塩入駅

香川県仲多度郡まんのう町にある四国旅客鉄道の駅

塩入駅(しおいりえき)は、香川県仲多度郡まんのう町帆山にある四国旅客鉄道(JR四国)土讃線である。駅番号はD16

塩入駅
駅舎(2010年5月)
しおいり
Shioiri
D15 琴平 (6.4 km)
(3.9 km) 黒川 D17
地図
所在地 香川県仲多度郡まんのう町帆山
北緯34度9分21.72秒 東経133度50分59.91秒 / 北緯34.1560333度 東経133.8499750度 / 34.1560333; 133.8499750座標: 北緯34度9分21.72秒 東経133度50分59.91秒 / 北緯34.1560333度 東経133.8499750度 / 34.1560333; 133.8499750
駅番号 D16
所属事業者 四国旅客鉄道(JR四国)
所属路線 土讃線
キロ程 17.7 km(多度津起点)
電報略号 シイ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
50[1]人/日
-2019年-
開業年月日 1923年大正12年)5月21日
備考 無人駅
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「塩入」は同駅から約5Km山へ入った塩入集落に由来する駅名。 かつて、塩入集落を通るルートと猪鼻トンネルで池田へ抜けるコースが誘致合戦を行い、敗れた塩入集落に配慮して駅名に採用された。

歴史 編集

駅構造 編集

 
ホーム(2015年9月、跨線橋から)

相対式ホーム2面2線を持つ地上駅相対式ホーム2面2線で一線スルー。2つのホームは跨線橋で結ばれている。駅舎側1番線が上下副本線、2番線が上下本線琴平駅方制限速度120km/h、阿波池田駅方制限速度100km/h)。通過列車は上下線とも原則として2番線を通過するが、停車列車は両方向とも1番のりばを優先して使用する。トイレは2019年に廃止された。

駅舎は改装済みの木造で、中はがらんどうの待合室となっている。無人駅である。

1970年(昭和45年)に無人化され、以後しばらくの間は駅前の商店で近距離切符を扱う簡易委託駅となっていた。その後商店も閉店し、駅前は閑散としたものとなった。

のりば 編集

のりば 路線 方向 行先 備考
1 土讃線 下り 阿波池田大歩危高知方面  
上り 琴平多度津高松方面 通常はこのホーム
2 停車列車同士の行違い時のみ

利用状況 編集

1日平均の乗車人員は下記の通りである。

乗車人員推移
年度 1日平均人数
2008 49
2009 54
2010 47
2011 42
2012 40
2013 42
2014 35

駅周辺 編集

駅前には土讃線の塩入を通っての建設に貢献した益田穣三という人物の銅像がある。

隣の駅 編集

四国旅客鉄道(JR四国)
土讃線
普通
琴平駅 (D15) - 塩入駅 (D16) - 黒川駅 (D17)

脚注 編集

  1. ^ “[opendata-web.site 香川県 駅乗降客数]”. 2021年3月11日閲覧。
  2. ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、664頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 「通報 ●土讃本線及び中村線の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1970年9月26日、7面。
  4. ^ 「土讃線中村線10月から営業近代化」『交通新聞』交通協力会、1970年9月23日、1面。
  5. ^ 「日本国有鉄道公示第389号」『官報』、1970年9月26日。

関連項目 編集

外部リンク 編集