駒ヶ根市

日本の長野県の市

駒ヶ根市(こまがねし)は、長野県南部(南信地方)の都市

こまがねし
駒ヶ根市
Komagane City.jpg
市内から中央アルプスが望見できる
駒ヶ根市章
駒ヶ根市章
日本の旗 日本
地方 中部地方甲信越地方
都道府県 長野県
団体コード 20210-0
法人番号 5000020202100
面積 165.86km2
(境界未定部分あり)
総人口 32,500
推計人口、2017年10月1日)
人口密度 196人/km2
隣接自治体 伊那市
上伊那郡飯島町中川村宮田村
木曽郡上松町大桑村
下伊那郡大鹿村
市の木 アカマツ
市の花 スズラン
市の昆虫 ハッチョウトンボ
駒ヶ根市役所
所在地 399-4192
長野県駒ヶ根市赤須町20番1号
北緯35度43分43.6秒東経137度56分1.9秒
Komagane city hall.JPG
外部リンク 駒ヶ根市公式サイト

駒ヶ根市位置図

― 市 / ― 町 / ― 村

特記事項
  • 面積は、宮田村との間に境界未定部分があるため
    参考値。
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目次

名称編集

市名は、木曽駒ケ岳の麓に位置することに由来するが、木曽駒ヶ岳(本岳)は市域ではない。駒ヶ根という名称は隣の宮田村にあったキャンプ場の名称であり、木曽郡上松町の旧称も駒ヶ根村であった。

2005年、近隣の飯島町および中川村と合併し、「中央アルプス市」という新名称に改名しようとしたが、その是非を問う住民投票で反対多数となり合併を断念した。カタカナの新名称が住民に受け入れられなかったのが原因とされる。結局、合併自体が白紙撤回されて、その後合併協議会も解散となった。似たような例は愛知県知多半島の「南セントレア市」でも起こり、いずれも大きなニュースとなった。

概要編集

伊那谷の中央部、天竜川河岸段丘上に位置する都市である。中央アルプス木曽山脈)と南アルプス赤石山脈)を望める所から、「アルプスが二つ映えるまち」をキャッチフレーズとしている。

稲作電機精密機械工業が盛ん。ケンウッドの創業の地であり、本社機能移転後も事業所を置いていたが、現在ではすべて移転している。また、養命酒製造が唯一工場を置く生産地(養命酒発祥地は隣村の中川村[1])でもあり、養命酒のテレビCMにはたびたび駒ヶ根工場が登場している。

酒造メーカーも多く日本酒地ビールワインと、焼酎を除く日本で生産されているアルコールのほとんどが造られている。 特に、日本酒を造っている酒造株式会社長生社(主要銘柄「信濃鶴」)は、日本で5番目に純米しか造らない「純米蔵」になった酒造である。

青年海外協力隊の訓練所が置かれており[2]、多くの訓練生と共に多くの外国人が住む、国際色豊富な都市でもある。そのため、市内の保育園幼稚園小学校は、地元外国人との国際交流に力を入れている。

かつては「住みやすい街」ランキングで第1位になったことがあり、それ以前、それ以後にも、上位にランキングされていたが、現在は下がり気味にある。[要出典]

2000年代から土地区画整理事業により住宅地や商業地の整備が進んだが、反面財政は悪化し事業費負担の影響で、市債残高は2005年度末に414億1767万円とピークに達し、その後減少したが、2010年度末で396億8661万円となっている。第三セクター分などを含め、市が将来負担すべき実質的な負債額の度合いの「将来負担比率」は2010年度決算で167・7%となっており、これは県内市町村で最悪の財政状況である[3]

地理編集

 
烏帽子岳から望む駒ヶ根市の全貌
 
上空からの伊那谷木曽駒ケ岳(中央左)とその麓写真中央右が駒ヶ根市

地域編集

大きく分けて赤穂地区と東伊那中沢地区に分かれる。赤穂地区を上在(うわざい)、東伊那・中沢地区を竜東(りゅうとう)と呼ぶこともあり、文化や方言も少し異なる(赤穂地区が飯田寄り、東伊那・中沢地区が伊那寄り)。

隣接する自治体編集

歴史編集

 
天竜川東岸の東伊那地区から眺めた西岸の中央アルプスと麓の駒ヶ根市街地

人口編集

 
駒ヶ根市と全国の年齢別人口分布(2005年) 駒ヶ根市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 駒ヶ根市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
駒ヶ根市(に相当する地域)の人口の推移
1970年 28,913人
1975年 30,318人
1980年 31,179人
1985年 32,396人
1990年 32,771人
1995年 33,601人
2000年 34,338人
2005年 34,417人
2010年 33,693人
2015年 32,759人
総務省統計局 国勢調査より

行政編集

学校編集

交通編集

鉄道路線編集

市の中心となる駅:駒ヶ根駅

 東海旅客鉄道(JR東海)

道路編集

 
駒ヶ根市中心部周辺の空中写真。1976年撮影の3枚を合成作成。
国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。

バス編集

かつては路線バス駒ヶ根駅~東伊那方面、駒ヶ根駅~中沢方面が運行されていたが廃止された。代替手段としてコミュニティバス伊那バス駒ヶ根営業所担当)が運行されるも、それらも廃止となった。現在は市民が自由に市内施設を利用するための移動に使える公共交通機関は存在しないと言ってよい状態にあり、自力での移動を余儀なくされている。[独自研究?][4]代替手段として乗り合いのタクシー「こまタク」が導入された。

高速バス編集

こまタク編集

市内を循環するバス路線が廃止されたため、代替手段として実証導入された。民間のタクシー会社と提携することで病院などに設けられた停留所と自宅をつなげることを目的としている。乗り合い型で、市内を5地区に分け各地区あたり平均して週に2日、一日に2往復する。ただし乗車するには前日までに電話予約する必要がある。

その他編集

千畳敷駅(終点の千畳敷駅は標高2611mで、日本一標高の高い駅)木曽駒ヶ岳の登山基地。ただし、木曽駒ヶ岳は市域にはない。

姉妹都市・提携都市編集

日本国内編集

友好都市

海外編集

姉妹都市

観光編集

 
ロープウェイの終点、千畳敷カール。氷河地形で夏は高山植物が咲き乱れる。木曽駒ヶ岳もここから近い。
 
駒ヶ根高原美術館
観光スポット
祭り・イベント
  • こどもまつり(4月)
  • くらふてぃあ杜の市(6月)
  • 駒ヶ根の祇園祭・ゆかた祭り(7月に同日開催)
  • KOMA夏(7月)
  • 天竜ふるさと祭り・花火大会(8月下旬に同日開催)
  • ふれあい広場(9月)
  • 大御食神社例大祭(9月)
  • 大宮五十鈴神社例大祭(9月)
  • 駒ヶ根高原マラソン(9月)
  • 駒ヶ根もみじクラフト(9月)
  • 国際広場(10月)
名物

TBSのニュースの森やテレビ東京系の人気番組「元祖!でぶや」にも紹介された)

出身有名人編集

脚注編集

  1. ^ 中川村 発行『中川村誌』下巻 近代・現代編/民俗編(2005年),p191-192
  2. ^ 訓練所概要 - 国際協力機構
  3. ^ 信州・取材前線:駒ケ根市政の課題(その1) 借金で財政厳しく毎日新聞2012年1月14日
  4. ^ ただし、冬場に1時間に1本中央アルプス観光のみ運行 春~秋4/1-11/30の観光路線30分に1本 中央アルプス観光と伊那バス共同運行のしらび平線<ロープウェイ線:駒ヶ根駅~女体入口~菅の台バスセンター~駒ヶ根橋~しらび平駅>のみ現存している。
  5. ^ a b c d 中央高速バス飯田~新宿線 横浜線ベイブリッジ号 みすずハイウェイ 長野線ただし、駒ヶ根バスターミナルではなく、中央道駒ヶ根インターに停車のみ
  6. ^ 横浜線は以前 駒ヶ根市 宮田 沢渡伊那市 伊那インター前で昼行便も停車していた。
  7. ^ 2013年11月22日開業路線 ①伊那バス便 シティバス立川便と ②京王バス便のみ経路が異なる。①立川駅南口⇒昭島駅が3便<拝島車庫廃止> ②立川駅南口<八王子工業団地⇒南大沢駅廃止>が1便
  8. ^ 駒ヶ根発着長野線は以前 駒ヶ根市 宮田 沢渡伊那市 伊那インター前で昼行便も停車していた。のもあった

関連項目編集

外部リンク編集