二俣尾駅

東京都青梅市二俣尾にある東日本旅客鉄道の駅

二俣尾駅(ふたまたおえき)は、東京都青梅市二俣尾四丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)青梅線である[1]駅番号JC 66

二俣尾駅
南口(2022年4月)
ふたまたお
Futamatao
JC 65 石神前 (1.2 km)
(0.9 km) 軍畑 JC 67
地図
所在地 東京都青梅市二俣尾四丁目1074
北緯35度48分16.1秒 東経139度12分55.6秒 / 北緯35.804472度 東経139.215444度 / 35.804472; 139.215444座標: 北緯35度48分16.1秒 東経139度12分55.6秒 / 北緯35.804472度 東経139.215444度 / 35.804472; 139.215444
駅番号 JC66
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 青梅線(東京アドベンチャーライン)
キロ程 23.6 km(立川起点)
電報略号 フマ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 1面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
475人/日(降車客含まず)
-2014年-
開業年月日 1920年大正9年)1月1日[2]
備考 無人駅乗車駅証明書発行機 有)
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北口(2022年4月)

歴史

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駅構造

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島式ホーム1面2線を持つ地上駅である[1]橋上駅舎となっている。

自動券売機は以前はあったが、2018年(平成30年)1月18日をもって撤去された。出札窓口のあるところから跨線橋が南北に伸びており、それぞれ南口・北口となる。南口側にあった木造の旧駅舎は、現在の駅施設の使用が開始されてからもしばらく残されていたが、のちに撤去されている。乗車駅証明書発行機、簡易Suica改札機が設置されている。

のりば

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ホーム 路線 方向 行先
南口側   青梅線 下り 御嶽奥多摩方面
北口側 上り 青梅立川方面

(出典:JR東日本:駅構内図

※案内上の番線番号は設定されていない。

利用状況

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2014年(平成26年)度の1日平均乗車人員475人である。

近年の推移は下記の通り。

年度別1日平均乗車人員[統計 1][統計 2]
年度 1日平均
乗車人員
出典
1990年(平成02年) 860 [* 1]
1991年(平成03年) 839 [* 2]
1992年(平成04年) 808 [* 3]
1993年(平成05年) 759 [* 4]
1994年(平成06年) 732 [* 5]
1995年(平成07年) 710 [* 6]
1996年(平成08年) 699 [* 7]
1997年(平成09年) 665 [* 8]
1998年(平成10年) 627 [* 9]
1999年(平成11年) 612 [* 10]
2000年(平成12年) [JR 1]591 [* 11]
2001年(平成13年) [JR 2]568 [* 12]
2002年(平成14年) [JR 3]553 [* 13]
2003年(平成15年) [JR 4]550 [* 14]
2004年(平成16年) [JR 5]552 [* 15]
2005年(平成17年) [JR 6]520 [* 16]
2006年(平成18年) [JR 7]527 [* 17]
2007年(平成19年) [JR 8]537 [* 18]
2008年(平成20年) [JR 9]539 [* 19]
2009年(平成21年) [JR 10]516 [* 20]
2010年(平成22年) [JR 11]502 [* 21]
2011年(平成23年) [JR 12]486 [* 22]
2012年(平成24年) [JR 13]478 [* 23]
2013年(平成25年) [JR 14]488 [* 24]
2014年(平成26年) [JR 15]475 [* 25]

駅周辺

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その他

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  • かつて、奥多摩駅側に延長約200mほどの専用鉄道(引込線)があったほか、その先には連続循環の専用索道が雷電山の先の成木(なりき)まで敷設されており、雷電山から採掘された石灰石を積み出すため使用されていた[8][9][10]
  • 村上春樹の長編小説『1Q84』の主人公が降りる駅として登場する。「二人が降りたのは『二俣尾』という駅だった。駅の名前には聞き覚えがなかった。ずいぶん奇妙な名前だ。小さな古い木造の駅で、二人のほかに五人ほどの客がそこで降りた」という記述がある[11]

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
  青梅線(東京アドベンチャーライン)
各駅停車
石神前駅 (JC 65) - 二俣尾駅 (JC 66) - 軍畑駅 (JC 67)

脚注

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記事本文

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  1. ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 46号 甲府駅・奥多摩駅・勝沼ぶどう郷駅ほか79駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年7月7日、23頁。 
  2. ^ a b c d e 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 38号 青梅線・鶴見線・南武線・五日市線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年4月11日、10-11頁。 
  3. ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、195頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  4. ^ 青梅市議会史編さん委員会 編『青梅市議会史 3青梅市議会、1992年11月20日、14頁。doi:10.11501/9639837https://dl.ndl.go.jp/pid/9639837/1/23 
  5. ^ 「鉄道記録帳2002年2月」『RAIL FAN』第49巻第5号、鉄道友の会、2002年5月1日、24頁。 
  6. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '02年版』ジェー・アール・アール、2002年7月1日、187頁。ISBN 4-88283-123-6 
  7. ^ 平成28年第2回奥多摩町議会定例会 会議録” (PDF). 奥多摩町. 2018年1月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月31日閲覧。
  8. ^ 『二俣尾石灰石専用線』宇井眞紀子 - 『眠る路線』(ワイズ出版、2003年)
  9. ^ 『鉱石積込用スキップ』河村かずふさ - 『シーナリィ・ストラクチャー ガイド 1』p.30(機芸出版社、1988年)
  10. ^ 『鉄道施設がわかる本』 p.47, p.93 - 坂本衛山海堂、2004年)
  11. ^ 村上春樹『1Q84』BOOK1、新潮社、2009年5月、208頁。

利用状況

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  1. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
  2. ^ 青梅市の統計 - 青梅市
JR東日本の2000年度以降の乗車人員
東京都統計年鑑

関連項目

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外部リンク

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