北町 (西東京市)

東京都西東京市の町名
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北町(きたまち)は、東京都西東京市の地名。現行行政地名は北町一丁目から北町六丁目。住居表示実施済み区域である。郵便番号は202-0003[3]

北町
天神社(北町六丁目)
天神社(北町六丁目)
北町の位置(多摩地域内)
北町
北町
北町の位置
北町の位置(東京都内)
北町
北町
北町 (東京都)
北町の位置(日本内)
北町
北町
北町 (日本)
北緯35度45分29.7秒 東経139度33分31.95秒 / 北緯35.758250度 東経139.5588750度 / 35.758250; 139.5588750
日本の旗 日本
都道府県 東京都
市町村 西東京市
地域 保谷地域
設置年月日 2001年1月21日
住居表示実施年月日 1968年11月1日
面積
 • 合計 0.67 km2
人口
2018年(平成30年)1月1日現在)[2]
 • 合計 5,461人
 • 密度 8,200人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
202-0003[3]
市外局番 042[4]
ナンバープレート 多摩

地理 編集

西東京市の北東部に位置する。町域は概ね平坦で、主に住宅地及び農地として利用される。
北は埼玉県新座市野寺、東は練馬区西大泉、南は下保谷、西は栄町に隣接する。新座市や練馬区との市区境、また、他の町域との境に広い道路や河川などが無い所が多い。特に新座市との市境(都県境)は特に境となるものが無い上に歪な形をしている所が多い。南から時計回りに北町一~六丁目が設置されている。

河川 編集

面積と人口 編集

丁目毎の面積 [1]、人口と世帯数[2]、および人口密度は以下の通りである。(2018年(平成30年)1月1日現在)

丁目 面積 人口 世帯数 人口密度 備考
北町一丁目 0.07km2 288 人 271 人 559 人 254 世帯 7,985.7 人/km2
北町二丁目 0.19km2 821 人 825 人 1,646 人 686 世帯 8,663.2 人/km2
北町三丁目 0.08km2 429 人 454 人 883 人 373 世帯 11,037.5 人/km2
北町四丁目 0.11km2 341 人 371 人 712 人 284 世帯 6,472.7 人/km2 東京電力武蔵野変電所がある。
北町五丁目 0.16km2 624 人 661 人 1,285 人 554 世帯 8,031.3 人/km2
北町六丁目 0.06km2 174 人 202 人 376 人 178 世帯 6,266.7 人/km2 新東京所沢線伏見通りの交差点(西東京北町6丁目)がある。
0.67km2 2,677 人 2,784 人 5,461 人 2,329 世帯 8,150.7 人/km2

小・中学校の学区 編集

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[5]

丁目 街区 小学校 中学校
北町一丁目 全域 西東京市立栄小学校 西東京市立青嵐中学校
北町二丁目 全域
北町三丁目 全域
北町四丁目 全域 西東京市立保谷第一小学校
北町五丁目 全域
北町六丁目 全域 西東京市立栄小学校

地価 編集

住宅地の地価は、2017年平成29年)7月1日公示地価によれば、北町5-11-22の地点で22万6000円/m2となっている[6]

歴史 編集

明治以前には、武蔵国新座郡下保谷村に属していた。旧保谷市地域である。下保谷村の初期の村域は白子川沿岸の当町域及び下保谷町域だったと考えられており、村の惣鎮守の三十番神社(現天神社)は当町域(北町六丁目)に、その別当寺の福泉寺も当町域からほど近い下保谷三丁目にある。

なお、旧保谷市では住居表示の際に多くの地名が失われており、当町域付近に存在した荒屋敷、宮ノ脇、上と言った名も町丁名としては全て消失している。現在では、道路の通称名(上通りなど)やはなバスの停留所名(北荒屋敷、北宮ノ脇、上後、上前)などとして僅かに残っているのみである。

地名の由来 編集

旧保谷市の北部に位置することより[7]。なお、町名の案として、「北上町」「神谷町」「芳谷町」「芳の台」が挙がっていた[8]

沿革 編集

  • 1968年(昭和43年)11月1日 保谷市が町名整理を実施。
    • 大字下保谷の小字北荒屋敷、北宮ノ脇(一部)、上後、上前(一部)、坊ヶ谷戸(一部)、東入(一部)をもって北町を設置する。
  • 2001年(平成13年)1月21日 保谷市と田無市が合併して西東京市発足。西東京市北町となる。

交通 編集

鉄道 編集

町域内に鉄道駅は所在しない。 町域から最寄駅は西武池袋線保谷駅(一丁目、二丁目の一部はひばりヶ丘駅)で、概ね徒歩10~20分程度である。

バス 編集

町域内を西東京市はなバス第1ルートが通る。また、新座市との市境の都道24号線新座市にいバス東ルートが通る。

道路 編集

2015年8月2日、町域のほぼ中央を南北に貫く形で多摩南北道路に位置づけられている調布保谷線(伏見通り)が、東西を貫く形で新東京所沢線が開通した(但し、調布保谷線は暫定2車線での、新東京所沢線は調布保谷線との交差点(西東京北町6丁目)までの供用)。

また、両道路開通に合わせて周辺地区の用途地域が変更となっており、今後は商業施設の進出など地域の様相が変化することが予想されている。

施設 編集

史跡 編集

関連項目 編集

参考文献 編集

  • 『角川日本地名大辞典 13.東京都』角川書店、1978年
  • 『新旧対照町名 - 東京市町名沿革史 -』明治文献、1974年
  • 赤木ぼく他『多摩の歴史1 』武蔵野郷土史刊行会/有峰書店 1976年
  • 保谷市図書館『ホウホウほうやこどもちいきしりょう』 2000年
  • 下田五郎『田無・保谷の歴史』2013年

脚注 編集

  1. ^ a b 平成22年 東京都区市町村町丁別報告”. 東京都 (2014年12月25日). 2018年1月22日閲覧。
  2. ^ a b 人口・世帯数”. 西東京市 (2018年1月10日). 2018年1月15日閲覧。
  3. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2018年1月15日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2018年1月15日閲覧。
  5. ^ 市立小・中学校通学区域”. 西東京市 (2017年9月7日). 2018年1月15日閲覧。
  6. ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
  7. ^ 角川日本地名大辞典 13.東京都 P1133
  8. ^ 保谷町広報第62号 1964年7月30日

外部リンク 編集