和田高明

日本の男性アニメーター、アニメ演出家

和田 高明(わだ たかあき、1964年1月22日 - )は、日本男性アニメーターキャラクターデザイナーアニメ演出家神奈川県出身。

わだ たかあき
和田 高明
プロフィール
生年月日 (1964-01-22) 1964年1月22日(60歳)
出身地 日本の旗 日本神奈川県
出身校 中央大学
職業 アニメーター
キャラクターデザイナー
アニメ演出家
ジャンル アニメーション
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略歴・人物 編集

高等学校卒業後、中央大学に入学。同大学のアニメーション研究会で自主アニメ制作に関わる。

卒業後はアートランドに所属し、『銀河英雄伝説』などの動画を担当[1]

その後、アートランドとの方針の違いからイージー・フイルムに移籍し、『おぼっちゃまくん』などを担当。この時に音地正行と知り合い、フィルムマジックに移籍する[1]

フィルムマジック時代に原画で参加していた『赤ずきんチャチャ』で演出の桜井弘明に同調する形で毎度の様に枚数制限をオーバーして会社の赤字計上に加担し続けてしまい、結果的に会社は倒産となる。それ以降はフリーランスとして活動している[1]

代表作の『カレイドスター』ではロゼッタの活躍する話数のコンテ・演出・作監を担当した。

原画として参加した代表的なものに『劇場版アキハバラ電脳組』のデパートのシーンや『アニメーション制作進行くろみちゃん』がある。特に後者は20カットで3000枚の枚数を使い、同じアニメに関わっていた大地丙太郎渡辺はじめに支払われるはずの制作費を使ってしまったという逸話がある[2]

参加作品 編集

テレビアニメ 編集

1989年
1991年
1992年
1994年
1995年
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2020年
2021年

劇場アニメ 編集

1988年
1998年
1999年
2001年
2002年
  • ギャグマンガ日和 ジャンプフェスタ2002版(作画)
2005年
2006年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2022年

OVA 編集

Webアニメ 編集

その他 編集

  • アドベンチャーゲームブック『フォボス内乱』(1991年、表紙イラスト)
  • 共学驚愕学園(1985年、作画監督・作画)[注釈 3]
  • ファイナルファンタジーVIII(1999年、2Dバトルモーションディレクター)

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 第96話まで
  2. ^ 第15話のみ
  3. ^ 在学時代の自主制作アニメ

出典 編集

  1. ^ a b c d e f g h WEBアニメスタイル_アニメの作画を語ろう animator interview 和田高明(1)”. WEBアニメスタイル. 2020年7月22日閲覧。
  2. ^ a b c d e f WEBアニメスタイル_アニメの作画を語ろう animator interview 和田高明(2)”. WEBアニメスタイル. 2020年7月22日閲覧。
  3. ^ またまたサバゲーアニメも放送開始! スペースダンディも帰ってきた!”. ASCII.jp (2014年7月3日). 2022年3月17日閲覧。
  4. ^ 『インフィニティ フォース』第6話の場面カット&あらすじ公開! 健(CV:関智一)と笑(CV:茅野愛衣)は、異世界に飛ばされて……”. アニメイトタイムズ (2017年11月8日). 2022年3月17日閲覧。
  5. ^ 「深夜!天才バカボン」ウナギイヌに愛情注ぐ育成ゲーム公開、新ビジュアルも”. コミックナタリー. ナターシャ (2018年6月7日). 2022年3月17日閲覧。
  6. ^ 『ゴールデンカムイ』第12話(最終回)のあらすじと先行場面カット解禁! 能登麻美子さん演じる新キャラ・インカ(ラ)マッが登場”. アニメイトタイムズ (2018年6月25日). 2022年3月17日閲覧。
  7. ^ アニメ『シャドバ』25話。世界を終焉から救うのは…?”. 電撃オンライン (2020年10月6日). 2022年3月17日閲覧。
  8. ^ アニメ『キングダム』20話。飛信隊、獅子奮迅の戦い!”. 電撃オンライン (2021年9月5日). 2022年3月17日閲覧。
  9. ^ 『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』エンドロール. YouTube、EMOTION Label Channel. バンダイナムコフィルムワークス. 31 December 2022. 2022年12月31日閲覧

関連項目 編集

外部リンク 編集