五線譜のラブレター
『五線譜のラブレター』(ごせんふのラブレター、De-Lovely)は、2004年公開の映画。ミュージカルや映画音楽において多くのヒット曲を手がけたアメリカの作曲家、コール・ポーターの半生を描く。日本公開時のタイトルは 『五線譜のラブレター DE-LOVELY』。
五線譜のラブレター | |
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De-Lovely | |
監督 | アーウィン・ウィンクラー |
脚本 | ジェイ・コックス |
製作 |
ロブ・コーワン チャールズ・ウィンクラー アーウィン・ウィンクラー ジョージナ・ロウ |
製作総指揮 |
サイモン・チャニング=ウィリアムズ ゲイル・イーガン |
出演者 |
ケヴィン・クライン アシュレイ・ジャッド ジョナサン・プライス |
音楽 |
コール・ポーター スティーブン・エンデルマン |
撮影 | トニー・ピアース=ロバーツ |
編集 | ジュリー・モンロー |
製作会社 |
MGM ウィンクラー・フィルムズ |
配給 |
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公開 |
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上映時間 | 125分 |
製作国 |
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言語 | 英語 |
製作費 | $15,000,000[1] |
興行収入 | $18,611,951[1] |
第57回カンヌ国際映画祭および、第17回東京国際映画祭特別招待作品。
ストーリー編集
1920年代のパリ社交界にあって、「最も美しい」と讃えられた女性リンダ。彼女が見そめた男性こそ、後の大作曲家コール・ポーターであった。リンダは、彼の音楽や人間性、そしてセクシュアリティさえも受け入れ、彼の夢を実現させるため共に人生を歩むことを誓ったのだった。
キャスト編集
※括弧内は日本語吹替
- コール・ポーター - ケヴィン・クライン(堀勝之祐)
- リンダ・ポーター - アシュレイ・ジャッド(佐々木優子)
- ゲイブ - ジョナサン・プライス(納谷六朗)
- ジェラルド・マーフィー - ケヴィン・マクナリー(内田直哉)
- サラ・マーフィー - サンドラ・ネルソン(塩田朋子)
- モンティ・ウーリー - アラン・コーデュナー
- ルイス・B・メイヤー - ピーター・ポリカープー
- アーヴィング・バーリン - キース・アレン
- エドワード・トーマス - ジェームズ・ウィルビー
- ボビー・リード - ケヴィン・マクキッド
- ビル・ラザー - リチャード・ディレイン
- ジャック - ジョン・バロウマン
- セルゲイ・ディアギレフ - ピーター・ジェソップ
- ボリス・コフノ - エドワード・ベイカー=デューリー
楽曲編集
登場する楽曲および演奏者。
曲名 | 演奏者 |
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It's De-Lovely | ロビー・ウィリアムズ |
Let's Do It, Let's Fall In Love | アラニス・モリセット |
Begin the Beguine | シェリル・クロウ |
Let's Misbehave | エルヴィス・コステロ |
Be a Clown | ケヴィン・クライン & ピーター・ポリカーポー |
Night and Day | ジョン・バロウマン & ケヴィン・クライン |
Easy to Love | ケヴィン・クライン |
True Love | アシュレイ・ジャッド & テイラー・ハミルトン |
What Is This Thing Called Love? | レマー・オビカ |
I Love You | ミック・ハックネル |
Just One of Those Things | ダイアナ・クラール |
Anything Goes | キャロライン・オコナー |
Experiment | ケヴィン・クライン |
Love For Sale | ヴィヴィアン・グリーン |
So In Love | ララ・ファビアン & マリオ・フラングーリス |
Ev'ry Time You Say Goodbye | ナタリー・コール |
Blow, Gabriel, Blow | ジョナサン・プライス & ケヴィン・クライン |
In the Still of the Night | ケヴィン・クライン & アシュレイ・ジャッド |
You're The Top | コール・ポーター |
賞編集
- ノミネート
参考文献編集
- ^ a b “De-Lovely (2004)” (英語). Box Office Mojo. 2016年1月30日閲覧。