喜劇 駅前弁当

1961年の日本映画

喜劇 駅前弁当』(きげき えきまえべんとう)は、1961年12月24日東宝系で公開された日本映画。カラー。東宝スコープ東京映画作品。89分。

喜劇 駅前弁当
舞台の一つである浜松駅(2013年当時)
監督 久松静児
脚本 長瀬喜伴
製作 佐藤一郎金原文雄
出演者 森繁久彌
フランキー堺
伴淳三郎
音楽 広瀬健次郎
撮影 黒田徳三
編集 広瀬千鶴
製作会社 東京映画
配給 東宝
公開 日本の旗 1961年12月24日
上映時間 89分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
前作 喜劇 駅前団地
次作 喜劇 駅前温泉
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キャッチコピーは「色と欲のスシ詰弁当! 売るのも買うのも好き者ばかり!」。

概要 編集

駅前シリーズ』第3作。

本作は浜松駅前の弁当屋[1]が舞台となり、シリーズ3作目にして、早くも舞台が首都圏から離れた。なお同年には森繁久彌主演の『続・社長道中記』(監督:松林宗恵)も浜松市が地方ロケの場所となり、森繁は1年に2度浜松を訪れたこととなる。

助演は前作から引き続いて坂本九が同じ洗濯屋役で出演、そして喜劇界から花菱アチャコ(「アチャコ」名義)と柳家金語楼といった大物が出演、そして『社長シリーズ』でお馴染みの加東大介も出演している。更に新東宝映画セクシー路線の看板女優だった三原葉子が新東宝倒産に伴いフリーとなり、ストリッパー役で東宝系映画唯一の出演を果たしている。

スタッフ 編集

出演者 編集

ロケ地 編集

同時上映 編集

アワモリ君西へ行く

備考 編集

  • 劇中の当時のヒット曲で、スーダラ節が流れていた。
  • 劇中で日本での大きな台風(1961年の台風21号)のシーンがあるが、現実の1961年の台風21号は東南アジア方面を中心に発生していたので日本には影響がない[2]

脚注 編集

  1. ^ 駅弁販売も行っていて当時は駅で停車中に立売りの売り子を窓近くへ呼んで窓越しに購入する方法が主流であった
  2. ^ この年の日本での現実で大きな台風は、台風18号の第2室戸台風である

参考文献 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集