富山県立大学短期大学部
廃止された大学
富山県立大学短期大学部(とやまけんりつだいがくたんきだいがくぶ、英語: Toyama Prefectural University, College of TechnologyまたはCollege of Technology, Toyama Prefectural University)は、富山県射水市黒河5180に本部を置いていた日本の公立大学である。1962年に設置され、2012年に廃止された。
富山県立大学短期大学部 | |
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大学設置/創立 | 1962年 |
廃止 | 2012年 |
学校種別 | 公立 |
設置者 | 富山県 |
本部所在地 | 富山県射水市黒河5180 |
学部 | 環境システム工学科 |
研究科 | 環境システム工学専攻 |
概観
編集大学全体
編集- 富山県立大学短期大学部は、富山県射水市(旧射水郡小杉町)内にある日本の公立短期大学。1962年に富山県立大谷技術短期大学として設置された。最多で 6 学科を有していたが、富山県立大学の新設に伴い 2 学科体制になり、のち、環境システム工学科のみとなった。かつては男子学生が多いものとなっていたが、近年は女子学生の姿も目立っていた。学生募集は短期大学は2008年まで、専攻科は2010年まで。2009年に短期大学の学生募集を停止し、2011年に専攻科の学生募集を停止した。そして、2012年3月31日に正式に閉学した。
建学の精神(校訓・理念・学是)
編集- 富山県立大学短期大学部における建学の精神
- 富山県の発展をめざした県民の大学
- 未来を志向した大学
- 特色ある教育をめざした大学
教育および研究
編集- 富山県立大学短期大学部は環境システム工学科が設置されており、環境に関する調査・分析・処理・設計などを体系的に学ぶ内容のものとなっていた。
学風および特色
編集沿革
編集- 1962年 富山県立大谷技術短期大学(とやまけんりつおおたにぎじゅつたんきだいがく)として開学。
- 1963年 学科の新設が行なわれる。
- 1969年 専攻科機械専攻を設置。
- 1970年 農林土木科新設される[6]
- 同年、専攻科に応用数学専攻を設置。
- 1972年 富山県立技術短期大学と改称。
- 1980年 草農業科を農学科と改称。
- 1990年 富山県立大学短期大学部に改組。従来の学科も改組される。
- 機械科・応用数学科・農業機械科の募集を停止。
- 衛生工学科→環境工学科。
- 農学科→生物生産学科生物生産専攻。2003年、生物資源学科に改組後、2005年度をもって学生募集を終了。
- 農林土木科→生物生産学科農業土木専攻。2003年、環境システム工学科に改組。
- 2003年 環境工学科を環境システム工学科に改組。
- 2009年 短期大学の学生募集を停止。富山県立大学に完全一体化される。
- 2011年 専攻科の学生募集を停止。
- 2012年3月31日 正式に閉学。
基礎データ
編集所在地
編集- 本部キャンパス(富山県射水市黒河5180)
交通アクセス
編集教育および研究
編集組織
編集学科
編集- 環境システム工学科
過去にあった学科
編集- 生物資源学科:なお、前身である農業技術学科には以下の専攻課程があった。
- 生物生産専攻
- 農業土木専攻
富山県立技術短期大学における学科体制
編集- 機械科
- 応用数学科
- 農業機械科
- 衛生工学科
- 農学科
- 農林土木科
専攻科
編集- 生物資源専攻:募集は2006年度まで
- 環境システム工学専攻
富山県立技術短期大学にあった専攻課程
編集- 機械専攻
- 応用数学専攻
別科
編集- なし
取得資格について
編集- 測量士補が環境システム工学科にて取得できるようになっていた。
研究
編集- 立山の雪の調査
- 玄手川の推砂量の調査
- 『富山の水環境』と称した書籍を出版していた。
教育
編集- 特色ある大学教育支援プログラム
- 「フィールド実習をコアとした流域環境教育」の取組において2005年度に採択されていた。
学生生活
編集学園祭
編集- 富山県立大学短期大学部の学園祭は「ダ・ヴィンチ祭」と呼ばれ、大学と合同で行われていた。
スポーツ
編集大学関係者と組織
編集大学関係者一覧
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施設
編集キャンパス
編集- 短期大学部独自のキャンパスがあった。
寮
編集- 富山県立大学短期大学部の寮は…
対外関係
編集他大学との協定
編集系列校
編集社会との関わり
編集- 公開講座が行われていた。
- 小中高生向け講座が行われていた。
卒業後の進路について
編集就職について
編集- 全学科を含めると、ヤマサン食品工業・大和薬品工業・トヨタレンタリース名古屋・アルビスなど一般企業が多いものとなっていた。