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宇津江四十八滝(うつえしじゅうはちたき)は、岐阜県高山市国府町宇津江にある渓谷。宮川(神通川)の支流・宇津江川にあり、その上流の渓谷にある一連の滝の総称である。

宇津江四十八滝
Utsueshijuhachitaki20110621平滝.jpg
平滝
位置 北緯36度11分48.72秒
東経137度9分23.52秒
座標: 北緯36度11分48.72秒 東経137度9分23.52秒
所在地 岐阜県高山市国府町宇津江
水系 宮川(神通川)水系宇津江川
Project.svg プロジェクト 山
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岐阜県の名勝[1]県立自然公園に指定されている。また1982年に「21世紀に残したい日本の自然100選」、1986年に「岐阜県の名水50選」、2004年に「飛騨・美濃紅葉三十三選」にそれぞれ選定されている。

その名称から、四十八筋の滝があると思われがちであるが、実際には主に十三筋の滝からなる。「四十八滝」と呼ばれる由縁は、後述の『よそ八伝説』からである。

目次

各滝の名称編集

この節には、JIS X 0213:2004 で規定されている文字(盌水滝の1文字目)が含まれています(詳細)。

下流から記述する。数字は高さ。

  • 魚返滝:6m
  • 朝霧滝:2.5m
  • 平滝:3m
  • 函滝:11.5m
  • 上段滝:10.1m
  • 梵音滝:5.7m
  • 王滝:18.8m
  • 銚子口滝:10.8m
  • 障泥滝:9.8m
  • 盌水滝:1.5m
  • 瑠璃滝:6m
  • 布晒滝:3m
  • 上平滝:2m

よそ八伝説編集

昔、この地に「よそ八」という若者と母親が暮らしていた。病気の母親のためによそ八はイワナを釣りに出かけた。なかなか釣れないため、宇津江の山奥の大蛇の住む大沼に来てしまった。ここで釣りをしていると、木の上から大蛇ににらみつけられてしまい、大蛇の妖気でよそ八は寝込んでしまった。

その夜、一人の旅の娘がよそ八の元に訪れ、数十日看病をする。看病によりよそ八は元気になるが、娘は「私は大沼の大蛇です。陸で千年、海で千年修業をし、空に昇る時がきましたが、あなたの親孝行を見て私の血で看病することを決心しました。しかし、そのために私の力は無くなってしまいました。もう空へは昇れません」と、姿を消してしまった。

よそ八はなんとか大蛇を空へ昇らせようと思い、旅の行者に相談する。行者は不動明王に断食願掛けを行った。21日間の祈祷の末、突然雷雨となり、大蛇は龍になり天に昇った。大沼の水はすっかりなくなり谷間の木々もなぎ倒され、そこには大小沢山の滝ができていたという。

後に諸国修行の途上にこの地に立ち寄った弘法大師はこの話を聞き、「その行者は不動明王の化身。よそ八は四十八、つまり仏法四十八願の意味であろう」と言い、このことから宇津江四十八滝と呼ばれるようになったという。

園内・周辺の主な施設編集

  • レストハウス・しぶき
  • 四十八滝キャンプ場
  • 四十八滝温泉・遊湯館
  • 山野草花園・花の森
  • あぶらむの里

交通アクセス編集

脚注編集

  1. ^ 宇津江四十八滝”. 岐阜県. 2015年11月7日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集