中京銀行
株式会社中京銀行(ちゅうきょうぎんこう、The Chukyo Bank, Ltd. )は、愛知県名古屋市中区に本店を置く第二地方銀行である。旧東海銀行(三菱UFJフィナンシャル・グループ)系。
![]() 本店 | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
本社所在地 |
![]() 〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄3-33-13 北緯35度9分46.5秒 東経136度54分22.5秒座標: 北緯35度9分46.5秒 東経136度54分22.5秒 |
設立 | 1943年(昭和18年)2月 |
業種 | 銀行業 |
法人番号 |
6180001036391 ![]() |
金融機関コード | 0544 |
SWIFTコード | CKBKJPJN |
事業内容 | 預金業務、貸出業務、有価証券売買業務・投資業務、為替業務など |
代表者 |
代表取締役会長 深町正和 代表取締役頭取 永井涼 |
資本金 |
318億44百万円 (2018年3月31日現在) |
発行済株式総数 |
2,174万5,958株 (2018年3月31日現在) |
純利益 |
連結:30億80百万円 単体:27億75百万円 (2018年3月31日現在) |
純資産 |
連結:1,091億3百万円 単体:1,049億75百万円 (2018年3月31日現在) |
総資産 |
連結:1兆9,644億67百万円 単体:1兆9,614億62百万円 (2018年3月31日現在) |
従業員数 |
連結:1,189人 単体:1,153人 (2018年3月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
三菱UFJ銀行 39.37% 日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口) 5.44% 日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口4) 4.55% ミソノサービス 2.98% 中京銀行従業員持株会 2.35% 大同生命保険(常任代理人 日本トラスティ・サービス信託銀行)2.16% あいおいニッセイ同和損害保険(常任代理人日本マスタートラスト信託銀行)1.81% 日本生命保険 1.57% 大和製罐 1.36% 中京テレビ放送 1.21% (2018年3月31日現在) |
外部リンク | 中京銀行 公式サイト |
中京銀行のデータ | |
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法人番号 |
6180001036391 ![]() |
店舗数 | 87店 |
貸出金残高 | 1兆3,044億3百万円 |
預金残高 | 1兆7,730億96百万円 |
特記事項: (2018年3月31日現在) |
概要
三菱UFJ銀行が筆頭株主であり、歴代、旧東海銀行出身者が頭取を務めてきたほか、人的結合も強い。また、不良債権処理のため、多額の出資を受けた過去もある。
高度成長期に名古屋市に本店を移し、名古屋信金や海部信組との合併などで名古屋市や尾張地方における営業網を広めたが、創業以来の地盤は三重県であったため、同県内にも16店舗を展開する。また創業直後から長らく本拠を三重県伊賀地方の名張市に置いていたことから、現在も関西において事業展開しており、大阪支店と奈良県内の2店舗を営業している。その反面、愛知県東部の三河地方の5店舗という数は名古屋市に本店を置く他の第二地銀に比べ少なく、岐阜県内は2001年(平成13年)の岐阜支店廃止以降は店舗が設置されていない。
2013年(平成25年)6月には、競合の激化する名古屋地区を強化するため、三本部制からなる名古屋営業本部を設置した[1][2]。
沿革
- 1928年(昭和3年)1月16日 - 福井正平の呼掛けにより関田義臣(福井正平の義父、初代社長)らを発起人として三重県の上野市(現在の伊賀市、本店)と名張市(支店)に店舗を構え、三重殖産無尽株式会社を設立。これが中京銀行の前身となる。
- 1936年(昭和16年)10月 - 三重県桑名市を拠点とする三重相互無尽と合併し八紘無尽を設立。初代社長は関田義臣。
- 1943年(昭和18年)2月10日 - 三重県尾鷲を拠点とする紀勢無尽と合併し八紘無尽株式会社(本店は三重県津市)に商号を変更する。初代社長は関田義臣。
- 1945年(昭和20年)12月 - 本店を三重県名張市に移転する。
- 1948年(昭和23年) 1月25日 - 名古屋市を拠点とする宝無尽との合併により株式会社太道無尽に商号を変更する。初代社長は関田義臣。
- 1951年(昭和26年)10月 - 相互銀行に転換し、株式会社太道相互銀行に商号を変更する。
- 1964年(昭和39年)2月 - 本店を愛知県名古屋市に移転する。
- 1969年(昭和44年)
- 5月 - 名古屋信用金庫と合併し、株式会社中京相互銀行に商号を変更する。
- 11月 - 海部信用組合と合併し、本店を現在地に移転する。
- 1972年(昭和47年)4月 - 名古屋商工信用組合と合併する。
- 1978年(昭和48年)10月 - 全店オンラインシステム完成。
- 1982年(昭和57年)5月 - 第2次総合オンラインシステム稼動。
- 1989年(平成元年)
- 2月 - 普通銀行に転換し、株式会社中京銀行に商号を変更する。
- 11月 - 東京証券取引所市場第一部に上場。
- 1992年(平成4年)6月 - 第3次総合オンラインシステム稼動。
- 2002年(平成14年)3月 - 第三者割当増資によりUFJ銀行およびUFJホールディングスの関連会社とされる。
- 2011年(平成23年)10月 - 基幹システムを地域金融機関向け共同アウトソーシングサービスであるNEXTBASEに移行[3]。
関連会社
- 中京ビジネスサービス株式会社
- 株式会社中京カード
- キキョウサービス株式会社
- 中京ファイナンス株式会社
- 中京総合リース株式会社
ATM提携
詳細は「公式サイトの銀行別ATM利用手数料・利用時間」を参照
環境への取り組み
100%紙製ファイル
- 同行では、ファイルの閉じ具部分等を強度の厚紙に換えた100%紙製のファイルを利用している。これにより溶解処理、再資源化が可能となった。
チームマイナス6%
- チームマイナス6%運動に参加しており、夏場はクールビズを採用し、エアコンの設定温度を高めに設定するなど、地球温暖化対策への取組も行っている。
ネット支店
2015年(平成27年)2月16日にインターネット上の店舗(ネット支店)の「なごやめし支店」を開設した[4]。店舗名称にちなみ「手羽先支店長」や「ひつまぶし行員」「みそかつ行員」「天むす行員」といった名古屋めしにちなんだキャラクターも登場させている[4]。
脚注
- ^ “名古屋営業本部の設置について”. 中京銀行. (2013年5月15日) 2014年7月10日閲覧。
- ^ 「中京銀、名古屋市内の営業増員」 『日本経済新聞 電子版』2013年6月17日
- ^ 日経コンピュータ (2009年4月22日). “日立の勘定系共同利用サービス、中京銀行が採用決定”. ITpro 2014年7月10日閲覧。
- ^ a b "手羽先支店長・ひつまぶし行員 「なごやめし支店」開設 中京銀"中日新聞2014年12月9日付朝刊、地域経済10版15ページ