厚岸道立自然公園

北海道にある自然公園
厚岸道立自然公園
Akkeshi Prefectural Natural Park
Akkeshi Prefectural Natural Park.JPG
厚岸道立自然公園の標識
分類 自然公園
所在地
座標 北緯42度59分43秒 東経144度55分10秒 / 北緯42.99528度 東経144.91944度 / 42.99528; 144.91944座標: 北緯42度59分43秒 東経144度55分10秒 / 北緯42.99528度 東経144.91944度 / 42.99528; 144.91944
面積 21,523ヘクタール[1]
開園 1955年
運営者 北海道
事務所 釧路総合振興局保健環境部環境生活課
事務所所在地 北海道釧路市浦見2丁目2-54
備考 自動車・スノーモビルなどの乗入れ規制区域あり[2]
公式サイト 厚岸道立自然公園

厚岸道立自然公園(あっけしどうりつしぜんこうえん)は、北海道釧路郡釧路町厚岸郡厚岸町浜中町にある自然公園都道府県立自然公園)。国定公園化を目指している[3]

目次

概要編集

釧路町東部の太平洋沿岸から厚岸町を経て浜中町霧多布にかけての海岸段丘海食崖湖沼湿原などの変化に富んだ地形に恵まれている。釧路町昆布森から尻羽岬にかけての海岸一帯はトド岩、タコ岩などの奇岩を見ることができる。大黒島海鳥の繁殖地になっており、「大黒島海鳥繁殖地」として国の「天然記念物」、「鳥獣保護区」に指定されている[4][5]。また、厚岸湖・別寒辺牛湿原と霧多布湿原(藻散布沼・火散布沼を含む)が「ラムサール条約」登録湿地[6][7]、国の「鳥獣保護区」に指定されている[5]嶮暮帰島畑正憲クマウマを連れて約1年間移住した島である[8]

自然編集

公園区域の植生トドマツダケカンバミズナラシナノキなどの混交林[1]、海岸台地の草原にはヒオウギアヤメヤマブキショウマユキワリコザクラなどが群生している[1]霧多布湿原では初夏にエゾゼンテイカクシロハナシノブイソツツジなどの高山植物が開花する[1]。また、オオハクチョウをはじめとしたガンカモ類などの水鳥タンチョウオオワシオジロワシエトピリカなどの希少鳥類も分布している。中でもアイヌ語で「美しいクチバシ」という意味のエトピリカは日本国内では厚岸から根室にかけての沿岸部にしか生息していない貴重な鳥であり、大黒島は日本国内最大となるコシジロウミツバメの繁殖地になっている[1]。春から秋にかけて公園区域の湖沼や湿原に国の特別天然記念物であるタンチョウが生息している[1]。海鳥だけでなく、道東におけるゼニガタアザラシの繁殖地にもなっている。豊富な海産物もあり、森林湿原によって蓄えられた水が河川の安定的な流量を確保しているため、カキアサリコンブなどの名産地になっている。

景勝地編集

施設編集

  • 厚岸水鳥観察館[9] - 厚岸郡厚岸町サンヌシ66
  • 霧多布湿原センター[10] - 厚岸郡浜中町四番沢20

脚注編集

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  1. ^ a b c d e f 管理指針 2001, p. 1.
  2. ^ 厚岸道立自然公園乗入れ規制”. 北海道. 2017年2月12日閲覧。
  3. ^ 厚岸道立自然公園と周辺地域の国定公園化を考える”. 北海道. 2017年2月9日閲覧。
  4. ^ 大黒島海鳥繁殖地 - 文化遺産オンライン(文化庁
  5. ^ a b 国指定鳥獣保護区の位置図 (PDF)”. 環境省 (2016年). 2017年2月12日閲覧。
  6. ^ 厚岸湖・別寒辺牛湿原 (PDF)”. 環境省. 2017年2月9日閲覧。
  7. ^ 霧多布湿原 (PDF)”. 環境省. 2017年2月9日閲覧。
  8. ^ 畑正憲(ムツゴロウ)プロフィール”. ムツゴロウ動物王国. 2017年2月9日閲覧。
  9. ^ 厚岸水鳥観察館”. 2017年2月10日閲覧。
  10. ^ 霧多布湿原センター”. 2017年2月10日閲覧。

参考資料編集

関連項目編集

外部リンク編集