上伊那地域

赤い部分が上伊那地域。

上伊那地域(かみいなちいき)は、長野県南信地方伊那市を中心とした地域のことを指す名称で、県を10地域に分けるときに用いられる。上伊那地方と呼ばれることもある。

上伊那広域連合の範囲に一致する。人口は193,209人(2005年8月1日現在)。

目次

該当市町村編集

以下は長野県の定義である。

方言編集

上伊那の方言は太田切川によって大きく2つに分けられる。駒ヶ根市赤穂までは、さまざまな街道や河川などから北上していきた名古屋弁三河弁遠州弁などの影響を比較的強く受けるが、かつて交通の難所であった太田切川によってそれ以上の北上を大きく妨げられている。

また、上伊那は東日本方言と西日本方言の接触地域であると言われており、一般に北部ほど東日本方言的特徴を示す指数が多いが、南にくだるにつれその指数は減少し、代わって西日本方言的特徴を示す指数が増加する。 東西方言の対立の例としてよく用いられる、否定:〜ねえ(東)/〜ん(西)や、居る:いる(東)/おる(西)の語形についても、上伊那北部では東日本方言の特徴である「〜ねえ」、「いる」がそれぞれ極めて優勢であるが、南に行くに従い西日本方言の特徴である「〜ん」、「おる」が増加し、やがて逆転する。

否定編集

箕輪町以北 伊那市北部
・南箕輪村
伊那市高遠 伊那市長谷 伊那市南部 宮田村 駒ヶ根市竜東 駒ヶ根市赤穂 飯島町以南
〜ねえ(使用率) ほぼ100% 約70% 約45% 約60% 約35% 約25% 約20% ほぼ0%
〜ん(使用率) ほぼ0% 約30% 約55% 約40% 約65% 約75% 約80% ほぼ100%

居る編集

箕輪町以北 伊那市北部
・南箕輪村
伊那市高遠 伊那市長谷 伊那市南部 宮田村 駒ヶ根市竜東 駒ヶ根市赤穂 飯島町以南
いる(使用率) ほぼ100% 約80% 約95% ほぼ100% 約80% 約25% 約15% 約5% ほぼ0%
おる(使用率) ほぼ0% 約20% 約5% ほぼ0% 約20% 約75% 約85% 約95% ほぼ100%

管内の特別地方公共団体編集

広域連合編集

一部事務組合編集

  • 伊那中央行政組合 - 伊那市、箕輪町、南箕輪村で構成。伊那中央病院や、し尿処理施設等の運営を共同で行う。
  • 伊南行政組合 - 駒ヶ根市、飯島町、中川村、宮田村で構成。火葬場や昭和伊南総合病院、し尿処理施設等の運営を共同で行う。

脚注編集