戌
十二支のひとつで第11番目
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戌(いぬ、じゅつ)は、十二支のひとつ。通常十二支の中で第11番目に数えられる。
概要編集
伝承編集
『漢書』律暦志によると戌は「滅」(めつ:「ほろぶ」の意味)。草木が枯れる状態を表しているとされる。
後に覚え易くするために動物の犬が割り当てられた。
犬はお産が軽いとされることから、安産については、戌の日が吉日とされ、帯祝いなどにはこの日を選ぶ風習がある[4]。
相場格言に「辰巳天井、午尻下がり、未辛抱、申酉騒ぐ。戌は笑い、亥固まる、子は繁栄、丑はつまずき、寅千里を走り、卯は跳ねる」がある[5]。
戌を含む干支編集
関連項目編集
脚注編集
- ^ 余春台『窮通宝鑑』
- ^ 三木照山『四柱推命学の完全独習』
- ^ 稲田義行『十二支読本』
- ^ 『犬は安産の守り神』産泰神社
- ^ 金融市場NOW Financial Market Review vol.121 ニッセイアセットマネジメント、2020年1月13日閲覧。