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住友生命仙台中央ビル(すみともせいめいせんだいちゅうおうビル)は、宮城県仙台市青葉区中央4丁目にある住友生命保険相互会社大阪府)が所有するオフィスビル愛称SS30[注 1]

住友生命仙台中央ビル (SS30)
Ss30 building.jpg
柳町通東二番丁との交差点から見たSS30(2007年5月撮影)
施設情報
所在地 宮城県仙台市青葉区中央4丁目6番1号[1]
座標 北緯38度15分22.8秒 東経140度52分41秒 / 北緯38.256333度 東経140.87806度 / 38.256333; 140.87806座標: 北緯38度15分22.8秒 東経140度52分41秒 / 北緯38.256333度 東経140.87806度 / 38.256333; 140.87806
状態 完成
着工 1987年昭和62年)1月[2]
竣工 1989年平成元年)2月[1]
用途 オフィス・商業施設
地上高
最頂部 172m[3]
屋上 143m[1]
最上階 128.5m
各種諸元
階数 地下3階・地上31階
敷地面積 15,542.84 [1]
※4,701.71坪
延床面積 79,392.01 [1]
※24,016.08坪
構造形式 鉄骨造一部鉄筋コンクリート造
エレベーター数 14台(展望用2台、高層用4台、低層用4台、駐車場用2台、貨物用2台)[1]
駐車台数 地下駐車場324台(平面234台、機械90台[1]。時間貸82台、月極242台[4]
関連企業
設計 日建設計[1]
施工 熊谷組東海興業[1]
所有者 住友生命保険相互会社
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東北地方で初めて建てられた高さ100mを超える超高層ビルであり[3]仙台市政令指定都市移行と市制100周年の年である1989年平成元年)に完成した。

目次

概要編集

仙台市都心部宮城学院跡地に建ち、地上31階・地下3階で、アンテナ部を含めると172m、建築物は143m。仙台第一生命タワービルを超え、東北地方で最も高いビルになった[5]。ただし現在では、東二番丁通りを挟んで西側に隣接する東北学院跡地に、2010年(平成22年)に竣工した仙台トラストタワーが東北地方で最も高い。

2階から27階はオフィスとして利用される。28階から30階はレストランであるが、30階南側は無料展望台となっており、23時まで一般に開放されている。ビル全体で2800名ほどが働いている[6]

ビル中央部にあるオフィス階用のエレベーターと、西南西のビル端部にあるレストラン・展望台用のエレベーターに分かれており、後者は昇降しながら外の景色を眺めることができるようになっている。

北側を柳町通、南側を北目町通、西側を東二番丁通り、東側を東三番丁通りで囲まれた宮城学院跡地を取得した住友生命保険相互会社大阪府)がブロック内を再開発し、オフィス棟(当ビル)、ホテル棟(仙台国際ホテル)、フィットネスクラブ棟(セントラルスポーツが運営するセントラルフィットネスクラブ仙台)を建設した。同社は、当地から約200m北東側の仙台駅寄りに「住友生命仙台ビル」(地上19階建て、高さ67.3m)を1975年(昭和50年)に建設しており、当ビルは「住友生命仙台中央ビル」(SS30) と命名された。

2017年(平成29年)3月1日、ユナイテッド・アーバン投資法人(東京都)が同社の資産運用会社であるジャパン・リート・アドバイザーズ株式会社(東京都)を通じ、これら3棟および敷地(面積:1万5542m2)を同年3月30日に182億円で取得すると発表した[3][5]。これに伴い、3棟の複合施設の総称を「SS30」とした[3]。また、オフィス棟も個別に呼ぶ際にはSS30とも呼び、取得予定日から約1年間は「住友生命仙台中央ビル」も便宜的に併用するとしている[3][5]

名称編集

宮城学院跡地再開発地区(2017年3月29日まで)
建物 名称 所有者 管理・運営
オフィス棟 住友生命仙台中央ビル (SS30) 住友生命保険
相互会社
陽光ビルサービス
ホテル棟 仙台国際ホテル 仙台国際ホテル(株)
フィットネスクラブ棟 セントラルフィットネスクラブ仙台 セントラルスポーツ
ユナイテッド・アーバン投資法人の取得後(2017年3月30日より約1年間)
建物 総称 名称 所有者
オフィス棟 SS30 SS30(住友生命仙台中央ビル) ユナイテッド・アーバン投資法人
ホテル棟 仙台国際ホテル
フィットネスクラブ棟 セントラルフィットネスクラブ仙台

地元では、SS30[注 1]という愛称で親しまれている。そのため、正式名称である住友生命仙台中央ビルという名前は広く知られていない。

愛称の所以は、Sky Synphony の頭文字の「SS」、階数の「30」からである。実際は31階建てであるが、使用されているのフロアは30階までであるため、「30」となっている。

かつて、ビル内の2階に「仙台SS30内郵便局」があったが、2013年3月29日の営業を最後に廃局となった[7]。一方、この郵便局の隣で、SS30の開業から2004年まで営業を行っていた七十七銀行有人出張所は「本店営業部住生中央ビル出張所」と名乗っていた。現在は北に300mほどのところにある本店営業部に統合されており、別途設置されていたビルの一階のATMのみとなった。

沿革編集

SS30や仙台国際ホテルがある東二番丁北目町通東三番丁柳町通に囲まれたブロックは、1886年明治19年)9月24日より仙台区東二番丁51番地の田辺繁久別邸で10名の生徒で授業を開始していた宮城女学校(現・宮城学院)が、校舎を建設するにあたって地道に取得してつくった「東二番丁校地」の跡地である。

宮城女学校はまず、1887年明治20年)4月に仙台区東三番丁162番地~169番地に渡る約2400を取得。1902年明治35年)12月にはその西側の仙台市東二番丁135番地~138番地に渡る約1400坪を取得。1911年明治44年)10月にはその北側の仙台市東二番丁134番地の約670坪を取得し、1912年明治45年)4月には北西角の仙台市東二番丁132番地~133番地を取得してブロック内全てが宮城女学校の「東二番丁校地」となった。

創立100周年を迎える1986年昭和61年)を前にして、宮城学院は「東二番丁校地」にあった宮城学院中学校・高等学校宮城学院女子大学1980年昭和55年)に仙台市北部の桜ヶ丘に移転した。

宮城学院移転後の跡地は、エンドーチェーン仙台駅前店の平面駐車場として利用されていた。1983年昭和58年)にはその駐車場にステージなどを設置して西部警察 PART-IIIのロケが行われ、1万人が集まったとされる。[8]

この土地を住友生命が1982年(昭和57年)3月に取得(金額は不明)し、1987年昭和62年)1月に着工[2]バブル景気期の1989年平成元年)2月にSS30が竣工した。仙台国際ホテルは同年10月14日の開業である。

その他編集

  • AERと同様、当ビル専用の郵便番号があり、階数によって異なる(980-60XX。XXは階数に当たるが、地下は90、専用の郵便番号を持つ特定のテナントは31以上の番号が符番される。例として、ウィルコム東北支社は55であるため、〒980-6055となる)
  • アンテナ部には当時、マイクロ波による長距離通信網を構築していた第二電電パラボラアンテナが設置されていたが、2006年平成18年)までに撤去されている。
  • アンテナ構造物の上半分は2011年の震災で落下した(人損はなかった)。その後復元はなされていない模様。

アクセス編集

車寄せ(ポーチ)は北目町通沿いにある。

周辺編集

 
仙台トラストシティとSS30(AERから撮影)

2010年平成22年)、東二番丁通り国道4号)を挟んだ向かい(西側)に仙台トラストシティが完成し、最頂部の高さ東北一の座を仙台トラストタワー(地上37階建て、高さ約180m)に譲り渡した。また、周辺は都心回帰により超高層マンションが集積している。

同じブロック内
  • 仙台国際ホテル
  • セントラルフィットネスクラブ仙台
周辺ブロック

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ a b 施設の所有企業は、読み方を「エスエスサーティ」なのか「エスエスサーティー」なのかを明示していない。ただし、入居者が「エスエスサーティ」を使用している例が見られる。

出典編集

  1. ^ a b c d e f g h i 建物概要(住友生命仙台ビル SS30、陽光ビルサービス)
  2. ^ a b 若者が集まる情報化ビルに(河北新報 1987年2月5日付朝刊、第15版、第6面)
  3. ^ a b c d e 資産の取得に関するお知らせ (SS30) (PDF) (ユナイテッド・アーバン投資法人)
  4. ^ アメニティ(住友生命仙台ビル SS30、陽光ビルサービス)
  5. ^ a b c 仙台SS30ビル 182億円で売却(河北新報 2017年3月2日)
  6. ^ 住友生命仙台中央ビル(SS30)アズビル
  7. ^ 廃止:仙台SS30内郵便局(宮城県)
  8. ^ エンドーチェーン 思い出玉手箱番ブラ.com「3月の特集 トクバン!」)… エンドーチェーン創業80周年記念誌に基く記事。SS30建設前の土地での西部警察のロケの写真も掲載。

関連項目編集

  • アトム - 東北営業本部(旧アムゼ本社を母体とし、旧ジクト東北支社→アトム旧ジクトカンパニー東北支社から改組された、東北エリアの元締拠点)が設置されている

外部リンク編集