中田章道

日本の将棋棋士

中田 章道(なかだ しょうどう、1952年1月19日 - )は、将棋棋士富山県婦負郡八尾町(現・富山市)出身。板谷四郎門下。棋士番号は129。

 中田章道 七段
名前 中田章道
生年月日 (1952-01-19) 1952年1月19日(71歳)
プロ入り年月日 1976年8月19日(24歳)
引退年月日 2004年3月1日(52歳)
棋士番号 129
出身地 富山県婦負郡八尾町(現・富山市
所属 日本将棋連盟(関西)
師匠 板谷四郎九段
弟子 村田顕弘服部慎一郎脇田菜々子山口仁子梨山口稀良莉
段位 七段
棋士DB 中田章道
戦績
通算成績 326勝417敗(0.4388)
竜王戦最高クラス 5組(13期)
順位戦最高クラス C級2組(17期)
2016年10月16日現在
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人物編集

  • 現役時代から詰将棋作家としてその名を知られ、作品集に『駒の詩』『短編詰将棋代表作』がある。詰将棋創作を始めたのは中学生の頃で、ノートに図面用紙を貼り付け、冊子を何冊も作るという熱の入りようであった(余詰だらけだが、創作することが楽しかったという)。それが昂じ、詰将棋が縁でプロ棋士を目指したという。プロ棋士になってからは、森信雄七段などのプロ棋士や『詰将棋パラダイス』を通じて、数多くの詰将棋仲間と知り合っている。トーナメントプロを引退した後も『将棋世界』に詰将棋の連載を持ち、中日スポーツの詰将棋欄も長年に亘り担当するなど、東海を代表する詰将棋作家の一人でもある。今まで制作してきた作品は1万点を優に超えており、その評価も高い。主に7~9手詰めの作品を得意としており、中段、下段玉の問題が多いのが特徴である。
  • 日本将棋連盟東海本部副本部長・愛知県支部連合会顧問

弟子編集

棋士となった弟子編集

名前 四段昇段日 段位、主な活躍
村田顕弘 2007年10月1日 六段
服部慎一郎 2020年4月1日 五段、棋戦優勝2回

(2022年11月1日現在)

女流棋士となった弟子編集

名前 女流2級昇級日 段位、主な活躍
脇田菜々子 2018年11月1日 女流初段
山口仁子梨 2019年10月1日 女流2級
山口稀良莉 2020年12月1日 女流1級

(2021年9月24日現在)

昇段履歴編集

  • 1969年 5級 = 奨励会入会
  • 1972年 初段
  • 1976年8月19日 四段 = 奨励会三段で12勝4敗(当時の規定)
  • 1984年4月1日 五段 = 勝数規定
  • 1992年4月28日 六段 = 勝数規定
  • 2004年3月31日 引退 = フリークラス規定
  • 2007年4月1日 七段 = 引退棋士規定[1]

主な成績編集

  •  公式戦 通算326勝417敗
  •  順位戦 C級2組 17期連続在籍(1977年度・第36期 - 1993年度・第52期)
  •  竜王戦 5組 1987年度・第1期から13期連続在籍
  •  棋王戦 第9期・1982年度本戦出場 (2回戦で谷川浩司に敗北)

脚注編集

  1. ^ 2007年4月1日付昇段・昇級者|将棋ニュース|日本将棋連盟”. 日本将棋連盟. 2017年8月26日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集