八熊

名古屋市中川区の地名

八熊(やぐま)は、愛知県名古屋市中川区にある町名。現行行政地名は八熊一丁目から八熊三丁目。住居表示実施済み[WEB 4]

八熊
八熊の位置(愛知県内)
八熊
八熊
八熊の位置
八熊の位置(名古屋市内)
八熊
八熊
八熊 (名古屋市)
北緯35度8分31.54秒 東経136度53分22.56秒 / 北緯35.1420944度 東経136.8896000度 / 35.1420944; 136.8896000
日本の旗 日本
都道府県 愛知県の旗 愛知県
市町村 名古屋市
中川区
人口
2019年(平成31年)2月1日現在)[WEB 1]
 • 合計 2,342人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
454-0013[WEB 2]
市外局番 052 (名古屋MA)[WEB 3]
ナンバープレート 名古屋

地理

編集

名古屋市中川区の北東部に位置し、南は幡野町南八熊町、北は尾頭橋、西は荒江町、北東は尾頭橋通、東は熱田区新尾頭に接する。

河川

編集

歴史

編集

町名の由来

編集

旧五女子村の氏神である八剱社と、旧二女子村の氏神である熊野神社の頭字を合わせたもの[1]

沿革

編集

八熊町

編集
  • 1878年(明治11年)12月28日 - 愛知郡二女子村および同郡五女子村が合併し、同郡八熊村が成立[2]
  • 1889年(明治22年)10月1日 - 合併により愛知郡八幡村大字八熊となる[2]
  • 1921年(大正10年)8月22日 - 合併により名古屋市南区八熊町となる[2]
  • 1928年(昭和3年)3月15日 - 中区露橋町の一部を編入する[2]
  • 1937年(昭和12年)10月1日 - 中川区に編入され、同区八熊町となる[2]
  • 1939年(昭和14年)12月15日 - 一部が中村区に編入され、同区八熊町が成立[2]
  • 1944年(昭和19年)2月11日 - 中村区八熊町が中川区八熊町に編入され消滅[2]
その他、中川区八熊通・石場町・清川町・応仁町・八神町・五女子一丁目・五女子二丁目・柳川町・八熊一丁目・八熊二丁目・八熊三丁目・八幡町・川並町・南八熊町・明野町・荒江町・長町・畑代町・尾頭橋一丁目・尾頭橋二丁目・八千代通・八島町・尾頭橋通・牛立町・幡野町・小山町・広川町・露橋二丁目・露橋町、中村区笈瀬町にそれぞれ編入されている[2]

八熊一丁目~八熊三丁目

編集
  • 1981年(昭和56年)9月6日 - 中川区八熊一丁目が尾頭橋通・長町・八熊町・西古渡町・八熊通・八千代通の各一部、八熊二丁目が畑代町・八熊町・八熊通・八千代通の各一部、八熊三丁目が小山町・畑代町・八熊町・八熊通の各一部によりそれぞれ成立する[3]
  • 2002年(平成14年)5月27日 - 八熊町の一部(字小山の全域および字荒江・津坂の各一部)を三丁目へ編入[WEB 5]

字一覧

編集

1932年(昭和7年)愛知県教育会発行『明治十五年愛知県郡町村字名調』による愛知郡八熊村の字。

  • 上脇(かみわけ)[4]
  • 瀬戸畑(せとばた)[4]
  • 下脇(しもわけ)[4]
  • 三昧越(さんまいこし)[4]
  • 沖(おき)ノ畑(はた)[4]
  • 西越(にしおこし)[4]
  • 中川新田(なかがわしんでん)[4]
  • 東起(ひがしおこし)[4]
  • 下新谷(しもしんがい)[4]
  • 円ヶ後(えんげうしろ)[4]
  • 二本杁(にほんいり)[4]
  • 東脇(ひがしわけ)[4]
  • 大池(おいけ)[4]
  • 津坂(つさか)[4]
  • 野畔(のぐろ)[4]
  • 寺田(てらだ)[4]
  • 五反畑(ごたんばた)[4]
  • 柳原(やなぎはら)[4]
  • 木場畔(きばぐろ)[4]
  • 三反田(さんだんた)[4]
  • 出郷(でごう)[4]
  • 長丁(ながちょう)[4]
  • 畑代(はたしろ)[4]
  • 井桁畔(いげたぐろ)[4]
  • 小山(こやま)[4]
  • 笠取(かさとり)[4]
  • 荒江(あらえ)[4]
  • 南荒江(みなみあらえ)[4]
  • 村東(むらひかし)[4]
  • 苗田(なえた)[4]
  • 小屋畑(こやはた)[4]
  • 島(しま)ノ山(やま)[4]
  • 団兵衛(だんひょうえ)[4]
  • 上新谷(かみしんがい)[4]
  • 懸上(かけあが)リ[4]
  • 五枡田(ごしょうだ)[4]
  • 中街道(なかかいどう)[4]
  • 石場(いしば)[4]
  • 二女子(にしょうし)[4]
  • 境(さかえ)[4]
  • 西石場(にしいしば)[4]
  • 池(いけ)[4]
  • 柳島(やなぎしま)[4]
  • 横枕(よこまくら)[4]
  • 上西越(かみにしおこし)[4]
  • 上村東(かみむらひがし)[4]
  • 五女子西(ごにょうしにし)[4]
  • 古街道(ふるかいどう)[4]
  • 割田(わりた)[4]
  • 割田東(わりたひがし)[4]
  • 上沖(かみおき)ノ畑(はた)[4]
  • 下新田(しもしんでん)[4]
  • 上新田(かみしんでん)[4]

世帯数と人口

編集

2019年(平成31年)2月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[WEB 1]

丁目 世帯数 人口
八熊一丁目 419世帯 743人
八熊二丁目 524世帯 1,076人
八熊三丁目 294世帯 523人
1,237世帯 2,342人

学区

編集

市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[WEB 6]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[WEB 7]

丁目 番・番地等 小学校 中学校 高等学校
八熊一丁目 全域 名古屋市立八熊小学校 名古屋市立山王中学校 尾張学区
八熊二丁目 全域
八熊三丁目 全域

施設

編集
 
 
300 m
5
4
3
2
1
略地図
1
名古屋市立八熊小学校
2
名古屋八熊郵便局
3
愛知銀行尾頭橋支店
4
中京銀行八熊支店
5
ウシヒロ 八熊店

八熊一丁目

編集
  • 名古屋市立八熊小学校
  • 長町公園

八熊二丁目

編集

八熊三丁目

編集
  • 名古屋八熊郵便局
  • ウシヒロ 八熊店

その他

編集

日本郵便

編集

脚注

編集
  1. ^ a b 町・丁目(大字)別、年齢(10歳階級)別公簿人口(全市・区別)”. 名古屋市 (2019年2月20日). 2019年2月20日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年2月10日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年1月6日閲覧。
  4. ^ 中川区の町名一覧”. 名古屋市 (2015年10月21日). 2019年2月13日閲覧。
  5. ^ a b 中川区の一部で町界変更と住居表示”. 名古屋市. 2002年6月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月18日閲覧。
  6. ^ 市立小・中学校の通学区域一覧”. 名古屋市 (2018年11月10日). 2019年1月14日閲覧。
  7. ^ 平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2019年1月14日閲覧。
  8. ^ 郵便番号簿 平成29年度版 - 日本郵便. 2019年02月10日閲覧 (PDF)

書籍

編集

参考文献

編集
  • 名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年3月31日。全国書誌番号:93012879 

関連項目

編集

外部リンク

編集

  ウィキメディア・コモンズには、八熊に関するカテゴリがあります。