回路 (映画)
『回路』(かいろ)は、2001年の日本のホラー映画。キャッチコピーは「幽霊に会いたいですか?」。
回路 | |
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Pulse | |
監督 | 黒沢清 |
脚本 | 黒沢清 |
製作 |
小野清司 山本洋 高野力 萩原敏雄 |
製作総指揮 | 徳間康快 |
音楽 |
羽毛田丈史 和田亨 |
主題歌 |
Cocco 「羽根〜lay down my arms〜」 |
撮影 | 林淳一郎 |
編集 | 菊池純一 |
製作会社 |
大映 日本テレビ放送網 博報堂 IMAGICA |
配給 |
東宝 マグノリア・ピクチャーズ |
公開 |
2001年2月10日 2001年5月(CIFF) 2005年11月9日 |
上映時間 | 118分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 |
2.0億円 [1] $49,046 |
2001年に、カンヌ国際映画祭のある視点部門に出品され、国際映画批評家連盟賞を受賞。DVDは同年8月24日発売。
2006年にはアメリカ・リメイク版『パルス』が公開された。『パルス』は更に、アメリカで『2』『3』と続編も作られた[2]。
あらすじ
編集観葉植物販売会社「サニープラント販売」で同僚の田口が自殺してからというもの、工藤ミチの周辺では身近な人たちが次々と黒い影を残し姿を消していってしまった。
同じ頃、大学生の川島亮介は、ウラヌスというプロバイダでパソコンで噂で聞いていた「幽霊に会いたいですか」と問う奇妙なサイトにアクセスしてしまう。
次々と黒い影を残し消える人たち。不気味に変容しはじめる世界。亮介が思いを寄せていた唐沢春江も不可解な行動をとり始める。
赤いテープに囲われたアパートのドアを見つめて佇む作業員が何かをしてしまったことが始りのようだった。
親しいものたちが消えてゆき日常が崩壊していく中、ミチと亮介は出会い、共に逃避しようとするが寸前、亮介にも危険が及んでしまう。ミチはそれでも亮介を連れ、幽かな希望を目指して船出するのだった。
キャスト
編集スタッフ
編集脚注
編集関連事項
編集- カリスマ (映画) - 役所広司の役柄がリンクしている。