奥白滝信号場
かつて鉄道駅だった、北海道遠軽町に存在する北海道旅客鉄道の信号場
奥白滝信号場(おくしらたきしんごうじょう)は、北海道紋別郡遠軽町奥白滝にある北海道旅客鉄道(JR北海道)石北本線の信号場である。電報略号はオク。2001年までは駅であった。
奥白滝信号場 | |
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奥白滝信号場 上越方(2009年6月) | |
おくしらたき Oku-Shirataki | |
◄上越(信) (9.0 km) (8.3 km) 白滝 A45► | |
所在地 | 北海道紋別郡遠軽町奥白滝 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■石北本線 |
キロ程 | 73.9 km(新旭川起点) |
電報略号 | オク |
駅構造 | 地上 |
ホーム | 2線 |
開業年月日 | 1932年(昭和7年)10月1日 |
備考 | 駅として開業。2001年(平成13年)7月1日より信号場。 |
上川 から29.0km。 |

1977年の奥白滝駅と周囲約500m範囲。右が遠軽方面。木々の影で判り難いが、少しずれた相対式ホーム2面2線を有しており、かつては駅裏に原木が野積みされたストックヤードと貨物積卸線が敷かれていたが[1]、ヤードは植栽された木々ですっかり覆われ、積卸線の遠軽側が切られて保線用の引込み線になっている。現在はホームが全て撤去されている。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
歴史編集
- 1932年(昭和7年)10月1日:鉄道省石北線中越駅 - 白滝駅間延伸開業にともない設置[2]。一般駅。
- 1949年(昭和24年)6月1日:公共企業体である日本国有鉄道に移管。
- 1961年(昭和36年)4月1日:所属路線が石北本線に改称[2]。
- 1974年(昭和49年)10月1日:貨物扱い廃止。
- 1983年(昭和58年)1月10日:荷物扱い廃止。無人化。
- 1986年(昭和61年)11月1日:この日のダイヤ改正より、土曜の登校日以外は1日1往復の停車となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道に継承[2]。
- 1992年(平成4年)3月14日:この日のダイヤ改正より、土曜の登校日に行っていた白滝 - 遠軽間定期列車の当駅延長を廃止。すべての日で1日1往復の停車となる。
- 2001年(平成13年)7月1日:駅業務を廃止[3]、信号場として運用開始[2]。
構造編集
2線あり列車交換が可能。駅時代は相対式ホーム2面2線を有していた。上越方に側線が1本ある。
旧駅舎は保線要員の詰所として使用される。正面入口は板で塞がれている。
周辺編集
北見峠の白滝側の途中である。
- 国道333号
- 旭川紋別自動車道
- 奥白滝インターチェンジ
- 白滝パーキングエリア(道の駅しらたき)
- 奥白滝開拓記念碑