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池田 香代子(いけだ かよこ、1948年12月21日 - )は日本のドイツ語翻訳家、社会運動家。

目次

経歴編集

東京都杉並区生まれ[1]、東京都杉並区在住[2]東京都立西高等学校卒業後、東京都立大学人文学部ドイツ文学科にて種村季弘に師事し、1971年に卒業。その後は夫の池田信雄とともに三人の息子を連れて西ドイツに留学。帰国後は文学活動に入る。

グリム童話翻訳をライフワークとしながら、トルコ人ドイツ語作家アキフ・ピリンチの『猫たちの森』の翻訳により第1回日独翻訳賞を受賞。1995年に、ヨースタイン・ゴルデル著『ソフィーの世界』ドイツ語版からの重訳をNHK出版より発表。「ベルリン・天使の詩」などの、ドイツ映画字幕も担当している。

翻訳の仕事の他、東京女子大学中央大学NHKラジオ第2放送外国語講座の講師を務めた。

発言や活動編集

原発関連編集

  • 2014年東京都知事選挙において、候補である宇都宮健児の応援演説に駆けつけ、「脱原発以外は白紙委任という『シングル・イシュー』は怖い。具体的な政策を知っている人に任せたい」と述べたという[8]
  • 池田は福島第一原発事故の後はエートスに賛同する立場で、被災地に対する風評被害を払拭し被災地の復興と被災者の早期帰還のために市民活動を精力的に行うとしており、広河隆一が編集長をしているDAYS JAPANの賛同人である[9]
  • 池田は2013年7月に実施された参院選の直前に東京選挙区から出馬していた山本太郎に対して「デマッター」と発言し、参院選の際に山本太郎に投票しないよう訴えた[10]

著作編集

単著
  • 『哲学のしずく』 河出書房新社 1997
  • 『魔女が語るグリム童話 正続』 洋泉社 1998 のち宝島社文庫
  • 『子どもにはまだ早いグリム童話 淫らでアブナいメルヒェンの毒』 光文社〈カッパ・ブックス〉 1999
  • 世界がもし100人の村だったら』(再話)C・ダグラス・ラミス対訳 マガジンハウス 2001
  • 『花ものがたり』 毎日新聞社 2002
  • 『世界がもし100人の村だったら 2』 マガジンハウス 2002
  • 『世界がもし100人の村だったら 3(たべもの編)』 マガジンハウス 2004
  • 『世界がもし100人の村だったら 4(子ども編)』 マガジンハウス 2006
  • 『世界がもし100人の村だったら 完結編』 マガジンハウス 2008
共著
論文

翻訳編集

ノンフィクション編集

  • 『写真と芸術 接触・影響・成果』オットー・シュテルツァー、福井信雄 (共訳)、フィルムアート社、1974
  • パブロ・カザルス鳥の歌』ジュリアン・ロイド・ウェッバー (編)、筑摩書房、1989。のち文庫
  • ユーゲントシュティール絵画史 ヨーロッパのアール・ヌーヴォー』ハンス・H・ホーフシュテッター、種村季弘 (共訳)、河出書房新社 1990
  • 『伝記モーツァルト その奇跡の生涯』ブリギッテ・ハーマン、偕成社 1991
  • 『空飛ぶベラ マルク・シャガールとの出会い』ベラ・シャガール 、柏書房 1994
  • 『やさしいことばで日本国憲法 for peace-loving people』新訳条文+英文憲法+憲法全文、マガジンハウス 2002
  • 『すべての子どもたちのために 子どもの権利条約』キャロライン・キャッスル、ほるぷ出版 2003

フィクション編集

  • 『こうのとりになったカリフ』 ウィルヘルム=ハウフほか、講談社〈世界のメルヘン11 ドイツ童話 〉1981
  • 『アルプスの少女』 スピリ、小学館 1982
  • 『おしろレストラン』クルト・バウマン、文化出版局 1982
  • 『ばらになった王子』クレメンス・ブレンターノ、富山房 1983
  • 『くるみ割り人形』ホフマン、小学館 1983
  • 『ライン河と粉ひき ラートラウフの物語』ブレンターノ、国書刊行会 〈ドイツ・ロマン派全集 第4巻〉1984
  • 『グリム童話集』1-4、講談社青い鳥文庫、1985
  • 『左ききの女』ペーター・ハントケ、同学社 1990
  • 『少年の魔法の角笛』(抄) アルニム、ブレンターノ、矢川澄子(共訳)、国書刊行会 〈ドイツ・ロマン派全集 第14巻〉1990
  • 『ハンガリー綺譚・カスペルとアンネル』ブレンターノ、国書刊行会〈ドイツ・ロマン派全集 第14巻〉1990
  • ステファン=ボルフ、偕成社〈こちらB組探偵団〉1990–1991
    • 『2ペンス切手のゆくえ』1990
    • 『虎よ、にげろ』1990
    • 『ようこそ、幽霊くん』1991
  • 『ヴァレンカのちいさな家』ベルナデッテ・ワッツ、ほるぷ出版 1992
  • 『雨のぼうやフロリーノ』バルバラ・ハウプト、ほるぷ出版 1992
  • 『悪魔のほくろ』 ロルフ・ヴィルヘルム・ブレードニヒ (編)、真田健司 (共訳)、白水社〈ヨーロッパの現代伝説〉1992。のちUブックス
  • 『ジャンボジェットのネズミ』ブレードニヒ (編)、鈴木仁子 (共訳)、白水社〈ヨーロッパの現代伝説〉 1993
  • 『一つよけいなおとぎ話 グリム神話の解体』ジョン・M・エリス、薩摩竜郎 (共訳)、新曜社 1993
  • 『大人のためのグリム童話』ヤーノシュ、宝島社 1994。のち文庫
  • 『ダンスのすきな悪魔』ヴァツラフ・ポコルニー、宝島社 1994
  • 『猫たちの聖夜』アキフ・ピリンチ、早川書房 1994。のち文庫
  • 『まるさんかくしかく かたちあそびのほん』クヴィエタ・パツォウスカー、ほるぷ出版 1995
  • 『ともだち』ヘルメ・ハイネ、ほるぷ出版 1996
  • ヨースタイン・ゴルデル、日本放送出版協会 1996–2005
  • 『猫たちの森』アキフ・ピリンチ、早川書房 1996
  • 『みんなぼくのもの!』ネーレ・モースト、西村書店 1998
  • 『こわがりトミー』クラウス・バウムガート、西村書店 1998
  • 『こうもりくん』ゲルダ・ヴァーゲナー、徳間書店 1998
  • 『盗賊の森の一夜 メルヒェン集』ヴィルヘルム・ハウフ、岩波文庫 1998
  • 『ローラのクリスマス』クラウス・バウムガート、西村書店 1998
  • 『三文オペラに恋して』エレーヌ・ファインスタイン、晶文社 1998
  • 『あなたが知らなかったギリシア神話』ミヒャエル・ケールマイアー、河出書房新社 1999
  • 『動物会議』エーリヒ・ケストナー、岩波書店 1999
  • 『夢奇譚』アルトゥル・シュニッツラー、文春文庫 1999
  • 『少年の魔法のつのぶえ ドイツのわらべうた』ブレンターノ、アルニム、矢川澄子共訳、岩波少年文庫 2000
  • 『グリム童話 1-5』講談社〈完訳クラシック〉2000。のち文芸文庫
  • 『子どもの心をいやす魔法のメルヘン』アンゲリーネ・バウアー、鈴木仁子共訳、主婦の友社 2001
  • 『夜と霧』ヴィクトール・E・フランクル、みすず書房 2002
  • 『白鳥の湖』ピョートル・チャイコフスキーリスベート・ツヴェルガー再話、ノルドズッド・ジャパン 2003
  • 『カーリンヒェンのおうちはどこ?』アンネゲルト・フックスフーバー、一声社 2004
  • 『くるみ割り人形』 E・T・A・ホフマン BL出版 2005

文庫版編集

エーリヒ・ケストナー、岩波少年文庫

推理小説編集

  • 宇宙英雄ペリー・ローダン・シリーズ〉ハヤカワ文庫
    • 『ケンタウルスの襲撃』ハンス・クナイフェル、H・G・エーヴェルス、1995
    • 『聖なる島への旅路』クラーク・ダールトン、ウィリアム・フォルツ、1995
    • 『タイタン遠征隊』エーヴェルス、1996
    • 『囚われの〈マルコ・ポーロ〉』 クナイフェル、1997
    • 『大家臣の目覚め』フォルツ、クナイフェル、1998
    • 『真正ガンヨの座』フォルツ、クナイフェル、1998
    • 『特務隊長グッキー』クラーク・ダールトン、H・G・エーヴェルス、1998
    • 『黄色い偽神の船』ダールトン、クナイフェル、1999
    • 『光の泡の囚人」フォルツ、エーヴェルス、1999
    • 『銀河間集結ポイント』ダールトン、クナイフェル、1999
    • 『重星系モリル=モリマ』クナイフェル、ダールトン、1999
    • 『ヴァスカロの撤退』エーヴェルス、ダールトン、1999
    • 『傭兵の星』フォルツ、エーヴェルス、2000
    • 『パニック・フィールド突破!』ダールトン、エーヴェルス、2001
    • 『テラナーとサイノス』クナイフェル、エーヴェルス、天沼春樹 (共訳)、2001
    • 『黒い悪魔』フォルツ、2001
    • 『惑星コクーンの免疫者』ダールトン、エルンスト・ヴルチェク、2001
    • 『〈マルコ・ポーロ〉強行出撃!』ヴルチェク、フォルツ、2001
    • 『偽装作戦発動!』フォルツ、ヴルチェク、2001
    • 『テラの剣闘士』クナイフェル、ダールトン、2002

脚注編集

外部リンク編集