彩海せら
宝塚歌劇団雪組に所属する男役スター
来歴
編集2014年、宝塚音楽学校入学。
2016年、音楽学校卒業後、宝塚歌劇団に102期生として入団[3][4]。入団時の成績は7番[3]。星組公演「こうもり/THE ENTERTAINER!」で初舞台[1]。その後、雪組に配属[3]。
2019年の「壬生義士伝」で新人公演初主演[5][2]。入団4年目、102期から初の新人公演主演者誕生となった[5]。
2022年1月26日付で月組へと組替え[6][7]。同年の「グレート・ギャツビー」で2度目の新人公演主演[注釈 1][8]。
人物
編集アイドルや女優を多数輩出しているOG主催の地元のスクールに小学1年から通い、素養を磨いてきた[5]。同郷で同期の天飛華音は同じスクールの出身である[10]。
主な舞台
編集初舞台
編集雪組時代
編集- 2016年6 - 8月、『ローマの休日』(中日劇場・赤坂ACTシアター・梅田芸術劇場)
- 2016年10 - 12月、『私立探偵ケイレブ・ハント』 - 新人公演:トレバー(本役:縣千)『Greatest HITS!』
- 2017年2月、『New Wave!-雪-』(バウホール)
- 2017年4 - 7月、『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)』 - 新人公演:倉造息子清七(本役:永久輝せあ)/粋がりの長次(本役:ゆめ真音)『Dramatic “S”!』
- 2017年8 - 9月、『CAPTAIN NEMO』(日本青年館・ドラマシティ) - ミーシャ
- 2017年11 - 2018年2月、『ひかりふる路(みち)〜革命家、マクシミリアン・ロベスピエール〜』 - 酔客、新人公演:フランソワ・アンリオ(本役:縣千)『SUPER VOYAGER!』
- 2018年3 - 4月、『誠の群像』 - 高田清作『SUPER VOYAGER!』(全国ツアー)
- 2018年6 - 9月、『凱旋門』 - 黒い影、新人公演:ハイメ・アルヴァレス(本役:朝美絢)『Gato Bonito!!』
- 2018年11 - 2019年2月、『ファントム』 - 幼いエリック、新人公演:フィリップ・ドゥ・シャンドン伯爵(本役:彩凪翔/朝美絢)
- 2019年3 - 4月、『PR×PRince』(バウホール) - ヴァルテリ
- 2019年5 - 9月、『壬生義士伝』 - 吉村嘉一郎、新人公演:吉村貫一郎(本役:望海風斗)『Music Revolution!』 新人公演初主演[5][2]
- 2019年10 - 11月、『はばたけ黄金の翼よ』 - ジーノ『Music Revolution!』(全国ツアー)
- 2020年1 - 2月、『ONCE UPON A TIME IN AMERICA(ワンス アポン ア タイム イン アメリカ)』(宝塚大劇場) - ドミニク、新人公演:ジミー(本役:彩凪翔)[2]
- 2020年2 - 3月、『ONCE UPON A TIME IN AMERICA(ワンス アポン ア タイム イン アメリカ)』(東京宝塚劇場) - ドミニク
- 2020年9 - 10月、『NOW! ZOOM ME!!』[2]
- 2021年1 - 4月、『fff-フォルティッシッシモ-』 - 青年ルートヴィヒ『シルクロード〜盗賊と宝石〜』
- 2021年6月、『ヴェネチアの紋章』 - エンリコ・バドエル『ル・ポァゾン 愛の媚薬-Again-』(全国ツアー)
- 2021年8 - 11月、『CITY HUNTER』 - 小林豊、新人公演:ミック・エンジェル(本役:朝美絢)『Fire Fever!』
- 2022年1月、『Sweet Little Rock 'n' Roll』(バウホール) - ロバート
月組時代
編集- 2022年5月、『ブエノスアイレスの風』(日本青年館・ドラマシティ) - マルセーロ
- 2022年7 - 8月、『グレート・ギャツビー』(宝塚大劇場) - エディ/ルディ[注釈 1]
- 2022年9 - 10月、『グレート・ギャツビー』(東京宝塚劇場) - エディ/ルディ、新人公演:ジェイ・ギャツビー(本役:月城かなと) 新人公演主演[8]
- 2022年11 - 12月、『ELPIDIO(エルピディイオ)』(KAAT神奈川芸術劇場・ドラマシティ) - セシリオ[8]
- 2023年2 - 4月、『応天の門』 - 紀長谷雄『Deep Sea-海神たちのカルナバル-』
- 2023年6月、『月の燈影(ほかげ)』(バウホール) - 次郎吉[11]
- 2023年8 - 11月、『フリューゲル-君がくれた翼-』 - ゲッツェ・バウアー『万華鏡百景色(ばんかきょうひゃくげしき)』[注釈 2][12]
- 2024年1 - 2月、『Golden Dead Schiele』(バウホール) - エゴン・シーレ バウ初主演[4][9]
- 2024年3 - 7月、『Eternal Voice 消え残る想い』 - マクシマス『Grande TAKARAZUKA 110!』
- 2024年8 - 9月、『BLUFF(ブラフ)』(プレイハウス・バウホール) - ロジャー
- 2024年11 - 2025年3月、『ゴールデン・リバティ』 - リッキー『PHOENIX RISING(フェニックス・ライジング)』
受賞歴
編集- 2022年、『阪急すみれ会パンジー賞』 - 新人賞[13]
- 2023年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2022年度新人賞[14]
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c 『宝塚おとめ 2024年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2024年、57頁。ISBN 978-4-86649-258-2。
- ^ a b c d e f g <華宝塚>陰ある役で、もっと勉強 彩海せら(雪組) 東京新聞。
- ^ a b c 『2016年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2017年、77頁。ISBN 978-4-86649-005-2。
- ^ a b c 宝塚歌劇月組・彩海せらがバウホール初主演作開幕 天才画家エゴン・シーレ役 スポーツ報知。
- ^ a b c d e 新人公演初主演、102期生で一番乗り/彩海せら 日刊スポーツ。
- ^ 宝塚歌劇月組スター・暁千星が5月に星組へ 彩海せら、咲城けいも組み替え発表 スポーツ報知。
- ^ 宝塚歌劇 月組スターの暁千星が星組に組替え 雪組スターの彩海せらは月組に スポニチAnnex。
- ^ a b c 宝塚歌劇 鳳月杏の多面的な魅力が溢れる主演作開幕 Lmaga.jp。
- ^ a b 宝塚 月組・彩海せら 堂々のバウ初主演 孤高の天才の苦悩描き出す デイリースポーツ。
- ^ 憧れます自然なオレ様 新人公演初主演/天飛華音 日刊スポーツ。
- ^ 宝塚月組178センチ長身スター礼華はる 江戸物「月の燈影」でバウ初主演作開幕「健康第一に」 日刊スポーツ。
- ^ 18日から公演再開の宝塚月組公演 13人の休演者を発表、うち10人が代役で対応 スポーツ報知。
- ^ 『2022年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2023年、75頁。ISBN 978-4-86649-224-7。
- ^ 『2023年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2024年、83頁。ISBN 978-4-86649-259-9。