日亜鋼業
日亜鋼業株式会社（にちあこうぎょう、英: NICHIA STEEL WORKS, LTD.）は、兵庫県尼崎市に本社を置く鉄鋼二次製品メーカー。日本製鉄のグループ企業である。
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 市場情報 | |
| 本社所在地 |
 日本〒660-0083 兵庫県尼崎市道意町6丁目74番地 |
| 本店所在地 |
〒660-0091 兵庫県尼崎市中浜町19番地 |
| 設立 | 1952年（昭和27年）6月 |
| 業種 | 鉄鋼 |
| 法人番号 | 7140001050536 |
| 事業内容 | 鉄線・鋼線・ボルトなど線材二次製品の製造・販売 |
| 代表者 | 代表取締役社長 大西利典 |
| 資本金 | 107億2006万円 |
| 発行済株式総数 | 5175万5478株 |
| 売上高 | 連結:309億円、単独:178億円 |
| 営業利益 | 連結:17億円、単独:16億円 |
| 純利益 | 連結:3億円、単独:3億円 |
| 純資産 | 連結:459億円、単独:388億円 |
| 総資産 | 連結:645億円、単独:471億円 |
| 従業員数 | 単独:304人 |
| 決算期 | 3月31日 |
| 主要株主 |
日本製鉄 24.12% 日亜興産 7.39% 日亜鋼業取引先持株会 5.16% 池田泉州銀行 4.22% （2020年3月31日現在） |
| 外部リンク | http://www.nichiasteel.co.jp/ |
| 特記事項：各種経営指標は2020年3月期 | |
概要 編集
鉄鋼二次製品のうち、線材と呼ばれる鋼材を加工した線材二次製品のメーカーである。軟鋼線材を加工した鉄線や亜鉛めっき鉄線、硬鋼線材を加工した自動車産業向けの硬鋼線・ピアノ線、鉄骨構造物の接合に用いられるボルト（高力ボルト）、三次製品の撚り線・フェンスなどを製造する。
本社事務所は兵庫県尼崎市道意町6丁目にあるが、登記上の本店は運河の対岸にある本社工場の所在地（尼崎市中浜町）である。本社工場の他にも、茨城工場（茨城県北茨城市）・大阪工場（大阪市東成区）の2か所の工場を持つ。支店が東京都中央区、営業所が日本国内6都市にあり、中国の北京市にも駐在所を置く。
東京証券取引所第一部（東証一部）に株式を上場する。筆頭株主は大手鉄鋼メーカーの日本製鉄で約23%の株式を保有し、日亜鋼業を持分法適用会社としている。一方傘下には、鋼線・ケーブルメーカーのジェイ-ワイテックスなどがある。
沿革 編集
- 1952年6月 - 日亜製鋼（後の日鉄日新製鋼）の二次製品工場が独立し、日亜鋼業株式会社設立。
- 1961年4月 - 日本製鉄の前身・八幡製鐵が資本参加。
- 1961年10月 - 大阪証券取引所第二部（大証二部）に株式を上場。
- 1986年2月 - 東証二部に株式上場。
- 1987年9月 - 東京一部・大証一部に指定替え。
- 1991年5月 - 室蘭工場新設。
- 1995年4月 - 茨城工場新設。
- 2001年3月 - 滋賀ボルトを連結子会社化。
- 2001年11月 - 興国鋼線索（現・ジェイ-ワイテックス）を連結子会社化。
- 2009年9月17日 - 大証一部での上場を廃止。
- 2011年10月 - 室蘭工場閉鎖。