廣井 脩(ひろい おさむ、1946年昭和21年〉9月7日 - 2006年平成18年〉4月15日)は、日本社会学者日本災害情報学会初代会長。従四位瑞宝中綬章[1]

人物

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群馬県沼田市出身。1996年(平成8年)静岡県立大学防災総合講座の開設メンバー。講師として防災指導者の育成に取り組み、5年間に250名の静岡県防災士を輩出する。この実績から2001年(平成13年)防災士制度検討委員会の委員長に就任。2002年(平成14年)日本防災士機構の設立と、2003年(平成15年)防災士制度の発足に貢献し、防災功労者賞を受賞している。

日本災害情報学会は、初代会長であった廣井を記念する事業として「廣井賞」を設け、2007年から災害情報分野で功績があった個人や団体を顕彰している[1]

都市工学者で東京大学大学院工学系研究科教授の廣井悠は長男。

来歴

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受賞歴

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経歴

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公職

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関連項目

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著書

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  • 1986年(昭和61年) - 「災害と日本人―巨大地震の社会心理―」時事通信社、274頁
  • 1987年(昭和62年) - 「災害報道と社会心理」中央経済社、250頁
  • 1988年(昭和63年) - 「うわさと誤報の社会心理」NHKブックス、220頁
  • 1991年(平成3年) - 「災害情報論」恒星社厚生閣、250頁
  • 1995年(平成7年) - 「新版 災害と日本人―巨大地震の社会心理―」時事通信社、291頁
  • 2000年(平成12年) - 「害-放送・ライフライン・医療の現場から-」放送文化基金、271頁
  • 2001年(平成13年) - 「流言とデマの社会学」文春新書、225頁

訳書

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  • 1979年(昭和54年) - 「言語の社会心理学:メッセージの社会的脈絡」E.A.カールスウェル、R.ロメトハイト(編)、池内一、広井脩(訳)、誠信書房、211頁
  • 1982年(昭和57年) - 「心理言語学:生成文法の立場から」J.A.フォーダー、T.G.ビーヴァー、M.F.ギャレット(著)、岡部慶三、広井脩、無藤隆(訳)、誠信書房、574頁
  • 1982年(昭和57年) - 「大地震:サンフランシスコの崩壊」ゴードン・トーマス、マックス・モーガン‐ウィッツ(著)、広井脩(監訳)、時事通信社、263頁
  • 1985年(昭和60年) - 「流言と社会」タモツ・シブタニ(著)、広井脩、橋本良明後藤将之(訳)、東京創元社、352頁

脚注

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  1. ^ a b 廣井賞”. 日本災害情報学会. 2014年7月22日閲覧。

外部リンク

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