svgJapanese Route Sign Number 2.svgJapanese Route Sign Number 0.svg
都道府県道720号標識
三重県道720号横輪南勢線
Japanese National Route Sign 0260.svg 国道260号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

全線の大部分が大型車通行禁止である。伊勢神宮の神域神路山を通過する道である。伊勢市と南伊勢町との境に九十九折りで知られる剣峠がある。

概要編集

路線データ編集

2016年(平成28年)4月1日現在[2]

沿革編集

1889年明治22年)に神原村[注 1]の村長であった岡逸平の懇願により、1889年(明治22年)から1890年(明治23年)に剣峠を通り宇治山田(現伊勢市)への道路が整備された。1919年大正8年)より客馬車が運行されたが、1922年(大正11年)に設立された五ケ所浦湾自動車が乗合自動車の運行を始めたため客馬車は対抗できず廃止となった。五ケ所浦自動車は1944年昭和19年)に三重交通と合併した。大正末期から昭和初期にかけて、トラック輸送が開始された。そして1955年(昭和30年)、三重県道12号宇治山田五ヶ所線として県道認定を受けた[5]

1965年(昭和40年)に磯部町と伊勢市を結ぶ伊勢道路が開通し、路線バスは磯部へ迂回することになった。伊勢道路へ迂回すると所要時間が約20分短縮されることから、伊勢南勢線の通行量は激減した。伊勢道路開通後も伊勢市側の五十鈴川上流域の宇治今在家町高麗広(こうらいびろ)まで三重交通路線バスが走っていたが、利用者が少ないため廃止された。大型車の通行が不可能であるため、マイクロバスが使われていた。1972年(昭和47年)には三重県道12号伊勢南勢線に名称を改めた[6]

剣峠付近が全面舗装となったのは1975年(昭和50年)ころであるが、1984年(昭和59年)にサニーロードが開通し、五ケ所から伊勢市へのバス路線が運行されるなど、伊勢道路に代わりサニーロードが伊勢市への主要道路となり、生活や仕事で伊勢南勢線全線を通る自動車はほぼ皆無となった。現在は高麗広の住民が利用する他は、神宮神域の手付かずの自然の中でのドライブや観光、サイクリングランニングコースに利用されている。

年表編集

路線状況編集

 
沿線風景(伊勢市中村町、月読宮付近)
 
南伊勢町側の九十九折り
 
剣峠

伊勢市側皇大神宮(伊勢神宮内宮)宇治橋前付近以北と南伊勢町側は比較的整備されており幅員は4m程度の区間が多いが、五十鈴川沿いを通る伊勢市側は神宮神域であまり整備されておらず、幅員3m程度の区間が多い。また山中では路上の落石が非常に多い。神域は狩猟が禁止されており、ニホンジカタヌキイノシシニホンザルなど、道路に出てくる野生動物もしばしば見られる。

別名編集

  • 伊勢街道(伊勢市、南伊勢町)
  • 伊勢参宮街道(伊勢市、南伊勢町)
  • 五ヶ所街道(伊勢市、南伊勢町)[1]
  • 御幸道路(伊勢市)
  • 旧国道23号(伊勢市)

重複区間編集

  • 国道23号(伊勢市中村町 - 伊勢市宇治今在家町)

利用状況編集

交通量[8]
地点 平日12時間 平日24時間
2005年度2010年度 2005年度2010年度
伊勢市宇治今在家町 168台⇒133台 220台⇒174台

地理編集

通過する自治体編集

交差する道路編集

沿線にある施設など編集

脚注編集

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注釈
  1. ^ 1955年(昭和30年)に磯部町(現志摩市) と南勢町(現南伊勢町)に分割合併して消滅
出典
  1. ^ a b c 伊勢志摩きらり千選実行グループ"伊勢志摩きらり千選/五ヶ所街道"財団法人伊勢志摩国立公園協会(2013年4月2日閲覧。)
  2. ^ a b c d e f g h i j k l 三重県 2016, p. 36.
  3. ^ a b 三重県県土整備部"三重県の道路/県管理道路一覧"(2013年4月2日閲覧。)
  4. ^ 『伊勢土木事務所 管内図 - 平成7年4月現在』、三重県発行
  5. ^ 昭和30年三重県告示第179号
  6. ^ 昭和47年三重県告示第175号の5
  7. ^ s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十一日建設省告示第千二百七十号、建設省
  8. ^ 国土交通省"平成22年度道路交通センサス 一般交通量調査 箇所別基本表"(2012年7月1日閲覧。)

参考文献編集

  • 『路線認定調書 平成28年4月1日』三重県、2016年、94頁。

関連項目編集

外部リンク編集