北海道限定品

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北海道限定品(ほっかいどうげんていひん)とは、北海道と北海道以外の地域(例えば日本全国)で商品販売している企業が、特に販売地域を北海道内に限定して販売する商品である。食品飲料や、たばこ等の商品にその例がある。

目次

概説編集

 
コアップガラナ

かつては国内の物流網が十分に整備されておらず、本州でヒットした商品が北海道で販売されるようになるまで時間を要していた。その間に、北海道に拠点を持つ企業が類似商品を発売し、逆にそちらがスタンダードとして定着してしまい、結果的に北海道限定となるケースが多かった(マルちゃん「やきそば弁当」、コアップガラナ等が代表例)。

近年は、物流網の整備により本州とのタイムラグは事実上消滅しているが、今度は本州との差異を強調する目的で最初から北海道限定として商品を開発する傾向が強い。さらに、水産資源や農産物が豊富であり、その豊富さを強調するために、それらの味覚を持たせた菓子などが発売されている。特に菓子、飲料類は、北海道内の企業が独自に開発した製品ばかりでなく、全国企業もわざわざ北海道限定の商品開発を行っている[1]

さらに、全国展開のある製菓業者では、北海道の商品は他地域の商品より10%程度砂糖の量を増やしているという。これは、寒冷地という特性などにより、甘いものを好む傾向があるからだといわれている。

北海道内では、近年札幌人口の集中が見られ、これは日本国内において首都圏に人口が集中している状況の縮図であると捉える人が多い。また、札幌は人口規模がちょうど手頃であることもあって、全国販売に先駆けてのアンテナショップが設置されることも多い(アンテナショップのみの発売で、全国展開しなかったものが数多くある)。

白い恋人は「北海道でしか買えない」という販売方法によってブランド力を高めたとも言われる[2]石屋製菓代表の石水勲は、必需品や一般商品でない嗜好品だからできた戦略だと分析している[3]

主な限定商品編集

清涼飲料水編集

コーヒー編集

酒類編集

煙草編集

2005年4/26から全国発売
北海道・沖縄限定販売

食品編集

  • やきそば弁当・やきそば塩弁当・やきそば醤油弁当(東洋水産・カップ焼きそば)
  • やきうどん弁当(東洋水産・カップ焼きうどん)
  • マルちゃんラーメンカップ 味噌味・塩味・醤油味(東洋水産・カップラーメン)
それらのラーメンの元になった「マルちゃんラーメンシリーズ(袋麺)」は、北海道・東北・静岡・信越(一部の味のみ)限定である。
上記のラーメンの味をグレードアップした、「屋台十八番」は、北海道・東北限定である。
宮城県・大分県近辺でも販売されているが、東京などでは北海道限定品として知られている。
  • S&Bスープカリー チキン風・ビーフ風(エスビー食品・レトルトカレー)
  • 本日のスープカレーのスープ(ベル食品・レトルトカレー)
  • カルビーポテトチップスこんぶしょうゆ(カルビー
  • カルビーポテトチップスバターしょうゆ(カルビー)
東北地方でも販売されている。
  • じゃがポックル(カルビー・スナック菓子)
  • ハウススープカリーの匠 クッキングタイプ(ハウス食品・カレーセット)
  • ハウススープカリーの匠 カップタイプ 濃厚辛口(ハウス食品・インスタントカレー)
  • 北のこぶたちゃんラーメン みそだべさ・しょうゆだべさ(エースコック・カップラーメン)
  • 大吉 焼豚しょうゆ・肉そぼろみそ・スープカレー(エースコック・カップラーメン)
  • めんみ(北海道キッコーマンめんつゆ

関連項目編集

脚注編集

 
セブンイレブン 北海道限定おむすび各種
  1. ^ セブン-イレブンでは、全国的に売り出している独自ブランド商品に改良を加え、北海道独特の食習慣に合わせたおにぎりや惣菜を数種リリースしている。このため東北地方以南でリリースされている「通常品」が「限定品」に置き換えられてしまい手に入らないケースがある。
  2. ^ 石屋製菓 財界さっぽろ
  3. ^ Interview・石水勲氏・石屋製菓(株)代表取締役社長/2004-10-04 北海道経済産業新聞