横田 睦(よこた むつみ、1965年昭和40年) - )は東京都出身の墓地納骨堂火葬場などの葬務事業関連施設に関する研究者(博士(工学))。 公益社団法人全日本墓園協会専務理事主管研究員特定非営利活動法人 日本環境斎苑協会 常任理事。通称「お墓博士」[1][2]

略歴

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1965年、東京都生まれ。大学建築学科時代より墓地の研究を進め、地方公共団体の墓地管理委員会等に参画。1995年に『墳墓取得希望世帯の特性を考慮した墓地計画に関する研究』で東京工業大学より博士(工学)を授与される。近年では墓地納骨堂のみならず、火葬場斎場など、広く葬務事業にかかわる施設などの研究も行っている[3][4]

役員

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表彰歴

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研究手法

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墓地等をはじめとする葬務に関連する施設の研究では、横田の研究以前においては、主に民俗学社会学的なフィールドからの考察が一般的であった。しかし、横田は墓地等を(公共事業として捉え、その計画に寄与することを目的とし、あるいは計画の妥当性の検証といった点にも視座を置いている。 また、「葬儀場火葬場などと、墓地納骨堂などは『葬儀葬務事業)』という一連の儀礼行為が行われる施設である」という、有機的繋がりを見出し、相互の関係性に着目した包括的アプローチを試みている。

共同研究

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厚生労働省所管

主な著作物

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  • 『お骨のゆくえ - 火葬大国ニッポンの技術』(平凡社新書 ‐ 2000年)ISBN:978-4582850512[10]
  • 『お墓博士のお墓と葬儀のお金の話』(光文社新書 ‐ 2003年)ISBN:978-4334031909[11]
  • 『問題解決! 実例に学ぶ墓園の計画・運営等の法律実務』(ぎょうせい ‐ 2007年)ISBN:978-4324083024[12]
  • 『 Q&A 墓地・火葬場の管理と運営 - 実務事例に学ぶ - 』(三協法規出版 ‐ 2012年)ISBN:978-4882602354[13]
  • 『[葬儀][火葬場(炉)][墳墓]市場規模・需要量マーケティングデータ集』(綜合ユニコム ‐ 2019年)[14]

博士論文

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  • 『墳墓取得希望世帯の特性を考慮した墓地の供給に関する研究』(博士(工学)-東京工業大学)NDLデジタル

編著

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共著

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論文

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連載

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各委員会への参画等

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委 員 会 実 績 等
国・地方公共団体等主催
1990年代
  • 大阪府堺市墓地問題調査会」(1991年)
  • 川崎市営霊園に関する調査検討委員会」(1991年)
  • 大宮市営霊園納骨堂基本設計検討委員会」(1998年)
  • 千葉市新形態墓地検討会」(1999年)
2000年代
  • 相摸原市営‐峰山霊園、柴胡が原霊園 指定管理者選考委貢会・第三者委員会」(2005年 - 2015年)
  • 横浜市グリーンメモリアル指定管理者選考会・第三者委員会」(2005年 ‐ 2015年)
  • 浦安市墓地公園運営審議会」(2006年)
  • 「都市開発における墓地の移転・整備に関する勉強会」(国土交通省 ‐ 2007年)[17]
  • 東京都墓地行政検討委員会」(2008年)[18]
  • 横浜市墓地問題研究会」(2009年 ‐ 2010年)[19]
2010年代
  • 相模原市市営墓地に関するあり方検討会」(副委員長・2011年 - 2013年)[20]
  • 横須賀市公園墓地指定管理者選考委員会」(2013年 - 2014年)
  • 川崎市環境審議会・緑と公園部会」(2013 ‐ 2014年)
  • さいたま市墓地行政のあり方研究会」(2014年 - 2015年)[21]
  • 宇治市天ケ瀬墓地公園のあり方検討委員会」(2016年 - 2017年)[22]
  • 「(湘南)二宮町-墓地等の経営許可権限移譲可能性検討会委員」(2016年 - 2018年)
  • 船橋市墓地等基本方針検討委員会」(副委員長・2017年 - 2018年)[23]
2020年代
  • 姫路市墓地、埋葬等に関する条例等検討懇話会」(2021年 - 2022年)[24]
  • 国土交通省関東地方整備局 令和3年度所有者不明土地法等に関する連続実務セミナー」(2021 - 2022年)
  • 神戸市立墓園のあり方を検討する有機者会議」(2022 - 2023年)[25]
公益法人・業界団体等主催
2000年代
  • 「『葬祭・火葬船』構想調査委員会」(日本財団 ‐ 2008年)[26]
  • 「これからの公営墓地とお墓のあり方に関する調査・研究」(副委員長・答申起草責任者 日本石材産業協会 ‐ 2008年)
2010年代
2020年代

外部リンク

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脚注

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  1. ^ a b http://www.zenbokyo.or.jp/20220601yakuin-kousei.html
  2. ^ a b http://www.j-sec.jp/kyokai_about.html
  3. ^ https://www.titech.ac.jp/event/2022/065411
  4. ^ https://admissions.titech.ac.jp/public-relations/society/pioneer/pioneer18
  5. ^ http://www.zenbokyo.or.jp/H25tokubetukenkyu-houkokusho.html
  6. ^ http://www.zenbokyo.or.jp/h26kenkyu-houkokusho.html
  7. ^ http://www.zenbokyo.or.jp/h28kenkyu-houkokusho.html
  8. ^ http://www.zenbokyo.or.jp/20210413-j-sec-houkokusho.pdf
  9. ^ https://mhlw-grants.niph.go.jp/project/159849
  10. ^ https://www.heibonsha.co.jp/book/b162998.html
  11. ^ https://ci.nii.ac.jp/ncid/BA61573026
  12. ^ https://ci.nii.ac.jp/ncid/BA84863830
  13. ^ https://bookmeter.com/books/5169165?review_filter=netabare
  14. ^ https://www.sogo-unicom.co.jp/data/book/1420190501/index.html
  15. ^ https://shop.gyosei.jp/products/detail/9271
  16. ^ https://www.sn-hoki.co.jp/shop/item/0568
  17. ^ https://www.mlit.go.jp/crd/city/sigaiti/materials/images/botiiten.pdf
  18. ^ https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000011163124-00
  19. ^ https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/sumai-kurashi/saijo/bochi-seibi/bochimondai-kenkyu.html
  20. ^ https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kurashi/1008624/1008634.html
  21. ^ https://www.city.saitama.jp/007/008/003/p046024.html
  22. ^ https://www.city.uji.kyoto.jp/uploaded/attachment/6564.pdf
  23. ^ https://www.city.funabashi.lg.jp/shisei/jouhoukoukai/004/02/152/p054895.html
  24. ^ https://www.city.himeji.lg.jp/bousai/0000018577.html
  25. ^ https://www.city.kobe.lg.jp/a60186/569774509958.html
  26. ^ https://blog.canpan.info/koho/archive/369
  27. ^ http://www.zenbokyo.or.jp/index8.html